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天地明察
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天地明察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全338件 21~40 2/17ページ
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この小説の一番の特徴は、登場人物のなかに悪役がいないことです。たいていの小説は、主人公と敵対する悪役や足を引っ張る嫌な奴がいて、その連中とバトルすることで話が盛り上がるというのが定番ですが、この小説の登場人物はみんな主人公を誠実に、あるいは献身的に応援してくれます。しかもそれでいて話は十分に盛り上がり、楽しく読み進められ、期待通りの結末で、幸せな読了感を得られます。 | ||||
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非常に面白い | ||||
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上巻の感想を繰り返すことになるが、マルドックシリーズとはほとんど真逆の爽やかな歴史小説で、多彩な作者の才能に脱帽である。 主人公春海の万年青年的なキャラが良く、最期まで新しいものに挑戦しようと言う彼の気概が読者の共感を呼ぶ。この下巻では、改暦の難事業に挑んだ春海が愛妻や協力者達の死、そして挫折を乗り超えて遂に日本独自の暦を認めさせるのだが、そのために打った布石が用意周到。さすがは囲碁でも専門家なだけの事はあると思った。ともあれとてもスリリングなストーリーを、サラリと描いたのが好印象。 | ||||
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血生臭いサイバーパンクSFの傑作マルドックシリーズを書いたのと同じ作家だとは信じられないくらい、傾向の全く違う作品だった。この作品には一人も悪役が出て来ない。エンタメ作では対立軸を作ってドラマを動かすのが常道だと思っていたけれど、良い人ばかりに囲まれた主人公であるにも関わらず、本作はとても面白い。思うに本作で主人公は未熟な自分自身と対峙して、それを克服して成長していく物語の構造が優れているのだろう。 上巻のラスト、失恋と敬愛する先達の死を乗り越えて、新事業を達成する決意を固めた主人公が眩しく感じられた。才能ある若者が挫折を乗り越え、自分の極める道を見い出す感動的な成長物語と評したい。 | ||||
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漫画、映画を見てから読みました。 漫画は原作にほぼ忠実だったのでネタバレはしていましたが、江戸時代の習慣や、主人公以外の人物像が細やかに描かれていて良かったです。期待していた天文と算学についてはそれほど詳しい解説がなかったので、他に資料を探しながら読んでいます。 原作を読んでこの作品をもっと好きになりました。作者の他の作品も読んで見たいです。 | ||||
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友人に薦められて読みました。読み応えのある内容です。オススメです。 | ||||
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政治的な歴史の流れの中で、変わっていく文化の背景を知ることができた。新しい暦作りに賭けた22年の歳月を追った物語だが、その長さは、どちらかと言えば、時流に恵まれた部分で多くの人の気持ちが一致して、結集したと言うのが大きいように思える。新入社員が入社当時の夢を形に出来たと言うところかな? 大きな夢の実現の為には、真っ直ぐなだけではダメで、裏工作や時流を読む知恵も必要で、これは現在の色々な組織内でも、ある意味通ずることかもしれない。 思いを持って、心を磨き続ければ、いつかその時は来る!とも感じた。 文章は判りやすく、現代的で、登場人物も今様な感覚だったことと、時間軸が長期的なので系譜的に思えたことや、同じ語彙の連発が少々私的には残念なので、星4つです。悪しからず‼ | ||||
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淡々とした語り口はフィクションの世界をあたかもノンフィクションに感じさせて、とてもスリリングだった。 | ||||
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理科系の苦手な私には、全く知らなあい世界なのにワクワクしながら読み進めています、 | ||||
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はぁ。おもしろかった。すごいね。 言葉に対する理解の深さが物語を重層的にする。 日本の暦を 中国の暦とのずれを解明する。 囲碁で 職を成り立たせながらも、数学に興味を持ち、 星の位置を知り 日食と月食を予想する。 コンピュータもないときに これだけのことを やり遂げた人物がいたとは 驚きであるが、 そのことを 深く掘り下げて 物語にした手腕は 驚くばかりの才能。 | ||||
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その問いに対する 1つの明確な答えが ここにある 苦しみ、迷い、悩み、もがき…そして楽しむ 『人生 頑張らなきゃ!』そんな読後感を 味わえる1冊 | ||||
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暦を変えるのに何の苦労があるのかなと思い、この小説は読んでいません でした。今回安かったので、買って読んでみたら意外に面白かった。数学好き には結構楽しめます。 直角三角形に内接する2つの円の直径を求める問題は、相当面白いです。 月円日円の問題誤謬は、やや見え見えかなと思いました。 十四宿の星の円周問題は、各円が等差で並んでいるという説明がなければ、 問題として成り立たないのではと思いました。いずれにせよ面白い小説です。 | ||||
