■スポンサードリンク


(短編集)

ピーター卿の事件簿



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

ピーター卿の事件簿の評価: 4.14/5点 レビュー 14件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

幽霊の正体見たり枯れ尾花

貴族探偵ピーター・ウィムジー卿の活躍する短編集。掲載作品「鏡の映像」「ピーター・ウィムジー卿の奇妙な失踪」「盗まれた胃袋」「完全アリバイ」「銅の指を持つ男の悲惨な話」「幽霊に憑かれた巡査」「不和の種、小さな村のメロドラマ」主人公はおしゃれな青年貴族と紹介されていたので、シャレたタッチの軽快なミステリーを期待していた。だが全く期待に反して、ドロドロしたオカルト物だったのでガッカリした。まず個人的にオカルト物は好きではない。それにオカルト的な推理小説は、おどろおどろしい雰囲気をさんざん盛り上げたあげく、いざ種明かしの段になると「幽霊の正体見たり枯れ尾花」で拍子抜けする事が多いのだが、残念ながら本書もその例に違わない。しかも、オカルト的な事件の描写とそ!の種明かしだけで、他に何のひねりも工夫もないので、おもしろくない。さらに悪い事に、短編集なので、どれもこれも同じような話ばかり続き…いいかげんウンザリしてしまった。最後の話は、ちょっと長いためかオカルトだけで終わらなかったので、まだましだった。長編ならもう少しましなのかもしれない。
ピーター卿の事件溥―シャーロック・ホームズのライヴァルたち (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ピーター卿の事件溥―シャーロック・ホームズのライヴァルたち (創元推理文庫)より
4488183018

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!