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鴨川ホルモー
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鴨川ホルモーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全181件 101~120 6/10ページ
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「プリンセス・トヨトミ」でも同じことを書いた記憶があるが、設定は破天荒、登場人物や町などの描き方はリアル。 リアルさが土台にあるから設定がどんなに破天荒でもすんなりとその物語の世界に入り込むことが出来るのだろう。 根底に人間そして万物への愛が流れていて、それが清清しい読後感につながっています。 まあ、そんな理屈はともかく、面白いというのが何より。 映画はまだ見ていないので、DVDが出たら見てみたい。 | ||||
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大学を卒業してもう10年以上になるが、 この本を読んでいると学生時代が思い出されて懐かしい気持ちになりました。 ホルモーという式神を使った戦いがメインというのは有名で、 冷静に考えると非常にばかばかしいんだけど、 学生時代は、今思うと、どうでもいいことに熱くなって徹夜したり、 落ち込んだりと、結局ホルモーと似たり寄ったりだったなぁと思います。 幅広い世代の人が楽しめる内容だと思います。 | ||||
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なんで、こんな面白い小説を今まで読まなかったんだろう。同じ京大を舞台にした森見登美彦はほとんど読んでいるというのに... 似たような設定だけど、森見の方がよりファンタジーっぽくて自分の好み。でもこちらもメチャクチャ面白い。 こりゃまた読むべき作家が増えて、困ったことになりそう。ただでさえ、積読している本が溜まる一方なのに。新刊の『プリンセス・トヨトミ』も評判いいし。 なんかこういう疾走感のある、後味のいい小説っていいよね。映画化も楽しみだ。 しかし、京大って変な大学。 | ||||
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映画公開に向けて文庫本になりました。 解説や裏表紙のあらすじを読むと、書いた奴が興奮しすぎて踊った文になっているので「この本は中坊用のライトノベルか?」と不安になりますが、本文と後書き(つまり万城目さんの文体)はまともで、どちらかというとものすごく巧いので、ご安心を。 とても面白いし、よくできた青春ストーリーなのですが。 わたし本の本質以外の部分が気になっちゃって、気になっちゃって。 この本、重要人物以外の描写をばっさり削っているんですよ。 そりゃあ、まともに書くと、登場人物約90人+人外人物数千人ですから、描写できませんけど。 それでも、同じチームの仲間10人の内、3人はろくに容姿も性格もわからない。さらに2人は外見も性格もそっくりな双子って、そりゃあキャラ描写を減らすために考えたことだろうと突っ込みを入れたくなるほど。 対戦相手(たった3校)のただの1人だって外見も性格も何をやったかも書かれていない。 同じサークルのわずか10人の先輩さえ、まともにキャラが描かれているのは会長だけって……。 良いのか? それで本当に良いのか? それもある種のスタイルなんでしょうが。 いやあ、読んでいて不安になりました。 問題ないんですけどね、ストーリーを読む上においては。 | ||||
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以前からこの人の作品は面白いんだろうなあ、と思いつつ、早ウン年。やっと「鴨川ホルモー」を読みました。 爆笑。真面目にお遊びをしているこの雰囲気、最高です。 やっぱり遊ぶときはとことん真剣に遊ばなきゃ、という感じでしょうか。 さらさらっと読める上質娯楽作品です。 | ||||
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初めはなんだかよくわからないホルモー。 でも読めばホルモーに象徴される世界に引きずり込まれた登場人物と同じように徐々にその世界に入っていける。 そしてこのような日本的摩訶不思議な話の舞台に京都はよく似合う。 物語の世界が奇天烈な世界である以外は、どこにでもあるようなべたな恋愛話だったりするのも変な世界にハマる学生らしくてよし。 | ||||
