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幸福な食卓
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幸福な食卓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全169件 21~40 2/9ページ
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ネタバレ有り、最後に唐突な別れ。 空気感がよく一気読みはできたけど死で急展開してしまうラストではなく それぞれが自分を自覚して自分を取り戻しそれぞれの役割をみつめながら 日常をすごして行くラストがみたかった。 | ||||
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佐和子の何気ない日常で終わるのかと思いきや、まさかのクリスマスイブに事件が。それまで佐和子のようにウキウキとした気分で読んでいたのが、突然暗転したかのように気持ちが沈みました。敢えて切ない終わり方にする事で家族の存在が際立つようにしているのでしょうか。予想もしていなかった展開で衝撃的でした。 | ||||
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ゆったりとした出だしから、中盤、後半にかけて物語が展開して、一気に読み終え、読み直しています。夢の中のような物語です。 | ||||
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兄の直さんが「真剣ささえ捨てれば、困難は軽減できる」と言っています。 みんなが悩みながら、家族の形に拘らず、深刻にならず、支え合っている様子が好きです。 中学生の妹の視点で書かれていますが、懐かしく、ほのぼのとして応援しちゃいました。 登場人物もキャラがはっきりしていて、魅力的でした。 | ||||
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佐和子が直ちゃんの部屋に無断で入り引き出しの封筒を開けようとしたりヨシコが直ちゃん不在時に勝手に部屋に入って漁ったりそういう他者を尊重するラインが曖昧なのにこの物語にとって何を尊重と捉えるかみたいなものを私にはうまく受け取れませんでした。 大浦くんのしゃべり言葉みたい手紙は好きでしたが元気にならないとだれかの迷惑になるみたいな考え方すごく相手本位でしかなくて数週間で元気にならなくていい、死ぬまでずっとその感情抱いていてもいいと思いました。 | ||||
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父を辞めると宣言して、教師の仕事もやめた父。家出して別居中の母。小中高と成績優秀だったけれど、大学には行かず、農業をしている兄。中学生の佐和子。のんびりした語り口の、家族小説。 【以下、ネタバレありです】 家出をしているけれど、母は家に時々帰ってきて料理をしてくれるし、夫婦仲は悪くなさそうだし、父・兄・佐和子は朝食を毎朝いっしょにとるし、変だけれど仲の良い、不思議な家族の話なのかと思っていたら、途中、実は家族にはとても重い背景があったことが明らかにされる。仲よく穏やかに過ごしているようだけれど、5年前の父の自殺未遂の理由や、それとちゃんと向き合ったのかとか、父や母はその後どうか関わって、ちゃんと心からの話し合いをしているのかとかが読み取れなかった。 そして、一番納得できなかったのは、大浦くんが死んでしまったこと。佐和子をずっと支えてくれた、とてもすてきな存在だったのに、あっさりと事故死してしまって、意味が分からなかった。 | ||||
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家族や人との繋がり方って色々なんだなあと思いながら読みました。いいお話に出会えました。 | ||||
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雰囲気が大好きな西加奈子さんに似ていて面白かったが、ラストの方の展開は好みでなかったので星3。 家族それぞれが大きな傷を抱えていて、なんとか自分を保っている状態ながらそれぞれが他の家族を大切にし救いたいと思っている。 主人公も含め家族にはとてもドロドロした恐ろしいものが渦巻いているが、ズレた家族として淡々と軽いタッチで描かれている。 救われる道を探してそれぞれ試行錯誤する家族にうっすら希望が見える終わりはよかった。 | ||||
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小説は大好きで、今は読み漁り中。 暗い本を読んで気持ちが落ちてしまったので、気分を上げられそうな題名に惹かれて購入。 おかしくなった家族が再生していけばいいのに、何故大浦君を死なせる? 明るくて一途に主人公を思う彼を死なせる事は 、幸福な食卓に必要なの? 大怪我して元気になってくとかで良くない? 一晩寝て起きても、私の心はどんよりです。 この本は落ち込みます。 | ||||
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最初は家族のほのぼのした話しかと思って読み進めていたら、予想もできない展開に、思わずえつ!と声を出してしまった。 自分達の周りには支えてくれる人がいる。 どんな事があっても応援してくれる人がいる。 お礼や愛情表現はできる時に惜しみなく伝えよう。 そう思わせてくれたお話でした。 | ||||
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この本を読んで幸福になれる人達と私は友人になれません。私も大切な人とお別れしましたが人それぞれだと思いますが私とは考えが違うなと感じました。 一つだけ文句を言うならそのマフラーは弟に編んだ物じゃ無いですよお母さん。 | ||||
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家族の存在が大切に思える作品だと思います。 顔見知りな作家さんだけに読んでいて 寄り添っているような感覚でした。 いくつか手に取った中で展開が意外だったため思わず涙しそうな場面もありました。 家族ってこうなんだと なくてはならない存在なんだと思いましたし 今自分になぞらえると家族がキラキラして見えました。 オススメです!! 是非一度手に取って下さい。 | ||||
