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沙門空海唐の国にて鬼と宴す
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【この小説が収録されている参考書籍】
沙門空海唐の国にて鬼と宴すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全165件 21~40 2/9ページ
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最高に良かった!作者の下調べの努力に感嘆!空海に興味を持たせてくれるキッカケになり、以来空海に関する本を読みあさっています。 | ||||
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まず空海の能力、業績が個人として日本史上屈指であることを知りました。物語は大唐帝国での玄宗皇帝と楊貴妃の秘事を背景に妖術使い、仏教原理までまじえて空海の活躍が壮大なスケールで描かれています。おすすめです。 | ||||
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面白かった。素晴らしかった。これは傑作だと思います。まず空海の人物能力業績が日本史上屈指であることを知りました。それに舞台の中国大唐帝国の時代風景歴史と皇帝を頂点とする権力構成。皇帝玄宗と楊貴妃にまつわる大唐帝国の秘事。史実を軸に虚構、幻想、仏教原理までおりまぜて壮大なスケールで描かれています。人物、史実、舞台、謎があるときに素晴らしい物語が生まれえることをしりました。 | ||||
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映画を先に観たのですが、やはり原作のこちらのほうが諸々の人物の描写も濃くて面白く読めました。空海のスーパーマンぶりがよく出ててグイグイ引き込まれました。難点をつけるとすれば、やたらと脇役たちが「空海、お前はすごい」というような賛辞をあからさまに表に出すので、せっかく空海のすごい描写があるのに、念を押すような空海はすごいんだぞアピールがややくどい気がしました。 とはいえ面白いので次巻も買います。 | ||||
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伝説や逸話が多く残る沙門空海 そもそもエンタメ性の高い人物なので この伝奇小説も、本当はこれは実際にあったことかも…と何度となく思ってしまうほどでした。人々の相関もやや複雑でありながら困惑するようなこともなく、ちょうどよかったです。空海への興味が一層湧きました。 | ||||
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ストーリーテーラーですね。楽しく読めました。まだ斜め読みなんで、精読したら変わるかもですが、今時点で、4巻読んで、「で、何言いたかったの???」という思いが強いです。空海がやたら凄くて、楊貴妃だけが美しくて、それで全部解決しちゃったみたいな、読みが浅いせいかなあと思いつつ、もっかい読みたい気になれないでいます。 だから、読後感が、どこに持ってけばいいんだああ という気になってます。 | ||||
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空海が唐の国から密教を伝えた事実を元に、これだけの幻想小説を書き上げる作者の能力に感心した。 本当にあったことのように、一気に読める面白い小説です。 | ||||
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西暦804年、遣唐使の留学生として大陸に渡った空海と橘逸勢が、国際都市であった長安で陰謀に巻き込まれて、というかからんで行くお話です。 私は陰謀そのものより、ストーリーに厚みを増す唐の外国人達の描写や説明が楽しく、読み終わるのがもったいないくらいでした。 | ||||
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全4巻を読了しました。勝手な推測だが当初は唐の都長安で妖異が起こした怪事件を空海と助手役の橘逸勢が解決するストーリーだったはずが、玄宗皇帝と楊貴妃の話を入れたために脱線し、作者自身が収拾をつけられなくなったのではないだろうか?だから結末のつけ方が強引でこじつけくさい。また他の方も書かれているが空海と橘逸勢の会話が、まるで安倍清明と源博雅のようだ。またこの会話が長すぎる。作者は密教に対する知識を披瀝したいのだろうが本筋とは全く関係ない話が延々と続くのには辟易した。また、実在の人物かはっきりしない安倍清明ならともかく、日本に真言密教を招来し高野山金剛峯寺を創建した弘法大師空海がこの作品のような茫洋とした人物だったろうか、読み進めながらずっと違和感を感じていた。厳しい言い方をすれば空海に入れ込んだ作者が作者なりの、司馬遼太郎の「空海の風景」を書いてみたかったのだろうが、迷走するストーリー展開と冗長な部分が多すぎると言う意味でこれは駄作です。 | ||||
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新品ともいえるほどの美品でした。何回か購入させていただいてますが、いつもきれいな本が届きます。ありがとうございます。 | ||||