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ああ、おもしろかった。で。という感じ。 本来この作者もっといろいろどろどろ書きたいんだろうけど、 かなり抑えて書いたんだろうなという感じがしました。 抑えて読みやすく、テンポよく売れるように書きました。そんな感じがします。 いつかこの人の純文読んでみたい。 先生と呼ばれて、ものが言えるようになったら書いてください。 きいたとこでは、この作品どっかで落ちてるらしい。 落とした会社残念。 | ||||
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京大っぽいというか、なんというか。京都にはもっと怪しい場所がたくさんあるので、もっと散りばめてもよかったような気もしたが、あんがい京大生の行動範囲はこんなものかもしれないと思ったりして。 | ||||
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京都大学に2浪して入学した主人公が、一目ぼれした女性と一緒に居たいがために 入部したなぞのサークル「青竜会」。 しばらく経ったある日、先輩たちから「ホルモー」なる古から続く競技のメンバーに 選出されたことを伝えられ…。というお話。 とある大学生の青春グラフィティーに、 鬼やらホルモンならぬ「ホルモー」などが入ってきて 登場人物たちがてんやわんやする様は、なかなかおもしろかったです。 とくに、「ホルモー」という謎の競技の様子は、 予想外におもしろくてわくわくさせられます 文体や内容は全然違うけど、森見さん著の『夜は短し歩けよ乙女』と 同じような空気を感じるのは物語の舞台が京都だからでしょうか。 | ||||
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本書は音楽に例えると説明がしやすい。個人的には、今まで聞いたこともないような楽器が加わり、リズムやテンポもさわやかで、斬新な新ジャンルの演奏を聞くようだった。本は映画化もされ多くの方があらすじを知っていると思いますが一度小説という媒体を通じてご覧いただきたい。本当に今までにない味わいが広がってくることでしょう。 | ||||
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京の都を都の四方の若者が守る陰陽道は楽しい陰陽道である。平安から室町あたりの陰陽道関係の歴史の有名人の安倍晴明、芦屋道満、楠木正成、早良親王、菅原道真、そして織田信長なと出てくる人々の名前も似ていてちょっと個性も似ていて笑えるところもあって映画も二度楽しかったです。日本昔話とヤッターマンをあわせたみたいでおもしろいです。 | ||||
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「イカキョー」と聞くだけで胸がキューンとなりました。作者と同じような景色を見て育っているので、どっぷりと本の世界に引きこまれてしまっています。 しかし「関西人」だからこの作品を楽しめるのではなく、どこで暮らしている人にとっても「京都」とは日本人の心の故郷のように、はじめて訪れた人にとってもどこか懐かしさや心の安らぎを覚える場所ではないのでしょうか?地名や大学名などに馴染みがない人にとっても楽しめ、奇想天外な世界観、あっぱれです。 | ||||
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この作品の大きな要素は、タイトルにあるように思います。 「ホルモー」って一体何だろう? この疑問で前半から中盤にかけて、ひっぱってゆきます。 これに一目ぼれの連鎖が絡まり、事態はどんどん複雑になって行きます。 陰陽道が関係する奇想天外な話になっているのですが、ここに登場する人物の描写が非常にいきいきしており、又魅力的でもあります。 京都の町を彼らが闊歩する姿は、何か場所は江戸ではないのですが、何か落語を聞いているような、そんな懐かしさや心温かさを感じさせてくれる作品です。 | ||||
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背景には他作品の焼き直し的な部分が感じられるが、面白いことが第一だと考えればいいのではないか。めったに出ないボイルドエッグズ新人賞受賞作でもあるし、万人に受け入れられる要素を備えているということだろう。 近年めったに受賞作が出ないが、やり方を考えた方がいいのではないか。候補作になって受賞しない場合ネット上で中身を暴かれ、あとまで残ってしまうので他の賞に応募しにくくなる。審査員も社長を除けばみな若い作家ばかり。その自信はどこから来るの?と感じることもある(直木賞作家でも関係ない)。人生経験豊富な投稿者は、意見をもらっても信頼しきれないのでは。講評内容もまっとうではあるが画一的ともいえる。他の文学賞に流れていく要素を自分から作っているような気がしてならない。 ネット上での扱いに配慮し、また仲良しグループではなく審査員に外からの血を入れる(中堅以上の作家か評論家)。そうすれば社長の言う「埋もれた才能」がもっと応募してくるように思うし、受賞作品が増え読者としても嬉しい限り。投稿しようという気が起きないようなシステムを自ら作ってしまっては、埋もれた才能発掘どころではないだろう。 | ||||
