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オケ老人!
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オケ老人!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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読み手(聞き手)を楽しませることに徹した良い意味でのライトノベルだと思います。 ちょっとした物語上のたくらみもあって、私はまんまと引っかかってしましました。 ナレーションは熱演でした。 作中の大物指揮者のモデルはゲルギエフあたりですかね?? | ||||
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映画を見に行った帰り道で購入し、一気に読み終えました。 映画の方が話がすっきりまとまっていたかな? 大筋は一緒で、先は大体よめたけど、なぜか飽きずに感動してしまった。役者がそろっていたのもあるし、映像化したくなるわ、これは。主人公が映画と原作で違っていてビックリ。 映画がよかったのでおまけの満点。 少し前から何か習い事始めたいなーと思っていて、ヴァイオリンいいなあ、でもこの年で経験もないのになあ、と躊躇していたけど、背中を押されました。 映画の主な出演者は演奏経験ないって話だから、きっとたくさーん練習したんだろうなあ、あの年で。 プロになるんでなければ始めるのに遅すぎることはないし、やれるんだったらやった方がいいよね。 やっぱり楽しまないとねえ、音楽も、人生も^_^ | ||||
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映画を見に行く予定なので事前に原作を読みたく購入しました。 私、弦楽アンサンブルに所属していて、重ね合わせて読んでいる内に、何度も吹き出してしまいました。 この本のモデルは私達のアンサンブルなんじゃないのかと。 | ||||
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意外な展開、ミステリーと、音楽小説ではない、ひねりが秀逸。最後まではらはら、ドキドキで読ませ、エンデイングは爽やか。 爽快感のある、梅サワー小説。 「杏」さん主演で、今年映画になった。期待の原作。 | ||||
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初めて電子書籍を購入しましたが 読みやすく一気に読み上げました。 映画化になるとのことで映画も楽しみです。 | ||||
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クラシック音楽の小説は、解説がしつこかったり、作者の思い込みが色濃いものが多いのですが、 「オケ老人」は、読者を幸せにしてくれる本でした。 特に音楽をやっている人、やったことのある人にしてみると、 上手になれない葛藤や取りつかれたように練習してしまう昂揚感など、 主人公に共感できることが多く、グサッと傷ついたり、手を叩きたくなったりします。 また、ドタバタした場面の合間に、深刻なミステリーな要素があって、 「なに?なに?」と、飽きさせないおもしろさがあります。 そして、オケ老人たちの仲間意識は、上手い下手ではない音楽につながっていくのだなと、 改めて、自分の音楽生活についても考えさせられる内容で、荒木さんに感謝です。 最後には、梅響に入りたくなります。 | ||||
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テンポが良く、スラスラ読めます。ただ、他の方のコメントにもあるように、私もロシアのスパイについては、必要ないと思いました。オーケストラがテーマで、充分いけます。それと、私が注文したショップから、『本の表紙がこのイラストと異なります』というようなメールが届きました。内容が同じでも、表紙が違うと一瞬とまどいますから、親切だと思いました。 | ||||
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こんなに楽しく熱中して読んだ本は久しぶりでした。 音楽をしている友人に回し読みするよう読後すぐに渡しました。 | ||||
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面白かったです。 わたくしも、プロオケ(京都市交響楽団)を定年退職して15年を過ぎましたが、4年前から隣町の川西市民オーケストラへ会費払う正団員で通っています。 ライブラリアン以外は何の役にも着かずただひたすらビオラを弾き捲っています。 幹部の方は大忙し、大変な気い遣いでご苦労さまです。 でも私はもう懲り懲りなんです。 ごめんなさい。 ビオラ三昧は幸せ一杯です。 神に感謝です。 | ||||
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老人?版のだめカンタービレ、みたいな。 どのキャラも素敵でした。 | ||||
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それに加え、本も大体きれいで、中身も面白い。同じ著者や関連書籍も読みたくなった。 | ||||
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面白かったですよ。 勘違いから始まって、主人公の葛藤。 ある程度筋が読めてしまう部分もあるけど、 それでも、引き込まれて最後まで。 軽く楽しめる本です。 | ||||
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「ちょんまげプリン」をイメージして読み始めると始めはテンポの悪さに腹が 立ちます、そして、老人オケバンドに対してイライラしていました。しかしなが ら、それは途中まで。途中からはだんだんテンポと話の内容も面白くなっていく ところが、やはりこの作者のすごい所だと思います。 最後のオチはちょっと……。とも思いましたが、全体的には軽くて面白かった ので、あまり深さや感動を求めない人ならば、すぐにはまれる本だと思います。 | ||||
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題名に惹かれて読み始めましたが、文章がどこからでもスッと入ってくる感じで、最後まで楽しく読みました。特に良かったのは、最後に梅響が「新世界」を演奏するところです。曲のイメージ、解釈の表現が素晴らしいと思いました。その昔アマオケで「新世界」を演奏した私にとって、うんうんとうなずける文章でした。のだめの次はこの映画かな? | ||||
