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マスカレード・ホテル
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マスカレード・ホテルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全366件 281~300 15/19ページ
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■都内で起きた同一犯によると思われる3件の殺人事件。現場に残された謎の数字を警察が分析した結果、10日以内にホテル・コルテシア東京で次の事件が起こる可能性が浮上、警視庁は奇策に出る。ホテルマンを装った警察官を潜入させ事件防止と犯人逮捕をはかると言うのだ。当面フロントに1名、ベルデスクに1名、ハウスキーピングに3名という陣容だ。ホテル側は議論の末要請を受け入れたが、シロウトの刑事が各現場でトラブルを起こし、ホテルの信用低下を招きはしないか、困惑しながら関わってゆくことになる。目つきの悪い無骨な刑事がフロントで腕組みをして客を睨みつけていたら、エライことになるわけだ。フロントに配置されたのは30代半ばの刑事・新田浩介。山岸尚美は、上層部の命令で不本意ながら新田の教育係としてコンビを組むことになった。 ■ホテルには怪しい客が大勢来る。悪質クレーマー、視覚障害者を装った老婆、ストーカー、ドロ沼不倫に痴話喧嘩、そこには人間社会の縮図があった。物語は、それらの客と折り目正しく向き合いながら、的確に対処する尚美と新田たちを描いてゆく。そんな中、ある結婚式が狙われていることが判明し、緊張が一気に高まった。さらに敵の真の狙いが実はある登場人物に向けられていたことが判明、小説は驚愕のクライマックスへ――。 ■イヤー、今回も楽しめた。いつだって東野圭吾は面白い。 | ||||
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元々東野圭吾が大好きである時期まで全作品を読んでいましたが、直木賞を取ったくらいから、あまり作品が面白いと感じなくなって、最近は読んでいませんでした。 ストーリーが面白そうなので久しぶりに読みました。深くはないですが、単純に楽しめました。新田刑事と山岸さんの関係も好感が持てます。ホテルマンに関するリサーチがしっかりしているので、自分が知らない世界を知るという側面もあり楽しめました。僕は好きです。 | ||||
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無理してまで読むことはないでしょう。 面白いか否かと言えば面白いのですが、過去の名作と比較すると少し設定や伏線の張り方、場所設定や登場人物がパターン化していていまひとつ.....。 なぜあんな売れたかわからない謎解きはディナーのあとでよりは良いですが...(評者は図書館から借りて読みました) | ||||
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東野圭吾は最近すごい量産しているが、玉石混淆である。その中では、よい方だと思った。何より、ホテルの仕事がリアルに描かれているのは特筆に値するが、そちらの方にばかり力点が置かれ、肝心なミステリーが脇に追いやられているような気もする。しかし、伏線が意外な形で生きている点などは評価できる。自立した女性が描かれている点でも東野のジェンダー意識は前よりは進歩していると思える。 | ||||
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ホテルマンの仕事の大変さもわかって、勉強になりました。 一流ホテルでもいろんな困った人たちが訪れるんですね。 新キャラの新田刑事。いいですね。 山岸さんとの関係も上手く行くといいです。 殺人事件を追いつつも、 ホテルのいろんな宿泊客との頭脳戦の様なやりとりが描かれていて、 ホテルのお仕事物語と刑事物をミックスさせた感じですね。 誰が犯人なのか?と考えると、みんな怪しく見えてしまう。 最後のほうも見事でこれ以上ない好い展開でした。 複線に無駄がない。 ラストまで真相が全く見えず、楽しめました。面白かったです。 | ||||
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一昔前にHOTELというドラマがあったなぁと思いながら読んでおりました。 最も、この本に登場するスタッフのほうが上等ですけどね^^; 新田、尚美、能勢の3人を軸にして、様々な人間模様を絡めていくさまは 相変わらず見事だなと感じました。 ただ、真犯人の仕組んだトリックについては(作中でもセルフツッコミが入っていますが) 少し回りくどいというか、警察を手玉に取ることにとらわれ過ぎているような… 警察を惑わす手腕は天下一品ですが、実際の犯行現場の選び方や逃走方法はお粗末な感じが して、余計にそう思いました。 | ||||
