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三匹のおっさん
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三匹のおっさんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全165件 141~160 8/9ページ
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おっさんのキャラがいいんですよ。 こんなふうなおっさんがいれば、まだまだ日本も安全だ。 権威に頼らず、かといって暴力を使いすぎることもなく 勧善懲悪ですっきり出来ます。 ぜひぜひ続編も出してもらいたいものです。 | ||||
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地域限定正義の味方アラ還おっさん三人の物語 これだけでおもしろそうじゃない? 実際に読んでみておもしろかった。 作者のおっさん萌えが伝わってくる。 6話構成で読みやすく、愉快痛快爽快である。 孫とじじいはツンデレ | ||||
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内容は大変おもしろいのですが、表紙で損をしている気がします。 作者が好きな漫画家に描いてもらったらしいのですが、児童書の「ずっこけ3人組」を連想します。当然、内容もそうなのかな、と予断を持ってしまいました。 文庫に入れるときには、再考されたほうがよいのではないでしょうか。 | ||||
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著者が描くおっさんはきっとモデルがいるんでしょう。 「空の中」でもすんばらしぃ、おっさんがいました。 巻末で謝辞があったように記憶します。 今回、中心になるおっさんが還暦を迎えその心理が細やかに描かれてます。 おっさんの妻、息子、息子のいまひとつの嫁、高校生になって距離がでた孫。 著者は「震災で人の裏表をみた」とうようなコメントをどこかに発表してました。 人のいい面ばかり書く気持ちいい話だけを書かず、実際に生きている人間の 本質を描いていくように私は感じられます。 おっさんが還暦を迎え、おっさんが出来ることを始めます。 おっさんのファッションセンスの経験値があがっていくのも面白い。 「シャツはインしない」と孫にしかられるのが楽しい。 人と接するときは年や立場を踏まえて接することの出来る人間になれば きっと還暦越えても楽しい人生であるかもしれません。 | ||||
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還暦を迎えたおじいさん三人 否、三匹のおっさんの活躍が描かれる連作短編6本を収録 60歳の方を老人扱いするのは、まだまだ早い 60歳は現役のおっさんだ 剣道の達人、柔道の達人、頭脳派の参謀 三人のおっさんが地域限定の正義の味方となります ノリとしては少年探偵団のおっさんヴァージョンといった趣 有川氏の作品らしく、ラブコメもしっかりあります その役はおっさんの高校生の孫と娘が担当しています | ||||
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我が父も目前に控えたテーマで、少ししんみり…とはならぬ、エンタメ作品。 おじさんたちが曜日の感覚を忘れたり、事件解決が社会そのものを変えることも無いあたりはしみじみリアル。 これについてはラノベに軸足を乗せたまま読むと物足りない感じがするかもしれない。 主人公達の孫と娘の恋愛模様こそ有川浩らしい部分で、なんだかホッとする要素かも。 6話構成だが連載作品のためか1話ごとにネタとクライマックスがやってくるので飽きない。 ただイラストを入れるタイミングなど装丁についてはもうちょっと雰囲気を合わせても良かったんじゃないかなぁ、もしかしたら連載中はいい構成だったかもしれないんだけど…。 …とめはねっ!の次に某局ドラマ化してもいけそうな感じ。 | ||||
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読売新聞の書評で褒められていたので期待したが、それほどではない。 まあまあ面白かった。 主人公である三人のおっさんたちが「60前後の男性ならこんな感じだろう」という ステレオタイプな描き方をされており、魅力がないのが敗因か。 現代版「必殺仕事人」みたいな勧善懲悪ものだけど、そこまでの爽快感はなく、 動物虐待の事件では犯人は結局罰を受けることもないまま終わってしまい、 代わりに飼育委員の少年少女が自分たちが過去に犯した罪を償おうとする行為を 描くことでお茶を濁した感がある。 ただ、現代の子供たちを取り巻く物騒な状況、危ない目に遭ったら周囲の大人に 助けを求めなさいと言う割に知らない大人には気をつけろと教えざるを得ない矛盾など、 考えさせられる点はよかった。 しかし、リアリティということで引っかかる点がいくつかあった。 たとえば、強姦魔の事件。 犯人が自転車に乗った被害者を自転車ごと引き倒して公園に引きずり込むシーンが あるが、強姦魔が出るというので町内が厳戒態勢の中、午後8時という早い時刻に、 倒した自転車や散乱するカバンや買い物袋の中身を路上に放ったままで、そういう行為に 及ぶというのが現実離れしている。 詐欺の事件でも、半年もかけて被害者を高級飲食店で飲み食いさせたあげく、 200万ぽっちを巻き上げるというのが効率が悪い気がするし、第一、還暦前後の女性に 家庭を捨てて駆け落ちする度胸があるかどうか、かなり成功率の低い詐欺だと思う。 本物の詐欺はもっとうまく騙して金を巻き上げるのではないだろうか。 それから、有川浩という作家はあまり文章がうまくない。 読んでいてすんなり頭に入ってこない箇所がいくつかあった。 読点の打ち方が悪くて、主語が一度読んだだけではわからない文もあった。 文章のうまい作家は意識しなくてもするすると頭に入ってくるものだと思う。 そういう点を総合して★三つ。 | ||||
