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心理学的にありえない
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心理学的にありえないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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心理状態によるサスペンスの展開が圧倒される。 最初のストーリが意味不明であったが、段々と ストーリが集約されてきて面白さが増してくる。 | ||||
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特殊な能力を核に、能力に目覚める男女、それを見守る?別の男女、宗教家の謎のたくらみを絡めて、サスペンスを盛り上げていきます。 水準以上に面白いのですが、欲をいえば、 - 登場人物たちの持つ能力はそれぞれ異なるもののようですが、微妙すぎて違いが良く分からない。特に大詰めの場面ではその違いが逆転のポイントのようなのですが、そこが分かりにくい。 ‐ 現在→過去→現在の3部構成ですが、過去パートに入ったところでいったんサスペンスが途切れてしまうのが残念。多視点で並行して物語を描く技量は十分にある作家のようなので、現在と過去のパートを細かく入り乱れるように描けば、サスペンスとクリフハンガー感が増したのかもしれません ひょっとすると、核になる部分が分かりにくいので、構成のほうは分かりやすさを優先したのかもしれませんが、読み手を信じて、もっと凝った構成にしてくれたほうがアイデアが活きたのかもしれません。 2018年8月現在、作者はこの後、作品を発表していないようですが、ぜひ、アイデアに満ちた作品をまた発表してもらいたいものです。 | ||||
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前作「数学的にありえない」では「ダビンチ・コード」「ボーン・コレクター」以来の高揚感を持って読ませていただきましたが、この二作目は期待外れでした。それでもストーリーと早いテンポはさすがでした。三作目に期待したいと思います。 | ||||
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前作「数学的にありえない」では「ダビンチ・コード」「ボーン・コレクター」以来の高揚感を持って読ませていただきましたが、この二作目は期待外れでした。それでもストーリーと早いテンポはさすがでした。三作目に期待したいと思います。 | ||||
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「統計学的にありえない」の内容を踏襲する面白さ!! ジェフリー・ディーヴァーなどが好きな方ならオススメです。 | ||||
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ヒット作「数学的にありえない」の著者による第二弾。 気をひかれる巧みな表題ですが心理学とは関係ありません。あえていえばSFファンタジー小説、好みが分かれます。 筒井康隆さんの七瀬シリーズを楽しめるひとならむちゃおもしろいし、七瀬シリーズの十倍は濃い傑作です。 著者の特別な人生経験と明晰な頭脳がシンクロして書き上げた不思議な世界。 前作でもそうですが、犬の嗅覚を思わせる臭いの記述、プリズムを覗くかのような色表現はおそらく著者の実体験なのでしょう、異常なのにリアリティがあります。 ああそういうこともあり得るかな、と思わせたのは「タバコの効用」百害あって一利なし、世の嫌われ者のタバコが活躍する。 「肺の内面が数秒でニコチンを吸収する。すると、すぐさまそれが脳に伝わり、アドレナリン(心拍数と血圧をあげる)、ドーパミン(喫煙者を喜びで満たす)、エンドルフィン(痛覚受容器をブロックする)が放出される。 この組み合わせが至福の境地を生む。ひどく怖い思いをしたときなど、タバコほどいいものはない。」と書く。 喫煙者なら「そうなんだよなあ」と思わず膝を打つくだりです。 | ||||
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タイトルに惹かれて手に取りました。 出だしからハードな展開。 他人の心を操れるという、「常識的にはありえない」人物が登場します。 まだ上巻しか読んでいないので、小説の完成度については 何もいえませんが、一気に読み進みました。 作者にはそれだけの筆力があります。 上巻を読み終わって「こういうパターンの図柄が出来上がる話かな」 という予想はあります。 けれど良い意味で裏切られそうな予感が。 むしろ裏切ってほしいです。 十ページほどで一つの章が終わります。 各章にはそれぞれの登場人物の過去・現在が シャッフルされて描かれています。 視点がころころ切り替わる上、 時系列も別々なので集中力が必要。 電車の中で読むのはおススメできません。 私はあやうく乗り過ごすところでした。 | ||||
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いや、しかし、マンガ家さんはもっと考え抜いていると思う。 なので、イージーなマンガ家(っているのか?)プラスS・キングの「ファイアースターター」「デッド・ゾーン」の二番煎じ。 「数学的にありえない」もエンタメ路線ではあったけれど、結構おもしろかった。同じ作者とは思えない。 もともと造形には期待していないが、「中性的でセクシー」といわれても、なにも浮かんでこないわけで・・ ハリウッド映画化でももくろんだ結果、こうなったとか? つまらんのです。といかく。 | ||||