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万城目ファンの方々にあやまりたい。今まで食わず嫌いですみませんでした。 これは面白い。万城目ファンになった。 鹿男〜のドラマを見て、いまいち理解できなかったので、万城目作品は食わず嫌いだった。 読みたい本がなくなり、あまり期待せずに購入。 内容は、青春スポーツ小説(だと私は思う)。スポーツが野球とかサッカーではなくて、『ホルモー』という競技(?)、10人対10人で1人につき100匹の小さい式神を操り戦う。ちなみに肉のホルモンとは全く関係ない。 ホルモーは万城目先生が作り上げた架空の競技だが、すんなりとその世界に入り込める文章力、構成力にはまり、ぐいぐい読んでしまった。ネタバレになるので詳細は言えないが、後味がよい作品だ。吉田の諸葛孔明最高!! 話はそれるが、映画は前半は原作の世界観そのままでよかったが、後半、メインのホルモーの部分が原作と違いとても残念だった。 原作ホルモーファンの方には映画はおすすめできない。 映画ホルモーファンの方にはぜひこの原作を読んでもらいたい。 | ||||
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単純に、楽しく読める本です。 ホルモー・・? ホルモン・・・? とりあえず焼肉ともホルモン焼きとも一切関係ありません。 京都で繰り広げられる学生のイベント。 ある意味バカバカしくも必死で、必死だからこそ面白い。 「京大モノ」ということで、 「夜は短しあるけよ乙女」と似た雰囲気と言う話については、 まさにその通り。・・乙女を楽しく読んだ方は、こちらも楽しく読めます。 2時間くらいの爆笑劇場、電車の中で読む時は注意です。 | ||||
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映画を観る前に原作を読んでおこうと思ってワンクリックしてみた。 京都を舞台にした学生たちの一風変わったサークルにおける恋と青春の物語とでも言えば良いのだろうか? ホルモォ〜の意味は物語の初頭ですぐに明かされるが、ホルモーの歴史などが物語の進行と同時に徐々に明かされていく。 どのように映画も観てみようと思いました。 ついでに舞台化もされているのでそちらも観てみようかと。 ■読んで欲しい人 ・何かのフェチがあって困っている人 ・片思いの相手が居るが行動に移せない人 ・昔、若者だった人 | ||||
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大学にはいって、入部したサークルは「ホルモー」なる謎の競技をおこなうサークルだった。この「ホルモー」なる競技は式神を使ったバトルゲーム。まったく非現実的なストーリーも、京都という古都の舞台装置のおかげでリアリティがうまれる。おはなしは、いわゆる恋愛、友情の青春小説だが、この独特の世界観がうまく話を盛り上げている.ドラマ化された「鹿男あをによし」や、「プリンセス・トヨトミ」など、この独特な万城目ワールドを堪能しよう。 | ||||
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期待をまったくせずにページを繰る。 ああ、青春の煩悶。 それに陰陽師、と、くれば、面白くないはずもなし。 いわゆる、狙ったストーリーテラーではない作者の、溢れんばかりの才気に脱帽。 誰がこんな物語をつむぎ出せる? どこにも答えがないところが、いい。 まくれよ!まくれ! 誰にも追随を許さないこれからを期待しています。 | ||||
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映画化されて、山田孝之くんや栗山千明さんも大活躍の「鴨川ホルモー」ですが… やはり原作のダイナミックさは描ききれてません… というか… 原作がダイナミック過ぎるから、映像化しきれなかった… という、よくある話し… ライバルである芦屋の異名「吉田の呂布」というフレーズも出てこない(どんだけ強いか、よくわかるのに) そして、物語が大きく動く、栗山千明演じる、楠木の「吉田の諸葛孔明」というフレーズも、同じくなし… それどころか、その異名の元となる、彼女の数々の名采配が描かれてないのには、落胆… ラストの対決が陳腐なものに(設定も変えすぎ)… やはり原作でお楽しみください… 活字の楽しさが、たくさん詰まった作品だと思います…☆ | ||||
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