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(短編集)

ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常



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ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常の評価: 4.23/5点 レビュー 145件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全124件 41~60 3/7ページ
No.84:
(4pt)

全体の雰囲気が良い

この本では,前作で感じた違和感がかなり消えました。クラクラ日記を持ってきたのは,古書という意味で,まあそうなのか,と思いますが,この作者が本当に好きな本なのでしょうか。時計仕掛けのオレンジにまつわる話は,かなり面白い。おそらく,作者がお気に入りの本の一つなのでしょう。前作の登場人物が,この話で上手くコラボしていて楽しい話になっています。司馬遼太郎や藤子不二雄などのエピソードも,いろんな意味で面白く書けています。なんだか,古書入門みたいな感じです。
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)より
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No.83:
(4pt)

活字離れと本

このシリーズを読むと、本が好きになる人が一人でも増えます。作者の知的活動に敬意を表します。
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)より
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No.82:
(4pt)

ビブリア古書堂の事件手帳2

軽く読めて、ちょっぴり淡い恋心の二人が、とてもいい感じです。
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No.81:
(5pt)

古本屋が舞台

シリーズ物は、第1作が面白く、2作目は難しいと言われるが此はこの作品には当てはまらない。2作目の方が面白くなってきた。あとがきの作者の言葉ではないが、これからが本編でしょう。3作目もかいでしょう。
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No.80:
(5pt)

本の虫と本の鬼。

不器用な人たちの本を介したコミュニケーションのお話といったところでしょうか。

 時計仕掛けのオレンジのエピソードがいいですね。登場人物たちが「問題だ」と言っていることは実は「現象」や「結果」であって問題ではない。現象や結果を生み出した問題はもっと別のところにある。最短距離で解決しようと思えばできたものをちゃんと当事者に筋道を立てて説明することで真の問題解決へ導いていきます。
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No.79:
(5pt)

すごく面白い。

友人に紹介されましたが、とても面白かったです。
3まで一気に読んでしまいました。
4が出るのを楽しみにしています。
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No.78:
(5pt)

この小説でぼくが一番好きなところは、本の中で他の素晴らしい本に出会えるところだ

オリジナルは2011年10月25日リリース。電子書籍化は2013年2月21日配信。この『2』の中の、『足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)』が、第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネートされている。三上延氏は1971年生まれ。今、最も人気上昇中の一人だろう。

この小説でぼくが一番好きなところは、本の中で他の素晴らしい本に出会えるところだ。本から本へ『連環』している。この本を読んでいて、梶山季之の『せどり男爵数奇譚 (ちくま文庫)』やアントニイ・バージェスの『時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1) 』やロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』を読んでみたくなる。そういう読者はきっと多いだろう。

良い本というものはそういうものだ。例えば、

大江健三郎の『見る前に跳べ』を読む → W.H.オーデンの詩集を読みたくなる。

といった繋がりだ。これは本の範疇にとどまらない。

村上春樹の『1Q84』を読む → ジョージ・オーウェルの『1984』も読む → ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』(ジョージ・セル盤)を聴きたくなる →なぜプーランクの『シンフォニエッタ』じゃなかったのか、と考える → そういえばELPが最初の方のアルバムでヤナーチェックの『シンフォニエッタ』の冒頭の有名な旋律を使っていなかったかなぁ、と考える。

といった連環だ。この連環はドラマティックな繋がりを見せることがままある。たとえばギドン・クレーメルの演奏をNHK交響楽団/アルバン・ベルグのヴァイオリン・コンチェルトを聴いた時の感動を今もぼくは忘れられない。そして、日本武道館でキース・ジャレットのソロ・コンサートを聴いたときの感動も、その背中を歪めうなり声をあげながら弾き続ける姿も忘れられない。二人はぼくの頭の中の別のドアに分けられ、イメージと感動を積み重ねてきてくれた。それが突如二人が繋がる(ペルト:タブラ・ラサ)。好奇心の趣くままに突き進んでいた先が突如ひとつの輪になる。これこそ醍醐味というものだろう。

この小説にはそういった迷宮がいくつも隠されている。そこにとても惹きつけられる。
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No.77:
(5pt)

どんどん引き込まれて読み進む

古書店の主人がいわゆる日常の謎を解いていくミステリですが、展開も自然だし解決にも無理があまりありません。前の巻と比べても本にまつわるミステリになってるし、本好きの業のようなものが窺えて完成度が上がっています。
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No.76:
(4pt)

古書に関する薀蓄がすごい

シリーズ第二弾。古書に秘められた人々の人生をビブリア古書堂の店主、篠川栞子が暴いて行くといった連作短編集。前作で入院していた篠川栞子も松葉杖に頼る生活を余儀無くされるものの退院。今回はそんな栞子の過去に迫る。

相変わらず古書に関する薀蓄がすごい。古書に残された僅かな手掛かりから真実を暴いていく過程が非常に面白い。

アントニイ・バージェンスの『時計じかけのオレンジ』に完全版があったとは知らなかった。
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No.75:
(5pt)

続けて購入してしまう

先が気になって、Kindleで購入。
内容には満足。だまされたと思って、手に取ったら最後。はまります。
もう少し安いとうれしいんだけど。
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No.74:
(5pt)

奥行きの深い作品になってきました

第一話・第二話を読んだ際には、これは★3つか4つかなあと思いましたが、「父親は貴重な古書を盗んだ犯人で、初恋の相手はそれに付けこんで別の古書を買い取っていった」(245頁)という驚愕のストーリー展開が見事な第三話が逆転のクリーン・ヒットとなり★5つでした。栞子さんの母親(篠川智恵子)の影がいわばサイド・ストーリーとして、物語に陰影と奥行きを与え始めた第2巻。いよいよハマってきました。

