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境遇
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境遇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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湊さんにしては毒のない、イヤミスとはいえないお話でした。 先の展開が少し読めてしまうのが、ミステリーとしては …なのかな。影像媒体の為に書かれたと知って なるほどと思いました。 題材は「著者らしい」ものなのですが料理の仕方が いつもより一段劣る感じです。 | ||||
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序盤で犯人が分かってしまい、答え合わせをするような気持ちで読んだ。 湊かなえさんの作品はだいたい外さないと思っていたが、これは微妙。 ただ、あくまで「湊かなえ作品の中では微妙」というだけであって、普段本を読まない人に貸したらオチにびっくりしてたので、普通に読むとそこそこ面白いんだと思います。 | ||||
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湊かなえさんにしてはややインパクトに欠ける、そんな読後感。終盤まで延々と続くエピソードはラストの衝撃への伏線だと期待していただけに拍子抜け。またオチも予想されてしまい、湊かなえここにあり、のいつもの大どんでん返しが迫力不足であった。なにかあったのかと不安になるくらい。 | ||||
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施設で育ったという同じ境遇の二人の女性。ひとりは、県議会議員の妻にして、名前が売れ始めた童話作家。ひとりは、新聞記者として働くシングルのキャリアウーマン。議員の妻に起きた息子の誘拐事件が、親友二人の過去を詳らかにする・・・という、いかにもテレビドラマ向きの作品。 同じ境遇でありながら、違った人生を歩んでいる彼女らに、イヤ~な事が待ち受けているのだろうと期待。 展開が読めてしまうのだが、女性同士の心の闇を除きたい読者にとっては薄口だろうか。むしろ、中心となる登場人物たちが善意のかたまりで、居心地が悪くなる。v。 ラストのひねりは、サプライズを試みた感ありありの、不要なダメ押しのようで疑問符がつく。 | ||||
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佐々木希さんが、ブログで読んで面白いとおっしゃっていたので、気になり読了。 「人は生まれた境遇によって、どんな人生を送るのか決まるのか……?」 社会的に生い立ちなどがはっきりしていないと、認められない環境にあって、どんな目に会い、どんな苦悩を抱えて生きていくのかを多角的な視点で立体的に表現していた。 人間のキャラがしっかりと出ていなかったので、人間模様を把握する段階で間延びしてしまったが、やはり要所要所では湊かなえさんが伝えたいメッセージ性のあるセリフには心打たれてしまう自分がいた。 誘拐という事件をこのように扱うのは斬新で面白かった。 | ||||
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面白くない訳ではない。話の先が透けても、それが必ずしも面白さを削ぐ訳ではないから。 単純に「持てる者」は持ってるし「持てない者」は更に余計なモンを余計に抱え込まにゃならない。って部分が、別の意味で「面白くなく」感じた。 大好きでもあるけど、同時に面白くない(劣等感とか妬みとか言うよりとにかく「面白くない」って感覚ってありません?)と思っている「親友」との友情から「面白くない」部分を差し引くためには「膨大な負い目」が必要だったというのが、「持てない者」としては面白くない。 って感じでした。 合わせて、全編通して「子」の心配より、自分の「境遇」の方が比重が大きい感じが、ちょっと違和感あったかな? | ||||
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いつもどおり人のきれいでない部分が書かれている物語です 息子の誘拐を交えての真実探し 内容も感情にまつわる暗い部分も、特に新しく感じるものはないです 「湊かなえ」と言う事で出る本は読んでますが そろそろ選別して読もうかどうか考えようかなと思いました | ||||
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告白と夜行観覧少女母性と今回のきょぐうと湊さんの作品を好意に読み続けてます殺し誘拐生い立ち捨て子が実は殺人の子でしたともうででつくてきたのかな | ||||
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新聞記者の相田晴美さんと絵本作家の高倉陽子さんは親友で、二人には、生後間もなく児童擁護施設に預けられ、産んでくれた母親を知らないという、共通の境遇があります。 陽子さんのデビュー作は、晴美さんがかつて施設の前に捨てられた際、添えられていた手紙と青いリボンをヒントにしたものですが、この話はまことに気の毒で泣けました。 そして、1/3くらいまで読み進むと、陽子さんの幼い一人息子が誘拐され、物語は核心へと入って行くのですが、設定に無理を感じます。 まず、話の背景となる警察官のチョンボは、現実にはあり得ない間抜けさです。 そして物語の基礎となるところですが、自分が生まれる前、今から30年以上前の父親の犯罪を、子供である自分は背負わなければならないと考えるものでしょうか、普通?? 父親は、それがため刑に服し獄中死しているのに。 それらに得心できないこともあり、全体的にあまり面白いとは思えませんでした。 | ||||