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ゲラゲラ笑わせてもらいました。 ただのおバカ音楽ストーリーと思いきや……。 二つの視点で進むストーリー。 180゚違う方向性のストーリーが交わる時、爽快感と感動が、貴方を包み込むことになるでしょう。 読後感は最高にイイです。この作者の、他の作品にも期待します。 | ||||
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一瞬「オ」を「ボ」と読んでしまいそうなタイトルですが,読み終えてみると,実にすがすがしい印象を与えてくれた本でした。かつてちょっと楽器をかじったことのある数学教師が,ひょんなことから間違って「お年寄り」のオーケストラに入ることになって様々な事件に巻き込まれます。一方,日本人でありながら,ロシアの産業スパイとして生きている人物が,どういうわけか,ちょっとしたトラブルから,老人のオーケストラに引きずり込まれていきます。そして,まるで「オケ老人」の導きの糸にまねきよせられるようしして,演奏会の劇的なクライマックスを迎えます。 数学教師は言います。「かつてのぼくは,個人的な事情というものを軽蔑していたように思う。誰にでも,どこででも通用しなければいけない。客観的にみていいものでなければならないと考えていた。だがそれは何のためなのか・・・・。客観的によくなければ,と思うのは勝ち負けを持ちこんでいるからだ。誰それより上手い。下手だ。しかしぼくはもっと大きな楽しみを梅響(オケ老人?)で知った」。 効率や利益のみを追求するなら,「オケ老人」に出番はありません。しかし,この小説では,そうした競争原理から見放された「オケ老人」たちが,様々な人とのアンサンブルによって,「生きる喜び」を創りだしているようです。 読み終えて,改めてタイトルをみて,「オーケー老人」か「心にとめてオケ老人」としてみたくなりました。主人公の一人である数学教師は,その後結婚できたのでしょうか。教え子の恋の行方は,どうなったのでしょうか。続編をぜひ読んでみたくなりました。 | ||||
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できれば最後は主人公と結婚して欲しかった。でも、それだと月並みかもな。軽ーく読みましょう。真剣に読む本ではないと思います。長旅のお供になんとなく読めばよいですね。 | ||||
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最高に楽しいエンターテインメント。とりわけ市民オケに入っている人は、読むと楽しいはず。 主人公がたまたま立ち寄った市民オケの演奏会に感動して、連絡をとるとオーディションもなく即入団OK。 喜んだ主人公は10年触ってなかったバイオリンを取り出し、リビングに防音室まで購入して 合同練習に駆けつけてみると、そこはまるで老人ホーム。「世界最高齢」のアマオケだった。 実はこの街には、分裂した二つのオケがあり、彼が感動したのは「エリートオケ」の演奏会で、 入団したのは「落ちこぼれ?老人」ばかりのガタガタの楽団だったのだ。 両オケの対立を主旋律に、様々なプロット(後述)が絡み合って、どんどん話に引き込まれてゆく。 物語の最後には「老人オケ」が力を出し切って市民を感動させ「エリートオケ」を解散に追い込み、再び一緒になるというめでたしめでたしの話だが、この小説の面白さは、このあらすじの10倍はある。 いくつかのプロットは・・・ 1)ロシアスパイの諜報活動の話が同時進行で展開してゆく「エスピオナージ」的サスペンス 2)老人の一人が「振り込め詐欺」にあい、その犯人を突き止めるという、世相を反映した展開 3)地方都市の、電気店と大型チェーン店の生き残りを掛けての戦いの筋もある。 (実はそのまま「老人オケ」のリーダーと「エリートオケ」の主催者になっている) 4)「ロミオとジュリエット」の悲劇を予感させる複線があり、敵同士の両オケの子供同士が恋愛中 5)主人公(高校教師)と女性教師との恋の行方はどうなるのか・・・ 6)スパイによる、暗殺計画が、演奏会当日に企てられて・・・クライマックスに・・ ハラハラどきどき、そしてほっこりという、楽しいお話だった。 それから書評を書いているのが、藤谷治氏というのも嬉しかった。 盗まれたチェロが登場した「船に乗れ!」の著者の声を聞く事ができたのだから。 | ||||
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ハートウォーミングな小説だけど、場面作りに意表を突かれました。 [高校教師の主人公] [老人の下手くそなオーケストラ演奏] [大型電器店と地域商店街の確執] [ロシアのスパイ] [ロシア人指揮者] [振り込め詐欺] [暗殺計画] どこがハートウォーミングかはお楽しみ。 クラシックに無知な私でもすごく楽しく読めました。 読み終えた時の爽快さを充分に味わえました。 映画『ちょんまげぷりん』の原作者だそうです。 これも映画化して欲しいな。 | ||||
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梅響と梅フィルー対象的な方針で運営される二つのアマチュアオーケストラを舞台に、フツーの日本人たちとロシア人指揮者や背後に暗躍する諜報機関(!)まで絡んで繰り広げられる奇想天外な物語には、オケ関係者ならたちまち惹きこまれるでしょう。作者はゼッタイにオケ経験者(Violin?)と断言できるくらいに、場面描写にはリアリティがあります。 「参加することに意義あり」のオリンピック精神と「アマチュアであっても技術向上のための競争原理も必要」という、スポーツや吹奏楽の世界では古くからあって永遠のテーマ。しかしこれは、おそらく作者も意識したと思いますが、現在の日本社会の縮図なのでしょう。「格差」や「少子高齢化」という難題を抱えた日本社会。崩れ去りつつある「一億総中流意識」や「地域社会」の微温的な人間関係に守られてきたこの国のセーフティネットと、これを冷やかに見つめ「自己責任」に基づく「普通の国」にならねばならないとする主張。一気に読み切れる爽やかな物語ですが、投げかけているテーマは案外大きいと思います。 そう思って読むと評価は分かれそうな結末ですが、アマオケに永く関わってきた私自身も作者同様に、この社会の将来が「梅が岡」の街のようであって欲しいと願う一人です。 | ||||
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