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孤高の人
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孤高の人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全123件 21~40 2/7ページ
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自分自身まだ登山初心者ですがいくつかの山を登ってきました。 同名の漫画は少しだけ読んだことがあったので、小説も興味を持ち読んでみました。 読む前は登山中の描写がメインだと思っていましたが、同等といっていいほど人間描写が多く、山にかける情熱と人間関係の苦悩、葛藤、喜びが上手く交差していく展開に引き込まれました。 たびたび常識を逸脱した加藤氏の行動に、さすがにこれはないわと思うこともしばしばでしたが、結婚後の加藤氏の心理的変貌から、人間味のある加藤氏をだんだん好きになれました。 故に結婚後から最後の登山のシーンは、他レビューでも書かれている通りとても心理的に辛いです。 しかしこの辛さは何かに似ているような。そう、頂上を目前にして四苦八苦登っている時の、登山中感じるものでした。辛いなら引き返せばいいのに、ラストも大まかなあらすじが最初に書いてあるので辛くなるのは目に見えているのに、それでも読み進めるのは、そこに頂上があるから。もうその景色を見る前に引き返したくないのです。 読み終えて、やはり最後まで読んでよかったと思いました。そしてこれからどの山を登ろうと考える事ができる自分はとても幸福であると感じました。 しかしながら、加藤氏のように極寒の冬山を登りたいとは思えませんでした。あるいはこの小説がそうさせたのかもしれません。山はやはり素晴らしいものですが、自分の命を失ってまで、愛する人を悲しませてまで登りたくはない、それが今の自分の結論です。やはり命あっての登山が第一であると、反面教師的な見方をするのも個人的にはありかなと思いました。 | ||||
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先へ先へと読み進めたいと思った作品でした。 | ||||
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自分の登山スタイルにこだわっていたのに、最後は他人に揺られて・・・ 生き方をどうするか示されますね! | ||||
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学生時代から数えて数十年ぶりに読み返した。その時は山の事など何も知らなかった。登りたいという気も皆無だった。ただ、この「孤高の人」というタイトルにあこがれた。十数年前から、山行をはじめ、気が付くとこの本に出てきている山域、六甲山、槍ヶ岳、穂高、富士山、立山、八ヶ岳を初心者として経験しているが自分がいる(北鎌尾根など到底無理だが)。聖職の碑の終わりもそうであるが、この本も最後に近づくと苦しくてなかなか進めなかった。そして、涙の中、最後のシーンとなった。 自分は山とどう向かい合っているのか。自分にとって山行とは何なのか。自分のようなレベルのものでも、少しはちゃんと考えなければならないと思う。 | ||||
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初めてです、終盤これ以上読みたくない辛すぎるって思った事。 実話を元に書かれていると言うのと、朝方に読んでた事も有り読み終わった後のその日一日がとても辛かった。 そうさせる力の有る素晴らしい文章、展開でyappari新田次郎先生最高です。 | ||||
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複数購入したので 最近 読み始めました はじめなかなか歩き出さないので読むのも進まなかったですが 山に歩き始めてからはおもしろく進んでます 今 初八ケ岳より2年目の冬です 主人公の性格はあまり好きではなく 孤高ではなく口下手からのはぐれ者(自分と似てる気もします)の変わり者部が鼻につきますが これから 孤高 になってゆく ? が楽しみです ? ※ 実在の人物がモデルでそちらの話も購入済なので ユックリ 読みたいと思います ネット等であまり検索(ネタバレ)しないようにしたいです | ||||
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山を一切知りませんが、感動で胸を打たれました。 正直に、夢中に、真摯に、後悔しないように生きることについて考えさせられます。 | ||||
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加藤文太郎という人に、グイグイ引き込まれてしまった。同時に、今まで加藤文太郎を知らずに生きてきたことが悔やまれる。そのストイックさは類い稀で、しかし性格はもどかしい。 | ||||
