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カフーを待ちわびて
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カフーを待ちわびての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 41~60 3/5ページ
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後半は涙無しでは見られませんでした。 ゆったりとした沖縄での時間の中で、たくさんの楽しかったり、幸せだったり、だけど切なく、苦しく……そんな多くの思いが詰まった1冊でした。 | ||||
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暑い夏に浜辺や海の見えるカフェでぜひ読んでいただきたいラブストーリーです。 やさしくてピュアすぎて、こんな話ないだろうと思ってしまいますが、 読み終わった後は必ず温かい気持ちになれる素敵な小説です。 沖縄に行きたくなることも間違いなしなので、旅行前などにもオススメの本です。 | ||||
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映画を見て小説を買いました。 読みやすい文章と沖縄の自然に惹かれました。 ピュアなラブストーリーですがずっと手元においておきたい本です。 | ||||
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島の空気と、やさしくて切ない人に、読んでいる私もじわっと癒されます。 | ||||
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読んでいて情景が浮かび、風景や個々の人物の心情の描写が良く、 読後感が爽やかになれる良い内容でした。 | ||||
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楽園のカンバスからの2冊目でこちらをチョイス。 個人的にも沖縄離島が好きなので、雰囲気はとても楽しめました。 内容が盛りだくさんなので、もうちょっと書き足して欲しいなーと思う部分も… | ||||
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表紙にやられて購入しましたが、期待通りでした。 夏、海、沖縄好きにはたまらない世界がここにあります。 また、どことも知らない女性と一夏を過ごす設定も男性は憧れるのではないでしょうか。 主役の少年時代のエピソードや、東京からダイビングでこの島に来た人の話もグッときました。 本当に素晴らしい作品ですが、あえていうなら、 【ネタバレ】 開発プロジェクトを賛成させい俊一と渡は、俊一の彼女を明青の家に派遣し、 色仕掛けさせようとするが、その女はハワイに逃亡する。 ↓ そうとは知らずに渡は、幸が俊一の女と勘違いし、明青に打ち明ける。 ↓ ショックで他の女と結婚すると幸に嘘を告げる明青。 ↓ あっさり受け入れ、家をでる幸。 ↓ あれは、勘違いだったと悪びれる素振りも見せず告げる渡。 ↓ ハワイに逃亡したとは知らなかった、てっきり明青の家にいてる幸を自分の彼女と思ってたと告げる俊一。 この一連の展開、ありえないと思いますね。 小説などは、キャラクターがとても大事だと思うので、 そのキャラクターが思いもしない行動にでると違和感を感じるのです。 著者は最初にこのプロットが出来上がり、 そこに無理矢理キャラクターを詰め込んでいった感じがします。 だから、違和感を感じるのです。 俊一は、自分の彼女のくせに連携が全くとれて無いのも常識的にあり得ない。 幸が大好きで、いつまでも見守る覚悟を決めた明青。 そんな明青がプロポーズ直前で、他の女と結婚するから家を出て行けと幸に言う。 これも絶対にあり得ない。 もし、俊一の彼女だと告げられても、疑わないだろうか。嘘だと思わないだろうか。 しばらく様子をみるとか、とにかくあの時の明青なら絶対にもがくはずである。 あっさり受け入れて、淡々と幸を振るあたりが、キャラクターとしては思いもよらない行動で、 もの凄く違和感を感じたのである。 そしてエンディング。オープンエンドで終わらせて欲しくなかったですね。 この作品に関しては、最後までか、せめて幸を見つけるまで描かないとだめだと思いました。 色々言っちゃいましたが、評価は満点です。全体的には申し分の無い作品です。 | ||||
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原作とDVDでどのような、脚本構成がされたか見たかったから、購入しました。 ねたばれになってしまいますが、 玉山鉄二さんの喪失感のなか、とぼとぼ、と歩く姿が特に印象にのこりました。 | ||||
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久しぶりの恋愛小説。ラストはハッピーエンドにはならず、主人公の行く末がメッチャ気になる終わり方。複雑な主人公の感情が次第にゆっくりと幸によって溶けて行く様もホッコリできました。 | ||||
