■スポンサードリンク
白い部屋で月の歌を
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
白い部屋で月の歌をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホラーとも違う気がしますが ホラーなんでしょうね、困惑しています。 読後感もあまりよくないですし、 描写が細かくて読んでいて とても怖かったです。 「花まんま」などを書いた、 同作者とは思えないくらいでした。 残虐なホラーが好きな人は いいと思います。 いや、でもホラーとは、違うかな…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ホラー短編二作が収録されています。 師匠と共に霊を祓う仕事をしている主人公の「白い部屋で月の歌を」と引っ越し先の田舎町で特異な風習に困惑する主人公の「鉄柱」。ホラー大賞短編部門を受賞したのは表題作である前者ですが個人的には後者の作品の方が読みごたえがあり楽しめました。 世にも奇妙な物語のようなちょっと不気味な雰囲気が好きな方にはより楽しめるかと思います。文章に癖がないのも好印象。ですが二編ともストーリー上の意外性には乏しく、読んでいてハラハラゾクゾクするような恐怖感も皆無。設定や展開を練って長編一本で読みたかったかも。 過去のホラー大賞受賞作で言うなら「夜市」と同じカテゴリに入ると思います。あの空気感が好きな方は是非。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
わくらばシリーズが大好きで、同じ作家の この本を買ってみました。 まぁまぁ 面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どちらの作品もぬめぬめとした気持ち悪さがつきまといます。 それが目的ならとっても成功してると言えます。 怖いと言うよりも後味が気色悪いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表題作は、結末の意外性に新味がなく短編小説としてのキレはいまひとつだったけれども、語り口が滑らかで、作品の外面に漂う淫猥でどこかいかがわしい雰囲気と無垢で清純な内面世界とが品よくブレンドされていて、好感がもてた。併録された「鉄柱(クロガネノミハシラ)」は、丁寧に書きこまれた文章がしだいに薄ら寒い世界を紡ぎだしていく筆の運びに非凡なものを感じた。ただ、描かれている出来事や舞台設定はありふれていて凡庸。著者は、斬新なアイデアや読者を唸らせるトリックで勝負するより、語り口で読者を惹きつけ物語の迷宮に誘いこんでいくタイプなのだと思う。ホラー小説のジャンルに新境地をひらく、いや、ジャンルをつきぬけて読者の心を揺さぶる長編小説の書き手になりそうな予感。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第十回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作『白い部屋で月の歌を』と『鉄柱(クロガネノミハシラ)』と言う二編の短編が収録されている。『白い部屋で月の歌を』は、除霊のアシスタントの一人称で書かれているが、不思議な雰囲気の作品である。意外な事実が明らかになった後、切なく哀しい結末になる。『鉄柱』は、東京から地方に転勤してきた電器メーカーの社員が主人公である。転勤先での生活は順調だったのだが、ある奇妙な風習の存在に気づく、その風習とは…。どちらもそこそこ良くできた短編だと思う。しかし、過去の受賞作、『玩具修理者』『D‐ブリッジ・テープ 』『ぼっけえ、きょうてえ』などに比べると、作品から受けるインパクトは今一つ物足りない | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!