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沙門空海唐の国にて鬼と宴す
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【この小説が収録されている参考書籍】
沙門空海唐の国にて鬼と宴すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全165件 1~20 1/9ページ
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あまりにも筆者が空海推しなので、正確で個人的な人物判断が出来ません。 最澄も優れた僧のはずなんですが、これもやはり筆者の偏りにすぎず。 逆に真言密教等への興味が薄れてしまいました。まあ一生そんな宗派には入らんけども、物語は面白いかと思います。 | ||||
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たまたま『空海の風景』を読んでいた時に、本屋に平積みされていたのを見かけて購入。かなり前のことだが、著者の本のどれかのあとがきで、構想中の作品としてこの題名を挙げていたのを覚えていた。 知らん間に完成していたようで、感慨も一入だ。 『空海の風景』でいえば、上巻の293頁から下巻の57頁までの130頁余り、空海が長安に滞在した期間(804年~806年)を舞台としている。しかしもちろん夢枕作品だから、妖しげな技の使い手の老人あり、気は優しく力持ち系の巨漢あり、源博雅に近いワトソン役(橘逸勢)あり、といったお馴染みの夢枕キャラたちが活躍する。むしろ空海が、女のように赤い唇をした妖艶な美青年でないのが不思議なくらいである。 まぁ物語展開は数多の夢枕獏作品と似たようなものなので、実のところ特に新しさは感じない。拳術、体術ではなく幻術合戦になってしまう分少々ツマランというのが正直なところ。 しかし空海を主役にしてこれ以上のエンタメ作品を作るは至難だろう。 同時代人に留まらず、有名な安史の乱の悲劇を物語の因――つまり玄宗と楊貴妃も主要キャラ――としながら、玄宗に長年仕えた和人安部仲麻呂や白居居(玄宗と楊玉環(=楊貴妃)の悲恋を後世に有名にした「長恨歌」の作者)、さらには、やや不十分ながらも秦の始皇帝で有名な兵俑も登場させるというてんこ盛り設定だ。 見逃せないのは、この事件に介入することが、空海の史実での事跡へのリンクとなっていることだ。 本来20年ほどの留学を予定して海を渡った無名の空海が、当時唐の密教の第一人者であった恵果から、彼の数百人?の弟子をさておいて、ほんの数年で金剛部、胎蔵部ともに伝法灌頂され、さらには皇帝の前で書を献ずるに至るという大躍進は歴史上の大奇跡だが、その理由を説明できてるところが秀逸だ。 思い返してみれば、夢枕獏の出世作、サイコダイバーシリーズの『魔獣狩り』は空海のミイラが重要なガジェットだった。懐かしい。あのシリーズで、空海のミイラへのサイコダイブは結局実行したんだっけ? | ||||
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本ですので | ||||
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本ですので | ||||
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書いた本人の言うとおり。 これほどの物語に出会えて、 ボクは心から嬉しいです。 いつか西安を訪れてみたい。 さまざまな場面を思いながら。 | ||||
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読んでおります。どうぞ長生きして下さいませ。仙人のように 120才まで生きて、書いてくださいませ。漠さん | ||||
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本の内容も面白いんですけど、表紙はとりわけ好きです。人物のイメージ通りというか想像が膨らみます。なんか無断に眺めてしまいますよ。 | ||||
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DVD を毎日鑑賞していて空海を見て原作を読みたくなった。一気に四巻読み終え満足感に浸っている。 夢枕獏の才能に感嘆!! | ||||
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四国在住の為、空海さまは身近な存在であり、とても頭の切れる方であり凄く興味が沸くようになり、色々な書物やテレビなどで、知りたい欲求がでて、(何千年も前に生きた人については、誰も知るよしもないとは思いながら)読みました。生きていく上で、人間の感情などがよく分かり処世術にも使えるなと感じる箇所も多々あり、アミューズメント性以外にも学べるべき所あるし、とてもおもしろく読み終えました。 | ||||
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読み応えがありました。別作品ですが陰陽師シリーズの自作を心待ちにしています。 | ||||
