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シャンタラム



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シャンタラムの評価: 3.90/5点 レビュー 51件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全35件 1~20 1/2ページ
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No.35:
(5pt)

寝食を忘れて没頭した

作者自身の実話をベースにした荒唐無稽で非現実的な、けれど極めてリアルな冒険小説だ。
上中下・三巻併せて千八百ページを超す大作だが、文字通り寝食を忘れて没頭した。
めくるめく物語世界に誘われ、ボンベイの妖しさに魅了され、実に幸福な読書体験だった。
他のレビューを見ると、読解力のない、国語の苦手な残念な人が、途中で挫折したのに、本書がつまらなかったと、翻訳が単調だと、偉そうにぬかしていて呆れる。
そういう人はコロコロコミックでも読んでたらいい。
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410
No.34:
(5pt)

主人公と一緒に心の国インドで目まぐるしい毎日を送れます

シャンタラム下巻549頁読了。ギャングたちの破天荒なムーブに気が滅入ることもあったが、本がカビるほどカオスと付き合いインドを丸ごと満喫。1984以来の怪ヒットで良き締めくくりに
シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)より
4102179437
No.33:
(4pt)

へトヘトになるまで付き合わされる、1900ページもある冒険譚

ニュージーランドの刑務所から脱獄した男がインドに向かい・・・というお話。

という上記の文章だけでは何の説明にもなっていない、壮大な話でした。インドでは医療に従事したりやばい事をしたり、その後アフガンで戦闘やマフィアの抗争に巻き込まれたり・・・と波瀾万丈の成り行きでした。

著者の実体験を元にしているそうですが、一応フィクションという事で脚色された部分もあろうと思いますが、それでも読み手を圧倒する気迫に唸りました。

上中下合わせて約1900ページもあり、更に普通なら一行あける所を続けるので50~80ページくらい切れ目なく続くので、読みにくかったですが、それでも読む価値のある冒険譚だと思いました。

個人的にはアンリ・シャリエールの「パピヨン」を思い出しましたが、どうでしょうか。

ヘトヘトになるまで引きずり回される冒険譚。機会があったら是非。
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410
No.32:
(5pt)

五感を刺激される一冊!

これもずっと読みたかった本で上巻だけ随分前に購入したものの、かなりの間、放置していました(笑)。読み始めて判りましたが、上巻、下巻だけではなく、中巻もあってなんと2,000ページ近くの超大作でした(汗)。

上巻でメチャメチャはまり、「早く続きが読みたい!」と居ても立っても居られなくなったのですが、何故か、行く書店、行く書店に在庫がなく(そう言えば最近本屋の外国文学のコーナーって小さくなりましたねー。)中下巻は結局取り寄せました。まだキンドルにもないみたいです。

「『訪印すると人生観が変わる。』なんてよく言うものの、1週間以内の旅行位では、カルチャーショックがせいぜいで、人生観が変わるなんていうことはなく、お腹を壊さないようにするのが精一杯・・・。」というのが自分のインドに対するイメージでした。

しかしながら、この本はまさに「訪印すると人生観が変わる。」ということを疑似体験させてくれる一冊です。

冒険、犯罪、金、暴力、生死、戦争、宗教、運命、哲学となんでもあり。もちろん美しい女性も登場します。とにかくありとあらゆることが主人公の身に降りかかります。壮絶です。凄いの一言。

五感まで刺激される本と言うのは、あまりないと思いますが、これは、まさにインドの暑さとか寒さとかの気候はもちろんのこと、匂いまで感じさせてくれる作品です。

読み始めたら止めるのが本当に難しいです。(逆に、最後の方は、あー終わらないで~となります。)

ジョニー・デップが映画化の権利を持っているらしいんですが、こんな壮大な話、映画にできるのでしょうか?5部作は必須ですね(笑)

是非、この本でインドへいらっしゃって下さい!
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410
No.31:
(5pt)

もうインドに行くっきゃない!

