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楽園のカンヴァス
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楽園のカンヴァスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全423件 101~120 6/22ページ
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美術館巡りを今まで行きましたが、歴史・背景を調べて隅々鑑賞する。その視点を持つと楽しさ、深みが増す事を理解した。落ち着いたら、大原美術館に絶対行く!決めてます。 | ||||
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原田マハさんは大好きな作家さんの1人ですが、教養がなく王道の美術系は避けていました。 が、今回心機一転、何がきっかけだか覚えていませんが、こちらを手に取り、そして引き込まれ、あっという間に読み終わり、余韻に浸っています。 実在する有名な作品がたくさん出てくるので、スマホ片手にどんな絵なのか検索しながら、2人と一緒に私も旅に出ていました。 MoMAは少し先になりそうですが、今年中に大原美術館には行くよう計画します! 次はゲルニカを読みます。 | ||||
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本の世界に引き込まれ時間を忘れて貪るように読みふけってしまった。そのせいでとある会合をすっぽかしてしまった。今すぐ美術館に行きたくなったし、上質なモーゼルワインを飲みたくなった。近代を生きた貧乏画家がどんな生活を送っていたのか。細部の描写もアート好きにはたまらない。 | ||||
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最初から、どんどん物語に引き込まれていきます。 そして、最後の最後まで楽しめる内容でした。 | ||||
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欲しかった単行本がとても良いコンディションで、しかも安価で入手でき、大変うれしく思っております。 ありがとうございました。 | ||||
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この本を探していましたが、なかなか見つかりませんでした。 そうしたところこの出品がみつかり注文しました。 直ぐに届き、状態もよく満足しています。 | ||||
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2022年2月3日読了 ルソーの絵を美術館で見てみたくなりました | ||||
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私は、 ・漫画『ギャラリーフェイク』が好き(一応全巻読んでいます) ・山田五郎さんの動画を毎回欠かさず見ている ・ときどき家族とともに美術館に行く くらいの、半端な絵画ファンですが、本書を楽しく読むことができました。 (ちなみに五郎さんの動画でもアンリ・ルソーが取り扱われています) ルソーの『夢』に酷似したある作品の真贋を巡って話が進んでいきますが、ストーリーの進展とともに伏線が回収されていくということで、美術ミステリーと言うにふさわしい小説となっております。 私は先の展開が気になって仕方なかったので、1日で一気に読んでしまいました。文章も特にひっかかることなく、大変読みやすいと思います。読後感もさわやかで、実利を離れて楽しく読めました。 本書を読んで久しぶりに美術館に行きたくなりました。 | ||||
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絵画をテーマにした推理小説。ストーリー全体に流れる切ない思い。 こう書いてしまうと、なんじゃそら、と思われてしまうかもしれない。それでも、そう書くしかない本でした。 主要人物はみな懸命に生きている。そのひたむきさが胸をうつ。 あれ?それって、ルソーその人のことじゃないか。 山田五郎さんのユーチューブ動画で興味をもったので読みました。動画ではルソーはもっと滑稽だったのですが、小説では胸が苦しくなるような切ない人物として描かれてます。 | ||||
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堪能しました。原田マハさんの描いた絵を。最初から最後まで一貫して連なる緊張感。ミステリータッチで進む描画感にはまりました。同著者の他のアート作品もすべて読みたいです。 | ||||
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あまり絵画に詳しくないのでその絵がどんな絵か分かるともっと面白いかも。 作者の絵画への精通ぶりに感心しました。 | ||||
