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天地明察
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天地明察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 21~40 2/3ページ
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感想は、全て読んでから、まとめて評価します。ただ、ストーリーは、イマイチかな。下巻に期待したい。 | ||||
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正確な暦を作るのにこんなに熱いドラマがあったとは知りませんでした。歴史的事実としては興味深いものがありますが、全体に漫画の筋書きみたいで、文章としてイマイチ無味乾燥気味の印象です。また読んでみようという気になれず、一気に筋だけを追いかけてそれで読んだ気になってしまいました。これは確かに映画は見てみたい気がしてきましたが、昔、森村誠一の推理小説のキャッチコピーのような”読んでから見るか、見てから読むか”という気にはあまりなれません。映画見たら本は読んでも読まなくても同じような感じです。 | ||||
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現代的な感覚で描かれているようで主人公がサラリーマンに見えてくるので時代劇らしい重厚な風格を求める人々には物足りないのではと思う。 | ||||
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三回もそうしんしている。 なんで、りれきにのこらないの??、もうやめた。! | ||||
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3回もそうしんしているよ、なんでりれきにのこらない??。もうやめた!! | ||||
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刀のくだりが蝿のようにうるさいので、あともうひと研ぎしてほしかった。 | ||||
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とても面白かった。 知人にも薦めたいと思いました。 サラサラと読めた | ||||
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本屋大賞だ 映画化だといわれつい買ってしまった 期待しすぎだった いたって普通と思うが コマーシャリズムに乗せられた気がする、 まあ私の感性が鈍いのでしょう | ||||
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江戸期の誇るべき天文学、数学、そして名だたる登場人物人物の大きさに負けて小説の面白みを出せていない。 | ||||
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本を読んだ後に2012の映画を見てからこれを書いているのでどうしても映画のイメージに引きずられます。 映画は歴史考証の点から目を覆うばかりの代物。原作もあまり技術面に深入りせずに、最終的に制度をうまく使って改暦を成功させたところに絞ればもっと面白く読めたのではないかな、との感想です。 | ||||
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宮本昌孝から剣術描写を抜いたような作風、と形容しようとしましたが、宮本作品のそれはチャンバラ場面に現れる少年漫画のようなシャッキリ感が命なので、それを抜いたとなるとラノベのようなフニャフニャ感しか残りません。好き嫌いは相当に分かれるでしょう。 記述で気になったのは、多くのエピソードに後世はこうなった、という解説めいた書き加えがあること。理解を助けるために必要なのはわかりますが、現代から見下ろしたような書き方が話の流れを邪魔します。時代小説はその時代の今をこそ描いてほしい。 関孝和の硬い、それでいて相手を実力で認めるキャラは、個人的にはツボです。 | ||||
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文庫本になり、話題で気になってたので、「上、下」読みました。 内容は、「江戸時代の暦」を作った人々のお話。 人々と言っても、主役一人のお話ですね。 江戸時代の暦についてのウンチクが楽しかったです。 あと、天体観測方法や、暦について必要なことが、 計測、計算への理解が江戸時代だからこそ、理解しやすく面白かったです。 (現代だと、逆にわからんですw) ラブストーリもありますし、登場人物も現代と変わりません。 舞台は江戸時代ですが、書き方、感情のあり方も、共感しやすく読みやすいです。 逆に時代小説好きには物足りないです。 (その時代の空気、匂いが薄く、良くも悪くも現代風) 期待を裏切らない楽しさですが、 私には目新しさがなかったので、★3つ。 | ||||
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肝心の暦学、天文学、算術に誤謬ありとは、ここのレビューを読んで知りました。画期的な試みの作品だけに、ちょっとショックですね。 なかなか楽しめたのですが、気になった点を少し。 不器用で純粋な春海が、後半になるとがらりと変わって政治的な根回しのうまい人間に変貌しています。 そりゃ人間、20代前半と40代では違うでしょうが、そこに至るまでの変遷というか駆け引き上手になるまでの成長が描かれていないので、後半の立ち回りのうまい春海はきっと史実そのままの姿を描いたんだろうなとは思うものの、唐突な感じが否めません。 最初の方は引き込まれながら読んでいったのですが、途中になると、何やら抽象的な話ばかりになって、ちょっと求心力が落ちたような気がしました。 史実や専門知識を駆使しながら物語を紡いでいくのは難しかったのだろうと思いますが、もっとも盛り上がるべき改暦のところがあまりドラマティックではなく、拍子抜けといった感じです。 愛妻ことの扱いも、「私は幸せでございました」と言わせるばかりで芸がなく、まるで記号のようでした。 欠点ばかりをあげつらいましたが、これらを除けば楽しめましたし、終わり方は清々しく、まずまずの作品でした。 | ||||