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「数学的にありえない」を読んだ時はすごく面白かったのに… あまり… | ||||
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ついにラプラスの魔に目覚めたケインが、自分の運命を切り開く下巻。 確率的には最悪の状況の中、仲間をそして自分を導いていく。 そしてたどり着く終焉。結末は・・・ ノンストップサスペンスとしては超一級だった。 ケインを追う者達のモチベーション・立場がややいまいちな気もするが、 エピローグも含めて読んでいて楽しい小説だった。 未読の方には是非読んで欲しい。 外国文学特有の登場人物の多さもかなり抑えられているので。 | ||||
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あの、このミス2007年海外第6位にランクされた(因みに週刊文春ベスト第3位)、ハイパーミステリーの快作「数学的にありえない」の著者による第二作はまったくの期待はずれだった。テーマはマインド・コントロール、言わば主要登場人物たちによる、対手の感情の乗っ取り合戦で、素手による殴り合いのように、優勢に立ったかと思えば次の瞬間には劣勢に・・・と言った展開の心理描写が延々と続く。その分、もう一つの要素、アクション描写の方は絵空事のような感じで、著しく現実味に欠け、結果ミステリーの要素に乏しい。私は映画”MATRIX”シリーズにはまるで興味もひかれないし、面白いとも思わないタイプなのだが、この小説はなんとなく”MATRIX”の雰囲気を彷彿とさせる。逆に言えば、”MATRIX”シリーズのファンなら、もしかしたらこの小説にはまるかもしれない。 | ||||
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張り巡らされた伏線はさすが!と思うが、『数学的にありえない』に比べると、物足りなさを感じてしまう。前作では、やはり著者の専門が統計学であるという事が、ストーリーに抜群の真実味を持たせていたように思う。どちらも読んでいなければ、こちらを先に読んだ方が得した気分になる。 不満なのは、下巻での伏線の解かれ方があまりに先延ばしされ、一気に終わってしまうのが肩透かしを食ったような気分になる。個人的には、じわじわほどかれていくのが楽しいのだがなあ。 | ||||
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ジェフリー・ディーバのダンスシリーズ 松岡圭祐の千里眼シリーズの「キネシクス」 海外ドラマ,ザ・メンタリスト Daigoの「メンタリスト」 どう違うかよくわからなかったが科学的な感じがしていた. ここにきて相手の心理を解析するのではなく自分の気持ちを投影し思い通りに操る「エンパス」ってのが出てきた. ちょっとHeroesみたい? なんか嘘くさいと思っていたら,まぁタイトルも「心理学的にありえない」だからいいのか. うんちく&知識増える的小説と思うとがっかり. ローラーコースター&エンタメ小説だと思うといけるかも. ただ,話が長いのでだんだん荒唐無稽になっていくのは東西同じか. | ||||
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前作では確率論をベースとしたストーリーのスピード感にぐいぐい引っ張られたが、今回は心理学をテーマとしたストーリーで、相も変わらずローラーコースターに乗ったように巻き込まれる。 前作でも特徴的だった短い局面が次々と切り替わっていく映像のような構図が本作でも効果的に機能しており、あたかも24などスピード感のあるドラマを見ているかのような錯覚を覚える。 スピード感のあるスリラー、サスペンスが好きな方にはぜひおすすめ。 | ||||
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本作中にもチラッと名前が出てきているのですが… 過去編の部分がスティーヴン・キングの長編小説「ファイヤスターター」に似ているような。 特にラズロの能力についての描写や、イライジャ達を捕えた組織の設定が酷似している気がします。 「ファイヤスターター」は、とある男女大学生が組織の実験台になって超能力を得てしまい、数年後に結婚して授かった娘はさらに強い超能力を持って生まれて来た。それを知った組織が父娘を追って――と言うストーリーです。 この「ファイヤスターター」主人公の父親も、ラズロと同じ他者の意識(心)を操る能力を持っていて、能力使用時の描写が「ファイヤスターター」では「押す」、「心理学的に〜」では「ひねる」となっていました。 原文が気になる所です。 イライジャ達を捕えた組織についても、主人公達を騙して閉じ込めて―、目的の為なら手段を択ばない、子供にも同情しない科学者がいて―と、「ファイヤスターター」とほぼ同じように見えます。 『他者の心を操る超能力』や『超能力者を利用しようとする組織』などは良くある設定で、オリジナリティを出し難いとは思います。 「ファイヤスターター」は邦訳文庫本が1982年刊のかなり古い作品ですし。 それに本作中でも作品名を出しているという事は、作者も似ているのを自覚しており、「ファイヤスターター」へのオマージュ(?)という事かもしれません。 ただやはり一部とは言え既出の作品と似ている、と見えるのは興醒めしますし、個人的に「ファイヤスターター」の方が面白く感じたので… (本作のイライジャ達の過去のパートが面白かった、と言う方には「ファイヤスターター」もおすすめです) トータルとしては面白い本でしたので、こういったポイントがマイナスに思われたのは残念です。 蛇足ですがタイトルの「心理学的にありえない」も。 前作の原題「IMPROBABLE」→「数学的にありえない」はともかく、 今作の原題「EMPATH(Y)」→「心理学的にありえない」はちょっとツラいかと。 超能力っぽい共通点はありますがシリーズではないですし、宗教・超能力が主で、心理学はあまり前面に出ていないのでは? | ||||
