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(短編集)
あんじゅう 三島屋変調百物語事続
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あんじゅう 三島屋変調百物語事続の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.59pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 41~60 3/5ページ
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| 宮部さんのこのシリーズ最新作(『三鬼』)に関するプレビューを書いてから、第1作へ戻り、3回目の読書をし、新しい発見をしました。時代物の宮部作品に、時代考証の面白さを指摘される向きもありますが、ボクは史学専攻でありながら、<そこ>には「せいぜい時代考証らしい振る舞い」くらいしか期待をしていません。時代小説ですから<つくりもの>です。”らし”ければ、それでいい。それよりも印象的なのは、第1作でもこの第2作でも、ものをいうはずもない<モノ>(お屋敷~くろすけ)が語り手と聴き手の手をかりて<ものがたる>すごさです。 人間は実在すると信じているモノという<現象>を、自分の経験に照らしてカタチにしているだけなのです。宮部さんは、『おそろし』のなかで、「心とは器のようなものだ」を書いておられますが、本をよく読む限りでは、本当は「心とは人がその都度作り上げる現象だ」といった方が、お書きになっている内容とあっているのではないか、と思います。 その<現象>を、第1作では「おそろし」く、第2作では山(逃げ水、吼える仏)、屋敷(あんじゅう)のカタチに描き、(誰かに)触ってほしい、でも触られれば痛む。だから人は、辛いけれど距離を置こう、と諦める。哀しいかな、九十九(器物)の世界。ボクには分析はできますが、<おはなし>を紡ぐことができません。作家の力量に、ただただ驚かされます(#^.^#) | ||||
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| 睡魔を吹き飛ばすほどではありませんでした。ごめんなさい。時間をかけてゆっくり読むにはいいかもしれませんね。 | ||||
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| 宮部みゆきの時代物は初めて読みましたが、三島屋シリーズはわたしのお気に入りになりました。 なかでも2作目タイトル「あんじゅう」、動物好きには絶対に心に染み入るお話です。 登場人物も素晴らしいです。 | ||||
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| どの話も物悲しく暗いので、そんなお話しを読んでも大丈夫なときに読むのがよいと思います。気分が落ち込んでいるときなどに読まないこと。 | ||||
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| 非常に良い品質 優れた品質の製品と超高速出荷! 非常にアイテムと私が受け取った非常に寛大な顧客サービスに満足。 製品に満足して、本当に良い、速度が速いです。多くのものを買って非常に満足している、非常に良い売り手私は頻繁に来る 私は私の元の注文を受信した後、追加の2つのセットを購入した。 そのデザインにより、私は非常に快適に使用できます。 | ||||
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| どこか物悲しくてせつない日本独特の世界観がぎゅっと詰まっており大好きな一冊。 とても雰囲気が出ていて、読みだすとあっという間に物語に引き込まれます。 まとまった時間をとってどっぷりと物語に浸かって欲しいです。 | ||||
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| 三島屋百物語のシリーズ2弾。2弾にしてまだ9話なのであと15冊~20冊ないと完結しない。もしかすると宮部さんのライフワーク、代表作あるいは絶筆にもなるかもしれませんね。 道具立てが素晴らしい。おどろおどろしい体験した人がその体験を三島屋の主人の姪のおちかに語りに来る。物語を聞くことで人間の闇を見つめる。語る人は話すことによって癒されていく。これは内観や能のワキとシテの関係などとよく似ている。 それぞれの物語で恐ろしいのは幽霊ではなく、人間の中にある闇、鬼などと呼ばれるものである。それを表現する方法として百物語を聞くという設定が素晴らしい。宮部みゆきという人は本当に人間の精神構造というものがわかっている。 江戸の考証学としても面白く読めるし、疱瘡にかかってあばたが残った人は魔よけの力を得るという話の作りなどは民俗学のエピソードとしてもなかなかすぐれている。この作家はスゴイ。 | ||||
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| 怖い中に物悲しさもあり、しんみりさせられた。読んだ後は、無性に飼い猫にちょっかいを出したくなる。 | ||||
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| おちかさんは、魅力的な女性だと思いました。結構感情移入してしまいます。続きが楽しみです。 | ||||