読書の秋ですね!公園でぽかぽかの陽気に包まれて大好きな本を子供と一緒に共有できる幸せといったら(涙)
さて、この下巻でシャンタラムの旅はひとまず終わりです。この哲学書と呼べる本から多くの言葉を引用し英語での会話に花を咲かせていきたいものです。KL(マレーシア)在住のわたくしではありますが未だにインドへ旅立ったことがございません。しかし、休暇を利用しかわいい娘と綺麗な妻とハンサムな息子と4人で舞台となったムンバイで見識を拡げインドのパワーを肌で感じてきます。もしかしたら、著者のG.R.デービッド氏にレオポルドでお会いできるかも。。。うししししし(笑)
900ページもある中で最も大好きな場面、それは・・・・・・知りたいですか?いいでしょう、お教えいたします。
1ページ目から語られる心の叫び、そう、わずか始めの部分で著者が一番伝えたいことを書き出している。確かに、宝石のごとく煌めく言葉の数々が至る所に散らばっています。それでも、1ページ目に触れた瞬間かめはめ波を受けた衝撃に似た感覚を思い出した。ドドンパはへの河童でしたけどね。。あっ!魔観光殺法は相当の痛みを感じました。。
最後に翻訳家の田口俊樹氏に感謝申し上げます。5年前に原書を半年かけて苦労して読み終え、今こうして母語となる日本語でシャンタラムワールドに浸る時間を得ることができこの上なく幸福感に包まれております。ジョニーデップ様の映画化は叶わぬ結果となりましたが、私が代行し監督を引き受けます。主演はトム・ハーディー氏 主演女優はシアーシャ・ロ―ナンさんに配役が決まっております。
しょして、アカデミー賞を独占する予定です。乞うご期待!
ともあれ、シャンタラムに出会えて良かった。
シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)より
4102179437
No.30:
(5pt)

悪に染まる生き方も悪くはない

5年前に原作を読み終えた期間は半年掛かりました。そして、小説内で最も重要だと思われる日本語訳版の中巻を購入致しました。その他、オーディオブックも2年前に購入済でございます。原作、訳本、オーディオブックを得ている人間は私一人だけでございましょうか? はい、その通りです。間違いないでしょう、櫻井翔。おっとっと、うけませんね!
中巻である人物が語る宇宙論があまりに難解で理解できずじまいだったものですから、この度5年越しにようやく母語で学べる機会に恵まれました。シャンタラムを紐解くたびに無数の煌めく言葉の数々が現れ指を止めさせてくれます。英語を本格的に学びたい方、英語に精通している諸君にもぜひシャンタラムワールドに浸ってみてはいかがかしらん。
しかし、根気がない方には絶対に向かない小説であることははっきりと申し上げさせていただきます!
PS ジョニーデップ主演のシャンタラムの映画化が頓挫されてから12年以上が経ちました。もうこちらの作品を作り上げるのは不可能でしょう。せめてHBOのドラマ化に期待しとうございましゅ。
シャンタラム〈中〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈中〉 (新潮文庫)より
4102179429
No.29:
(5pt)

予想を大きく上回る超大作

インドを舞台にした現代小説ということで興味が湧き買いました。あらすじだけ見ると???という印象でしたが、読み進むにつれて様々なことが明らかになってきます。(おそらく30年ほど前の)ムンバイのスラムの様子や刑務所内の描写、マフィア、映画業界、病院、在留外国人社会などのことが、ノンフィクションに近いリアリティを持って描かれています。上巻、中巻、下巻と、先に進むほど面白さも加速していきます。是非とも映画化して欲しい作品ですが、スケールが大き過ぎるので、難しいでしょうね。
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410
No.28:
(5pt)

私はその量に満足しています。

すばらしい製品。 より良い品質の製品を見つけることができませんでした。 また、私はその価格が安いのが好きです。 私は、確かにこの項目をお勧めします。 これらの驚くほど大きな仕事 価格は非常に有利である これはほとんど完璧です。私は何週間も研究した。これは完璧です。私は何に5つの星を与えていないが、これは異なっている。
シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)より
4102179437
No.27:
(5pt)

