■スポンサードリンク
タイム・リープ あしたはきのう
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
タイム・リープ あしたはきのうの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全105件 81~100 5/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイムスリップ小説は世の中に多いですが、この本はその中でも群を抜いておもしろいと断言できます! 主人公、高校2年生の鹿島翔香は、突然時を跳んだり遡ったりする能力に目覚めてしまいます。 過去の自分からの「手紙」に従って、秀才クラスメイトの若松和彦に相談するけれど、はじめは信じてもらえず協力を拒まれてしまいます。 翔香が自分のタイムスリップを実証できたことから若松もこの現象の解決に手を貸すことになるのですが、原因を究明するうちに恐ろしい事実が2人にのしかかり・・・。 何がおもしろいかというと、まずストーリー。 たくさんの方のレビューにあるように、本当によく練られていて、整合性があり、最終的に「ああ、そうだったのか」とすべてが残すことなくきれいに収束します。 そのうえ、とてもわかりやすい。 そして何より私が好きなのが、キャラクターのやりとりです。 主人公の翔香ちゃんは純粋無垢な女子高生で、とてもかわいらしいキャラです。 若松くんは、頭脳明晰、責任感もあり本当にかっこいいです! 冷たい面もあるけれど、翔香ちゃんと過ごすうちに彼女にだけ徐々に優しさを表現するようになっていきます。 体を張って彼女を守る姿は感動的! 初めて読んだときに中学生だったこともあり、数年間彼は私の憧れの人でした(笑) そして若松くんの親友、関くん。 大人すぎる。 2人の会話を読んでいると、「あんたたち本当に高校生か?」と思ってしまう。 だからこそ、大人になって読んでもおもしろいと感じられるのかもしれませんが。 10年以上前に読みましたが、今でも文句なしに「おもしろい!」と思えてしまう本です。 この本を読んでおもしろいといわなかった人は一人も知りません。読まないと損です! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイムトラベルというSF的要素とライトノベルのポップさの オイシイ所が詰まった作品。 SFとライトノベルのいずれかに興味がある方は是非。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いです。 読んでいるうちに訳のわからない始まりを忘れ、最後の最後であっこれ だったのかと思い出し、とてもすっきりした気分で読み終われます。 物凄く計算し尽くされた話なのだろうけれど小難しさは一切無いので 誰にでも読み易い小説だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かなり前に出た本ですが、読み直してみると、相変わらず面白いです。タイムスリップ(この本で言うところの、“タイム・リープ”)を題材とした、ミステリー&サスペンス的要素が入った青春ノベルです。構成がよくできていて、パズルのピースが一片一片はまっていくように真実が明かされていきます。 ある程度の長さはあるのですが、テンポがよく、真相はどうなんだろう?と気になるので、一気に読めてしまいます。主人公の女子高生・鹿島翔香とヒーロー役で翔香の秀才なクラスメート“若松くん”も魅力あるキャラクターに描かれていると思います。 このハードカバー版は絶版になってしまったようで残念ですが、文庫版(上下巻)が出ています。文庫版のほうでは二人の(ちょっと中途半端な)未来のエピソードが追加されています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あたたかく、やわらかい感触。それを唇に感じ、翔香は目を開いた。 タイムスリップを題材とした青春ライトノベル。 とにかく「すごい」の一言。読み始めから終わりまで本を置くことができませんでした。タイムスリップものはそれこそ多くの映画、SF小説やゲームで体験してきましたが、本書はこれらを超える面白さです。 「タイムパラドックス」など、タイムスリップものの基本原則を押さえつつ、ポップな恋愛的要素もとりまぜながら、非常に読みやすく構成されています。論理の組立も見事ですが、お話のつなげ方が非常にうまい。読んでいる僕たちも主人公の翔香とともに、驚き、悩み、はっとし、どきどきすることができます。恋愛を織り交ぜたのも効果的。若松くんの態度の変化から時間の流れを意識できますし、お話の流れも「愛あればこそ」で自然に感じられました。 そして特にラストが秀逸。あなたも確実にタイムリープし、本書を最初から読み直している自分を発見することでしょう。2回目はニヤニヤしながら「なるほどねぇ」と楽しめますよ。 この手の作品では東野圭吾さんの「トキオ」や映画「バタフライエフェクト」と並び大お勧めです。一人でも多くの方に読んでいただきたい名作です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学生時代、夢中になって読んでいたのを思い出し、再び購入しました。 今読み直してみても、素晴らしく面白い作品でした。 最初は分からなかった一つ一つの出来事が、段々と解明されていく過程は 気持ち良い事この上ないです。 