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グレイメン
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グレイメンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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面白いよ、 | ||||
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まるで面白くない。 最初からありえない設定で物語は始まる。宝石店に勤め、大切で気味の悪い顧 客の誘いを断った若い男性。その顧客の怒りを買い店に苦情が届き、店長から辞 めろと圧力をかけられ、虐められ、自殺まで考えるという設定になっているが、 まるで現実味がない。お人形さんがぱくぱく口を動かしているだけの陳腐さ。こ れでまずびっくり。 急に声をかけてきた人が、希死念慮の気がある人を見抜く超能力(?)を持っ ているらしい。そのまま急に話が進み、その宝石店への強盗を手伝わないかと言 われ、それに応じて情報を引き渡す。結果、すぐに100億円分の頒布会(どん な頒布会?、だいたい警備員もろくにいない)で強盗成功。ここから全てリア リティのない都合のよい話が続く。主人公をしっかり調べもしないで、強盗犯達 は男性をアジトとしている大ビルに招待するは、ペラペラと秘密めいたことを漏 らすは、何ともはや。強盗犯は「赤穂浪士」として男性をスカウトしたい模様だ が、あんまりすぎる設定。 2番目に登場する少女は、「援助交際」(パパ活)で稼ぐ。が、これまた脈絡な く、仕事を回してくれた友人からビルに行くように進められ、そのビルを歩き回 る。案内する人物はいやに饒舌に、深い話までする。100着もドレスのある部 屋で過ごし、チュウさんなる男の囁きでお化粧を施されて、「君は綺麗になった んじゃない。生まれ変わったんだ」なんぞと言う、三流ドラマもどきの台詞があ る。読んだときには気持ち悪くて鳥肌が立った。「身体で恩恵者を楽しませる」 らしい。一晩80万の客。この少女になぜか高い料金が支払われる。薬で痛みや 記憶をなくしていたらしいことが、章の最後に出てくるが、とってつけたような 筋で違和感がぬぐえない。120万円のバッグもただで貰えたりして、不思議な国 のお話でしょうか。薬の飲み忘れで少女は事実に気がつくが、命を狙われて…と、 どうにもあんまりな設定。 途中で「神よ、お前は無能だった!」とどこかで何回も聞いた台詞。苦笑しか 出なかった。次に登場する、母子殺人事件の犯人は、今は弁護士として唐突に現 れる。結局は復讐物だが、小説としてのレベルが低すぎる。 まとまりのない筋の紹介だが、これもあんまりな設定・筋のいい加減さのため。 三分の一くらいは我慢して読んだが、それ以外は読む気が失せた。それほど出来 の悪いもの。この作品はそれなりに売れ、どうやらその後、数冊の小説を上梓し ているのが信じられない。これで売れるんですね。まあ賞をとっても駄目な小説 (まがい)は多いので、著者だけが責められるべきとは思わないが…。 著者は25才で本書を出したらしい。これでキャリアを積むことができる、日本 の小説界は、内実が実に貧しいですな。 読まないで下さい.時間の無駄です。 ☆ なんぞなくて当然です。 | ||||
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竹馬の友の息子さんの著作物です。期待を裏切らない作品ですので、購入をお勧めします。 | ||||
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一気読みという事をしない私が、読み終えるまで本を離せませんでした。 たぶん、地獄と自分の死を間近に見た者が抱く、グレイへの崇拝に似た感情を私も抱いたのかもしれません。 物語は息もつかせぬ展開で、スピード感のある映画を見ているような感覚です。 この作品が映画になっていないとすれば、不思議です。いや、今からなるのかもしれない。 何故と言って、日本の社会はどんどん底辺の人間を増加させ、そこからもがき出ようとしている人を打ちのめしているからです。 この作品が世に出たころより、今の方が共感する人が増えていると思う。 いつか、作者とお会いしたい気持ちすら沸いてきます。 | ||||
