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グレイメン
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グレイメンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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法では裁けない不条理や、闇に巣食う巨悪に立ち向かう孤高の正義。多くの人が支持する古くて新しいテーマだ。本作も手に汗を握るスリリングな展開に引き込まれたのだが・・・・。 正直なところ、終盤の謎解きの部分で性急な展開があり、グレイの哀しい過去と、壮大なプランとの接点がかみ合わない。グレイのキャラクターもブレてしまっている。ここまで読んでちょっとがっかり。「積ん読」状態になってしまった。 アイデアはスリリングで面白いので次作を期待したい。 | ||||
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ネタバレはしないで感想を書くと、現実に有るような問題を非現実的なアイディアでまとめて面白く描いていますが、終盤は急ぎ過ぎの感もあり。 文が変なわけでもなく言葉が難しいわけでもないのですが妙に気持ちがつっかかるというか、ところどころがサラサラと読み進むという感じにはなりません。 例えば全身グレーな謎の男に自殺願望の宝石販売の男が「グレイ!」と、何やらあの宇宙人を連想するという流れも そんな風になるかねぇ?とひっかかるのでそういう部分の積み重ねが読みにくくしているのかもしれませんね。 素人の自分には文学の細かいことはわかりませんが、名著や名作といわれるものはそういうことがつっかからない「何か」が満たされているのでしょう。 どういうわけか上記のイジメられる宝石店員君より、つづいて出てくる不思議な環境で体を売っていた少女・小百合の身の上のくだりあたりからは何だかすんなり読めます。 全体的には面白くないわけでもなく、話のアイディアは良いと思いますのでそういう意味での受賞でしょうか。 | ||||
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孤独が蔓延する現代を痛快に斬る 26歳新人作家が放つ旋風! 第2回ゴールデンエレファント賞、大賞受賞作 | ||||
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死にかけた登場人物が、次々と謎の男によって救い出され、法では罰せられなくとも社会で生きている「いやな奴」が懲らしめられるのは読んでいてスカッとする部分があります。淡々と書かれているので読みやすいですが、文章の表現力がもう一つ。 最後にあの男が現れた時は「なんでこのタイミングでここに?」と思いました。アクション映画でよくある手法ですが不自然すぎます。 あと1500万は控えめに見ても安すぎです。最後のグレイの考え方はグッド。 | ||||
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社会的話題ともなった少年による残虐殺人事件、北アフリカを中心に起った民主化革命、相次ぐ警察の不祥事等を背景として、現代社会への憤懣と未来への希望とを弱者の視点で綴った作品。意気は買えるし、その趣旨に共感を覚える部分もあるが、物語として練れていない印象を受けた。 表向きは、「グレイマン」という謎の男の圧倒的存在感とその目的の追求を中心としたサスペンスを意図した物だと思うが、読んでいてスリル・面白みを感じなかった。物語の核とは余り縁のない枝葉の部分の平凡な書き込みが多かったり、「グレイマン」の計画が絵空事に過ぎて迫真性に欠けていたりと作者の狙いが空回りしている感がある。"社会批判"という姿勢が前面に出過ぎていて、「エンターテインメント」性をウリにしている企画の受賞作としては今一つの感が否めなかった。 | ||||
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文字も大きく読みやすい書籍であるにもかかわらず、途中で飽きてしまった。 それは、経済、富の再分配とか言う非常に俗なテーマがあるにもかかわらず、話がSF的に展開するからであろう。 | ||||
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主人公にある程度、共感が出来れば面白いと思います。 そうでないと一気に読むのが苦痛になる本です(どの本もそうですけれど)。 題材としては面白いですが、掘り下げが甘い気がします。 なんとなく中途半端なまま話がダラダラと続いてしまうのが残念です。 もう少し、台詞が現実っぽければ多少は読みやすいんですけれど。 どうも回りくどくて。 デビュー作でこれだけ書けているので、次回作以降に期待が持てます。 新作が出たらチェックしてみたいです。 出来れば次回作の主人公は、もう少し万人受けのする性格で・・・お願いします。 | ||||
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最近個人的に国際政治問題やら落語家の半生やら わりと構えが必要な本ばかり読んでたので そういった本から比べると 読みやすかったです。 ただ他の方も書かれてる通り 人物の言動と行動にちょっと「?」と思った部分もあったかな。 ただこのゴールデンエレファント賞というものの 関連作非常に興味を持ちました。 この著者の次回作も楽しみですが、ほかの関連作品も読んでみようと思います。 | ||||
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ストーリーは面白く、すぐに読み終わりました。 ただ、登場人物に魅かれるほどの魅力を感じません。 皆が絶対的に惹かれ、服従してゆく主犯者。色々言葉を使ってその人物の素晴らしさを語るのですが、なぜそこまで皆が惹かれていくのか、残念ながら描写力がもう少し。 視覚的描写も多いのですが、なんというか、、、そのイメージにワクワクしません。 読者に訴える表現力がつけば、もっと面白い読み物になると思います。 あと、事件後の日本にもっとページをあててほしかったかな。 余談ですが、「クリスマス」の逃走のシーン、ネタバレになるので詳しく書きませんが、昔のルパン三世(緑ジャケットの)で宝飾展示会かなんかで盗んだ後の逃走シーンにそっくり。 | ||||
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復讐、したいと思い続けたら、こんな行動もあるかな。 不平等な世の中において、富や権力を再配分するには?と考えて、ぶっ壊すしかないなんていう思いつきは大好きです。 | ||||
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前年度の大賞作「慈しむ男」と目的は違うが似たような方向性の内容。 ありえない設定をスルっと進めていく、”ライトノベル”と呼んでいいのでしょうか? サクサクと読みやすい。 が、あまりにも軽すぎて、会話のところで「どっちの人のセリフ?」と考える箇所も。 章立てなのですが、量的に3章だけバランスが悪すぎる。 GE賞では、応募作の中で最も優秀な作品に”大賞”を必ず与える既定なのでしょうが、 大賞なしの”入選止まり”の場合があっても良いのでは? 巻末に「圓さん、天下を回る」という同社刊行の本の荒筋が載っておりました。 ”能力者”、”日本を救う”というキーワードが本作と被っています。 (先に読んでしまったので、本作の荒筋かと思ってしまいました) と、出版社の都合も含めての星3つとさせて頂きました。 | ||||
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文章力、登場人物や話の魅力、展開等全体的に薄味。 題名にもなっている重要人物「グレイ」の経歴等を簡潔に済ませている割に それ程重要な内容では無い所を書き連ねたりバランスも悪いです。 個人的に一番駄目だった所は 登場人物全てがTVドラマや漫画の様な白々しい設定で 芝居のセリフみたいな言回しで話すので読んでいる方も次第に白けてきます・・・ 下手なライトノベルよりは読みやすいですが 裏社会をテーマに現実味のある話を書くには少々力不足だと思います。 | ||||
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