「わたしの母は、とても頭のいい人でしたけど・・・・・・無邪気に残酷な真似をしてしまうようなところがありました。まるで遊んでいるみたいに、後ろ暗い売り買いでも平気でやってしまうんです。この時も、きっととても厳しい要求を突きつけたんだと思います」(240頁)。
「わたしの母がどういう人間か、これで分かったでしょう? 古書に詳しい、頭の切れる、得体の知れない人です・・・・・・十年前に姿を消したきり、連絡もありません」(243頁)。

また、第三話は母子二代にわたる古本稼業の性(さが)というか、古本屋の心裡を描いても見事でありました。なお、「即時取得」については民法第192条に定めがありますね。
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No.73:
(5pt)

ビブリア古書堂の事件手帳2

2.3 と一気に読みました 久々楽しかったですね〜
続きを早く読みたいと思いました
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No.72:
(4pt)

これも面白い

安楽椅子探偵的な要素がちょっと薄れてましたが、話が展開しはじめて、相変わらず面白いです。
次が楽しみです。
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No.71:
(5pt)

ライトノベルだそうですが

いいミステリ小説だと思います。早く4巻もキンドル化してほしい。
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No.70:
(5pt)

感服つかまつった。

こんな大ベストセラーとなると、嫉妬心がわく。くそう、難癖をつけてやるぞと思って、たまたま図書カードがあったから近所の本屋で買ったのだが…。うまい。というか、私自身がこういう小説を書きたかった。というか、こういうヒロインを書いているつもりだった。北村薫さんの「円紫師匠」シリーズに似た感じもあるが、短編連作というところがいいのだろう。売れているからくだらないということはないということがよく分かる。直木賞受賞作なんぞよりずっといいではないか。くそう。
 福田定一のところなんか、ネタは分かっているのにその料理がうまい。コージ―・ミステリーというのか、それが鎌倉ってところがまたにくい。くそう。
 まあ十年書いているのだからいいとしよう。ヒロインの胸が大きいというのがポイントだとしたら、私には書けないな。栞子さんが読んだ国枝史郎が、私が読んだ伝奇文庫じゃなくて大衆文学館らしいというところも、若さっていいなあと思ったりする。
 この巻を中途まで読んで、また書店へ行って一巻を買った。こんな買い方をしたのは高校時代の『キャンディ・キャンディ』以来だ。
 なお『華岡清州の妻』という誤植があった(20刷)。「青洲」である。
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No.69:
(5pt)

すべてが緩やかに動いていく

学生時代に彼女であった晶穂と再会する大輔。
しかも、亡くなった晶穂の父の蔵書を買いつけに実家に出向くことになるお話。
古書を売りに来たにも関わらず、金を受け取らず帰ってしまう男。
謎の言葉を残したまま去ってしまうが古書堂店主である栞子は大輔にある指示を出すお話。

一度店員を辞めた大輔がビブリア古書堂に戻り、新たな展開が待っているかと思いきや物語の流れはいたって緩やかである。
二人の距離は急激には縮まることはないし、急激に接近して恋には発展するようなことにもならない。
あくまで物語の核となる部分と同じで、すべてが緩やかにしか動くことをしない。
やはり、この物語は恋が中心ではなく、本が中心であり、その本の因果ですべてが動いているのでしょうね。
そこがまた面白いのだと思います。

今回、紹介された本で一番読みたいと思ったのは、『時計じかけのオレンジ』ですね。
怖いのは苦手なので普段は読まないジャンルなのですが、栞子さんの話を聞いていたら読んでみたくなりました。
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No.68:
(4pt)

読みやすくなった

一冊目より読みやすくなった気がします。栞子さんの謎が少しずつ明らかになって行くのが楽しみ。
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No.67:
(5pt)

一巻よりも好き!

一巻を読んだ時は、とても物足りなさばかりを感じたんですが、キャラがこなれて来たというか、気持ち良く読めた感じです。
日常系故の単調さは、やっぱり否め無いですが、この手の他作品を色々読んでみて、改めて秀逸だと気がつきました。
面白かったです。
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No.66:
(5pt)

面白かった

ビブリア古書堂の二巻目です。

一巻目が結構面白かったんで買ってみました。

二巻目は、過去の話が多かったですね。

一話目は小菅の妹の話

二話目は五浦の昔の彼女の話

三話目は篠川の母の話です。

今回も面白かったですよ。
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No.65:
(5pt)

読み終わったらamazonのカスタマーレビューを見てみよう!

取り上げている本が聞いたことのあるものだったり、作家が有名な人だったりと興味を惹くものばかりだったので、
一気に読み終えました。

第2話の本の作家は私が学生時代大好きでよく読んでいましたが、取り上げている本は全然聞いたことの無い
存在すら知らない本でした。
amazonで検索しても残念ながら中古含め取り扱いがありませんでしたが、著者の三上延さんは内容もよく知っているようで
本当にびっくりでした。
私の好きだった作家なだけに、三上さんの博識ぶりには感嘆しました。
ついでに取り上げられていた推理小説のほうは在庫がありましたが、絶版な上に人気作家だけあってとても手が出るような
値段ではありませんでした。
引用されていたあとがきが面白くて笑ってしまったので是非読んでみたかったのですがとても残念です。

第3話「UTOPIA最後の世界大戦」に関しては、読み終えた後でamazonのレビューを是非見てみて下さい。
本好きの、小説の登場人物などでは無い生の声に接することができて感動します。
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)より
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