人質オペラ



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初公開日(参考)2017年05月
分類

長編小説

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人質オペラ

2017年05月17日 人質オペラ

参院選が迫るある日、日本人女性がトルコでIHOの人質になった。解放のため多額の身代金を要求された官邸と外務省は、しかしさほど慌てなかった。「人命は地球より重い」なんて昔の話。日本はアメリカの方針(“テロリストに何も与えない”)に従うまでだ。さあ、「自己責任」の世論を盛り上げて。公安に彼女の身辺を探らせれば、ホコリぐらい出るでしょう―解決の算段を付け、選挙での圧勝を目論む冷徹な官房長官・安井聡美だったが、およそ予測できない展開が待ち受けていた!(「BOOK」データベースより)




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人質オペラの総合評価:6.50/10点レビュー 4件。-ランク


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No.4:
(4pt)

なかなか

面白かったです!登場人物が多いのですが、ストーリーは分かりやすかったです。表紙から映画化された作品かと思いましたが、同タイトルの映画は見つけられませんでした。
人質オペラAmazon書評・レビュー:人質オペラより
4062205475
No.3:
(3pt)

まさにソープオペラ

女性内閣官房長官、財務大臣、公安、外務省の若手女性社員、それぞれの立場で人質誘拐を描く。
途中から真相は読めてしまうが、それでも各人がした決断が面白く一気に読めた。
人質オペラAmazon書評・レビュー:人質オペラより
4062205475
No.2:
(3pt)

『人は説得なんかされないんです。利害の調整をするだけです。』(199頁)

イスラム過激派が日本人女性をトルコで拉致したという報が政府に入る。日本はテロリストとは交渉しないのか、それとも国民に知られぬうちに秘密裡に過激派と交渉に入るべきか。政府、外務省、公安が情報収集に奔走する中、さらに新たな日本人拉致事件が発生する。しかも今度の被害者は財務大臣・矢島の息子だという…。
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 タイトルの『人質オペラ』といい、昭和人情喜劇風カバー絵といい、昨今のテロ事件を笑いのめすコメディタッチの物語かと勝手に当て推量して読み始めたのですが、それは私の思い込みにすぎませんでした。ストーリーは真面目至極。日本政府内のセクショナリズム、政権与党内の派閥争い、近づく参院選を巡る政治的思惑、自己責任論と人命尊重派に二分される世論といった多岐にわたるテーマが盛り込まれていきます。元朝日新聞記者である作者の文章が確かに新聞記事のように平易簡明なだけに、大変軽やかに読み進めることができます。
 
 とはいえ、新聞・テレビの報道になじんだ身には、この小説の政治的駆け引きの側面は大きく予想をはずれることはありません。さもありなんと思われる展開が進められ、驚きがありません。財務大臣・矢島の息子の拉致事件の背景にあるものがわずかに予想を超えるものではありましたが、その結末は少しばかり漫画チックに感じました。

 400頁に満たない物語に膨大な数の人物が登場するうえ、とりたてて誰かひとりに焦点をあてるのではなく、平等に紙数が割かれているだけに、読者が特定の誰かに感情移入するいとまがないことも指摘できるでしょう。

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*42頁と132頁に「ひと段落」という表記がありますが、『』(すばる舎/2014年)によれば、ただしくは「いちだんらく」です。「『一段落』は「文章などの、まとまった一部分を指し、そこから『物事が一区切りついた』様子を言います。『ひと区切り』からの連想で『ひと段落ついた』というのは本来の言い方ではありません。」(同書149頁より)
人質オペラAmazon書評・レビュー:人質オペラより
4062205475
No.1:
(3pt)

疾走感が少なくなる

初めの頃の疾走感が徐々に失われていく所が残念。一人一人の個性をもっと際立たせてくれるともっと面白くなるはず。政治家の風景がもう少し欲しかった。
人質オペラAmazon書評・レビュー:人質オペラより
4062205475



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