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ちょっと変わった家族の話しです。でも、お互いを気遣い幸せそうな家族のように感じます。 淡々と話しが進む中で、クライマックス、(起承転結の)転、あたりから読者を引き付ける描き方になっています。その後、何か?、ガラッと面白いストーリー展開を期待していましたが、何も無いまま中途半端に終わってしまいました。 イマイチ物足りなさを感じます。転、結からの後半に、ひと捻り、ひとアイデアが欲しいところです。 | ||||
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驚きのスタート。 「父さんは今日で父さんをやめようと思う」 春休み最後の日、朝の食卓で父さんが言った。 中学教師だった父は「父さん」をやめて予備校生となる。それを、いいんじゃない、とこともなげに受け流すのは高校までは神童と呼ばれた、超マイペースな直ちゃん(兄)。さらに家出をして一人暮らしをするも、ちょいちょい家に帰ってくる母も反対しない。こうした家族を淡々と、そして突っ込みを入れつつ見守る「私」(中学生)。 この作品、面白かった! 主人公の私は中学生だからいいけど、ほかの家族が子供っぽい割り切れなさを残しつつ生きており、それがユーモラスに描かれている。現実の我々は「父さんやめる」などとは気軽に言えないし、うちの嫁だって家出して一人暮らしをしつつ家に遊びに来るなんてしません!できません笑 多くの人が「やれたらいいなあー」と羨むような、ある種責任放棄的な行為を、出てくる人がホイホイやってくれるところが読んでいて気持ち良い笑 人物の会話も小気味よく、シンプルな情景描写と相まってぐいぐい読ませます。 ただし、読むに従い、この不思議な家族の背景が徐々に明らかになります。自殺未遂を起こしていた父。それを発見した私。自らを責め家出をした母。現実と真剣に対峙することをやめてしまった兄。父を救ったことで、一番若い「私」に皆が気を使う。 そう。この家族は単にユーモラスなのではなく、むしろあと一息のところでようやく崩れずに保っている崩壊途中な家庭に思えます。この危うい家族ですが、主人公の「私」が中学・高校へと進学し成長するに従い、少しずつ回復してゆくところです。 最後の最後で、「私」の身には想像もできない不幸が降りかかります。しかもクリスマス。ただ、それがきっかけなのか、壊れかけた家族は徐々に家族に戻りはじめ、機能し始めます。 教訓じみたことも言いたくないけれど、この作品を読んでいると、人生の要諦とは、苦しみつつも「受け入れる」「受け止める」ことなのかな、と思ってしまう。 物事に対しシニカルになり、それを避ける草食系では足りない(気持ちはわかる)。あらゆるものに意味があるなどと、ポジティブ全開な様子も受け入れ難い(松岡修造になれたらいいよね)。人生はやっぱり苦しいことが多いし、でも楽しいことや有難い気遣いを頂くことがないわけでもない。時に、苦しみは我々を圧倒することもあるけど、それを受け入れ、消化し(いやこれが難しいから感情もブルンブルン動くんだけど)、周囲とともに成長する、っていうのが人生なのかなあと、ひとりごちてしまいました。 ・・・ 本作は、息子の高校受験用の過去問でたまたま見かけた作品でした。今回通しで読みましたが、実に気に入りました。胸に沁みました。 不思議なユーモア感が常に流れるなか、家族という皆に必ず関連するテーマが主題となっていること、加えて前向きな結末。この作家さん(瀬戸まいこ氏)の他の作品も是非読んでみたくなりました。 中学生くらいから、大人まで読める本です。皆さんも読んだら何か感じるのではと思います。うちの子供たちにも是非読ませてみたいと思いました。 | ||||
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主人公の佐和子を取り巻く人間同士のふれ合いに、とても心打たれました。彼女がどうか幸せな人生を歩みますように、そう祈らずにはいられない物語でした。 | ||||
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お父さんの自殺未遂をきっかけに家族のそれぞれが自分を責めたり、生き方を変えたり、役割を降りたり、色々ありながら家族の絆を一生懸命つなぎとめようと必死なのにどこかコミカルに見せる筆者はすごいなと思いました。 瀬尾まいこさんのメタ認知能力というか死生観というか、とてもクセになりそうです。 | ||||
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離婚して仕事も辞めてこれからどうしていくのか興味あります。それに離婚しても元奥さんと何時も道理に付き合っている事も興味ありますのでさんぷるしか今読んでいませんが購読したいと思います。 | ||||
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お行儀のいい書きぶりでファンになりました。次も瀬尾さんのものを読みます。 | ||||
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ネタバレ含みます。 すごく良い話ではあったんですけど、 最後が本当に悲しいです。 大浦くんのこと以降は本当に 暗い気持ちになってしまって。。。 生きたままで、何か別の事きっかけで 家族が修復されるとか お母さんが戻ってくるとか そういう希望の持てるラストが良かったです。 ハッピーエンドを求めて申し訳ないですが。。 続いていく日常の中で、兄が目覚めて 少しずつ良い方向に変わっていってほしかった。 | ||||
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それぞれがバラバラなりにも繋がっている家族構成やそんな家族の元で心に深い傷をおいながら真っ直ぐだけど不器用な主人公の話だと思いながら読んでいましたが、他人との出逢いによって心の支えを得たり少しずつ成長していく主人公にハマり、最後の展開には涙が止まらず読み切りました。私にはとても楽しめた本でした。 | ||||
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