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境遇
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境遇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 61~75 4/4ページ
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あっと言う間に読めます。 難しいこと考えず、読んで下さい。 何かを求めると、つまんないかも。 ミステリー、推理小説等は、 犯人がなぜそんな行動にでたのか?が、 大切なポイントだと思います。 犯罪を犯してまで、なぜ、そんな行動に。。。 ここに感情移入できなければ、物足りません。 本作品は、動機がどうしても理解できません。 「不公平だったから」 いい歳した大人が言うことではないように思います。 ところで、なぜ5つ星かというと、著者のファンだからですね。 自作に期待!! | ||||
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想像の中だけの絵本のほうが良かった。 あまりにもショボイ絵本。 これがベストセラーって設定はいかがなものか。 | ||||
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多くの方がおっしゃっているように、パワーダウンは否めず、と思います。湊かなえの名前で売れるでしょうが、これ単体で読んだら、そのまま忘れられるような内容です。もう少し時間をかけても良いので、作家の誇りをかけて作品を発表して欲しいです。 | ||||
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「告白」の衝撃を忘れられず読み続けている人多いでしょう。 私もその一人だったが、勿論もぅとっくに作者にとって「告白」こそ 異質であることはわかってるつもり。 新作が出るたび毒気や技巧が薄まってゆくのは仕方ないにしろ それに変わって別の味わいが出ればいいと思っていた。 けど鼻につく乙女チックな面ばかりが色濃くなり,味に至らず 内容の薄味は増すばかり。 特定の年代の,趣向性の同じ人達だけに支持される作家になってるナと思いつつも, 作者の学級委員長してました的な優等生文章も嫌いではなく, なんだかんだ全部購入し読んでいる。 持ち味を活かしながら新境地を見出す実力派である、と信じて。 でももう限界かもしれない。 私はせっかちなので風景描写などが凝りまっくった作家は苦手だが それでも本作の,特にラスト数ページにおける行動と台詞ばかりの文章には ちょっと呆れてしまった。 あれ?これはドラマの脚本か?小説ではないのか?と思う位で, 描写の省略にも程がある気がした。 誰それと誰それがやってきました 「台詞」 誰それは言いました・ 「台詞」 私は答えました 「台詞」 そんな感じ。 中盤から終盤は早く切り上げて家事がしたいと思いながら書きました、 みたいな。 そんなに出版社から新作をせがまれているのか,コンスタンスに出してるが そうしないと作家生命が絶たれるという危機感があるのか,知らないけど 世に出す訳だから内容も文章も,もっと煮詰めろと言いたい。 ミステリーじゃなくっても下手なドンデン返しなどなくてもいいし 本屋で平積みにされてなくても探すからもっと時間をかけて書いてくれ。 と言いたい。 | ||||
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前作からそれほど間を開けることなく刊行された本作は、テレビドラマ用に書き下ろしたということで、プロットが丹念に組み立てられているわけもなく、老若男女分かりやすいストーリー。 それゆえ、序盤の境遇を打ち明けるところなど、所々、ホロっときた。 夜行観覧車や往復書簡に近いドラマ仕立て。 しかし、告白や贖罪 (ミステリ・フロンティア)のように人間の嫌な部分を見せつける凄さは感じない。 「昔の恋人、姑の悪意」、「地位、名声という強欲」、「正義という名の高慢」、「もたざる者の妬み」など悲劇の要素はあったはずなのに、それをとことん突き詰めていないのが残念。 「これは悲劇ではない」のだそうだ。 ところで、気になるのは「ミツコの部屋」。テレビドラマではどうなるのか。やはり徹子なのか。大穴でマツコ・デラックスなのか。それとも?? | ||||