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上巻では、さほど気にならなかったのですが、 下巻に入ってから、色々な場面での説明不足や、 登場人物の奇妙な振る舞い、強引なストーリー展開などが目立ち、 評判ほど面白いとは思えませんでした。 本格料理になりそうな良い素材を、 適当な軽食に仕立てましたという印象で、 本格歴史小説というより、歴史からネタを取ってきて、 ちゃちゃっとライトノベルにしてみました、という印象です。 | ||||
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とても爽やかな歴史小説だ。 渋川春海という人物をベースに、作家はひとつの理想のキャラクターを創出している。 その手法は歴史小説の巨星、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を思い起こさせる。 おそらく作家は司馬遼太郎をかなり意識して、この小説を書いたのだと思う。 まだまだ司馬遼太郎の域にはとうていおよばないが、それでもとても期待できる作家だと思う。 小説としての厚みが後半になって、急に薄くなってしまったのはなぜなのだろう? 作家の力量のせいなのか、それとも現在の出版界の状況のせいなのか。 もし出版界の事情によるものだったら、とても残念だ。 司馬のように自由にー『竜馬がゆく』はまるでマンガのように書き出しと最後は別の小説といえるくらい変わっている ー書かせてあげたら、もっと小説として完成されたのかもしれない。 | ||||
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地火明夷 「地火明夷」という作品が、文芸社から、本作品の数年前に出版されているようだが、表紙(色調やタイトルの配置等)、タイトル(4文字熟語中、2文字も同じ)が類似しているのがちょっと気になった。 | ||||
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改暦事業に取り掛かるまでに多くのページ数が費やされ、肝心の部分はワープ状態。 気がついたら終わってましたというのはどうなんだろうか? これだけ長い年月を掛けて行なわれたことなのであれば、その中での苦労話の方が 小説の題材になったのではないか?などと思ってしまう。前段部分が冗長で、少々 退屈であった。 | ||||
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のですが…。 数学や碁の事などはちんぷんかんぷんなのでその指摘によるこの評価ではありません。 嫌味なキャラクターがおらず、読後感が良く十分楽しんで読めました。 大和暦が成る最後の布石の辺りをもっと緊張感を持って書いてほしかった気がします。 全体的に重みに欠けますが、爽やかさは十分味わえたと思います。 「こんな大人が居たらなあ」と思える清々しい人物が多く、春海の成長を見守っている様な彼らがとても好きでした。 ☆4つと迷ったのですが、歴史物の重量感には乏しいと思ったのと、 ある意味清々しすぎるのでそういう小説を「軽い」と思ってしまう人にはおススメしませんね。 あくどい人物があまりいない時点で、そこら辺の緊迫感やダイナミズムには欠けます。 個人的には☆4ですが、合わない人向けに☆3で。 | ||||
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江戸時代初期を舞台に、 幕府の庇護にあり、江戸城に勤めていた名門碁打ち一族・安井家の 長男・渋川春海が、算術に進むべき道を見出し、 その後、さまざまな人との出会いを経て 日本独自の暦・大和暦を作り、それが公認のものとして 朝廷に認められるまでを描く、青年の成長物語。 興味深い人物である渋川春海という人物を掘り下げて小説にしようとした ことですでに成功しているともいえる。 そして、明晰な知性を持ち純真にして誠実、ものごとにひたむきに取り組む魅力ある人物として 春海のキャラクターを造形することにも成功している。 江戸時代初期のさまざまな政治、社会事情、風俗を わかりやすく描き出した内容も興味深く、楽しく読める。 ハリウッドの有名アナリストは、 ドラマの重要な構成要素として ストーリーライン、キャラクター、アイデア、イメージ、セリフ という5つの項目を挙げている。 この小説はこういった物語を構成する要素にきちんと目配りして書いたように思われる。 読んだあと、嫌味なくいい気分になれるというのもうれしい。 ネガティブな要素がないのがいい。 しいて気になったところは、無垢な青年が社会の中でもまれ、 政治的なことも踏まえて立ち回ることのできる“大人”になる過程 そして大人になってからの主人公のキャラクター造形に 描写が不足しているように感じられたことか。 人物同士の激しいぶつかり合い、葛藤、そしてその後にあるクライマックス、 そのあたりがあっさりしているように私には思えた。 とはいえ、読後感はよかった。 どのように映画化されるのかも楽しみ。 | ||||
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史実考証が綿密で、文章は奇をてらわず丁寧で、好感の持てる小説(もっとも史実どおりなのかどうか、僕には確かめる手だてはないが)。 好感は持つが、面白いか面白くないかで言うと、あまり面白くない。それと長い。 暦、数学、碁。とにかく題材が地味。その足かせをつけたまま話を盛り上げようと最大限の努力をしたけども、大成功はしなかった……という感じ。 ただまあ、こういう本もあっていい。すべての小説で、人が死んだり世界が滅んだりする必要はない。僕の好みではない、というだけだ。「天地明察」が売れるということは、世の中は僕が思うほどには殺伐としていないということか。 個人的には新暦制定の大詰めの段階で、急に春美が「政治家」と化してしまったことが残念。それまで、無垢なまでに純粋に真実を求め続ける学者であった春美が、急に姑息とも言える数々の策を弄して多数派工作をおこなう。まあそれが史実どおりなんだろうから仕方ないと言えば仕方ないが、いずれにしても少々興ざめである。 | ||||
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