作者と作品の距離感は。

作者の人間性と作品の価値は別物である
という考え方に従えば、
たとえば兇悪な犯罪者が神々しい宗教画を描いたとしても
好き嫌いは別にして、それはそれでよろしい。
ただ、私自身は、作者と作品の距離感が
少ないほど好ましく感じるタイプである。
だから、この物語と作者とは、
どれほど近接しているのだろうかという点が
誠に気になる。

詩情あふれる饒舌さで
極彩色のエピソードが膨大に積み重ねられた面白熱血大長編。
誠にシアワセな読書時間を過ごすことができた。
登場する人物も退場していく人物も
膨大な数にのぼり、
熱気も湿気も息苦しいほどに過剰だ。
この物語には、作者の実体験は相当に反映されているのか。
それとも完全な空想なのか。
その答えを私はいつか知ることができるだろうか。
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410
No.26:
(5pt)

小説みたいな人生がそのまま小説になっている

素晴らしかった。それぞれなかなか分厚い全3冊であったがインドをバイクで駆け抜けるようにあっという間だった。著者の小説みたいな人生がそのまま人生になっている。どこまでが本当にあったことで、どこまでが創作なのかわからないが、すべて本当にあったことのようにリアルである。そして、誰もインドのスラムやマフィアをリアルに書くことなんてできないだろうから、もうそれだけで貴重な本である。
 「悪人こそが救われる」という話が仏教にはあるが、これもまさにそうである。罪を犯したからこそ、神に近づける、生に近づける。ぼーっと生きているよりも。
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410
No.25:
(5pt)

訳がわからないうちにのめり入り込んでしまう。

おそらく賛否両論イロイロでしょう。私はこのような小説を読んだことがありませ。この小説はドイツ人の友人と難民問題についてメールで議論していて「シャンタラム読めよ」ということで購入。とにかくリアリティーがあります(映画にできそうにないほど)。外国に独りで行ってマイノリティーを経験した人ならシックリくるかと思います。訳のわからない言葉が飛び交い、こっちの善悪感など通用しないなど、そんな感じで話が進んでいきます。偶然も必然か・・・事故は運命か・・・などなど考えさせられます。とんでもない異国への旅だと思って読みすすめるといいかと思います。なぜドイツ人の友人に・・・難民問題を抱えない日本人はアホだ!と言いたかったのかもしれません。
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410
No.24:
(5pt)

3巻通して、すごい読み応え

ひとことで言えば、アイの本でした。 キリスト教では人間の愛を、エロス(性愛)、フィリア(犠牲の愛)、アガペー(神の愛)とに分けるとききますが、この本は神について書かれたものではないにもかかわらず、描かれているのはエロスでもフィリアでもなく、主人公の超越愛でした。 しかしヒロインは、「私なんて愛されないんだ病」から解放されることなく終わっています。 そこがまた、哀しくもあり、はかない美しさを感じる作品でした。
シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)より
4102179437
No.23:
(5pt)

冒険・ハードボイルド・旅の哲学

オーストラリアの刑務所を脱獄した主人公が、
潜伏先のインドでスラムの住人から始まり、
友情、愛、裏切り、破局、憎悪、復讐、暴力、戦場、死、重なる極限状態を経ながら
マフィアの要職に迎え入れられるまでの話。そこには白人というアウトサイダーでありながら、
現地の人間以上に信頼を勝ち取り、受け入れられ、必要とされる主人公の人間としての魅力がある。

本書に主人公の人となりを端的に示す言葉がある
「私はヘロインの中に理想を見失った革命家であり、
犯罪の中に誠実さを無くした哲学者であり、
重警備の刑務所の中で魂を消滅させた詩人だ。」

本書の魅力のひとつは、著者の実体験に基づく極限状態のリアリティーと、
その中から紡ぎ出される、生きていくことの意味に触れる数々の言葉。

養老孟司は後書きの中にこう書いている。
「この物語を読んで思う。人が生きるとはまさにこういうことではないのか。
快適と便利、安心と安全、そうしたものを追求することによって、私達が同時に失ったものがある。
血と涙と歓喜、それが実は生きることではないのか。」