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空海好きな私も面白く読みました。 謎解きは、天才と凡人系の相棒、ってのは既視感ありますが、天才の主人公の人間的な温かみを描くには必須です。これまでの他の小説や漫画でも、在唐時代の若き空海に逸勢は欠かせないし。 空海の長安滞在は2年、青龍寺で恵果に会うまで多少時間はあったけど、そんな修行時代に、なんとお忙しいこと。白楽天、柳宗元、韓愈、と空海、逸勢、みんな同世代で、長安に集っていたなんて。歴史エンタメ小説はそこを上手く料理するから、たまらない。 この話の、もう一つの時代について、楊玉環のことを皆が狂ってしまうほど、好きになるのは何故なのか?と思いました。傾国ですもの、老いた皇帝が夢中になったのは史実なんでしょうし。若い頃の容貌の美しさ、はわかりますが。1200年前の女性の生き方を今の感覚で評価する必要は全くない、のは承知してます。 終盤に、本当に彼女は幸せだったのか?との問いかけを、丹翁との数ヶ月で昇華させてしまうのはなぁ。 でも、楽しめました。 | ||||
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夢枕獏は私が浪人中に、雑誌で連載されていた「魔獣狩り」を読んで以来のファンです。 この本があるのは知っていましたが、先に映画を観ました。先に観たことで、美しい幻術や長安の都の様子を楽しむことができたのが幸いでした。 先に小説を読んでいたら、「こうじゃない」、「ストーリーも趣旨も違う!」と映画館でもっと身悶えていたことでしょう。 良かった!この本を読むことができて良かった!ということができる夢枕獏の傑作のひとつです。 | ||||
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伏線の回収が始まったということか。会話が多いと行数を稼ぐのでページ数の割には速く読んでしまう。「か、か、か、」などと笑う声を一文字一行ならページ数も進むわな。そんな読みやすいページ建てのなかで圧倒的な周辺知識を合わせて組み立てながらウソが織り混ぜられる。心地良い虚構空間を味わえる。もう少し取捨できる筋運びかもしれないが、楽しみつつ読み進めた。小説ではない論文形式の本を一気読みしてオーバーヒートしつつあるキャパシティの少ない自分の脳細胞にとって心地よいクールダウンの時間でした。 | ||||
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面白かった。久々の夢枕を楽しめました。時代、宗教、哲学などを背景に本当にあったことのようにトンデモナイ話が創られていて、その世界に騙されているのが楽しい。やたらと長いこの書名、単に怪異と対峙することを「宴」と表現しているのだと思っていたが本当に宴を催すことになるとは驚いたし、ひょっとしたら作者自身もそうなるとは思っていなかったかもしれない。描き始めて脱稿まで17年とは大変なものだ。まさに膨大な資料と知識に裏打ちされた娯楽の大作だと思う。書簡本の著者あとがきが再録されているが、著者の自画自賛だけではなく力作だと思う。映画が余りにつまらなかったので敬遠していたのだが、文字の世界は凄い。この映画「空海 KU-KAI」は子役時代以来の染谷将太ファンとしては見逃せず劇場に行ったのだが面白くなかった。本を読んでいる途中でこの世界をどう描いたか怖いもの見たさでDVDを見てみたのだがやはり退屈。染谷翔太に気の毒な作品だった。本書の娯楽作品ながらも精神世界を語る部分が全くない。ただただ特殊撮影、アクションシーンを目立たせるだけの、それでいてそれすらも出来の悪い作品だった。登場人物を端折り過ぎである。映画の出来と原作は別物。 | ||||
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染谷将太が好きで彼の出演作品は幼い頃から殆んど見ているが本作は主役だと言うのに今ひとつだったような気がする。それで本も敬遠していたのだが怪異モノを読みたくなって手を出した。「陰陽師」の安倍晴明と源博雅の関係を空海と橘逸勢に置き換えたようなモノだが、博覧強記の荒俣コリャマタ先生にかかると肉付けがしっかりして面白い。仏典あり、白楽天の詩あり、唐を舞台だから聊斎志異ありのようで後3巻が楽しみである。 | ||||
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2巻目。漸くに半分かと思うと長いが一章ずつ引き込まれていく。安禄山の乱について高校時代の世界史の知識から進んでいないので、玄宗皇帝と楊貴妃の死の関連をもう一度把握し直した方が物語を楽しめそうだ。楊貴妃に術を用いて仮死にして玄宗皇帝らは危難を乗り越えるが、その術は失敗だったのか。残り半分でどう展開されるか楽しみである。 | ||||
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繰り返しが多くなりウンザリしてくる。 特に手紙のくだりはひどいもの。 あんなダラダラ長い手紙などあり得ない。 この作者の作品は みなこんな感じなのだろうか? | ||||
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2巻まで読んでました。期間があいてます。 近くの書店で見つからず注文しました。まだ途中ですが面白いです。 | ||||
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古本なのにたいへん綺麗な本でした。 また対応の速さには驚きました。 たいへん良い買い物ができました。 これからもよろしくお願いします。 | ||||
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