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ブレイズメス1990
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ブレイズメス1990の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 41~46 3/3ページ
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ページをめくる瞬間瞬間がワクワクしてたはずなのに、振り返ってみると、んー?と腑に落ちませんでした。謎が分からない、という訳じゃなく、面白さという意味で。 前作「ブラックペアン」が面白かっただけに、残念です。 読めば分かりますが、次回作はでます、9割方は。こんなこと書いていいのだろうか。 もしかしたら、この本は次回作の「上」巻部分なのかも。 期待。 | ||||
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銀英伝、創竜伝の田中芳樹は『とてつもなく強大な敵を、いかに矮小に見せてやっつけるかが面白さにつながる』といっていました。 海堂作品のツボもそのあたりの痛快さにあると思う方でしたら、本作品でも堪能することができます。 なにより本作では満を持して、外科医『須磨久善』先生をモデルにした主要キャラが登場します。 バブル崩壊前夜、慢心して理想論や権威主義に胡坐をかく日本医療の破境者、もしくは行く末の預言者といった役どころ。 まだ見ぬ医療の未来を予見しなければならないバチスタシリーズと比べ、現在の日本医療の惨状を落しどころにできるのはズルいなぁ。 そして海堂作品の弱点も、残念ながらあいかわらず。 行政や権威の矛盾点や欺瞞をたたかせると面白いのですが、洒脱だったり色恋といった艶っぽい場面の表現はどうにも野暮ったくて背中がカユく・・・。 既出作品の登場人物の人となりや相関関係を知らないことによるとっつきにくさについては、各賞にノミネートされてもことごとく受賞を逃す理由としてもあげられてますね。 当の作者は、各作品は独立していて、単品としても十分楽しめることをアピールしてますが、なかなかどうして『桜宮サーガ』の闇は深いようで・・・。 | ||||
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みたことある黒表紙。 予測通り…『ブラックペアン1988』の続編。 もちろん…主人公は世良先生。 題名が『ブレイズメス1990』だから、1990年が舞台で、 『ブラックペアン1988』の2年後…。 『チームバチスタの栄光』の16年前…。 登場人物が今までの本とリンクしてるから楽しいけど、 この人誰だっけ?と記憶がアヤフヤなワタシにはキツいところも有。 読む前に『ジェネラル・ルージュの伝説』と『ブラックペアン1988』を読んで予習することをオススメする。 新キャラ天城先生がぶっ飛んでる。 『事件は会議室で起きている』のだ。 そろそろ…現在の『極東クレイマー』の先を読みたい。 | ||||
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海堂 尊の最新作。 「ブラックペアン1988」の続編。前作の主人公世良雅志君が新たな登場人物である天城雪彦医師と医学会の常識に立ち向かい新しい病院を立ち上げる物語。 海堂ファンならおなじみの、高階医師、黒崎教授、花房看護師、などの脇役もしっかり物語の脇を固める。 天城雪彦医師の型破りな生き方はかっさいもの。 だけどさいごの「なぜか世良は、それが永遠の別れになってしまうような予感がして震える」という文がきがかり To be continuedと書いてなくても続きが気になるぞ | ||||
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『ブラックペアン1988』の続編。一連のバチスタシリーズの中に世良医師のシリーズが誕生したのか?しかも『ブレイズメス1990』は序章の趣きがある。これがどう転がって、現在へ(そして未来へ)続くのか楽しみだ。 しかし小説として見るとこの本はとても作りが雑に見える。キャラクターの個性に依存しすぎていることや、既存のキャラクターの存在感が希薄になっていることや、いつものことだが、医療についての問題意識がストーリーより前面に出てしまうことなど。もう少し時間をかければいくらでも書きようがあるだろうに。もったいない。『深夜特急』や『ブラックジャック』を思い出した。世良医師の青さに御大たちが甘すぎるのが物足りない。 | ||||
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『ブラックペアン1988』の続編かと思われます。 モンテカルロでの世良医師と天城医師の出会いはテンポがよく、 エンターテイメント性に富んでいて、ページをめくるたびにワクワクしました。 しかし対照的に後半の公開手術の場面は、少々テンポが暴走気味。 もっと天城医師の現状の医療体制に対する腹立たしさや思いを描きこんでくれたら その後のマッディボブとのやりとりも 水戸黄門的大団円のようなスッキリした気分で読めたのではなかろうか。 でも見方を変えると、 『スリジエ1992』のような続編に向けての序章なのではないか!? と海堂ファンは期待してしまうのです☆ 最後にスペシャルゲストの若かりし姿がちょこっと登場なんかしたりして。 楽しめる一冊でした。 | ||||
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