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評判があまりにも悪いので驚きました。 ミステリーが好きで、東野圭吾作品や有栖川、小池真理のミステリー作品はほとんど読んでいます。 湊かなえは告白以来二作目。 私は告白が非現実的に思えてしまい、そこまで好きではありませんでした。 だから今まで湊作品は読まずにきたのですが、これは面白かったと思います。 犯人は、この人?それとも?と思いながら最後まできたし、オチもわかりませんでした。 陳腐な話かもしれないけれど、読んでいるときには面白かったし、楽しめました。 ただ、キャラクターの魅力や、メッセージ性などが希薄でしたね。 それぞれミステリーに求めるものは違うと思います。 多分、湊かなえファンが彼女に求めるものと、この作品が一致しなかっただけ。 作品単品で見るとそこまで悪い出来のようには思えません。 | ||||
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湊さんの今回の作品は、今まで読んだ中で一番薄っぺらでした。 途中、状況説明が入る感じ、いかにもテレビドラマの脚本。 売れっ子さんでテレビのお話も絶えないでしょうし、意識して書くのは 仕方ないんでしょうが・・・ 誰に勧めることもできません。 | ||||
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「湊 かなえ」の名前が無ければ刊行すらされなかったかも知れない、それ位の内容だと思います。 あまりこのような否定的なレビューは書きたくないのですが、あまりに残念でしたので・・・。 登場人物は皆ステレオタイプ、伏線かと思われる描写はその後全く物語にからまず。ミステリと呼べるようなツイストやミスリードもなしで、単なる文学作品としてみても何の感動もありません。1470円、高いです。 他のレビュアーさんも述べられていましたが、このままだと読者離れが進んでしまうでしょうね。次作も購入すると思いますが、もう少し心に残る作品を期待します。 | ||||
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初めて湊かなえさんの作品を読ませていただきました。 「境遇」確かに「私だけじゃない」をいう同じ境遇の 人たちとのつながりは人を強くします。 同じように施設に預けられた二人。 でもその後の境遇は明らかに違います。 一方は里親に恵まれ、他方は施設から学校を出て自立。 それで同じ境遇だからと納得できるものであろうか? 羨ましさや妬みは当然出てきそうだと予想はできる。 確かに二人の心理描写は巧みに描かれてはいますが 腑に落ちない点もありました。 秘書の亜紀にもっと不可解さを持たせれば、 途中で犯人が分かる…という失態をまぬかれたのではないかと 思えてなりません。 | ||||
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「期待はずれ」の声も多いですが,軽快でスピーディーな展開,(だいたい読める)どんでん返しなど,私的には想定の範囲.とにかく,終わるまで夢中で読み続けました(1日で).このジャンルの本は,これで十分私の心を潤してくれます. しかし今回,言いたいことが2点ほど. 何なんだろうあの重厚な装丁は...たぶん付録の「絵本」を同封するためでしょうが,軽目のストーリーと比べて異和感がありすぎ.価格を吊り上げるための出版社の悪意が感じられます. そしてその「絵本」.はっきり言って不要です.作者は絵本作家ではないのは分かりますが,その内容はあまりにも説明的で駄作にしか思えません.推理小説のジャンルなら,この程度の絵本でも新鮮なのでしょうか?いや世の中には,推理小説と絵本の両方好きな人は...別にそれほど稀ではないと思いますが... 普通に本編に絵本の断片が登場し,「感動する内容」を想像させるだけで良かったのでは?これも価格を吊り上げるための出... | ||||
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湊 かなえ は全作品読んでいる一ファンです。 この作品の主人公と同じ年代&小さな子供を持つ母親として一言。 主人公の 陽子 子供を誘拐されたのに、その後の行動が冷静沈着過ぎです。有り得ない。 そして、夫の正紀ともに終始 善人 過ぎて引きます…。 最初はその辺が 伏線 なのかと思い、 中盤から加速する 湊ワールド を楽しみにしていたのですが、 『あおぞらリボン』にミステリー要素はなく、 大した展開もせず、全く面白味のないハッピーエンド。 本格ミステリーとは程遠い、 善良仕立ての陳腐なサスペンスドラマとしか思えません。 なぜだろう…。 最近、ミステリー小説で 面白い! と思える作品が1つもない…。 やはり、映画やドラマ化を前提に作品を仕上げるからなのでしょうか。 (つい最近、違う作家の作品で同じ思いに至りました。 出版社,映画会社,テレビ局&関係会社etc.に雁字搦めとなって、 自分の思うようには書く事ができないのかもしれませんが。 人気作家の 宿命 ですかね。 湊 かなえ、次回作に期待できるのだろうか…。 | ||||
