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沙門空海唐の国にて鬼と宴す
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【この小説が収録されている参考書籍】
沙門空海唐の国にて鬼と宴すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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あまりにも筆者が空海推しなので、正確で個人的な人物判断が出来ません。 最澄も優れた僧のはずなんですが、これもやはり筆者の偏りにすぎず。 逆に真言密教等への興味が薄れてしまいました。まあ一生そんな宗派には入らんけども、物語は面白いかと思います。 | ||||
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繰り返しが多くなりウンザリしてくる。 特に手紙のくだりはひどいもの。 あんなダラダラ長い手紙などあり得ない。 この作者の作品は みなこんな感じなのだろうか? | ||||
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ストーリーテーラーですね。楽しく読めました。まだ斜め読みなんで、精読したら変わるかもですが、今時点で、4巻読んで、「で、何言いたかったの???」という思いが強いです。空海がやたら凄くて、楊貴妃だけが美しくて、それで全部解決しちゃったみたいな、読みが浅いせいかなあと思いつつ、もっかい読みたい気になれないでいます。 だから、読後感が、どこに持ってけばいいんだああ という気になってます。 | ||||
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全4巻を読了しました。勝手な推測だが当初は唐の都長安で妖異が起こした怪事件を空海と助手役の橘逸勢が解決するストーリーだったはずが、玄宗皇帝と楊貴妃の話を入れたために脱線し、作者自身が収拾をつけられなくなったのではないだろうか?だから結末のつけ方が強引でこじつけくさい。また他の方も書かれているが空海と橘逸勢の会話が、まるで安倍清明と源博雅のようだ。またこの会話が長すぎる。作者は密教に対する知識を披瀝したいのだろうが本筋とは全く関係ない話が延々と続くのには辟易した。また、実在の人物かはっきりしない安倍清明ならともかく、日本に真言密教を招来し高野山金剛峯寺を創建した弘法大師空海がこの作品のような茫洋とした人物だったろうか、読み進めながらずっと違和感を感じていた。厳しい言い方をすれば空海に入れ込んだ作者が作者なりの、司馬遼太郎の「空海の風景」を書いてみたかったのだろうが、迷走するストーリー展開と冗長な部分が多すぎると言う意味でこれは駄作です。 | ||||
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悪いが私には合わなかった。 期待しすぎだったかもしれない。 | ||||
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ごめんなさい。評価下げます。私には合いませんでした。内容的には面白いのですが、文体がくどくて苦手でした。会話の部分で空海が言うことを逸勢が別の言葉で言い換えて説明するなど繰り返しが多くてイラッとくる事が多々ありました。空海が難しく説明、逸勢が読者にわかるように言い換えている。空海の非凡さを表現するためにこの繰り返しは必要なのかもしれませんが、私はダメでした。あと、宗教に関する知識がないので細かい事は理解出来ませんでした。 | ||||
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中古で購入したせいではありますが、表紙のイメージが別タイプのものが届きました。 4冊とも同じ表紙で揃えたかったのですが、そこは残念です。 | ||||
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司馬遼太郎の空海の風景を読んでいたので ある意味面白かったが、作者の意図が分からなかった。 物語としては中途半端な出来具合。 | ||||
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話自体はおもしろい しかし同じことが何度も何度もほぼ同じ文で繰り返し書かれており、読んでいてまたかという感じで、その部分は読み飛ばしてもほぼ問題ない 繰り返しが余りにも多すぎて、また読みたいとは感じない | ||||
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巻ノ一のレビュー欄ですが、まだ読んでいない人はシリーズ通しての感想も知りたいと思うので、4巻分の感想を書きます。 この小説は、ひたすらに冗長です。 確かに、話は面白い。こんなことを言うのは烏滸がましいですが、文章も上手いし、盛り上がる場面ではグッと引き込まれます。 ただ、長い。長すぎます。 本筋とは関係のない話(面白いことは面白いのですが)がとても多く、関係のある話でも二回三回と繰り返されるため非常にテンポが悪い。とんでもなく中弛みします。途中何度投げようと思ったか… 本作は18年も連載していたため、同じ話が繰り返されるのは致し方ないのかもしれませんが、一気に読んでみるとかなりの苦痛です。本筋に重点を置き、脇道にそれる部分を削っていけば、おそらく2000ページの本作は1/3か1/4になるはずです。 読んでいる間はそれなりに面白かったが、読み終わってみると時間を無駄にした感じが少しする、そんな本です。 時間がない方にはオススメしません。 | ||||
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購入したけどまだ届か無いです。たのしみにしているんだけどなあ。 | ||||
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三巻目で、作者が息切れしているのか、、、 過剰に、似たような対話が反覆されています。 『巻ノ三』になって、対話の反覆が鼻についてきました。 さらに、気になるのは、 この時代には、 こんな、異様に長い手紙(書信)は存在しません。 現存する、どの家書も、 簡潔な文言文(漢文)で、要点を数語で表示しています。 長い書信は、明代以降のことです。 それでも、本書のように、ダラダラ書く、というのは、、、 ま、文言文(漢文)では、ありえませんね。 この、 作中の「手紙」で、すっかり「興ざめ」しました。 舞台を中国に設定した以上、 もっとリアルに描いて欲しいものです。 幻想小説であればあるほど、 しっかり過去の現実を踏まえた部分がないと、 読む側に、幻想世界の存在感が伝わりません。 作者が売れっ子で、勉強時間が不足なのでしょうかね。 | ||||
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この話、前半はおもしろかったが、後半は長期連載だったことが悪い意味で内容に反映されてしまっている。 空海と橘逸勢の会話に既視感を覚えることが何度あったことか。 長期連載で、雑誌で読む分にはこの方がわかりやすいのだと思うが、 単行本をまとめて読んだ者にとっては後半の冗長さは鬱陶しいほどだったはずだ。 ただ、もしも冗長さがなかったとしたら、間違いなく★★★★★だった。 まず空海をちゃんと描けている。 私は密教についてちょっとかじった程度の知識しかないが、作中で空海の語る宇宙はきちんとした哲学的洞察を含んでいた。 書についての空海の独創についても、天才的な語学力についても、史実を反映したものである。 橘逸勢が学業を半ばにしたまま帰国したエピソードも史実だ。 一方、楊貴妃や玄宗、高力士、白龍、丹翁については、史実という裏付けがない分、無理があるように感じられる箇所が多かった。 これは空海の伝説的な天才ぶりに合理的な説明を筆者が加えていることとの対比でかなり気になった。 ただ、人間の泥臭さがよく描けていてこれはこれでおもしろかった。 もし、筆者が帰国した空海と嵯峨天皇や最澄のエピソードを書いてくれるなら、ぜひ読みたい。 | ||||
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序盤は一般にもよく知られている空海の超人的な伝説に支えられ面白く読んだ。特に司馬遼太郎の『空海の風景』や石田幹之助の『長安の春』の強い影響が見受けられるが、この小説で活躍する空海はあくまで呪術師としてであり、密教を日本に本格的に導入した思想家ではない。その一方で空海の密教解釈的な叙述が頻繁に見られ、それが呪術合戦をする物語の本筋と全く整合性を有していない。物語が進行するに連れて、当然ながら著者自身の独自の空海像が全面的に展開され始めるが、それはどこまでも呪術師としてであってどんどん空海が矮小化されてゆく。それでも序盤の空海の伝説的逸話が小説として展開している部分の余韻があり、第一巻はまだ読める内容である。それが物理的にも小説としても完全に分離される第二巻以降は少々厳しいものがあるが・・・。 | ||||
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