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分かってはいたけれど、結末は泣けた。これほどの人が、ヒマラヤに行かず終わってしまった。自分のことの如く悔しい。槍ヶ岳を望むたびに加藤文太郎を思い出すだろう。ご冥福をお祈りします。 | ||||
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課長からの縁談を断ったことがきっかけとなり、加藤文太郎は花子と結婚する。花子はまだ20歳。 文太郎を慕う登山家の宮村は、文太郎を好きな園子に惚れる。3人で登山することになったが、文太郎は都合が悪くなり、宮村と園子だけで登山する。このとき園子の誘惑で二人は関係ができてしまう。園子にとっては遊びのようなものだが、宮村はすっかり園子にのぼせ上がる。園子は宮村をかわいいと思うが、宮村が本気になったのでうっとうしい。 かつて、加藤の同僚で、社会主義者として逃亡していた金川は妻子を捨ててぐれている。園子は金川の情婦となり、二人は満州へいってしまう。 加藤はなぜ山にいくのか。人間は困難な立場に追い込まれれば追い込まれるほど生長する。その困難な場を山に求めているのではないか。 結婚してみると、加藤は花子がかわいい。無愛想な加藤が快活になり、同僚は加藤の変化に驚く。野宿もしなくなったし、山からも足が遠のく。娘も生まれる。 そんなとき、宮村は気持ちの整理がついたのか、最後の登山をするという。北鎌尾根登山をいっしょにやりたいと加藤を誘う。加藤は宮村が自殺的な登山をするのではないかと危惧する。加藤は単独行専門でもあり、冬の北鎌尾根は危険でもある。迷いに迷うが、加藤は同行を承知する。花子は、宮村に不吉なものを感じる。 | ||||
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私が山に没頭するきっかけになった本です。 私も槍が好きで何回も行きました。 また槍を目指します。 | ||||
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なつかしさで改めて読んでみました。 この本が私を山に没頭させるきっかけになりました。新田次郎の本を読み漁りました。山にも登り詰めて、山の無い生活が考えられなくて、今に至ります。 | ||||
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すべてが良かった。下巻も読みたくなったことは自身にとって驚くべきこと | ||||
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社会と山の愛好家との軋轢、個性的な登山家と社会通念とのギャップ。 | ||||
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下の投稿もしましたが、新田次郎さんという方は、頭の良い素晴らしい方と感じました。 | ||||
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新田次郎さんの本は、難しいけれど読みがいがあります、1度だけでなく何度も読み直してます | ||||
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最近山に登る機会が増えた。何故だかわからないが問われればそこに山があるからとしか答えようがない。孤高の人は一昔前に書かれたものだが古臭さを感じさせず、益々山が好きになる本だ。登山と設計技師の両立の中で様々なドラマがあり読んでいて飽きさせない。山が好きな方でまだ読んだことがない方は 読むべきだ。 | ||||
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山に魅了された主人公の生き様が、大変感動しました。今後の山行に役立つ本でした。 | ||||
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読んで読んで読んで、ボロボロになるまで読んで、そしてまた購入 なぜ単独で旅に、山に登るのか、理由は分からないが、幼少期に読んだこの本の影響もあるのかも知れない。 内容を少し書いてしまうが、下山も出来ない吹雪の中、自分の勤める造船所のエンジンピストンを考えるシーン等は読むものを惹きつける 遭難では無く、この状態を楽しむ、考える時間に当てる、この考えは素晴らしい。 非常時ほど焦らない。焦らない為には普段どうしたら良いであろうか? なお、本書はほぼ「フィクション」です。本書の加藤文太郎氏の単独行はキンドルで無料なので あわせて是非お勧め致します。最後のパートナである宮村健氏の本当の姿が見えてきます。 | ||||
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作品の知名度を嫌って長い間読まずにいた自分を悔いた。自分に正直に生きることになんの疑問も抱かずに真っ直ぐに生きた人。 | ||||
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