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以前に読んだ「告白」なんかよりずっと好感が持てました。 話が少々単純に進みすぎる気もしましたが、すいすい読めて楽しめました。 まあミステリーファン、湊ファンには物足りない作品なのかもしれませんが、 図書館でまた別の作品を見つけたら読んでみようと思いました。 | ||||
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「少女」よりはマシかなという読後感。 十数年前に起こった空気のきれいな田舎町で起こった殺人事件。殺されたのは都会から越してきたばかりの少女エミリ。仲間と遊んでいる時に変質者にエミリだけ誘われて、乱暴されて殺されたのである。そして十数年後に一緒に遊んでいた仲間達に次々と異変が起こり、それぞれ殺人などの罪を犯すことになる。 それを誘発?したのは、この物語の各章に現れるエミリの母親麻子である。そして各章が綴られていくごとに真実が明らかになる、という物語であるが(著者の作風であろうが)なんだがもったいぶった書き方で読んでいるとイライラするのである。 早く真実を知りたいという積極的なものではなく、もうご託はいいから早く教えて、といいたくなるような感じ?隔靴掻痒?うーむ少し違うような気もするが、面白くなくはない、というレベル、あまり好みではないと思いました。 | ||||
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湊さんの作品には当たり外れがあるかな。 この作品はどちらかというと外れの部類かなと思います。 だけど、娯楽としてはそこそこ楽しめた感はあります。 私は湊さんの作品は「告白」から入ったので・・・ 湊作品の中でこの作品を一番最初に読むと、もう湊作品は読まなくなるでしょうね。 | ||||
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これを読み終わってすぐ、ドラマも見返しました。 まあまあって感じです。 | ||||
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ネタバレあります。 主人公は被害者遺族なのだから、施設に預けるのでなく、きちんと養子縁組の手続をするのが普通だし、母親がそれもできない精神状態で自殺して施設に預けることになったとしても別に隠すようなことじゃないのだから、施設できちんと出自を話すだろう。その重要なところで現実味がないと白ける。 付属の絵本を会わせて読むと、より物語が深く味わえるのは確かなのでオススメ。しおりの色もちゃんと工夫されている。 | ||||
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どちらかというと悪評が多いですね。 私も告白から入った一人です でもこの作品はまあまあ読みやすかったです 中には何がいいたいんだ?とわからないものもありますから。 最初のあおぞらリボンのお話は好きです 昔の事件とのつながり方がいまいち。 読みやすいけど面白いかと言われればちょっと。。。 | ||||
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前作からそれほど間を開けることなく刊行された本作は、テレビドラマ用に書き下ろしたということで、プロットが丹念に組み立てられているわけもなく、老若男女分かりやすいストーリー。 それゆえ、序盤の境遇を打ち明けるところなど、所々、ホロっときた。 夜行観覧車や往復書簡に近いドラマ仕立て。 しかし、告白や贖罪 (ミステリ・フロンティア)のように人間の嫌な部分を見せつける凄さは感じない。 「昔の恋人、姑の悪意」、「地位、名声という強欲」、「正義という名の高慢」、「もたざる者の妬み」など悲劇の要素はあったはずなのに、それをとことん突き詰めていないのが残念。 「これは悲劇ではない」のだそうだ。 ところで、気になるのは「ミツコの部屋」。テレビドラマではどうなるのか。やはり徹子なのか。大穴でマツコ・デラックスなのか。それとも?? | ||||
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評判があまりにも悪いので驚きました。 ミステリーが好きで、東野圭吾作品や有栖川、小池真理のミステリー作品はほとんど読んでいます。 湊かなえは告白以来二作目。 私は告白が非現実的に思えてしまい、そこまで好きではありませんでした。 だから今まで湊作品は読まずにきたのですが、これは面白かったと思います。 犯人は、この人?それとも?と思いながら最後まできたし、オチもわかりませんでした。 陳腐な話かもしれないけれど、読んでいるときには面白かったし、楽しめました。 ただ、キャラクターの魅力や、メッセージ性などが希薄でしたね。 それぞれミステリーに求めるものは違うと思います。 多分、湊かなえファンが彼女に求めるものと、この作品が一致しなかっただけ。 作品単品で見るとそこまで悪い出来のようには思えません。 | ||||
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初めて湊かなえさんの作品を読ませていただきました。 「境遇」確かに「私だけじゃない」をいう同じ境遇の 人たちとのつながりは人を強くします。 同じように施設に預けられた二人。 でもその後の境遇は明らかに違います。 一方は里親に恵まれ、他方は施設から学校を出て自立。 それで同じ境遇だからと納得できるものであろうか? 羨ましさや妬みは当然出てきそうだと予想はできる。 確かに二人の心理描写は巧みに描かれてはいますが 腑に落ちない点もありました。 秘書の亜紀にもっと不可解さを持たせれば、 途中で犯人が分かる…という失態をまぬかれたのではないかと 思えてなりません。 | ||||
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