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著者の夢枕獏氏が自画自賛する物語であることは重々分かるのだが、連載誌が変わり続け断筆を余儀なくされる期間を経て17年間をかけて書き上げたものを数日で読み切ってしまうと多くの重複する箇所を感じて冗長に感じてしまうことが多かったです。 3巻の途中から4巻の前半まで空海が一切出てこず過去の手紙を延々と描いているシーンも極めて退屈でした。 2巻あたりから感じていることですが、一人一人の人物描写の深みがないために何度も登場人物紹介のページに戻って「これは誰だっけ?」となるのが結局最後まで続きました。 こんな風に感じる原因は私自身の期待の仕方がちょっと物語の方向性とずれてしまっていたからに他なりません。 「楊貴妃を巡る悲喜こもごもなんかどうでもいいから密とは何か?を物語を通じて深く掘り下げて欲しい」 と勝手に期待してしまっていましたから・・・ 期待をたがえてなを一気に4巻読了させてしまう筆力はさすがとしか言いようがありません。 | ||||
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二巻で「楊貴妃周りの話つまらないなぁ」って感じていて、もっと密の本質を絡めながらのお話に変わっていかないかなぁって思っていたのですが、残念ながら楊貴妃にまつわるエトセトラが物語の核心なことがはっきりしてきました。 後半は空海がほとんど出てきません。 楊貴妃がなぜ玄宗のもとに来ることになったのか、を延々と「実は~だった」という形で説明していきますので冗長に感じるのは致し方ないのかなぁと思います。 これを空海の求める「密」とどのような繋げていくのか・・・ ここまで広げた風呂敷があと一巻で終わるのかなぁってちょっと不安になりますがその分楽しみでもあります。 | ||||
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其の一を読了した時の感想は 「探偵もの」 という印象でしたが其の二に入ると 「ハリーポッター要素」が強くなってきます。 歴史ものとしての厚みはほぼなく歴史ものを読む上での雑学を楽しみながら、という要素が極端に減少していきます。 また人物描写という点ではかなり薄いために、登場人物の多さのせいで話がややこしく感じるのに対して進捗していない、ということがあります。 あと二巻で完結のようですが願わくば、真言密教に通じる真髄のようなものを物語を通して伝えてくれるようなストーリーだと嬉しいんですがこの方向性だとそれを叶わぬ願いかもしれませんね。 楊貴妃が実際どうなったかなんて言うことに興味がない私にとっては、この前振りが後々どう効いてくるのかに興味があります。 | ||||
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ファンタジー要素強めの空海探偵のお話。 探偵と言ってるのは「密を求めて」入唐した彼がそのためにおかしな探偵業に精を出しているように見えるから。 まさか4巻このままの状態では進まないでしょうが、空海の汒として掴みどころのない様子はしっかりと伝わってきます。 橘逸勢とのバディ探偵ものとしても面白いです。 当時の長安という世界随一の大都市の様子が手に取るように感じられ、西域の目の青い民族を胡人と呼ぶことや当時の長安の100人に一人が外国人だったことなど雑学としても面白いです。 西蔵、西域、波斯、天竺、そして倭国。 あらゆる文化の交差点が大都市長安で入り乱れ、宗教も入り乱れる。 最高に楽しい入り口でした。 早く二巻が読みたいです。 | ||||
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とにかく面白い、空海の唐時代の話としては最高ですね!特にシンの始皇帝はキングダムもある面白い。 | ||||
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映画は期待はずれだったけど、この本は最高でした! | ||||
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夢枕獏さんの手にかかると、空海の入唐もこう描かれると納得できる面白さ。当時の長安が世界的大都市であり、鎮護国家の要となる密教を日本に持ち帰ろうとする空海。西ローマ帝国に匹敵する絶頂期の大唐国が内部崩壊しつつあるこの時期に、空海達が渡唐できたのも運命的な縁が感じられる。巻ノ三では、玄宗皇帝と楊貴妃に纏わる壮大な物語の謎が解かれていき、慧果阿闍梨も登場する史実と異なる壮大な展開であるが、空海の足取りはいつも軽やかである。 | ||||
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夢枕獏さんの手にかかると、空海の入唐もこう描かれると納得できる面白さ。当時の長安が世界的大都市であり、鎮護国家の要となる密教を日本に持ち帰ろうとする空海。西ローマ帝国に匹敵する絶頂期の大唐国が内部崩壊しつつあるこの時期に、空海達が渡唐できたのも運命的な縁が感じられる。巻ノ四では、玄宗皇帝と楊貴妃に纏わる壮大な物語の謎が解き明かされ、無事密教の灌頂も受け帰国の途に着くまでが語られるが、空海の足取りはいつも軽やかである。 | ||||
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夢枕獏さんの手にかかると、空海の入唐もこう描かれると納得できる面白さ。当時の長安が世界的大都市であり、鎮護国家の要となる密教を日本に持ち帰ろうとする空海。西ローマ帝国に匹敵する絶頂期の大唐国が内部崩壊しつつあるこの時期に、空海達が渡唐できたのも運命的な縁が感じられる。巻ノ二では、玄宗皇帝と楊貴妃に纏わる壮大な物語の続きに関わることになるが、空海の足取りはいつも軽やかである。 | ||||
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夢枕獏さんの手にかかると、空海の入唐もこう描かれると納得できる面白さ。当時の長安が世界的大都市であり、鎮護国家の要となる密教を日本に持ち帰ろうとする空海。西ローマ帝国に匹敵する絶頂期の大唐国が内部崩壊しつつあるこの時期に、空海達が渡唐できたのも運命的な縁が感じられる。巻ノ一では、大事件の端緒が語られ興味深い幕開けであるが、空海の足取りはいつも軽やかである。 | ||||
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