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シャンタラム
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シャンタラムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 1~20 1/3ページ
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作者自身の実話をベースにした荒唐無稽で非現実的な、けれど極めてリアルな冒険小説だ。 上中下・三巻併せて千八百ページを超す大作だが、文字通り寝食を忘れて没頭した。 めくるめく物語世界に誘われ、ボンベイの妖しさに魅了され、実に幸福な読書体験だった。 他のレビューを見ると、読解力のない、国語の苦手な残念な人が、途中で挫折したのに、本書がつまらなかったと、翻訳が単調だと、偉そうにぬかしていて呆れる。 そういう人はコロコロコミックでも読んでたらいい。 | ||||
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男は武装強盗で20年の懲役刑に服していた。だが白昼に脱獄し、オーストラリアからインドのボンベイへと逃亡。スラムに潜伏し、無資格で住民の診療に当たる。やがて“リン・シャンタラム”と名づけられた彼のまえに現れるのは奴隷市場、臓器銀行、血の組織“サプナ”―。 | ||||
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自分は翻訳小説は苦手でめったに手を出さない。 同じような人がいるならその方たちに向けて。 100p.ほどですぐ脱落した。苦痛すぎて、もうこれ以上読めない。 ~~した。~~した。~~だった。~~した。 こういう工夫が何もない翻訳ね。 それからぎこちないセリフ。みんな同じような口調で年恰好が見えてこない。 * * * この小説はものすごーーーくおもしろいらしい。ハリウッドセレブを虜にしたくらい。それはたぶん英語の原書を読んだ人たちだよね。もしそこまでおもしろいとするなら、のめり込めないのは翻訳の文章に原因があるんじゃなかろうか? すぐ離脱したオレはストーリーなんかぜんぜん分からないけどね。 読み進めるのが苦痛な時点でその本は放り投げる。 それがオレの正義なんだ。 | ||||
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シャンタラム下巻549頁読了。ギャングたちの破天荒なムーブに気が滅入ることもあったが、本がカビるほどカオスと付き合いインドを丸ごと満喫。1984以来の怪ヒットで良き締めくくりに | ||||
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ニュージーランドの刑務所から脱獄した男がインドに向かい・・・というお話。 という上記の文章だけでは何の説明にもなっていない、壮大な話でした。インドでは医療に従事したりやばい事をしたり、その後アフガンで戦闘やマフィアの抗争に巻き込まれたり・・・と波瀾万丈の成り行きでした。 著者の実体験を元にしているそうですが、一応フィクションという事で脚色された部分もあろうと思いますが、それでも読み手を圧倒する気迫に唸りました。 上中下合わせて約1900ページもあり、更に普通なら一行あける所を続けるので50~80ページくらい切れ目なく続くので、読みにくかったですが、それでも読む価値のある冒険譚だと思いました。 個人的にはアンリ・シャリエールの「パピヨン」を思い出しましたが、どうでしょうか。 ヘトヘトになるまで引きずり回される冒険譚。機会があったら是非。 | ||||
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これもずっと読みたかった本で上巻だけ随分前に購入したものの、かなりの間、放置していました(笑)。読み始めて判りましたが、上巻、下巻だけではなく、中巻もあってなんと2,000ページ近くの超大作でした(汗)。 上巻でメチャメチャはまり、「早く続きが読みたい!」と居ても立っても居られなくなったのですが、何故か、行く書店、行く書店に在庫がなく(そう言えば最近本屋の外国文学のコーナーって小さくなりましたねー。)中下巻は結局取り寄せました。まだキンドルにもないみたいです。 「『訪印すると人生観が変わる。』なんてよく言うものの、1週間以内の旅行位では、カルチャーショックがせいぜいで、人生観が変わるなんていうことはなく、お腹を壊さないようにするのが精一杯・・・。」というのが自分のインドに対するイメージでした。 しかしながら、この本はまさに「訪印すると人生観が変わる。」ということを疑似体験させてくれる一冊です。 冒険、犯罪、金、暴力、生死、戦争、宗教、運命、哲学となんでもあり。もちろん美しい女性も登場します。とにかくありとあらゆることが主人公の身に降りかかります。壮絶です。凄いの一言。 五感まで刺激される本と言うのは、あまりないと思いますが、これは、まさにインドの暑さとか寒さとかの気候はもちろんのこと、匂いまで感じさせてくれる作品です。 読み始めたら止めるのが本当に難しいです。(逆に、最後の方は、あー終わらないで~となります。) ジョニー・デップが映画化の権利を持っているらしいんですが、こんな壮大な話、映画にできるのでしょうか?5部作は必須ですね(笑) 是非、この本でインドへいらっしゃって下さい! | ||||