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一気に読み進めることが出来ました。 面白かったです。 まだ文章に稚拙なところがありますが、すごく正義感と言うか、「どうにかしたい」と言う思いを感じられる作品ではありました。 分類がミステリになってるけど、ちょっとファンタジーと言えなくもない感じも。 読みやすくて面白くて、私にとっては普段読まないジャンルだったので楽しめました。 | ||||
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面白いのは第一章だけでした。 あとは話が非現実的になっていって、感情移入できず、人の名前がたくさんでてきて途中で飽きてしまいました。 どうしましょう… | ||||
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実は、この中に出てくる、NYテロリズムに関する記述に興味を持ち、購入しました。内容を全部読むと、意外に面白いです。漫画ですね。 | ||||
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法では裁けない不条理や、闇に巣食う巨悪に立ち向かう孤高の正義。多くの人が支持する古くて新しいテーマだ。本作も手に汗を握るスリリングな展開に引き込まれたのだが・・・・。 正直なところ、終盤の謎解きの部分で性急な展開があり、グレイの哀しい過去と、壮大なプランとの接点がかみ合わない。グレイのキャラクターもブレてしまっている。ここまで読んでちょっとがっかり。「積ん読」状態になってしまった。 アイデアはスリリングで面白いので次作を期待したい。 | ||||
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新人という石川智健氏は26歳という。こういう物語を考え出して小説にする作家という仕事は大変な作業であり、改めて才能が必要と思う。今後も良い作品を出してくれると思う。文章中に普段使わない漢字があり、ほとんどルビが振って無いので1,2個戸惑ったところがあったので振り仮名をつけても良いかと思う。力作で楽しく読ませてもらった。夢の無い現実は詰まらないから、せめて小説で楽しみたい。迷ったら読んで損はない秀作と思う。気が付いた点は299頁の最後の「マカボニー」は「マホガニー」の間違いではと思う。(椅子に使っている木材の材質) | ||||
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ネタバレはしないで感想を書くと、現実に有るような問題を非現実的なアイディアでまとめて面白く描いていますが、終盤は急ぎ過ぎの感もあり。 文が変なわけでもなく言葉が難しいわけでもないのですが妙に気持ちがつっかかるというか、ところどころがサラサラと読み進むという感じにはなりません。 例えば全身グレーな謎の男に自殺願望の宝石販売の男が「グレイ!」と、何やらあの宇宙人を連想するという流れも そんな風になるかねぇ?とひっかかるのでそういう部分の積み重ねが読みにくくしているのかもしれませんね。 素人の自分には文学の細かいことはわかりませんが、名著や名作といわれるものはそういうことがつっかからない「何か」が満たされているのでしょう。 どういうわけか上記のイジメられる宝石店員君より、つづいて出てくる不思議な環境で体を売っていた少女・小百合の身の上のくだりあたりからは何だかすんなり読めます。 全体的には面白くないわけでもなく、話のアイディアは良いと思いますのでそういう意味での受賞でしょうか。 | ||||
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孤独が蔓延する現代を痛快に斬る 26歳新人作家が放つ旋風! 第2回ゴールデンエレファント賞、大賞受賞作 | ||||
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ちょっとひねくれたストーリーに、 ぐいぐいと読み手を引っ張る簡潔な文体。 面白かったです。 魅力的なキャラクター、 先や謎が知りたくなる展開、 一気に読めました。 現実と現実離れの微妙な距離感、 ストーリー展開の理不尽に強引なところ、 人物描写の甘いところなど、 気になるところも多々ありましたが、 まだまだ若い作者ということもあり、 次回作がとても楽しみになりました。 気軽に楽しめる作品です。 | ||||
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死にかけた登場人物が、次々と謎の男によって救い出され、法では罰せられなくとも社会で生きている「いやな奴」が懲らしめられるのは読んでいてスカッとする部分があります。淡々と書かれているので読みやすいですが、文章の表現力がもう一つ。 最後にあの男が現れた時は「なんでこのタイミングでここに?」と思いました。アクション映画でよくある手法ですが不自然すぎます。 あと1500万は控えめに見ても安すぎです。最後のグレイの考え方はグッド。 | ||||