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美術ミステリーの面白さを教えてくれた一書。終盤の目まぐるしい展開には目を丸くしましたが、画家や作品をめぐるバック・ストーリーをいわば「カンヴァス」にして、その上に人間模様や謎解き、美術史の知見などを塗り上げて作られた作品の興趣。ほぼ徹夜の一気読みでした(今朝読了)。それにしても、しょぼくてしがない退職税関吏のアンリ・ルソーが1893年の退職後に嘲笑されながら描いた作品が、ピカソを生み(に影響を与え)、近代絵画への道を切り開いたという歴史そのものがすごいというか、さまざまな感興と感慨を抱かせてくれました。 「名画はときとして、こんなふうに、人生に思いがけない啓示をもたらしてくれる。それが、名画が名画たる所以なのだ。」(32頁) 「彼が求めていたのはただひとつ、「新しい表現」だったのです。・・・ ピカソは、この「醜い絵画」を突きつけることで、「美とはなにか?」「美術とは何か?」という、とてつもなく大きな、かつ本質的な提議をしたのです。・・・ ピカソは、アングルから表現方法を学んだわけじゃない。対象物の『様式化』を学んだんです。」(182~195頁、ピカソ作「アヴィニョンの娘たち」について) 「アートは私にとって、世界中、どこででも待っていてくれる友だち。そして美術館は、『友だちの家』みたいなものだったので」(231頁) 「アートを理解する、ということは、この世界を理解する、ということ。アートを愛する、ということは、この世界を愛する、ということ。・・・ 画家の目が、この世の生きとし生けるもの、自然の神秘と人の営みの奇跡をみつめ続けたからこそ、あんなにもすなおで美しい生命や風景の数々が、画布の上に描かれ得たのだ。唯一無二の楽園として。」(232~233頁) 「新しい何かを想像するためには、古い何かを破壊しなければならない。」(352頁) 「科学者は宇宙を発明したわけではなく、理解しようとしているだけなのである。芸術家は、人間社会を、自然を、自分自身を、独自のやりかたで解釈し、絵画や音楽や詩で表現する。表現をいう行為は自分勝手でわがままなものだが、不思議なことにこれが同時代や未来の人々の心を揺り動かすのである。科学にはできないことだ。」(本日の日経朝刊で読んだ坂井修一氏のエッセーで「ピカソかアインシュタインか」からの引用) なお、個人的な読後の疑問として、(1)なぜサザビーズが出てくるのか(256頁、売り先が決まっているのであれば、そも価格極大化のためにクリスティーズを起用する場面(205頁)とは異なるわけで、説明不足)という点と(2)事の次第を考えれば、ジョセフはヤドヴィガから二つの作品の異同(どちらがピカソの作品に上描きされたのか)について聞いて知っている筈なので、このような鑑定競争はそも不要ではないのかという点の二点を挙げておきたいと思います。 | ||||
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読んでいて思った。これは『美味しんぼ』の西洋絵画版ではないかと。ドラマあり、蘊蓄ありで、美味しんぼのように楽しめます。 こんなわかりやすい小説で感動したら負けだと思っているけれど、今回も負けてしまいました・・・ | ||||
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ルソーの作品の解釈なのかと思って読み始めたがとんでもない。語りのうまさに引きづられて、流れにに乗って一気に読み終わってしまった。 芸術作品が永遠の生命をもつことを深く感じることができる小説。他の作品もぜひ読みたい‼️ | ||||
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美術の知識に乏しかった私に最初は入りづらく感じましたが、徐々にものすごい力で引き込まれて行きました。素晴らしかった。出会えて良かったです。 | ||||
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これまで読んだあらゆる小説の中でもトップクラスに素晴らしい作品だった。 | ||||
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話が上手いし、わたしが住んでる世界と近いのでこの本の内容はとってもリアルに感じられました。文章は平易で、個性はないけれどそれに増して内容が濃かった。主人公はとってもリアルだし、アメリカのキュレターとの触れ合い、探り合い、最後への結びつきなどが興味深く、この本は絵をめぐってのミステリーというよりもわたしにはこれこそ、『大人の恋』と思いました。 | ||||
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美術館を楽しみたいけど、どう楽しめばよいのかわからない。そんな誰かに相談はしないけど気になっていたことから解放されました。次の休み、美術館に行こう。そして作品との出会いを楽しもうと思います。 | ||||
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ウンベルト・エーコの「薔薇の名前」ほどにはおどろおどろしくもなく、ディレッタントでもないのですが、現代美術の誕生のあたりのアンリ・ルソーという画家の謎を絡めた探偵小説です(?)。ヤドヴィガの子供って?という謎が仄めかされていて、やるなあって思いました。 | ||||
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学生時代にアンリ・ルソーを知り、それ以来、久しぶりに、ルソーに触れました。 同じ絵画を眺めても、背景がわかるか、わからないでは、響き方が違ってきます。素人ならなおのこと。 読み終わるのが惜しく、寂しくなる本でした。 | ||||
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