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甘いように感じられました。確かに仕事上のパートナーとしてお互いに信頼関係を築きつつあったとしても、捜査上での重大機密とも言うべき極秘事項をうっかり素人の人間に漏らしてしまうのはいかがなものかと。ベテランでなくとも警視庁捜査一課の刑事として口が軽過ぎます。さらに自分が漏らした一言のせいで捜査に支障をきたした場合には刑事を辞める…などと軽々しく口にしてしまう事態が刑事としての意識が弱い。その辺りがシリーズ化で有名な加賀恭一郎刑事との大きな人間的落差だと感じました。彼のような冷徹ともいえる冷静さと手堅い捜査スタイル、そんな中に垣間見える控えめな人間的配慮などに比べ、新田警部補の自己抑制の甘さや子供じみた言動は目に余ります。親しみやすいキャラクターという設定で書かれているのだと思いますが、本当に有能な刑事なの?と突っ込み処満載。 本書の核となる動機も…まぁ、恨みというのは恐ろしいものだなとは思いますが、正直こんな大事件に発展させる意味があったんでしょうか。動機がイマイチ弱い。ターゲットの人間が気の毒に思えてしまいました。 ドラマ化される可能性も高いとは思いますが、その時は今回影の功労者である“キレ者”能勢警部とカンの鋭さで定評のある新田刑事コンビで組むとバランスが良いのでは?【マスカレードホテル】という魅惑的なタイトルに相応しいミステリアスな展開があまり見られなかったのが残念です。お薦めするなら断然加賀シリーズですね。 | ||||
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主人公は優秀ではあるが、プライドが高いため能力を生かしきれず、一流になりきれない刑事 だからこそ、精神面では著しい成長を見せるので、最初の印象で読むのを止まず 読み続けて頂きたい一冊 ただ、豪華なステージ。東野圭吾作品ならではの人間ドラマ 引き延ばそうと思えばかなり引き延ばせる今作品は連続ドラマに非常にしやすい設定となっている 悪く言ってしまえば‘あざとい‘と感じた ただ、そんないやらしい目線で見なければ、ドラマティックな舞台と表現から脳裏に映像が浮かび上がる ほどの描写で描かれているのでとても楽しめる作品です | ||||
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ホテルでのお話ということもあり 従業員のプライベート的な話とか お客様の話とか さまざまな人間模様が覗き見れた感じで 次は?それから?と気になって 気がつけば読み終わっていました。 心がホッとするような内容もあり とてもよかったです! 映像化する前にぜひ、ご自分の想像力で 読んでみて欲しい作品です。 | ||||
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東野作品としてはちょっとモノ足りないという意見も頷けるが、 本書はミステリー要素と共に、ホテルという雑多な人々が集まってくる空間を巧みに生かした人間ドラマも一緒に楽しめるという展開になっている。 そのドラマの中に犯人に繋がる伏線がちゃんと用意されているところもさすが。 いかにも映画化、ドラマ化を意識して書いた風にも思えるが、私なら新田浩介役を誰にしようか、山岸尚美役は彼女しかいないだろう・・とか想像しながら読み進めることが出来て楽しめた。 | ||||
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舞台が都心のホテルで、様々な宿泊客が登場し読みやすい内容だったが、ミステリーとしては今一つ。 現場の数字の意味するものも予測が付きやすく、3つの連続殺人と4つ目の事件を結びつける背景やいきさつが不足しているので、読後様々な疑問点が残った。 他の意見と一致するが、2時間ドラマの内容、可もなく不可もなくといった作品が続いているように思う。 | ||||
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高校の図書館に置いてあって、友達がオススメしてくれたので、読みました♡東野圭吾さんの作品はドラマでガリレオや、秘密を見たことがあり、とても面白いと思ってましたが、実際にこんな分厚い本を自分が読める自信がなかったので、初めての東野圭吾さんの本になりました!読み始めると、止まらなくなってすぐに最後まで読み終わりました♪その影響で、麒麟の翼も見に行きましたが、とても面白かったです☆他の作品も読みましたが、東野圭吾さんの作品の中で、一番大好きです(*・ω・)ノ | ||||
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東野圭吾3連作の最後の本。加賀恭一郎、湯川学に続く(ことを出版社から 期待される)第3の男、新田浩介が初登場です。 舞台は高級ホテル。「不可解な連続殺人事件の次の犯行現場は、超一流ホテ ル。容疑者も、ターゲットも不明。事件解決のため、一人の男が選ばれた。」 という帯から、勝手に主人公はホテルマンを想像していましたが、いつもの 通り刑事でした。違うのは、その刑事がホテルマンに扮して潜入調査すると ころでしょう。物語はホテルでの毎日の出来事を追っていくことで進んでい きます。が、ちょっとテンポが遅い感じでイライラするところも。それと、 主人公は優秀なのですが、若く手柄欲がちょっと溢れてしまう面もあり、あ まり好感は持てませんでした。 犯人、トリック(?)ともに意外性あり楽しめましたが、シリーズ化は黄色信号 と感じた作品です。 | ||||