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光市母子殺害事件、女子高生コンクリート事件、プチエンジェル事件など実際に起きた事件とそれぞれの犯人、被害者、遺族、警察、政府、メディア、傍観者の心情を合わせた印象。 未成年の加害者に対するあまい法律や警察の怠慢、加害者を擁護する弁護士、頼りにならない政治家など、そしてそれらに不信感や反発しながらも具体的な改善策を出さずにしょうがないと言う気持ちで生活している我々一般人。世の中グレイな人だらけと再認識させられました | ||||
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社会的話題ともなった少年による残虐殺人事件、北アフリカを中心に起った民主化革命、相次ぐ警察の不祥事等を背景として、現代社会への憤懣と未来への希望とを弱者の視点で綴った作品。意気は買えるし、その趣旨に共感を覚える部分もあるが、物語として練れていない印象を受けた。 表向きは、「グレイマン」という謎の男の圧倒的存在感とその目的の追求を中心としたサスペンスを意図した物だと思うが、読んでいてスリル・面白みを感じなかった。物語の核とは余り縁のない枝葉の部分の平凡な書き込みが多かったり、「グレイマン」の計画が絵空事に過ぎて迫真性に欠けていたりと作者の狙いが空回りしている感がある。"社会批判"という姿勢が前面に出過ぎていて、「エンターテインメント」性をウリにしている企画の受賞作としては今一つの感が否めなかった。 | ||||
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文字も大きく読みやすい書籍であるにもかかわらず、途中で飽きてしまった。 それは、経済、富の再分配とか言う非常に俗なテーマがあるにもかかわらず、話がSF的に展開するからであろう。 | ||||
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主人公にある程度、共感が出来れば面白いと思います。 そうでないと一気に読むのが苦痛になる本です(どの本もそうですけれど)。 題材としては面白いですが、掘り下げが甘い気がします。 なんとなく中途半端なまま話がダラダラと続いてしまうのが残念です。 もう少し、台詞が現実っぽければ多少は読みやすいんですけれど。 どうも回りくどくて。 デビュー作でこれだけ書けているので、次回作以降に期待が持てます。 新作が出たらチェックしてみたいです。 出来れば次回作の主人公は、もう少し万人受けのする性格で・・・お願いします。 | ||||
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最近個人的に国際政治問題やら落語家の半生やら わりと構えが必要な本ばかり読んでたので そういった本から比べると 読みやすかったです。 ただ他の方も書かれてる通り 人物の言動と行動にちょっと「?」と思った部分もあったかな。 ただこのゴールデンエレファント賞というものの 関連作非常に興味を持ちました。 この著者の次回作も楽しみですが、ほかの関連作品も読んでみようと思います。 | ||||
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序盤は読みやすくて、すらすら読める感じが良かった。 展開として、主人公とグレイメン、ほかの人間のつながりが、 もう少し濃く書かれているといいと思う。 個人的には楽しめて読めた。 | ||||
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ストーリーは面白く、すぐに読み終わりました。 ただ、登場人物に魅かれるほどの魅力を感じません。 皆が絶対的に惹かれ、服従してゆく主犯者。色々言葉を使ってその人物の素晴らしさを語るのですが、なぜそこまで皆が惹かれていくのか、残念ながら描写力がもう少し。 視覚的描写も多いのですが、なんというか、、、そのイメージにワクワクしません。 読者に訴える表現力がつけば、もっと面白い読み物になると思います。 あと、事件後の日本にもっとページをあててほしかったかな。 余談ですが、「クリスマス」の逃走のシーン、ネタバレになるので詳しく書きませんが、昔のルパン三世(緑ジャケットの)で宝飾展示会かなんかで盗んだ後の逃走シーンにそっくり。 | ||||
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