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コンピュータの熱い罠



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コンピュータの熱い罠の評価: 3.80/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

先見性には脱帽

週刊文春1986年 国内9位

結婚相談所エム・システムのオペレータ夏村絵里子は、会員のデータが改変されていることに気づく。絵里子が相談した同僚の古川は、その調査の途中、殺害されることに。古川の調査を継続する絵里子は、数名の結婚した男性会員が、フィリピンで命をおとしている事実にいきつく ・・・

なんといっても25年前にこのテーマを扱っていることがすごい。さすがに音響カプラーなんて年代物のツールが登場するのだが、今現在の情報化社会を予見するミステリになっている。あっと驚くという展開じゃないけれど、この先見性は脱帽もの。が、すごく面白いってほどでもないかなぁ。
コンピュータの熱い罠 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:コンピュータの熱い罠 (講談社文庫)より
4062731347
No.3:
(3pt)

軽いタッチでさらりと読めます

この作品は今から20年以上前に書かれた作品です。
コンピュータが題材として使われていますが、音響カプラなんていう、
前世紀の遺物みたいな物が出てくるあたりに時代を感じます。
今ではモデムとかフロッピーも使わないですね。

当時の汎用機のハードディスクより、現在のパソコンのメモリの方が
容量が大きかったりして隔絶の感です。ただ、ハードウエアの性能が
いくら進歩しても、コンピュータの機能は現在でも変わりません。
コンピュータは入力された情報を命令通りに加工するだけです。

タイトルにあるように、コンピュータが罠を仕掛けるなんて事はあり
ません。あくまでも罠を仕掛けるのは、コンピュータに対する命令、
すなわち、プログラムを組んだ人間なんですね。

現在でも個人情報の流出や、流出した情報が犯罪に利用されて
しまう危険が問題になっていますが、20年以上前にそれを題材として
小説にまとめたあたりは、作者に先見の明があったと言う事でしょう。

物語は軽いタッチでさらりと読めます。終盤の展開はスピード感あり
スリリングです。主人公のキャラクターも上手く書けています。
ただ、この犯罪者にはちょっとリアリティーが無い気もします。
コンピュータの熱い罠 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:コンピュータの熱い罠 (講談社文庫)より
4062731347
No.2:
(3pt)

情報保護はここから生まれた?

結婚相談所のコンピューター情報を舞台にして繰り広げられる殺人事件。

今だったら、個人情報保護法なんてあって、セキュリティーも厳しいんでしょうが、当時はこんなものだったんでしょうね。

他の作品同様軽く読めます。
コンピュータの熱い罠 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:コンピュータの熱い罠 (講談社文庫)より
4062731347
No.1:
(3pt)

岡嶋作品制覇中

2人で1人の岡嶋二人さんっ。
前回読んだ「クラインの壷」があまりに面白かったから
タイトルにも惹かれ、この本を選びました。
もう面白くって、あっという間にずんずん読めました!
でも、途中で気になって見てみると
なんと16年前に書かれた作品だったので
やっぱりどうしても、今に比べると時代遅れに思えちゃうのが残念!後半は、話の先も読めちゃったし。
でも、例えばミッションインポッシブルとか、 ストーリーの内容に
パソコンのハイテク技術が引き立ってる映画とか見ると
ワクワクしてしまう!
コンピュータの熱い罠 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:コンピュータの熱い罠 (講談社文庫)より
4062731347

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