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私だってそう。 結構生霊になっているかもしれないくらい 根に持ったりしてる事はある。 ただ、事件になったりはしないけど 人間って傷付けたり傷付けられたりしてるんですね。 | ||||
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読後感が何も残りませんでした。 最後には東野圭吾らしい企みがあるだろうとの期待も肩透かしに。 著者一流の読みやすさと面白さは相変わらずだが、カタルシスを欠いては形無しです。 ファンは今でも待っています。 | ||||
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ホテルが舞台の話は、映画だと群集劇の代名詞にもなった「グランド・ホテル」や、「THE有頂天ホテル」などが思いつくけど、 小説で出会ったのは初めて。 しかも不特定多数の人が行き交うホテルということでグランド・ホテル形式が採用されているのかと思えば、 刑事とホテルマンの二人の目線のみの描写。 けれども、「人を疑う」「人をもてなす」と、相反する職業の二人にすることによって、 訪れる客たちの様子がそれぞれ異なる見方で描かれているのが面白い。 タイトルも上手いよなぁ。 | ||||
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『真夏の方程式』と同時期に読んだため、人によっては『マスカレード・ホテル』のほうは、若干物足りなさを感じる人もいるかと思います。 しかし、私は『マスカレード・ホテル』に、とても惹かれました。容疑者も狙われる人も、最後の最後までわからない展開が最高でした。 ホテルの中でのシーンや、そのほかの連続殺人事件がどのように関係してくるのかが、最後まで見ものです。 ミステリーという中にも、このようなものがあるんだと考えさせられました。 また、ホテルマン達の働きぶりや、多種多様なクレームなどの応対の仕方なども勉強させられました。 こんなにお客様を考えているホテルが実際にあるのであれば、素直に泊ってみたいかも。 今までの東野圭吾さんの作品と比べ、また違った一面が感じ取れる作品だと思いました。 ぜひ、東野圭吾ファンは『マスカレード・ホテル』を読んでみてください。 | ||||
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スラスラ読めるし、続きが気になってついページを捲りたくなる本でした。 9割くらいまで、とっても楽しかったし、犯人も以外だったんですが、犯人の動機が、私としては「ん〜〜〜…」という印象でした。狙われた岸本尚子さんも、こんなに凶悪な犯人に狙われるべき人にはとても思えなかったです。ここまで綿密な計画を立てて、いろんな人を巻き込むなら、もっともっと強く、長い恨みがあるものじゃないかなーー。と感じました。もちろん、犯人にとっては大きなことだったでしょうが。前半がとても面白かったぶん、最後の犯人がわかってからが、少し物足りなかったです。 | ||||
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とっても東野圭吾らしい作品。一度も退屈することなく一気に読めました。 ホテルで起きる様々なエピソードは「新参者」を彷彿させましたが、しっかりと違いを 打ち出していたので、そのあたりは流石に巧みです。 ドラマ化、映画化を意識して書いている雰囲気はありますが、そんなにいやらしさは 感じません。せっかく舞台がホテルなのだから、このくらいのドラマ性、華やかさが あって然るべきと思います。 多作ゆえに、時折とんでもない駄作もある作者ですが、今回は“当たり”の作品だと 思いますよ。「白夜行」をベースに比較しているレビュアーさんがいますが、「白夜行」 は東野圭吾の最高傑作ですから、いつもあれと比較しては可哀そう。 | ||||
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やはりこの著者の作品はクオリティが高い。読み始めたらとまらず最後まで一気に読ませる。今回は、トリックや動機よりも、刑事とホテルマン、プロ同士のプライドをかけた仕事ぶりが見所だったように思う。 ホテルマンの尚美と刑事の新田がいがみ合いながらも徐々にお互いを認めていく展開は予想通りだが、個人的には所轄の刑事である能勢が好きだった。 彼の話だけで一冊かけるくらい、キャラクターとして際立っていたと思う。能勢自身のキャラクターとしては主役という感じではないのだが、小説として今後は能勢を主役にした作品にも期待したい。 | ||||
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