読み終えたとき、1つの世界を味わい尽くせたと言う満足感で一杯になりました。 時代の流れに左右されない、傑作だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新刊平積みだったこの本を手に取ったのは、 装丁とタイトルが妙に目を惹いたからでした。(ちなみにハードカバーで購入)どちらかというと『積読』派の私は購入後、実に1年この本のページをめくりませんでした。 ある時、腹痛でトイレにこもる為(キタなくてスミマセン) 持ち込んだのが偶然この本でした。 そしてトイレからでたのは、読み終えてからでした。 あまりの面白さに、それこそ移動する時間を惜しんだのです(笑)。そして出てから、もう一度ゆっくりと、 時間のパズルを納得しつつ読みました。 同じ本を1日に2度も、それも最初から最後まで読んだことは、 今に至るまで、この本だけです。ネタばらしはミステリーにとって最悪な所行ですから触れませんが、 『時間のパズル』とりわけ、プロローグ、エピローグはとても好きなシーンです。映画化の際に文庫化しましたが、 これにはハードカバーには無かった挿し絵、そして未来のヒトコマが足されていました。 もちろん、買い直しましたよ! 私はこの未来話でさらに『若松くん』にメロメロにされました。 結婚したいとは思いませんけどね(笑)。とにかく読みやすい本なので、活字が苦手な方にもオススメですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「今まで読んできた小説の中で、最も感動した作品は?」「今まで読んできた小説の中で、最も笑った小説は?」その二つの質問に対して、僕はすぐに答えることは出来ないと思う。しかし、「今まで読んできた小説の中で、最もワクワクした小説は?」と尋ねられたら、僕は間違いなく速攻でこの作品の名前を口にする。それほどまでに、すごい衝撃を受けた作品です。ぜひ、御一読のほどをば! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
余りにも余りにも良い出来だったので、読み終えた後に「ああ! もう一度この作品について一切知識の無い状態で読み直したい! そしてこの感動をもう一度!」と強く願った。 本当に、今まで読んできた本の中で一番『ワクワクした』 作品。なお、巻末に収録されている《あとがきがわりに》は、高畑京一郎先生のデビュー作である《クリス・クロス》を読んでいないとちんぷんかんぷん(死語か?)だと思う。 こちらも名作なので、この作品に触れて、あるいはこのレビューを読んで少しでも興味の沸いた方は、ぜひ。ぜひ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
体が移動しない「タイム・リープ」というのが面白かったです。主人公・サブキャラ両方の視点で読むと格別です。 リープの原因がよくある出来事なので唯一その点を残念に思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
SF的な素材「精神のみのタイムリープ」という設定の小説は僕が知っている中では小林泰三の『酔歩する男』(『玩具修理者』(角川ホラー文庫収録)があるが、『タイム・リープ』はその恐ろしい素材を明るく描いていて好感が持てた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校2年生の平凡な少女、鹿島翔香。ある日、学校に着いた彼女は、昨日の記憶を丸ごと失っている事に気づく。帰宅後開いてみた彼女の日記には、確かに自分の筆跡で書かれた全く見覚えの無い文章があった。「あなたは今、混乱している。若松くんに相談なさい…。」校内でもトップクラスの秀才の若松和彦は、半信半疑ながらも翔香に何が起こっているのか調べ始める。その結果導き出された事実は、翔香を震撼させた。 高畑京一郎氏が組み上げる時間のパズル。この作品ほど夢中になって読み進んだ本は無いかも知れません。終わりが近づくにしたがって、何か勿体無い気持ちになったのは、この作品が始めてでした。それしても彼の構成力には舌を巻きます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校時代好きだった「時をかける少女」を読んだ時の興奮をまた感じました。それに和彦君、かっこいいなぁ。主人公もかわいいし、出てくる登場人物もみんなよかったです。高校時代の青春時代に大好きだった恋愛小説をまた読みたくなりました。 著者の等身大の書き方も好感が持てるし、読みやすく何度も読んでしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すべてが緻密に計算されたストーリー設計。 辻褄、伏線等見事すぎる展開。上下巻、あっという間に読み終えてしまい、 そのままメモ帳片手に2週目。 図を描きつつ3週目。恐ろしく完成度の高い小説です。いや~、お見事。わけの分からない出だしの文章。 それが、読み終わるころには 「なるほど!!」 と納得。すべてにおいて、「あれっ」 「あ~、なるほどぉ」 の連続。 スバラシすぎます。この本。何回読んでも飽きが来ない。何度でも読み返したくなる作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校を舞台にしたSF&学園&恋愛、全部綺麗に収まった読み心地の良い小説です。 