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祝宴
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祝宴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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前作で復活を遂げたディック・フランシスの競馬シリーズの最新作。今回は息子が共著者となっている。 前作はシド・ハレーものでとても面白かったことから、今回もつい買ってしまった。ストーリーは、単調で謎ときも主人公の恋愛もそんなばかなというくらい、一直線に進んでいく。 でも、それがディック・フランシスのよさかな。安心して読める。 | ||||
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競馬シリーズは学生の頃から30年以上にわたってすべて読んできた。自分の中では☆5つは大穴か血統だけだと未だに考えているからこの作品は☆3つとした。でも結構面白くて、2日にわたって夜更かしをしたほどだ。 このシリーズのファンの方で、この作品をまだ読んでいないという方はまずいないだろうけれど、もしいたとしたら、この作品は買っても損はない、いや買うべきですよと言いたい。フェリクス君が一緒に書いたからといって敬遠する方がいたら、それは心配御無用ですよと言いたいくらい面白かった。ならば☆4かと聞かれても、それはこのシリーズ中では違うと思う。 作品の内容については比較的詳しいあらすじを書かれている方がいるのでこれ以上は明かせないが、ストーリー自体はいつも通りに山あり谷ありが続いて最後に、今回も多少強引というか、ハリウッド映画的?な決着がつくけれど私には楽しめた。 ただ今回は、主人公が痛めつけられるのが冒頭からである。もちろん、そんな作品が以前にもあったかもしれないが全て読んだとはいえ昔のことだから忘れた。ところでヒロインの描写についてはフランシス親子のどちらにイニシアティブがあるのだろう。オヤジの方だったら面白いんだが果たしてどうなのか?それとも互いに遠慮して書いているのだろうか。その点は昔から下手というかあっさりしたものだ。濡れ場なんかはイギリス小説の場合はあまりくどくど書かないのだろうか。まあこんなもんだとは思っているが。 それから翻訳についていうと私はなかなか上手だと思う。以前の翻訳家と比較されるだろう。私は決して前翻訳者の信奉者ではない。かの著名な翻訳家でも、あれ?と思う様なところがいくつもあったような記憶もあるから、現行の方にこのまま続けて欲しいと思っている。 ただ訳者には関係のないことかもしれないが、いつも通りに最初の頁に登場人物の名前の一覧があることが不満だ。読む前からどの人物が主人公の相手になるかとか、すぐにわかってしまう様な気がして、この人物欄は興ざめする。 これは早くやめて欲しいと思っている一人だ。見るつもりがなくても、つい目がいってしまうのだから始末に悪い。早川からすれば読者サービスのつもりなんだろう。邪魔なら破り捨てるか、最初から原書で読めば済むことかもしれない。だからではないが原書も買っている。それにオーディオCDも買ったから、今晩からイギリス英語を堪能しつつ、原書で再読をしようと考えている。 | ||||
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息子フェリックスくん(と言ってももう良い大人だが)との共著とあったので、 まぁお手並み拝見という意地悪な視線で読み始めたのも悪かった。 今までのフランシス作品には、自然と人物や情景が目に浮かぶような 視覚的な効果も素ん晴らしかったのに、今回はそれが起こらない。 だからなのか、登場人物の人間像もいまひとつ明確に浮き上がってこない。 主人公が一体だれと付き合うのか、最初から「この人?えっこの人かな?」と 無駄な推測に時間を費やされてしまった。 だって出てくる女性の描写がものすごく少なくて、 若いのか年寄りなのか、性格良いのか悪いのか、一読では判断できないんだもん。 それも作者の手だったんだろうか? 唯一「この人は良い人だ!」とすぐにわかったのは、主人公の隣の家に住む女性だけだった。 とは言っても、フランシスの香りはそこはかとなく漂う一冊。 なんだかんだ言っても、次回作も読む気まんまんです。 | ||||
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