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マスカレード・ホテル
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マスカレード・ホテルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全366件 161~180 9/19ページ
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冒頭からぐいぐい引き込まれていく 東野さんらしい作品です。 犯人もわからない、誰が標的になっているのかもわからない、ただ事件が起こる場所だけは、はっきりしている。 推理小説の好きな私でもこんな設定は おそらく初めてだと思う。 さらにこういうタイプの小説は警察内部が舞台になりがちだが、ホテルを舞台にすることで 中身が濃くしかも幅の広いストーリーに仕上がっている。 新田刑事とホテル従業員の山岸尚美を中心としてストーリーは展開していくが やはり 一番印象に残ったのは 所轄の刑事 能勢である。 イメージとしては この人はおそらく中年のくたびれた感じの刑事でとても切れ者には見えないのだろう。 そんな彼が時々 ひょっこり現れては さりげなく新田をサポートし、事件解決へと導いていく。 彼の存在がこの小説の最高のスパイスになっている。 結末は私には 到底 予想できるものではなかったが、それまでの一見 無意味に思える場面や会話がしっかり伏線になっていて さすが東野さんだなと思う。 事件解決に至る推理に無理を感じないわけではなかったが、小説全体の素晴らしさを思えば やはり星5つしかないなと思いました。 | ||||
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私は読書家ではないので登場人物をイメージしやすい ガリレオシリーズを一気読みしたクチなのであまり参考には ならないかもしれませんが、読書家でなくても一気に読める勢いはあります。 最初に人物と事件を整理しながら読むのは大変ですが、 これは個人差があると思います。 新田がホテルマンとしてのルールを叩き込まれながらいい意味で 丸くなっていく心情変化がこの小説の一番のカタルシスではないでしょうか クレーマーニート先生が一番怖かったかな、実際あんな客がいたら戦慄します。 正直、わかりにくい部分もけっこうあったので映像化を期待します。 | ||||
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東野圭吾さんは、読者の心をうまくつかめる力があるんだとあらためて思った。 読み始めたら、そのまま引っ張っていく力がある。 主人公も、他の登場人物も、とても魅力的。 映像化して欲しい。 山岸尚美も新田もかっこいい。 能勢もいい味。 | ||||
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本屋で何気なしに冒頭を読んで、すぐ惹きこまれた。それはフロントクラーク・山岸尚美のてきぱきした所作と言葉に他ならない。推理小説としてはまだ判らないが、この女性が主人公なら興味が出てくる。 さて都内で連続して3件の殺人事件が発生するが、4つ目の事件が、警察側から尚美の勤めるホテル「コルテシア東京」で起こる可能性が高いという連絡を受け、ホテル側は警察に協力すべく潜入捜査を許す。この段階で推理小説としても面白くなりそうだと確信する。 潜入捜査として新田刑事がフロントクラークに扮し、尚美の下につく。この二人のやりとりが面白いし、様々なホテル客に対処する過程が本編以上に興味深い。例えば視覚障害者がホテル客として現れるが、新田は手袋をしているのが不自然なので視覚障害者を装っていると喝破する。でも、その意図は何かと疑問が残る。新田と尚美がこれに対処するのだが、読ませどころである。 後半になると、いよいよ犯人との攻防が始まるのだが、これが予想外の展開で、伏線もピタリと決まり、極上の読書タイムだった。ホテルに来る人々は、お客様という仮面を被っている。ある意味お客様は、仮面舞踏会を楽しんでいる――マスカレード・ホテル。 | ||||
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東野作品はやはり安心して読めます。どうしてここまで安定して面白いのでしょう。すごいなぁ。 | ||||
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どんな職種にも、プロと呼ばれるに値する人がいるんだなと、殺人事件の解決とは離れたところで思った。 犯人×4も、ある意味頭のいいプロ犯罪者と言えるのかも。 | ||||
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でも筆者の作品が最後まで読ませるのはなぜでしょう。 確かに近年の作品は軽い。 テーマ、トリック、科学的な説得力、 人間描写、現実世界との関係性…。 以前の作品にはどこか重みがあり、 読んだあとの達成感がありました。 達成感ともどこか違う「終わってしまった」という、 残念な気持ちも。 そう感じさせなくなってきたのは、 それが時代のニーズだからでしょう。 テレビも本も、それを見て読む人がいなければ成り立ちません。 知らず知らずのうちに、メディアにつくられている 価値観を今こそ私自身省みる必要があるのかもしれません。 | ||||
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恥ずかしながら、東野圭吾さんの小説を読むのはこの作品が初めてです。 大変読みやすく、かといってライトすぎるわけでもない。 まさか、意外な人物が実は・・・というような結末で、ありきたりですが納得はいきました。 ○○と思っていたのに本当は××だった、という王道的な展開ですが、主人公の新田と山岸のかけあいが非常に面白く読んでいて楽しかったです。 低評価の方もいるようですが、自分は強くおすすめします。☆5つ。 | ||||
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面白くて面白くてドラマでやってもらいたいです。 東野圭吾さんの本は本当に楽しいです。 | ||||
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こういう作品を作者は書きたくて書いたのだろうか? 何らかのしがらみで書かざるを得なかったのだろうか? 過去の作品に熱中した者にとっては、前者は考えにくい。 しかし、作者ほどのビッグネームなら創作の自由度も高いであろうから、後者も考えにくい。 そうなると何か深い企みでもあるのかとも思う。 僕にとってこの作品の謎はこういうものだが、いまだ解けずにいる。 | ||||