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| 最新作が日経新聞に連載中ですが、それを読むまで当シリーズを知りませんでした。メインキャストの背景を知ることができてよかったです。 | ||||
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| コレが噂の「ゲスノート」ですか!!(_'Д`)つ リューク! 本に書かれた有名人が次々と…(汗) って全員、自業自得なだけだろ…(泣) センテンススプリング!! | ||||
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| 怪談話ではあるけれど読み終えた時には涙が出て仕方なかった。昔、未だ人が今よりずっとずっと心が広く優しかった頃、日本人本来の心の襞が揺すぶられる様な話が多い。特に本のタイトルにもなっている「あんじゅう」には泣けて仕方なかった。現代日本人は何処に置き忘れてきちゃったんだろうか、あの心のしなやかさ優しさ…。 | ||||
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| ほとんどのページにかわいいイラストが載っているので単行本が欲しいと思いました。 届いた本は、そのまま本屋さんに置いてもいいくらいきれいなものでした。 大満足です。ありがとうございました。 | ||||
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| 注文後すぐに送っていただき、しかも、新品とも思えるくらい綺麗な状態の本で、感動しました。 有難うございました。 | ||||
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| あんじゅうはあんじゅうという切ない・愛おしい生き物に癒され涙しているうちに、登場人物のありようが主人公を、そして読者を静かに勇気付ける、そんなお話です。 このシリーズはどれも、誰もが小さな(時には大きな)罪を背負い、でも誰かが1人悪いということでもなく、人の世で生きていく中でどうしようもないこと、起こってしまったことが静かに語られていきます。それが怪異となり、やがては昇華していきます。 次が気になるけれど読み終わるのが勿体無くてページをめくる手がゆっくりになってしまう、読書の楽しみを存分に味わうことのできる本です。 | ||||
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| 個人的には「逃げ水」「暗獣」が大好きです。 少し切ないですが、楽しい感じです。 | ||||
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| まだ目は通していません。一度に二冊くらい彼女のなら並行して読みたいのですが、 楽しみが続くのを早く終わらせるなんてもったいないので、これは次の機会にと思い、 今はばんばの方から取り掛かっています。表紙の挿絵にそそられます。 この子は?何。 | ||||
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| オムニバスで形式で、「あんじゅう」はその中の一編ですが、怖いというより、とてもやさしいほのぼのとした気持ちになる物語です。ちょっと切ない気持ちにもなりますが、ほかの物語も宮部みゆきさんならではの、ストーリーで一気に読んでしまいました。 | ||||
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| 何気なく、手に取った本。 前作があるとは知らず。ただ、簡潔な説明があるので、 ああ、辛い想いをした人なのだな、という大まかなにキャラを理解し 読み進められます。 話は4つ。「逃げ水」「薮から千本」は、さすがの宮部みゆきというか、 まるで登場人物が息づいているかのように動き出す 人間の喜怒哀楽を描くのが、本当にうまい人だなぁ、とつくづく思いました。 そして表紙にもなっている「あんじゅう」 可愛らしいお話だなぁ、と油断していたら‥ これが切なくて、哀しくて、涙に枕が濡れてしまいました。。。 なんなんでしょうか。こういう話に私が弱い、というのもありますが、 この「けなげ」に対する愛しさとか、親しみとか、 こんなに胸に迫る物語は、久々です。 ページごとに入ってくるイラストも、とてもいい。 「あんじゅう」(別の可愛らしい名前もあるのですが、あえて。)の 不思議で可愛らしさを完璧に表現されていると思いました。 そして最終話「吼える仏」も、豪傑で不思議な魅力を持つ怪しげな僧の話に ぐいぐい、引き込まれます。 気になる「青びょうたん」のお侍さんと、おかちの気になる行方、 その周りにユニークなキャラが揃ったところで、この先どうなる!?と 非常に先が楽しみな展開。 まずは、第一弾の「おそろし」を読まねば。 でも、ああ、生きてく楽しみが、またひとつ、ふたつ、と増えた。 この喜びをかみしめたい。 宮部みゆきの描く登場人物(+生き物)との出会いは、リアルな出会いと同じくらい、 私にとって生きる喜び、と言えます。感謝。 | ||||
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| まったく問題はありませんでしたよ。読むには中古本で充分です。宮部みゆきの大ファンなので、楽しく読めました。本も綺麗で大満足です。 | ||||
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