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大公女殿下(プリンセス)に捧げる密室
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大公女殿下(プリンセス)に捧げる密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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弁護士探偵森江春策、ヨーロッパへ行くの巻。 おてんばなお姫様に森江が振りまわされるお話かと思いきや、まあそんなシーンも多少ないこともないのですが、タイトルや表紙イラストの印象ほどにはお姫様が前面に出てこなくて拍子抜け。少々勝気なゲストヒロイン程度の扱いでして、いつも以上にアクティヴな新島ともか嬢にすっかり食われてしまいます。 中欧の小国家、ヴェルデンツ大公国が舞台の連続殺人事件。ベタベタな宮廷陰謀あり、チャンバラあり、全体にライトで大時代がかった冒険活劇といった調子でストーリーは進んでいくのですが、さてミステリーとの相性がどうだったかとなると首を捻らされてしまうところ。体裁こそは長編ですが、新しい事件が起こっては森江が解決するという三部構成ということもあって、スケールの割には食い足らなさが残るような。終盤の展開もベタベタで、意外性を欠くといいましょうか、直球も直球、まるで往年の時代劇映画を見ているかのようなそのまんま。ミステリー要素がまったくとってつけたかのようです。 結末で示唆される事件の背景は、国際政治の暗部といえるような社会派的な趣向なのですが、本編に活かしきれていないのがまことに残念であります。 | ||||
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少女向け作品のように受け取って読んだ。芦辺さんの作品に対する私の評価では余り高得点を上げられない。 | ||||
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