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主人公の半生を使った偉業の話です。途中、やや冗長に感じる部分もありましたが、最後で納得。途中の話を理解しているからこそ最後の数十ページで感動できるのだと思います。 | ||||
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手に取ったきっかけは「なんとなくタイトルがかっこいいから」という俗っぽい理由によるものなのですが、読了後、そういった直感は大切だなと改めて感じられる、満足いく内容でした。あまり時代小説というジャンルは嗜まないのですが、これを機にいろいろ読んでみることにします。 内容はタイトルそのもの、人がこれまで遠い存在であった天(宇宙)と地(分野)を明察(解き明かす)すること。今や当たり前のように用いられている暦や天測に、こんなドラマが成されるとはいやはや驚嘆です。もちろん、いくばくかのフィクション的要素があるのもわかってはいますが、それも含め楽しめました。 こういった、歴史を題材にした小説を読んで毎度思うことが「また日本史を勉強したくなる」というもの。本作には、山崎闇斎や関孝和、堀田正俊なり水戸光圀公、保科正之という一度日本史を学んだことのある人なら名前ぐらいは知っているであろう方々が何度も登場します。学生当時、日本史を勉強していたころは彼らが何をしたかになど興味は無く、単に歴史の一地点にて生きていた人間としか思っておらず、気を向けることなどありませんでした。 しかし、本作を読みつつ、登場人物について調べていくとまあ彼らにもそれぞれの人生があり、成し遂げたことがあるのがわかるわけです。まあそんなものは当然なのですが。そうやって、改めて勉強のきっかけにもなれるいい本であると思います。影響されやすいので、読了後の今は日本史にも天測にも、数学にも興味が出たのでさっそく取り組もうと思います。 明察なり!(言いたいだけ) | ||||
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題材の暦や算術の内容はわからないけど、楽しく読めた。 現代の暦は何という名前なのだろうか。 | ||||
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老中酒井忠清は,碁打ち衆(碁をもって徳川家に使える)という安泰な地位にありながらその地位に飽き,神道,朱子学,測地,暦術,特に算術にのめり込む春海に興味をもち,春海を星の調査に出します。 春海は,星,日,月の動きを現行の暦と照らしたとき,その運用には数日のズレが生じていることを見つけます。 そして,春海は,緯度の異なる中国でつくられた暦に頼らず,日本独自の暦をつくり,その採用のための裏工作として,自らの研究結果を土御門泰福に譲ります。 このような渋川春海の生涯を追う物語ですが,2010年本屋大賞を受賞しています。 地の測量技術を使って天の測量を行い,計算により星の動きを割り出した上で暦をつくる作業は,グレゴリオ暦が普及している現代からみたとき,当時どれほど壮大で夢のあることであったのか想像がつきません。 | ||||
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老中酒井忠清は,碁打ち衆(碁をもって徳川家に使える)という安泰な地位にありながらその地位に飽き,神道,朱子学,測地,暦術,特に算術にのめり込む春海に興味をもち,春海を星の調査に出します。 春海は,星,日,月の動きを現行の暦と照らしたとき,その運用には数日のズレが生じていることを見つけます。 そして,春海は,緯度の異なる中国でつくられた暦に頼らず,日本独自の暦をつくり,その採用のための裏工作として,自らの研究結果を土御門泰福に譲ります。 このような渋川春海の生涯を追う物語ですが,2010年本屋大賞を受賞しています。 地の測量技術を使って天の測量を行い,計算により星の動きを割り出した上で暦をつくる作業は,グレゴリオ暦が普及している現代からみたとき,当時どれほど壮大で夢のあることであったのか想像がつきません。 | ||||
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老中酒井忠清は,碁打ち衆(碁をもって徳川家に使える)という安泰な地位にありながらその地位に飽き,神道,朱子学,測地,暦術,特に算術にのめり込む春海に興味をもち,春海を星の調査に出します。 春海は,星,日,月の動きを現行の暦と照らしたとき,その運用には数日のズレが生じていることを見つけます。 そして,春海は,緯度の異なる中国でつくられた暦に頼らず,日本独自の暦をつくり,その採用のための裏工作として,自らの研究結果を土御門泰福に譲ります。 このような渋川春海の生涯を追う物語ですが,2010年本屋大賞を受賞しています。 地の測量技術を使って天の測量を行い,計算により星の動きを割り出した上で暦をつくる作業は,グレゴリオ暦が普及している現代からみたとき,当時どれほど壮大で夢のあることであったのか想像がつきません。 | ||||
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サイズもちょうどいい 十分にうまくいく。 性能と価格の比率が高く、価格は非常に良い品質を購入することができます。良い売り手、それは非常に良いです。後で来る。安心して購入することができます。 私は別のものを買わなければならないと思っているので、私が必要なときに検索する必要はありません。 より良い品質の製品を見つけることができませんでした。 また、私はその価格が安いのが好きです。 私はこれらを購入する理由を持っていなかったが、彼らは素晴らしい仕事と、彼らは非常に明るいです。 | ||||
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苦難を乗り越え、旧弊を断ち、天と地、人と人を結ぶ天元の一石。 | ||||
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