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読み終わったあとの感想は、ほんとにこんな感じです。 無駄な小話が2つ入っているんでそれをカットすれば2時間でいけるか、 もしくは無駄な小話を増やせば連ドラでもいけるかな…という感じです。 最後のほんわかしたシーンは2時間サスペンスのエンディングにぴったりです。 逆に言うとそれほど刺激・新鮮さ・斬新さなどがある作品ではありません。 こういう要素があればいいというわけではありませんが、この厚さを読んで 犯人が「え~?」という動機とか犯行の手口とかいろいろ不可解でした。 (犯人はいろいろスペックが高いくせに行動がメチャクチャすぎる) そして安定の無能な警察軍団。 映画化するにはパンチが弱すぎる作品かなぁと思います。 | ||||
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大満足。たいへんいい本です。読みごたえがあります。ありがと! | ||||
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あらゆる機能が詰まった、街空間である 巨大ホテルにやってくる様々な宿泊客に対し、 ホテルマン(山岸尚美)が高いプロ意識を持って、顧客の立場に寄り添い、問題を解決していこうとする姿勢には、 感心させられる。ホテルの魅力、ホテルマンのプライドが、作品でしっかり描かれていた気がしますね。 そして、ふとしたことから、事件解決の糸口を探る、警視庁警部(新田浩介)の想像力、推理力、 脚を使って、豊富な人脈を生かしながら、聞き込みで地道に情報を集める所轄刑事(能勢)、 頭がよくキレる、魅力的な刑事が点を線にしていく展開は楽しめましたね。 最後、ホテル内での殺人事件が決行される当日、 結婚式・披露宴で無線でイヤホンから次々情報が入ってくる緊迫した展開は、本当に息詰まり、ドキドキしました。 東野作品は、本当にストーリーが面白いですね。ドンドン惹き込まれます。他の作品も、ドンドン読みたくなりました。 | ||||
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東野圭吾の作品は、非常に面白いので今後も読み続けたいと思います。 | ||||
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「軽いなー!!」と言う感じで読了 犯人も伏線らしき伏線もなく突然現れた上、犯行動機は 人情刑事のドラマで放送している様なお粗末さの上に昭和のドラマの様な古臭さの終わり方笑 昨今の作品は、ドラマ・映画化前提で書いてるんじゃないと思う様な話ばかりで新作で買うのを躊躇うレベルになってるのが残念だが、 毒笑小説の様なジワジワと来る東野作品は、もう期待出来ないのかと思うと更に残念だ | ||||
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シリーズの第二作(内容としてはエピソード0)を 読んでからの購入でした。 両作揃えてとても満足です。 | ||||
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ミステリ的趣向が非常に薄く、作者の意匠が全く不明な凡作。連続殺人事件の4番目の事件がある特定の名門ホテルで起こるという設定が強引かつ安直な上に、そのホテルを警護するために、主人公の刑事がホテルの即席フロント係として配属(?)されるという設定もこれまた安直。主人公の教育係として、バリバリのキャリア・ウーマンがヒロインとして登場するのだが、この二人のコンビを作り出すためだけに、逆算して、事件(物語)の構造を考えたとしか思えないお粗末な創り。 主人公とヒロインのキャラクター設定もステレオ・タイプで、最初は反発し合っていた二人が次第に心を通わせて行く過程もありきたり。物語の内容も、刑事の眼と(プロの)フロント係の眼という2つの異なった視座で見た、ホテルを訪れる様々な人々の人間模様の描写が主体(これが作者の意匠なのかも知れないが)で、肝心の事件への興味を掻き立ててくれない。頭が切れる筈の主人公が思い付くアイデアの殆どはヒロインからヒントを貰っているという情けなさ。 その肝心な連続殺人事件の構成もお粗末。連続殺人事件の"連鎖"が弱い点には目をつぶるとしても、次の犯行場所を警察に予告する犯人なんて現実にいる筈がない。更に、作者が「x4」と呼ぶ犯人が名門ホテルを犯行場所として予告する(更に、現実にそこで犯行を実行しようとする)なんて、合理性を著しく欠いている。以前の3つの殺人は人目の付かない場所で行なわれ、「x4」の目的は(フェイクではなく)本当に殺人にあるのに、予告通りの名門ホテルで実行を試みるなんて常軌を逸している。ミステリとしてはお粗末、様々な人間模様を楽しむという意味ではそこそこの出来といった所か。 | ||||
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事件がどこで起きるのか興味深々で、意外なところから発生。また東野マジックに騙された感じがしました。 | ||||
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途中まで読んで、これは日本ホテル協会の委嘱で、ホテルマンはいい仕事をしているということを世間にアピールするために書かれた宣伝小説じゃないかと思った。それにしても退屈する。不必要に長いし、グランドホテル形式みたいにごてごて人が出てくる。連続殺人と見せかけた不連続殺人とか、変装とか、偽装毒とかネタは使い古されているし、ヒロインなのであろうホテルの女性が読んでも読んでも魅力的に見えてこない。こういうのが東野レーベルで売れてしまうというのは嫌だなあ。 | ||||
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高級ホテルを舞台にした殺人予告物語。 ひょんなことからコンビを組むことになった まじめなホテルウーマンと、武骨なタイプの若手刑事が 最初は衝突していたが、徐々に理解しあいながら 相手の仕事や人柄に対してリスペクトしていく。 一癖も二癖もあるホテルの客に導かれるように 物語が進行しており、早く先を読みたい気分にさせてくれる。 ただしラストのオチは、どうなのかなと思った。 | ||||
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