独特な設定での時間跳躍を見事に矛盾無く描ききった著者の力量が伝わってくる良作だと思います。とはいっても、そんな堅苦しいこと考えずに気分転換にさらっと読むほうがいいかもしれません。活字嫌い、活字大好きな中高生、そして読み終えたあとの充実感が欲しい全ての人々に読んで欲しい作品です。時間跳躍という世界観も手伝って、伏線がとても張りやすい。そして伏線に気付きにくい。いたるところに『読み進めていくと「え!?」と驚いてしまい、しかし驚くと同時に納得して、さらに続きが読みたくなる。』そんな仕掛けが沢山ちりばめられていることに気付くでしょうか。もう一つ上手いと思うのは、SFの設定と恋愛の物語が綺麗に融合しているところです。SFの設定はSFの設定として、恋愛の物語は恋愛の物語として、お互いに独立させてみても十分に完成しています。しかし、それが見事に融合し、お互いがお互いを引き立てている。見事なのは下巻のラスト。思わず舌を巻く見事な決着のつけ方。ここまで読者を魅了する最終章は滅多に見られないでしょう。 詳しくは話せませんが、SFとしての終幕と恋愛としての決着が完璧にお互いを引き立てあい、この作品で無ければ味わえない、素晴らしい読了感に身をゆだねることが出来ます。『後書き代わりに』にも楽しませてもらえますよ(笑)ライトノベルであることには違いはないのですが、ぜひ色んな人に読んでもらいたい一冊です。後悔はしないと思います。 それでは、長文失礼しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この物語は,人間は意識と身体を完全に切り離すことができるという大胆な仮定のもとに創られている.それは良いと思う. さらにタイムリープというものを考え出し,それを物語の進行とともに厳密にしかも読者にわかりやすく定義していく著者は,すごいなと思う. しかし,それでは敢闘賞か技能賞どまりである. 私が納得出来なかったのは,本書に恋愛の要素を取り入れたことである.はっきり言うと,本書にこういったものは邪魔だと思う.本書からSF部分を取り除いて恋愛小説だと思うと,本書はC級作品になってしまうと思う.せっかく和彦のキャラは良かったのに・・・和彦と翔香が最後に普通に仲良くなるのも解せない(これは私の美学の問題だが). キスの直前がタイムリープの起点とするのも違和感がある.なぜ彼女はタイムリープするのかを考えると矛盾していると思える.今までは,タイムリープするのは彼女が突発的に一定の恐怖感を感じたときである.いわゆる心理学用語でいう防衛機制のうちの逃避である.そしてそれが危険でないと感じた時にその瞬間に戻れるようになるのである。しかし,キスは彼女自身が求めたものである.少なくとも防衛機制が発生するような情況ではない.緊張していたのかもしれないし,複雑な感情もあったのかもしれないが,これでは私は納得しない.なんか恋愛の要素を後から物語に無理矢理付け加えたために矛盾が起きたんじゃないかと勘ぐってしまう. あと細かすぎるかもしれないが,植木鉢を落とすのはないだろうと思う.だって3階の美術室から植木鉢を落として,1階を歩く人間の頭に当てる時の命中率を考えてみてほしい.私なら当てる自信がない.まあ むちゃくちゃ細かいが・・・. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私はライトノベル独特のノリが嫌いで、滅多に読まない。ましてSFとくれば、小難しい理論やら青臭い人生論を語りそうで、まず敬遠してしまうのですが…これだけは別でした。ほんの偶然に読むきっかけを得たのですが…ぶっとおしで完読してしまいました。素晴らしく面白い小説です。「時をかける少女」「狙われた学園」など、古き良きジュブナイルノベルを思わせる、爽やかな小説でした。こういう清々しい学園モノって、少なくなりましたねぇ… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文庫版も出ていますが、あえて単行本をお勧めします。理由そのイチ:余計なカットがない。文庫版の長髪の若松君を見るまで(見た後も)彼のマイ・イメージは「パトレイバー」の黒崎さんの若かりし頃、もしくは道原かつみの細目キャラでした。地団駄踏みましたよ。そして理由そのニ:余計な蛇足がない。文庫の後書き代わりに若松君の未来をちょっと覗かせてくれたのは、読者サービスのつもりだったのかもしれませんが、翔香ちゃんは一体どうなったの~!こんな思わせぶりな出し方は、ヒキョウ。という訳で文庫版はお勧めしません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻を読んでいて下巻を読んでいない人はまずいないでしょう。 それぐらいに素晴らしい作品です。 とにかく下巻は全ての謎が明らかにされます。 タイムリープの原因はなんだったのか。 全ての時間が帰結する瞬間を見逃すな!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時を越えるSFものは大好きでよく読んでました。 初めて見つけた時は運命をも感じたぐらいです。 非現実的でありながら、日常に少し入ってるそんな作品です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!