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三匹のおっさん
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三匹のおっさんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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とても読みやすい内容で最後まで面白かった。 主人公が還暦のおっさんということできらきら感はないし、 現実的に対処するので爽快感もそこまであるわけではないけど リアリティのある展開で良かった。 「犯罪組織をぶっつぶす」ようなドでかいことをするわけではなく 家族や友達・その周りの人たちが困っていることをこっそりと解決していくのがいい。 何かあったときのために自分も剣道や柔道習っておこうかな、と思ってしまった。 児玉清さんのラジオの書き起こしもあるので文庫版はとてもいいですね。 | ||||
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私の持っているこの本「三匹のおっさん」は文春文庫で、 「三匹のおっさんふたたび」は新潮文庫、 そしてこれは講談社文庫です。 短期間にこう版元がころころと替わることは他ではあまり記憶にありません。 いったい何があったのかと勘繰りたくなります。 | ||||
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タイトルどおりです。 有川作品じゃなかったら、なんて面白いもの書くの!すごい!!てなるけど。 有川さんだと、もっとおもしろいはずだ、、、とか、 前はちがったはずだ、、、とかで。 どうしても期待値が。。高くなってしまって。。。。 なんだか、有川さんの書く女の子があんまり可愛くなくなってしまった。ざんねん。 ほら、いい子でしょ!みたいなところが鼻につく??とゆうか。 図書館戦争の郁とか一生懸命でかわいかったのに。 ここでは、一生懸命なんだけど、いっしょうけんめいなのがなんだかいらっとしてしまう・・・つたえずらいけど。 でも、さすがの有川さんだな。という面白さはあって! 定年迎えたおっさんが、自分たちのできるやりかたで正義のヒーローやっちゃうの、かっこいい。 ちゃんとかっこいいおっさんが読めるのはすごいなー。 エレクトリカルパレード、って、、怒られるよ!みたいな。。 2はどうしようかな。でも、おもしろかったのは確かです。 | ||||
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ドラマ化され、ドラマを見てから本作を読みました。(現在もまだドラマは放送中ですが) 読みやすくて面白くはありましたが、期待したほどではなかったです。 ドラマと重ねて読むところもあり、余計に読みやすかったのかな、と思いました。 ただ、ドラマ放送されていない話もありましたし(まだ放送途中なので今後の放送がどうなるかはわかりませんが)、そこも読みやすかったので、全体的に読みやすい作品だと思います。 文章面で言うと、セリフが多めです。 私の知る限りのライトノベルより上質ではあるものの、普通の「小説」と位置づけるには、「ライトノベル」の域を超えないのではないか、とも思いました。 (有川さんご本人は、自作を「大人向けのライトノベル」とおっしゃっているようですが) ただ、視点が変わることによって、その人物の心情がわかる書き方なのは良かったと思います。 原作もなかなか良くできていますが、個人的には、ドラマの方が配役の妙もあって楽しいですね。 | ||||
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三匹のおっさんが微笑ましい。 ちょっと話題が日常的すぎたり、展開が平凡かなぁと思いました。 息子夫婦が終始かやの外で損な役回りっていうのは、ある意味リアルで、そこが高齢読者からすると面白味なのかもしれませんが、救いがほしかったなぁ。 | ||||
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図書館戦争や県庁おもてなし課が面白かったので読んだ。どれも水準のレベルだが、四話は不愉快。わざわざ書かなくいい。 | ||||
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書評やレビューポイントが高いので読んでみましたが、残念ながら単なる物語です。とても気になったのはリアリティ感が低く、しらけてしまって何度も読むのが止まってしまいました。最大の疑問は何故評価が高いのか?....です。 | ||||