この本を読みながら
ムンバイの描写を通じて沢木耕太郎の「深夜特急」の興奮を思い出し、
裏社会をベースとしたストーリー仕立てに、橘玲の小説の空気感を味わうことができた
(実際に橘玲はHPで本書を絶賛している)。

ジョニー・デップがこの小説を気に入り版権を買い、
映画化すると言われてから久しいが具体的な話は今のところない。
映画化は大いに期待するところだが、単なるアクション映画に堕することなく、
主人公の心理描写を中心としたものになることを期待する。
この小説におけるアクションやバイオレンスはあくまでも
主人公の精神状態を追い詰めるための触媒でしかないのだから。
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410
No.22:
(4pt)

引き込まれました

どこかのサイトで、この本が一番面白いみたいなことが書いてあり、偶然新しい小説を探してた自分は、買うことにしました。

読みはじめて最初は、どこが面白いんだろーと思ってました。というのは、どこかただの歴史記述というか日記的なところがあり、この分量の小説読みきれるかなと考えてました。

それが100ページほど、だったと思うんですが、その辺りから多彩な性格の登場人物、主人公がどんどんボンベイに引き込まれていくところ、そういう描写が増え始め、なんだこれはという感覚に陥りました。

中巻以降をあまり評価されてない方もいますが、個人的には(まだ下巻を読み終えてませんが)、大変面白かったです。まあどちらにしても、あるサイトを見て誘導されて手にした小説でしたが、大いに満足です。まだ読まれてない方は是非。
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410
No.21:
(5pt)

人生に必要な知識を得ることができます

深い。様々な意味で深い。
人生について少しでも考えることがあったら、是非読んでみるべきでしょう。
シャンタラム〈中〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈中〉 (新潮文庫)より
4102179429
No.20:
(5pt)

一気に読ませる傑作

一気に読ませる傑作だった。ただ作者の実体験を基にした部分と、小説として書かれた部分との落差があるように感じられた。80年代の同じ頃、インドを旅した者としては、ここまでインド世界の暗黒部に入った西洋人がいたとは驚きだ。
 訳もこなれていて、ドラッグのことなどよく調べていると思ったが、一箇所だけ誤訳と取られかねない箇所があるので書いておく。上巻・325頁に「石油ストーブ」と出てくるが、これはインドを安旅行した人なら誰もが知っている自炊用のケロシン・コンロのことですよね。あの暑いボンベイのスラムで、誰も日本でいう「石油ストーブ」など焚いていない。スラムの大火事の発端となる箇所だけに、、あえて一言。
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410
No.19:
(4pt)

面白かった

作者からあまり期待していなかったのですが、読んで面白く感謝しております。
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410
No.18:
(4pt)

気に入りました。

作者名からあまり期待していなったのですが、非常に面白く読ませてもらいました。
シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)より
4102179437
No.17:
(5pt)

???が身辺を漂いつづけました。

シャンタラム上中下は熱狂して読みました。インドも謎を含んだとんでもない国ですが、アフガニスタンも戦後京大の探検隊の旅行記以後、中村哲氏のペシャワール会のレポートや映画、戯曲を通して興味をそそられ続けています。
大橋也寸
シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈下〉 (新潮文庫)より
4102179437
No.16:
(5pt)

波乱万丈の傑作物語です。

ここ最近、読んだ様々なジャンルの本の中で、跳びぬけた傑作だと思います。
養老孟子さんが、「小林麻耶の本に会いたい」というテレビ番組で紹介されていたのがきっかけで、手に取りましたが、大変面白く、当時のボンベイの町の様子が生き生きと描かれており、私も当時のボンベイに仕事でたびたび出張していたので懐かしく情景が浮かびました。「だれでも前世で、一度はインド人であったことがある」と本の中で書かれていますが、インドの世界は誰でも引き付けられる要素があると感じます。非常に展開が早く、中身も濃くて、全く退屈しません。本好きの方には、是非、お勧めしたい一冊です。
シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)より
4102179410

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