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登場人物の会話がぎこちなさ過ぎる。横の英語を縦の日本語に直してるだけなので白けてしまう。 そして、何よりも、原作では吹き出す肝の場面でも、翻訳では直訳しているせいか全く笑えない。 原作が素晴らしいだけに本当に残念。 | ||||
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200ページまで読みました。 これ以上は無理。 雑談ばかりでした。 気の利いたセリフがたくさんありますが70を超えるとそんなことはどうでもいいんです。 中、下が勿体ないですが、このまま続くと思うと今止めたほうがいいと思いました。 | ||||
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読書の秋ですね!公園でぽかぽかの陽気に包まれて大好きな本を子供と一緒に共有できる幸せといったら(涙) さて、この下巻でシャンタラムの旅はひとまず終わりです。この哲学書と呼べる本から多くの言葉を引用し英語での会話に花を咲かせていきたいものです。KL(マレーシア)在住のわたくしではありますが未だにインドへ旅立ったことがございません。しかし、休暇を利用しかわいい娘と綺麗な妻とハンサムな息子と4人で舞台となったムンバイで見識を拡げインドのパワーを肌で感じてきます。もしかしたら、著者のG.R.デービッド氏にレオポルドでお会いできるかも。。。うししししし(笑) 900ページもある中で最も大好きな場面、それは・・・・・・知りたいですか?いいでしょう、お教えいたします。 1ページ目から語られる心の叫び、そう、わずか始めの部分で著者が一番伝えたいことを書き出している。確かに、宝石のごとく煌めく言葉の数々が至る所に散らばっています。それでも、1ページ目に触れた瞬間かめはめ波を受けた衝撃に似た感覚を思い出した。ドドンパはへの河童でしたけどね。。あっ!魔観光殺法は相当の痛みを感じました。。 最後に翻訳家の田口俊樹氏に感謝申し上げます。5年前に原書を半年かけて苦労して読み終え、今こうして母語となる日本語でシャンタラムワールドに浸る時間を得ることができこの上なく幸福感に包まれております。ジョニーデップ様の映画化は叶わぬ結果となりましたが、私が代行し監督を引き受けます。主演はトム・ハーディー氏 主演女優はシアーシャ・ロ―ナンさんに配役が決まっております。 しょして、アカデミー賞を独占する予定です。乞うご期待! ともあれ、シャンタラムに出会えて良かった。 | ||||
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5年前に原作を読み終えた期間は半年掛かりました。そして、小説内で最も重要だと思われる日本語訳版の中巻を購入致しました。その他、オーディオブックも2年前に購入済でございます。原作、訳本、オーディオブックを得ている人間は私一人だけでございましょうか? はい、その通りです。間違いないでしょう、櫻井翔。おっとっと、うけませんね! 中巻である人物が語る宇宙論があまりに難解で理解できずじまいだったものですから、この度5年越しにようやく母語で学べる機会に恵まれました。シャンタラムを紐解くたびに無数の煌めく言葉の数々が現れ指を止めさせてくれます。英語を本格的に学びたい方、英語に精通している諸君にもぜひシャンタラムワールドに浸ってみてはいかがかしらん。 しかし、根気がない方には絶対に向かない小説であることははっきりと申し上げさせていただきます! PS ジョニーデップ主演のシャンタラムの映画化が頓挫されてから12年以上が経ちました。もうこちらの作品を作り上げるのは不可能でしょう。せめてHBOのドラマ化に期待しとうございましゅ。 | ||||
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上巻の100頁まで我慢してGIVE UP。冗長で自己陶酔でまったく共感できない独白がエンエンと続く中、美女やホモ、犯罪者が紹介されますが、今後の展開にまったく期待できなかったので辞めました。図書館で上巻だけ借りて大正解(笑)。未読ならおめでとう。そのまま一生未読放置で! | ||||
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インドを舞台にした現代小説ということで興味が湧き買いました。あらすじだけ見ると???という印象でしたが、読み進むにつれて様々なことが明らかになってきます。(おそらく30年ほど前の)ムンバイのスラムの様子や刑務所内の描写、マフィア、映画業界、病院、在留外国人社会などのことが、ノンフィクションに近いリアリティを持って描かれています。上巻、中巻、下巻と、先に進むほど面白さも加速していきます。是非とも映画化して欲しい作品ですが、スケールが大き過ぎるので、難しいでしょうね。 | ||||
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すばらしい製品。 より良い品質の製品を見つけることができませんでした。 また、私はその価格が安いのが好きです。 私は、確かにこの項目をお勧めします。 これらの驚くほど大きな仕事 価格は非常に有利である これはほとんど完璧です。私は何週間も研究した。これは完璧です。私は何に5つの星を与えていないが、これは異なっている。 | ||||
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作者の人間性と作品の価値は別物である という考え方に従えば、 たとえば兇悪な犯罪者が神々しい宗教画を描いたとしても 好き嫌いは別にして、それはそれでよろしい。 ただ、私自身は、作者と作品の距離感が 少ないほど好ましく感じるタイプである。 だから、この物語と作者とは、 どれほど近接しているのだろうかという点が 誠に気になる。 詩情あふれる饒舌さで 極彩色のエピソードが膨大に積み重ねられた面白熱血大長編。 誠にシアワセな読書時間を過ごすことができた。 登場する人物も退場していく人物も 膨大な数にのぼり、 熱気も湿気も息苦しいほどに過剰だ。 この物語には、作者の実体験は相当に反映されているのか。 それとも完全な空想なのか。 その答えを私はいつか知ることができるだろうか。 | ||||