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恋愛小説の女王の有川さんが「おっさん」て・・・・すっかり有川さんのベタ甘な世界の中毒になってる私は、このタイトルを見て少々がっかり。 が、違った!!!有川さんはファンの期待を裏切りません。3人の元気なおっさんの活躍を描きつつも、ちゃーんと甘い要素も入ってます。 メンバーの一人・キヨさんが60歳になり、定年を迎えたことから彼らの影の活動ははじまります。 でも、有川さんがあとがきでも書いているように、今どきの60歳って全然“おじいちゃん”じゃないですよね。 まだまだ現役でバリバリ働けそうなのに、会社は定年になればどうしてもやめなきゃいけない。 そんな余力が有り余ってる世代が、自分たちで何かをはじめるってすごくいいことだと思う。 自分たちの考えだけにこだわらずに、若い人の意見も聞いてみる姿勢も素敵。世のおじさんたちにも見習ってもらいたいな。 老後までのほんの何年かを、こんな風に生き生きと過ごせたらいいですね。 定年後のオヤジたちの生き方の良いモデルを見たような気がします。 | ||||
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いろいろ引き出しの多い作者ですが、今回はNHKのドラマみたいな下町人情モノ。 各短編とも後味の良い作品で、読んだ後幸せになれます。 ちょっと話がありきたりでボリューム不足の感があるので、ここは是非続刊を所望します。 最後に、作品とイラストが実にマッチしています。 脳内で全く違和感無くイラストどおりの登場人物が動きました。 | ||||
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還暦を迎えた仲良し3人組が暇つぶしにご近所の悪に立ち向かう!初めての有川作品です。良書だと思います。読んでほのぼのとした気持ちになります。ただ、このような「おっさん」はなかなか実在し無いのになーとも思いました。 また一方で、私のように40歳を過ぎた「おっさん」には結構堪えた。これまでの人生において彼らのように生きてこられたかを振り返ると…。作中、息子夫婦が「おっさん」に叱られる場面があるが、そのまんま自分が叱れらたかのように凹んだ。ある意味、これを純粋に楽しめるか否かは、読み手の生き様に左右されるのではないかな?なんとか60歳までには孫が誇れるような人になれたら良いのですが…。 高校生の娘からのまた貸しで読んだのですが、彼女は純粋に「おっさん萌えー♪」と楽しんでいたので良しとしましょう。僕は装丁や挿絵は物語に合っていて素敵だと思いました。 | ||||
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この人の作品は、自衛官にしても図書館隊にしても この本の登場人物にしても(じいさんたちとヤンキー高校生) 同じ性格,せりふが似通っているような気がする。 それといつも気になっているのが、会話と会話の間の余計な行間が なんだかくどいような気がする。 とはいっても、すらすら読めたので面白くはあったのかな。 文庫本だったら金額的にコミックを読むよりは、いい暇つぶしになったのになぁ。 | ||||
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「三匹の悪がき」が定年を迎える歳となりキヨは(剣道の師範)会社が用意してくれた近所のゲーセンに自由な勤務の経理責任者として再就職、シゲは(柔道家)経営している居酒屋「酔いどれ鯨」を息子夫婦に譲り、それを手伝う日々、ノリは(機械いじりが高じて物騒な武器まで作り出してしまう頭脳派)工場経営。三人は還暦とはいえ赤いちゃんちゃんこが似合うジジイにはまだはえいっ!「三匹のおっさん」だ!と元気ハツラツ!!そんな折、ご近所でチカン騒動が続き、度を越した犯行に三人のおっさんは夜回りをする事に。警察やおっさんたちの盲点をつきノリの愛娘早苗に魔の手が延びた時、ノリはまるで凶悪犯のような凄い武器で犯人に突進しまわりを慌てさせる。その後「地域限定正義の味方」と称し弱い者の味方・地域の平和のために剣道・柔道・物凄い武器?を駆使し事にあたる。その間、キヨの孫祐希とノリの娘早苗の可愛らしい恋の進展も絡めページをめくるのが早くなっていきます。章毎の挿絵がぴったりでおっさん達のキャラが一層楽しめます。 | ||||
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恋愛小説の旗手が、おっさんを主人公にした小説を書いたということなので、ちょっと心配していたが、やっぱり、高校生の男女の恋愛はきっちりと書いていて、安心。 しかも、本筋のストーリーも、ピリッと社会風刺なんかも効かせていて、読ませる。 連作集だけど、どの話も読後感が爽やかで(著者の小説はどれもそうだけど)、自分の疲れた心を癒してくれる。 難しい、考えさせる小説ばかりが、名作なのではない。こういう軽い小説も、自分には必要なんだ。 | ||||
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有川さんの話はどれも面白いが登場人物の口が悪すぎる。思わず顔をしかめてしまう程に。故に人物をあまり好きになれない。 | ||||