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雰囲気小説です。 沖縄の鮮やかな情景と、ドロドロ感のない恋愛模様がマッチしており、全体としてよくまとまった作品。 大らかな沖縄気質で描かれる恋心なので、ドラマチックというよりは、指先が触れるか触れないかという 情感の機微を楽しんで欲しいと思います。 | ||||
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ほとんど本を読まないんですが、沖縄ひとり旅行に行く際友達に進められて読んでみました。 読んでいると沖縄の風景が思い描くことが出来、沖縄独特の風習なども知ることが出来ました。 お話の内容も心暖まるお話で、明青は35歳なのに胸がキュンキュンする青春のような恋でした。 最後はポロっと泣けて大満足です。また時間をあけて読みたい1冊になりました。 | ||||
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だれでも憧れる南海の離島。ストーリーは出来過ぎでもいいじゃないですか。主人公に肩入れして楽しく読んでみて。 | ||||
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よくできて切ないお話でした。 とてもよかったです。 また購入します。 | ||||
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疲れを感じずに読めました 読みやすいです 久しぶりに感動して、泣けました 買って良かったです リゾート開発にこだわって、星を少なくしてる人もいますが、気にしなくていいです すらすら読めるので、読書初心者や、気軽に読める小説が読みたい人に 僕も好きな人にプロポーズしようと思いました 幸せになれる小説 | ||||
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帯からの引用 - 「読み終えたら、まず大事な人の声が聞きたくなる - そんな作品だ。」... 私は映画を見てから、原作本が気になって読んでみました。ストーリーがバレてしまうので、細かくはかけませんが、帯の通り「読み終えたら、まず大事な人の声が聞きたくなる 」作品でした。映画のラストでは、物語のエンディングがきちんと描かれているのに対して、原作では未来を予感、期待させるような締めくくりでした。 映画では「あなたが幸せなら私は幸せです」という幸(ヒロイン)の切ない恋心が印象的でしたが、原作の幸はちょっとおてんばで、「幸せは待っていてもダメ」というメッセージを感じさせる娘だったように思います。タイトルの「カフーを待ちわびて」(カフーは果報 ... 幸せ、よい知らせっていう意味)には、幸せになりたいというメッセージと、幸せは待っているだけじゃダメなんだっていうふたつのメッセージが込められているように感じました。 | ||||
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恋愛とは、二人が離れている状態をいう言葉で、 だから一緒に住むようになったりしたら恋愛ではないのだそうだ。 最近たまたま、ある作家の言葉として紹介されているのを何かで読んだ。 定義として考えると反対する声もありそうだが、自分の中ではなるほどと納得。 結ばれる以前、あるいはついに結ばれない関係の、不安、苛立ち、夢想、ときめき、切なさ。 そういうものが恋愛なのだろう。 第1回「日本ラブストーリー大賞」受賞作というこの小説は、沖縄の離島を舞台に、 まさにそうした「恋愛」を見事に感動的に描いた作品である。 実はこの作家、最新作らしい『楽園のカンヴァス』の書評を何かで読むまで、名前も知らずにいた。 一度意識すれば忘れにくい名前だろう。 興味を惹かれて調べてみると、もうずっと活躍している人だとわかる。 ほかの作品も面白そうで、 となるとむしろ先に書かれた本から読んでみたい気になって手に取ったのが本書である。 たまたまわりに最近、南の島に行く機会があったので、そういう気分だったのかもしれない。 沖縄、あるいは他であっても、南の島には癒しを感じる。 現地の人の感覚はまた違うのかもしれないが、外から行く人間にとっては少なからずそうだろう。 だからそういう舞台の物語には、癒しや和みをもたらしてくれるものが少なくない。 池澤夏樹の短編集『南の島のティオ』や、映画の『めがね』が思い浮かぶ。 恋愛が結ばれない状態を意味するとすれば、それは不確かなものとしてあるから、 サスペンス性も強くて物語にはなりやすい。 実際この物語も、謎やトリックもあって、ほとんどミステリーのようにも読めるのがすごい。 だが、そこで沖縄の島が舞台というのがとても大きな要素になる。 最後は広く深く海のように、何か無限に大きな優しさに包まれる感覚があって、それが心地よいのだ。 