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有川先生ファンの高2女子です。 1話目は読んでて普通に面白いと思ったのですが、読み進めるにつれて気になるところが出てきました。 …それは、祐希(キヨの孫)と早苗(ノリの娘)の言動です。 「こんな高校生いない」とか、「こんなことはしないだろ」とか、つっこまずにはいられないところが結構ありました。 特に気になったところは2話目で、早苗が男に襲われかけた帰りのシーンでした。 普通、早苗は「男」に警戒するはずであろうはずなのに、祐希と手を握ったり、抱きついたりしています。(いくら祐希が助けてくれたとはいえ、まだお互いのことは知りません) 私的に理解不能でした。 … ちょっと分かりづらくてすみません(>_<) 主役はあくまでもおっさん逹なので、無視できることです。 そして内容的にはかなり面白い作品だと思います。 …という訳で?☆3つです | ||||
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内容を端的にまとめてしまうと、還暦を間近に控えた幼なじみの三人が、 「このまま『ジジィ』というカテゴリーに押し込められてたまるか!」 という意気込みのもと、身内やご近所のトラブルをバッタバッタとなぎ倒す勧善懲悪コメディ。 メインの「おっさん」たちの活躍が面白くて、気負わず気軽に読めた。 有川浩といえばベタ甘全快のラブコメ展開だが、 そちらに関してはおっさんたちの孫や娘が担当してくれるので、 ラブコメ好きの読者もどうかご安心を。 でも、個人的には若者たちの青春よりも、老夫婦が積み重ねてきた絆を描いた話の方がぐっと来たかも。 | ||||
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読後の感じは時代小説のようです。1冊に数話あり、そこそこの推理に活劇、恋愛ほかが絡むというところです・・・ | ||||
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還暦、定年を迎えた途端に「ジジイ」の箱に入れられてしまいそうになった清田清一(キヨさん)は、冗談じゃないと幼い頃からの友人、柔道家の立花重雄(シゲさん)、工場経営で機械マニアの有村則夫(ノリさん)と人知れず街のお助け役に勝手に就任するのだった。 ジジイ……じゃない「おっさん」3人を主人公に街のやっかいごとを次々と痛快に解決する連作短編集。 有川浩さんお得意のラブコメ色は薄めに、すぐそこの街でも起きてしまいそうな事件を、近所の「おっさん」が解決する手際が鮮やかで、有川さん曰く「現代時代劇」だと。なるほど、納得です。 後半部分はキヨさんの孫・祐希とノリさんの娘・早苗に視点が結構移ってしまうので残念ですが、軽く楽しめる作品です。 娘にお薦めしてみようかな。 | ||||
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主人公は還暦を超えた清田清一。剣道の達人で,幼なじみの2人とともに身の回りに関わってきた悪者を成敗する話。 とここまで書くと中年向けのシルバー小説家と思いきや,少年少女小説風の展開なのだった。 どっちなんだ?ときになりつつ,中年のぼくは,途中でやめることができずに,最後まで一気に読んでしまった。 | ||||
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読売新聞の書評で褒められていたので期待したが、それほどではない。 まあまあ面白かった。 主人公である三人のおっさんたちが「60前後の男性ならこんな感じだろう」という ステレオタイプな描き方をされており、魅力がないのが敗因か。 現代版「必殺仕事人」みたいな勧善懲悪ものだけど、そこまでの爽快感はなく、 動物虐待の事件では犯人は結局罰を受けることもないまま終わってしまい、 代わりに飼育委員の少年少女が自分たちが過去に犯した罪を償おうとする行為を 描くことでお茶を濁した感がある。 ただ、現代の子供たちを取り巻く物騒な状況、危ない目に遭ったら周囲の大人に 助けを求めなさいと言う割に知らない大人には気をつけろと教えざるを得ない矛盾など、 考えさせられる点はよかった。 しかし、リアリティということで引っかかる点がいくつかあった。 たとえば、強姦魔の事件。 犯人が自転車に乗った被害者を自転車ごと引き倒して公園に引きずり込むシーンが あるが、強姦魔が出るというので町内が厳戒態勢の中、午後8時という早い時刻に、 倒した自転車や散乱するカバンや買い物袋の中身を路上に放ったままで、そういう行為に 及ぶというのが現実離れしている。 