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素晴らしかった。それぞれなかなか分厚い全3冊であったがインドをバイクで駆け抜けるようにあっという間だった。著者の小説みたいな人生がそのまま人生になっている。どこまでが本当にあったことで、どこまでが創作なのかわからないが、すべて本当にあったことのようにリアルである。そして、誰もインドのスラムやマフィアをリアルに書くことなんてできないだろうから、もうそれだけで貴重な本である。 「悪人こそが救われる」という話が仏教にはあるが、これもまさにそうである。罪を犯したからこそ、神に近づける、生に近づける。ぼーっと生きているよりも。 | ||||
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おそらく賛否両論イロイロでしょう。私はこのような小説を読んだことがありませ。この小説はドイツ人の友人と難民問題についてメールで議論していて「シャンタラム読めよ」ということで購入。とにかくリアリティーがあります(映画にできそうにないほど)。外国に独りで行ってマイノリティーを経験した人ならシックリくるかと思います。訳のわからない言葉が飛び交い、こっちの善悪感など通用しないなど、そんな感じで話が進んでいきます。偶然も必然か・・・事故は運命か・・・などなど考えさせられます。とんでもない異国への旅だと思って読みすすめるといいかと思います。なぜドイツ人の友人に・・・難民問題を抱えない日本人はアホだ!と言いたかったのかもしれません。 | ||||
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冗長という言葉はこの小説の為にあるようなもの。 100ページ程で済む内容を自己陶酔的な言葉で延々と飾り立て、ほとほとげんなりさせられる。 素晴らしいとのステマ書評に釣られ、上中下3巻同時に購入がしたことを大いに後悔。 せめて1冊づつ購入することをお勧めする。 | ||||
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ひとことで言えば、アイの本でした。 キリスト教では人間の愛を、エロス(性愛)、フィリア(犠牲の愛)、アガペー(神の愛)とに分けるとききますが、この本は神について書かれたものではないにもかかわらず、描かれているのはエロスでもフィリアでもなく、主人公の超越愛でした。 しかしヒロインは、「私なんて愛されないんだ病」から解放されることなく終わっています。 そこがまた、哀しくもあり、はかない美しさを感じる作品でした。 | ||||
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オーストラリアの刑務所を脱獄した主人公が、 潜伏先のインドでスラムの住人から始まり、 友情、愛、裏切り、破局、憎悪、復讐、暴力、戦場、死、重なる極限状態を経ながら マフィアの要職に迎え入れられるまでの話。そこには白人というアウトサイダーでありながら、 現地の人間以上に信頼を勝ち取り、受け入れられ、必要とされる主人公の人間としての魅力がある。 本書に主人公の人となりを端的に示す言葉がある 「私はヘロインの中に理想を見失った革命家であり、 犯罪の中に誠実さを無くした哲学者であり、 重警備の刑務所の中で魂を消滅させた詩人だ。」 本書の魅力のひとつは、著者の実体験に基づく極限状態のリアリティーと、 その中から紡ぎ出される、生きていくことの意味に触れる数々の言葉。 養老孟司は後書きの中にこう書いている。 「この物語を読んで思う。人が生きるとはまさにこういうことではないのか。 快適と便利、安心と安全、そうしたものを追求することによって、私達が同時に失ったものがある。 血と涙と歓喜、それが実は生きることではないのか。」 この本を読みながら ムンバイの描写を通じて沢木耕太郎の「深夜特急」の興奮を思い出し、 裏社会をベースとしたストーリー仕立てに、橘玲の小説の空気感を味わうことができた (実際に橘玲はHPで本書を絶賛している)。 ジョニー・デップがこの小説を気に入り版権を買い、 映画化すると言われてから久しいが具体的な話は今のところない。 映画化は大いに期待するところだが、単なるアクション映画に堕することなく、 主人公の心理描写を中心としたものになることを期待する。 この小説におけるアクションやバイオレンスはあくまでも 主人公の精神状態を追い詰めるための触媒でしかないのだから。 | ||||
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評判の作品というのでまとめて買いました。傑作という方には申し訳ありませんが、私はまったく評価できません。文庫の裏の解説とはうらはらに、冗長で、ストーリーがいっこうに立ち上がりません。しかも、出て来るのは、登場人物の無意味で退屈なおしゃべりばかり。しかも内容もほとんど共感を感じることはありませんでした。これがその後のストーリー展開と本当に関連があるとは思えません。辛抱して上巻の180頁近くまで読みましたが、ついにダウンです。 | ||||
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