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前作は面白かった・・。 なのでこれも期待して読み始めたのですが、上巻の半分を過ぎた頃から、急速に興味を失いました。 物語のスピード感が失速したわけではないのですが、何故なのでしょう? もう先を読む気がしません。 残念! | ||||
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私は、英語が得意ではないので、原題である「Empath(y)」の(y)がなぜ、カッコの中に入れらているか、 判断することが出来ないが、Empath(y)は、共感とか感情移入という意味であろう。 しかし、上巻の冒頭は登場人物にEmpath(y)することが出来ない。 それは、すべてが、登場人物の説明だからである。 事件が生き生きと動いていないからである。 米国の小説は、長い事自体に価値が求められるそうであるが、はられた伏線をどう回収するのか ものすごく心配である。 | ||||
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私は、英語が得意ではないので、原題である「Empath(y)」の(y)がなぜ、カッコの中に入れらているか、 判断することが出来ないが、Empath(y)は、共感とか感情移入という意味であろう。 しかし、上巻の冒頭は登場人物にEmpath(y)することが出来ない。 それは、すべてが、登場人物の説明だからである。 事件が生き生きと動いていないからである。 米国の小説は、長い事自体に価値が求められるそうであるが、はられた伏線をどう回収するのか ものすごく心配である。 | ||||
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本小説を彩るオカルト的なものは 「電磁波」 「グノーシス主義」( Gnosticism)1世紀に生まれ、3世紀から4世紀にかけて地中海世界で勢力を持った古代の宗教・思想の1つ。 物質と霊の二元論に特徴がある。普通名詞としてのグノーシスは古代ギリシア語で認識・知識を意味する言葉であり、 代表的なグノーシス主義宗教はマニ教である。 「ニコラ・テスラ」(Nikola Tesla)は、19世紀中期から20世紀中期の電気技師、発明家。エジソンの直流電流の対し、交流電流の 優位性を主張した人物として有名。無線送電システム(世界システム)を提唱したことでも知られる。 磁束密度の単位「テスラ」にその名を残す。高周波振動兵器、気象兵器、地震兵器などの構想も持っていた。 「MKウルトラ作戦」Project MK-ULTRA)とは、アメリカ中央情報局(CIA)科学技術本部が極秘裏に実施していた洗脳実験のコードネーム。 米加両国の国民を被験者として、1950年代初頭から少なくとも1960年代末まで行われていたとされる。 1973年に時のCIA長官リチャード・ヘルムズが関連文書の破棄を命じたものの、 辛うじて残されていた数枚の文書が1975年、アメリカ連邦議会において初公開された。 「ペーパークリップ作戦」(Operation Paperclip)は、第二次世界大戦末から終戦直後にかけてアメリカ軍がドイツの優秀な科学者を アメリカに連行した一連の作戦のコード名である。ペーパークリップ計画 (Project Paperclip) とも呼ばれる。 1945年、統合参謀本部に統合諜報対象局 (Joint Intelligence Objectives Agency) が設けられ、 この作戦に関する直接的な責任が与えられた。 ま、オカルト陰謀小説ということである。 | ||||
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本小説を彩るオカルト的なものは 「電磁波」 「グノーシス主義」( Gnosticism)1世紀に生まれ、 3世紀から4世紀にかけて地中海世界で勢力を持った古代の宗教・思想の1つ。 物質と霊の二元論に特徴がある。普通名詞としてのグノーシスは古代ギリシア語で 認識・知識を意味する言葉であり、 代表的なグノーシス主義宗教はマニ教である。 「ニコラ・テスラ」(Nikola Tesla)は、19世紀中期から20世紀中期の電気技師、発明家。 エジソンの直流電流に対し、交流電流の優位性を主張した人物として有名。 無線送電システム(世界システム)を提唱したことでも知られる。 磁束密度の単位「テスラ」にその名を残す。高周波振動兵器、気象兵器、地震兵器 などの構想も持っていた。 「MKウルトラ作戦」Project MK-ULTRA)は、アメリカ中央情報局(CIA)科学技術本部が極秘裏に 実施していた洗脳実験のコードネーム。 米加両国の国民を被験者として、1950年代初頭から少なくとも1960年代末まで 行われていたとされる。 1973年に時のCIA長官リチャード・ヘルムズが関連文書の破棄を命じたものの、 辛うじて残されていた数枚の文書が1975年、 アメリカ連邦議会において初公開された。 「ペーパークリップ作戦」(Operation Paperclip)は、第二次世界大戦末から終戦直後にかけて アメリカ軍がドイツの優秀な科学者を、アメリカに連行した一連の作戦の コード名である。ペーパークリップ計画 (Project Paperclip) とも呼ばれる。 1945年、統合参謀本部に統合諜報対象局 (Joint Intelligence Objectives Agency) が設けられ、この作戦に関する直接的な責任が与えられた。 ま、オカルト陰謀小説ということである。 | ||||
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