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コンピュータの熱い罠
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コンピュータの熱い罠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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週刊文春1986年 国内9位 結婚相談所エム・システムのオペレータ夏村絵里子は、会員のデータが改変されていることに気づく。絵里子が相談した同僚の古川は、その調査の途中、殺害されることに。古川の調査を継続する絵里子は、数名の結婚した男性会員が、フィリピンで命をおとしている事実にいきつく ・・・ なんといっても25年前にこのテーマを扱っていることがすごい。さすがに音響カプラーなんて年代物のツールが登場するのだが、今現在の情報化社会を予見するミステリになっている。あっと驚くという展開じゃないけれど、この先見性は脱帽もの。が、すごく面白いってほどでもないかなぁ。 | ||||
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この作品は今から20年以上前に書かれた作品です。 コンピュータが題材として使われていますが、音響カプラなんていう、 前世紀の遺物みたいな物が出てくるあたりに時代を感じます。 今ではモデムとかフロッピーも使わないですね。 当時の汎用機のハードディスクより、現在のパソコンのメモリの方が 容量が大きかったりして隔絶の感です。ただ、ハードウエアの性能が いくら進歩しても、コンピュータの機能は現在でも変わりません。 コンピュータは入力された情報を命令通りに加工するだけです。 タイトルにあるように、コンピュータが罠を仕掛けるなんて事はあり ません。あくまでも罠を仕掛けるのは、コンピュータに対する命令、 すなわち、プログラムを組んだ人間なんですね。 現在でも個人情報の流出や、流出した情報が犯罪に利用されて しまう危険が問題になっていますが、20年以上前にそれを題材として 小説にまとめたあたりは、作者に先見の明があったと言う事でしょう。 物語は軽いタッチでさらりと読めます。終盤の展開はスピード感あり スリリングです。主人公のキャラクターも上手く書けています。 ただ、この犯罪者にはちょっとリアリティーが無い気もします。 | ||||
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結婚相談所のコンピューター情報を舞台にして繰り広げられる殺人事件。 今だったら、個人情報保護法なんてあって、セキュリティーも厳しいんでしょうが、当時はこんなものだったんでしょうね。 他の作品同様軽く読めます。 | ||||
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2人で1人の岡嶋二人さんっ。 前回読んだ「クラインの壷」があまりに面白かったから タイトルにも惹かれ、この本を選びました。 もう面白くって、あっという間にずんずん読めました! でも、途中で気になって見てみると なんと16年前に書かれた作品だったので やっぱりどうしても、今に比べると時代遅れに思えちゃうのが残念!後半は、話の先も読めちゃったし。 でも、例えばミッションインポッシブルとか、 ストーリーの内容に パソコンのハイテク技術が引き立ってる映画とか見ると ワクワクしてしまう! | ||||
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