そのことはおそらく、とことん優しい主人公の人間性 (焦れったいまでの人の良さとも言えるが)とも無関係ではない。 冗談のように旅行先の神社の絵馬に「嫁に来ないか」と書き込んだ主人公のもとに、 「お嫁さんにしてください」という便りが届く。 ありえないような、あるいはバカバカしいとすら感じられる発端だが (しかしそのわけはちゃんとあとでわかる)、 こうして夢見るような設定もまた沖縄という舞台によく合うのだ。 これは恋愛を描いただけでなく、傷を抱えた者たちが、 絆によってそれを乗り超え、癒されてゆく話である。 そこには単なるラブストーリーを超えた感動がある。 一方で作品のマイナス面を挙げることはそう難しいことではない。 人物設定に疑問を感じたり(腹を立てている自分に苦笑いしたりする)、 ファンタジックな設定とリゾート開発をめぐるリアルさのギャップに釈然としないものを感じたりもする。 そもそもが作り物っぽい、わざとらしい話だし、展開もご都合主義的といえなくもない。 しかしそれらが欠点だとしても、物語に一度浸ってしまえば、 最後は圧倒的な筆力がもたらす海のうねりのような感動に呑み込まれてしまう。 結末に至る部分を読んで泣く読者は少なくないかもしれない。 作者のストーリーテリングの能力は高い。 切ないが優しい。 そして題が暗示するように、待つことには希望が託されているだろう。 南の島の光と風の中で遠くを見つめるような読書体験だった。 | ||||
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沖縄の澄んだ自然を体感できる文章でした。 ただ、登場人物の一人である「俊一」というリゾート開発会社のイケメンがまぁ、最悪で、その男に一矢も報いない主人公の不甲斐なさもイライラしました。 他のレビューを見ると、「リゾート開発は人を幸せにする」という趣旨で作者が書いているのが鼻白む、的なレビューが多いですが、私はむしろリゾート開発に伴う人間関係や田舎を取り巻く経済問題に対して作者が切り込んでいただけで、決してリゾート開発マンセーという印象は持たなかったですよ。 実際にこんな開発が持ち上がれば、賛成寄りに傾くでしょうし、主人公がもっと早く開発に賛成していれば、と後悔する場面も敬愛する人の健康や、自分の不甲斐なさからきたもので、開発そのものを手放しで受け容れてるわけでは無いと思いました。 終わりはちょっとできすぎですが、主人公達が「幸多い」未来を手にして欲しいと素直に思えましたよ。 でも、やっぱり俊一は腹立ちますが。 | ||||
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「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作品ということで、読んでみました。 タイトルと装丁だけ見て気に入って買いましたが、内容が思いのほかよくてびっくりした。 原田マハさん、スミマセン。 読みはじめは、ライトノベルっぽいかなと思ったけど、 美しい文章は読みやすいし、きちんと沖縄のことも取材してるし、読了後もスッキリさわやかだった。 後半は「さち」の正体に関して説明しすぎのような気がしたけど、 前半の複線がちゃんとつかめていれば、ああ、なるほどね、なんて思えて楽しめる。 絵馬にプロポーズの言葉を書く、というユニークさも素敵、 相手を思うこととか、人のつながりとかが素敵。 ぎとぎとした嫉妬や、複雑に絡み合う面倒な恋愛話につかれたとき、ほっとさせてくれるような作品。 | ||||
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新設新人賞の大賞はなんぼものもんじゃい。 と思って手に取った本書。 賞のサイトでも好評だったので期待して読みましたが、 これがなかなかどうして良いです。 この本(著者?)はストーリー構成が抜群です。 読後には、“自分もこんな恋がしたいな”と思わせる内容です。 だからきっと、読み進める手がとまらなかったのだろうと思います。 特にエンディングが好きです。 激しい気持ちを心に秘めていながらにして、 それを互いへぶつけず、焦がし、 ただただ相手を想うことでしか叶わない切なさ。 その不安が嘆かわしくて、ラストに涙しました。 気になるマイナス面もいくつかありますが、 十分に友達へすすめられる一冊です。 個人的には新人賞受賞にも納得。 今後への期待も込めて★4つ。 | ||||
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皆さんの感想とほぼ同じで心あたたまる良作でした 明青のモヤモヤした煮えきれない性格がかつての自分みたいで妙に共感しました 最後の二転三転の結末はなーんとなくよめましたがそこはミステリーではないし幸が手紙で告白したのも同居中は互いの過去に触れなかったのだから説得力ありました そして涙がポロリときました ラストは今度は明青が前を向いて進みはじめて爽やかでした カフーにはちょっと気の毒でしたが多分また再会するんでしょうね | ||||
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