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ドラマ用書下ろしなんで、あまり期待できないなと 思って読み始めたら、その通りであり残念。 まず、ミスリードが脆弱、犯人は半分読まないうちに わかる。 登場人物の描き方が薄っぺらい上に、どんでん返し とも言えないような、既読感がある最後。 読後感も、従来の湊作品のような寂寥感・絶望感がなく、 そつなくまとめたありきたりの清涼感。 著者お得意の、独白形式で読者が困惑する重厚・難解さも モノ足りず、わかりやすく誘導するヒント満載。 栞を2本のリボンに見立てたのもねぇ。 初期作品にあった、人間の心底に潜む、ドス黒さや 強烈な利己主義、裏切りや葛藤、心情の不気味さなど、 湊ワールド的要素が全く持ってパワーダウン。 これについては「Nのために」あたりから、肩すかし を喰らいはじめ、期待はずれ作品を乱発している ように感じた。 初期3部作のような作品の完成度の高さ、粘着質満載の 息苦しい心闇、非現実的な言動をうまくまとめるような最後を 読者は期待している。 映像化にあたっては、読みごたえのある作品を、この 登場人物を、どのように描くのかを見るのが楽しみなのだが、 その点でも、役者も演技イメージが湧きやすく、脚本家も書きやすい 火曜サスペンスレベルに成り下がってしまった今作。 「告白」の名声を陳腐化させないためにも、次こそは、と読み続ける 読者をこれ以上裏切らない作品を、年1作でもいいので上梓して いただけないかな。 | ||||
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『告白』以来、新刊が出れば必ず買うのですが・・ 今回は買わなくてもよかったなぁ。 犯人もオチもかなり早い段階で分かりますが、登場人物の感情もキャラクターも 事件の動機も全く分かりません・・ しかも最後の方、脚本っぽくなってるし。。 文章書くのがしんどくなったのか、枚数が足りなかったのか。 う〜ん・・期待はずれでした。 それでも次に新刊が出れば絶対買ってしまう『湊マジック』は 解けていないので次に期待です☆ | ||||
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湊かなえさんの大ファンで、今まで発売された作品は全て読んでいるのですが、 今回は特に現実離れしているというか、あまり登場人物に共感できず、 “なぜ、そういうことをするのか?” “なぜ、そのように解釈してしまうんだろう?” と思える部分が多々あったため、☆は一つ減点にしました。 現実離れした<境遇>を描くのが、湊ワールドだとも思うのですが、 何故かいつも読み終わった後に感じる、【痺れる感情(さすが湊ワールド!)】というものがなく、 読み返しても理解できない疑問ばかりが頭を巡っています。 結局、何が伝えたかったのかなぁ…? とも思ってしまいました。 あと、どうでもいいのですが、 レビューを書くためにアマゾンのサイトを開くまで、 湊さんの絵本『あおぞらリボン』付きの特別版が発売されていることを知りませんでした…。 明日早速買いに行きます! | ||||
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4部で構成されていて、 1〜3部は特に面白く感じないまま、 ただスラスラ読めてしまった。 いまひとつかなあ・・・と思いながらも 4部はかなり面白かった。 ちょっと話が面白くなるまでに 時間がかかりすぎている気がするが、 前作よりは、印象的な内容だった。 題名が漢字2字であるから、 初期のような重たく不幸な 話を想像していたが、 ずいぶん違った。 人間関係の奥深さがあまり感じられないところが、 いつもの湊さんらしさが無いかなあ、とも思う。 絵本のクオリティは関係なしに、 絵本付きの方が、この話をより深く楽しめると思う。 | ||||
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