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ブレイズメス1990
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ブレイズメス1990の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 1~20 1/2ページ
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人間ドラマがリアリティを伴って描かれている。 いろんな思惑があり、それぞれが死力を尽くしている。 だからこそ分裂もし争う。 富裕層に特化した医療ケアを軸に据えるスリジエセンターへのおもいをはせる天城と、患者全体を考える高階。 どちらの想いが間違っているとかではなく、どちらも必死に医療の将来を考えていることに共感できる。 | ||||
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他は読んだんですが、本屋になくてやっと買って読めました。スッキリしました 7 | ||||
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ドラマをきっかけに11年ぶりに読みました。以前読んだとき時とは違った印象です。筆者の海堂尊氏は「 チームバチスタ」でオートプシー・イメージング(Ai)という考え方を拡げたかったのは有名な話ですが、この作品で最も言いたかったのは5章の会議のシーンだと思います。刊行された2010年の時点で、1990年の医療を振り返っているのですが、大学病院の硬直化や医療制度の問題が指摘されています。やっと最近消化器外科学会が「若手が来なくて困ってます」宣言していますが、14年たって焼け野原になってから問題提起をしているようで、まさにこの作品のような学会上層部の腐敗っぷりが目立っています。財務省を中心とした政府の「医療亡国論」に基づく医療行政の稚拙さも相まって、この国の医療制度はさらに混迷の様相を呈しています。現在、ブラックペアン2として、この作品と「スリジエセンター」を描くことになっているのですが、どうやらこの会議のシーンは全く扱われていなかったですね。後半のどこかに入れ込んで、天城医師の独演会をしてほしいですね。個人的には、別のドラマですが「リーガルハイ」の第9話の6分間にわたる名演説、それを超えるシーンになってほしいと思っています。 | ||||
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とても迅速に対応発送していただきました。本も悪く無い状態です。 | ||||
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本の内容はとても面白かったけど 新刊なのに、帯が付いていなかったのが残念でなりません | ||||
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面白かった | ||||
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ドラマより面白い | ||||
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良い❗ | ||||
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渡海より強烈なのが出てきて世良先生も大変だなぁと。スリジエセンターも最高でした | ||||
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『医療があるから患者がいる。医療が無ければ病人がいるだけだ』 もとより、病人や怪我人のすべてが医療の施しを受け『患者』になれる社会が理想だとは思うが、利益度外視で医療システムが成り立たないのも事実。世界でも稀有な国民皆保険の制度も人口減少により先細りながら崩壊していくのは必至。 医療従事者の側から(しかも経済力を基準に‼️)病人を患者にするか、病人のままとしておくか、を選するのは倫理的な壁があるのは想像に難くない。 となると自らの経済力も運命の一要素として受け入れ、患者になれない、という覚悟や諦めるという選択を多くの人が迫られることになるのかもしれない。 最適解が語られるかどうかはわかりませんが、スリジエセンターを読むのがとても楽しみになってきました。 | ||||
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ブラックペアンの狂言まわし、世良医師は 破天荒な医師の介添えを本作でも甲斐甲斐しく行います。 その相手は、前作の天才・渡海から新たな天才・天城へと バトンタッチされましたが。 『ジェネラル・ルージュ~』や『極北ラプソディー』へと 最終的につながる話は本作で大きな広がりを見せます。 本作での天才外科医・天城は大風呂敷を広げますが、 その夢に引き摺られてしまうのは 世良も読者も変わりません。 クライマックスはそこそこ盛り上がりますが、 次作『スリジエセンター1991』への大いなる序章ともいえ、 単体ではやや物足りなく感じるかもしれません。 それでも医療とカネとの関り合いについても含め、 著者からの一つの意見として興味深く読めました。 | ||||