詐欺の事件でも、半年もかけて被害者を高級飲食店で飲み食いさせたあげく、 200万ぽっちを巻き上げるというのが効率が悪い気がするし、第一、還暦前後の女性に 家庭を捨てて駆け落ちする度胸があるかどうか、かなり成功率の低い詐欺だと思う。 本物の詐欺はもっとうまく騙して金を巻き上げるのではないだろうか。 それから、有川浩という作家はあまり文章がうまくない。 読んでいてすんなり頭に入ってこない箇所がいくつかあった。 読点の打ち方が悪くて、主語が一度読んだだけではわからない文もあった。 文章のうまい作家は意識しなくてもするすると頭に入ってくるものだと思う。 そういう点を総合して★三つ。 | ||||
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いろいろ引き出しの多い作者ですが、今回はNHKのドラマみたいな下町人情モノ。 各短編とも後味の良い作品で、読んだ後幸せになれます。 ちょっと話がありきたりでボリューム不足の感があるので、ここは是非続刊を所望します。 最後に、作品とイラストが実にマッチしています。 脳内で全く違和感無くイラストどおりの登場人物が動きました。 | ||||
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還暦を迎えた仲良し3人組が暇つぶしにご近所の悪に立ち向かう!初めての有川作品です。良書だと思います。読んでほのぼのとした気持ちになります。ただ、このような「おっさん」はなかなか実在し無いのになーとも思いました。 また一方で、私のように40歳を過ぎた「おっさん」には結構堪えた。これまでの人生において彼らのように生きてこられたかを振り返ると…。作中、息子夫婦が「おっさん」に叱られる場面があるが、そのまんま自分が叱れらたかのように凹んだ。ある意味、これを純粋に楽しめるか否かは、読み手の生き様に左右されるのではないかな?なんとか60歳までには孫が誇れるような人になれたら良いのですが…。 高校生の娘からのまた貸しで読んだのですが、彼女は純粋に「おっさん萌えー♪」と楽しんでいたので良しとしましょう。僕は装丁や挿絵は物語に合っていて素敵だと思いました。 | ||||
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『阪急電車』がなかなか良かったので購入しましたが 正直、中途半端なおっさん迎合という感じがしました。 作者の身近にアラ還の人物は実在してないんでしょうか。 頭でつくった『元気なお年寄り』というイメージが 微妙に空々しい登場人物を作っていて気になります。 高校生ふたりを取り巻く描写はじつに生き生きとまさに作者の真骨頂がうかがえますから やはり「おっさん」の扱いのみが身の丈に合ってなかったのでしょう。 最近のお年寄りは元気!と目一杯驚いてます!っぽい『あとがき』がついてましたが だいたい今日ビ 還暦くらいの年齢で「お年寄り」連呼しますかねぇ。 活劇といった現代素人捕り物帳に仕上げるのが目的だったみたいですから 作者の意図は達せられていますが、なにぶんヌルいです。 これ読んでアラ還の方たち喝采するかなぁ。 作者のよけいなお喋りはやめた方が良かったですね。 | ||||
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往年の「三匹の悪ガキ」たちが、一人の定年退職を機に自警団「三匹のおっさん」を結成し 趣味と自己満足のボランティアを始める。三匹とは清一、重雄、則夫。 なんか今ひとつテンション上がりませんな。おっさん達の血圧は上がっても。 文体自体は著者のラブコメもののパターンだが、流石に台詞は還暦おやじのそれなので仕方ないのか。 パートごとに三匹のカバーイラストが入る。重雄のインパクト強過ぎ。 そもそも物語のコンセプトからして『定年ゴジラ』なんかと被るのでは。って読んだことありませんが。 世代イメージからして大差ないと思うのだが。 清一の孫の祐希と則夫の娘早苗がある事件をきっかけに知り合う。で、勿論ラブコメモード突入! だんだんこの二人にスポットがあたる割合が増えて来る。やはりこっちの方がテンポいいな。 息子夫婦や孫なんかとの家族関係は結構リアルに描けてる気がする。 この著者がごく普通に身近な出来事を扱ったらこんな人情ドラマになりました。というところか。 従来のラブコメ路線からするとサイズの合わない服を着せられた感があったかな。 | ||||
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