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『阪急電車』がなかなか良かったので購入しましたが 正直、中途半端なおっさん迎合という感じがしました。 作者の身近にアラ還の人物は実在してないんでしょうか。 頭でつくった『元気なお年寄り』というイメージが 微妙に空々しい登場人物を作っていて気になります。 高校生ふたりを取り巻く描写はじつに生き生きとまさに作者の真骨頂がうかがえますから やはり「おっさん」の扱いのみが身の丈に合ってなかったのでしょう。 最近のお年寄りは元気!と目一杯驚いてます!っぽい『あとがき』がついてましたが だいたい今日ビ 還暦くらいの年齢で「お年寄り」連呼しますかねぇ。 活劇といった現代素人捕り物帳に仕上げるのが目的だったみたいですから 作者の意図は達せられていますが、なにぶんヌルいです。 これ読んでアラ還の方たち喝采するかなぁ。 作者のよけいなお喋りはやめた方が良かったですね。 | ||||
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まず題名でなつかしの某テレビ番組を思い出させました。 表紙とパラパラめくったイラストが気に入りました。 各話の後についているイラストもほのぼのしていたり、笑ってしまったり。 内容は他のかたがたも書かれているように、身近な悪者を懲らしめる話で、 気軽に読んですっきり楽しい物語です。 かといってまったくの夢物語にはせず、 主役3匹それぞれの家庭に悩みや問題があり、 世代や地域にも悩みや問題やあり、 そこから事件がおこり、と現代の社会の問題から離れ過ぎないよう、 ある程度リアリティをもたせて書かれているようです。 こんなおっさんが増えるともう少し年をとるのが楽しくなるかもしれませんねえ。 | ||||
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甘々のラブコメを描かれる有川さん。 今回の主人公達は、おっさん。 これって、ど〜なの?と心配していたら、う〜ん、さすが! しっかり楽しませていただきました。 かつての悪ガキ三人組が、アラフォーならぬアラ還のおっさんたちになり、地域限定・正義の味方、地元の自警団となり街の平和を守る。 キャラクター設定も巧い! 自警団といえば、筋肉隆々の元体育会系ばかりとおもいきや、頭脳はのノリが加わる。 このノリが、実は一番アブナイ! も〜、すっかりノリさんファン。 ゲームセンターでのかつあげ、連続婦女暴行、初恋詐欺、学校で飼育するマガモへの異常な悪戯、悪徳商法などなど、扱う事件は難問ばかり。 水戸黄門ばりの勧善懲悪ものの部分もありながら、家族のあり方や、生き方に迫る問題もあり。 流石に有川さん、恋愛モードを我慢できなかったのか、その部分は高校生の祐希と早苗のほんわか甘々ラブモードを一さじプラス。 挿絵は、有川さんご自身がリクエストされただけあって、イメージぴったり。 いつか続編がでることをせつに希望いたします。 きっと有川さんなら書いてくれるでしょうけど・・・w。 | ||||
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還暦を迎えた男性3人が、地域限定正義の味方として暗躍する物語。いつも違う世代の主人公たちにあわせて、いつもと違う雰囲気のイラストでよかったと思う。 三匹のおっさん達、それぞれアブナイ顔ぶれである。キヨさんは剣道、シゲさんは柔道、ノリさんは改造した電気機器類を使いこなす。腕に覚えがあるから、自警団というイタズラを思いついた。 性的暴力や動物虐待、詐欺商法など、身近にいつ遭ってもおかしくないような出来事をとりあげつつ、6話から構成される。勧善懲悪な時代劇風味が活きている。コミュニティの人情にも触れつつ、そのコミュニティの希薄化をしっかりと問題視して描き出している。 実際に行動してみること。そこから、家族内の問題もいつのまにか落ち着いていくし、有川作品では恒例、ラブの面も見逃せない。おっさんばかりのネズミ色な物語ではないので、未読の方は御安心を。いつも通り、「楽しかったぁ」。 | ||||
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話の内容もいいですが、カバーを含めた須藤真澄さんのイラストがまたいい味を出してます。 新しい有川さんの世界が開けていていいですね。 どこかの雑誌でこの作品の続編を須藤さんの絵で漫画化したのを連載してくれないかな? | ||||
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腕に覚えありの武闘派2名、機械をいじらせたら無敵の頭脳派1名。かつての悪ガキが結成した自警団が、今日もご町内の悪を斬る! 還暦ぐらいでジジイの箱に蹴りこまれてたまるかと、かつての悪ガキ3人が私設自警団を結成。定年後、近所のアミューズメントパークに出向中の剣道の達人キヨ、居酒屋の元主人で柔道家のシゲ、機械をいじらせたら無敵の工場経営者ノリの3人を中心に、キヨの孫とノリの娘の高校生コンビがからみ、詐欺や痴漢、動物虐待など、ご町内の悪を斬ります! 「図書館戦争」シリーズが大ブレイクした著者の「イマドキのお年よりは若い」という思いから始まりました。涙あり笑いありの時代劇をみるような爽快感。この春、いち押しの小説です。有川氏得意のラブコメも有り、得した気分になれますよ。 | ||||
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