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ブラックペアンシリーズ2作目 一気に面白くなりました。 ドラマよりうんと面白かった。 どんどん引き込まれていきました。 | ||||
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天城に振り回される世良が一生懸命でかわいいです 医療というより、登場人物それぞれとの駆け引きが面白く引き込まれました スリジエ・ハートセンターの設立が楽しみです | ||||
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どこの世界にもある狭い中での権力争い、縄張り争いをぶち破る主人公の活躍が小気味いい。 | ||||
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現代まで続く問題、医療費に踏み込んでいる、 考えさせられる作品。 医療費に対するアプローチは後知恵的要素が強いのだが概ね正解だろう。 バブル崩壊後の日本は医療費削減、、老人は死ねという政策に転換。 90年以降の政策、改革はなにか間違っている。 医療費に対する海堂 尊なりのアプローチがこの作品。 | ||||
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新米医師・世良のシリーズ三部作の2作目 ブラックペアン 1988 ブレイズメス 1990 スリジエセンター1991 今回から出てくる天才医師・天城雪彦がメインの物語 世良は、天才医師に好かれるのかな。前回は渡海で、今回は天城。 海堂尊の本は全てつながっているので、いろんなところに、あんな人が!という事が多々あります。黄金地球儀が話題に出てくるので、夢見る黄金地球儀を読んでおくのもいいかも(登場人物はかぶらないかな) 本作を物足りなく思う方もいると思いますが、次作への伏線でもあるのでそれを踏まえて読むといいかも。海堂さんは伏線+本編で書くのが多い。 海堂ワールドでは、濃いキャラクターと面白いあだ名が必ずつくが、高階院長が、阿修羅とは! だんだんと、高階院長の狸の片鱗が見えてくるのが気になる。。。 | ||||
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全部を読まなくても面白いですが、全部を順序を考えて読むと大はまりです。 | ||||
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初読の時は天城の「突拍子もないキャラと設定」の印象が強かったのですが、再読すると「とてもまっとうな事を言って、実行している理想主義者」と思えました。世良が心酔していくのも分かります。こんな人が身近にいたら吸引力には逆らえないなあ…。 時系列順に読んで行くと、え?この人こっち行っちゃった?だった部分がすんなり納得できます。 | ||||
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面白かったです。 個々の人物像に特徴があってわかりやすく、映画をみてるようにその場面が浮かんできます。 | ||||
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著者の作品は、きまって天才的な外科医が登場する。 本書ではモンテカルロのエトワールという異名をとる天城であり、前作「ブラックペアン1988」では渡海だった。 別シリーズではジェネラル速水やバチスタ桐生だったりする。 そして、他の作品のキャラがチラ見せで登場するのもまた、楽しみのひとつである。 さて、本シリーズは「バチスタ」シリーズの20年前の話であり、高階がまだ講師の時代だが、舞台は同じ東城大病院である。 そしてなにより決定的なことは、どうも著者は本シリーズをミステリにはしないつもりのようだ。 前作、そして本作と、ミステリとしての要素は皆無である。 もっとも、これは著者の細菌の作品に共通することであり、はなからミステリ性を放棄した「ひかりの剣」や「医学のたまご」だけではなく、「モルフェウスの領域」も極北シリーズも、ミステリ性はほとんどない。 田口・白鳥シリーズだけはかろうじてミステリ性を残しているが、どうも著者はミステり性をなくすことで、作品の医療に対するメッセージ性を強めたい思いがあるようだ。 ブルーバックすで著者が「死因不明社会」を刊行してからの作品では、特にミステリ性がそぎ落とされている。 本書もまた、ミステリ性はかけらも見られない。 本シリーズが世良の医師としての成長物語なのであれば、さらに他の作品世界との相同性から、本書の位置づけはどう考えたら良いのだろう。 著者が本作で訴えたいことは、実に良くわかる。 しかし、本作の続編では、あれに関する挫折が描かれるはずなのだ。 すると、本作で天城が述べた理念と理想はいったいどうなってしまうのか。 まさか単純に否定されるだけではあるまい・・・・と妙な期待と不安を抱いてしまうのもしかたのないことではある。 そして彼、「モルフェウス」にもチラ見せがあった彼は、本作にはまったく登場しない。 彼ははたして、続編では登場するのか。 いずれにしても本シリーズは、本作で終わるわけにはいかないから、いつかまた世良、天城、そして彼と再会できることを期待したい。 | ||||
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