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原始の骨



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【この小説が収録されている参考書籍】
原始の骨(ハヤカワ・ミステリ文庫)

原始の骨の評価: 3.20/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

最高レベルのマンネリズム

nikataroさんのおっしゃるとおり!
毎回デジャヴのような展開で、「ええかげんにせぇやっ!」とツッコミを入れながらも読まずにはいられない、
貴重な愛しいスケルトン探偵シリーズ。
今回もいいですよ〜。
なんでこんなにおもしろいんだろ?
ちゃんと「へぇ〜」と言わせるべきところでは「へぇ〜」と言わせてくれるこの安心感。
多少説得力に問題があったとしても強引に着地までもっていく底力はプルシェンコなみです(笑)。
でも、このごろとみに妻ジュリーが鼻につくのは私だけ?
次作も心待ちにしております。
原始の骨(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:原始の骨(ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151751106
No.1:
(4pt)

予定調和の美しさ

有名な景勝地(今回はジブラルタル!)で小規模な学会が招集され、そこには旧知の仲間たちが集合。観光案内と学術的知識を盛り込みながら、「さりげなく」過去の因縁や確執を伏線として用意。そしてあまり血なまぐさくない、というか細かい描写をしない殺人が起こる・・・、といういつものパターンながら筆者の力量と登場人物のキャラクターで見事に引き込まれてゆく。まさかの大ドンデン返しは期待できないが、風景や食事の表現、会話の巧さは筆者ならではの際立ち感。こういう安定したシリーズものこそがミステリーの王道であり、読み物としての一級品だと思う。どうか翻訳、発売のペースを崩さずに「文庫で初版」のポリシーを守って末永く続けてほしい。
原始の骨(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:原始の骨(ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151751106

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