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マスカレード・ホテル
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マスカレード・ホテルの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全370件 181~200 10/19ページ
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| ミステリ的趣向が非常に薄く、作者の意匠が全く不明な凡作。連続殺人事件の4番目の事件がある特定の名門ホテルで起こるという設定が強引かつ安直な上に、そのホテルを警護するために、主人公の刑事がホテルの即席フロント係として配属(?)されるという設定もこれまた安直。主人公の教育係として、バリバリのキャリア・ウーマンがヒロインとして登場するのだが、この二人のコンビを作り出すためだけに、逆算して、事件(物語)の構造を考えたとしか思えないお粗末な創り。 主人公とヒロインのキャラクター設定もステレオ・タイプで、最初は反発し合っていた二人が次第に心を通わせて行く過程もありきたり。物語の内容も、刑事の眼と(プロの)フロント係の眼という2つの異なった視座で見た、ホテルを訪れる様々な人々の人間模様の描写が主体(これが作者の意匠なのかも知れないが)で、肝心の事件への興味を掻き立ててくれない。頭が切れる筈の主人公が思い付くアイデアの殆どはヒロインからヒントを貰っているという情けなさ。 その肝心な連続殺人事件の構成もお粗末。連続殺人事件の"連鎖"が弱い点には目をつぶるとしても、次の犯行場所を警察に予告する犯人なんて現実にいる筈がない。更に、作者が「x4」と呼ぶ犯人が名門ホテルを犯行場所として予告する(更に、現実にそこで犯行を実行しようとする)なんて、合理性を著しく欠いている。以前の3つの殺人は人目の付かない場所で行なわれ、「x4」の目的は(フェイクではなく)本当に殺人にあるのに、予告通りの名門ホテルで実行を試みるなんて常軌を逸している。ミステリとしてはお粗末、様々な人間模様を楽しむという意味ではそこそこの出来といった所か。 | ||||
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| 事件がどこで起きるのか興味深々で、意外なところから発生。また東野マジックに騙された感じがしました。 | ||||
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| 途中まで読んで、これは日本ホテル協会の委嘱で、ホテルマンはいい仕事をしているということを世間にアピールするために書かれた宣伝小説じゃないかと思った。それにしても退屈する。不必要に長いし、グランドホテル形式みたいにごてごて人が出てくる。連続殺人と見せかけた不連続殺人とか、変装とか、偽装毒とかネタは使い古されているし、ヒロインなのであろうホテルの女性が読んでも読んでも魅力的に見えてこない。こういうのが東野レーベルで売れてしまうというのは嫌だなあ。 | ||||
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| 高級ホテルを舞台にした殺人予告物語。 ひょんなことからコンビを組むことになった まじめなホテルウーマンと、武骨なタイプの若手刑事が 最初は衝突していたが、徐々に理解しあいながら 相手の仕事や人柄に対してリスペクトしていく。 一癖も二癖もあるホテルの客に導かれるように 物語が進行しており、早く先を読みたい気分にさせてくれる。 ただしラストのオチは、どうなのかなと思った。 | ||||
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| 西加奈子さんが「サラバ!」で直木賞を受賞した時、 直木賞選考委員たちのことを「化け物だ」と言ってました。 その化け物の一人が、東野圭吾さんです。 そういった役割も引き受けながらも、 自らも、新作を常に出し続けてるのが、東野さんの凄さだと思います。 ガリレオシリーズなどで、ドラマもシリーズ化され、成功をおさめ、 次なるシリーズ物と考えて、書かれたのが本作だと、私は想像します。 最後の犯行にはゾワッとしたし、 人間の心の裏側の嫌のところを、読みやすい形で表現してくれてると思います。 (理系的パズル組立式な小説にみえるのは、読者の好みが別れるところだとも思いますが) しかも、これは、あくまで私の想像ですが、 東野さんにとっては、これくらいの作品なら、 チョチョイのチョイで書けちゃうような気がするんですよねー。 そうでなきゃ、直木賞選考委員をやりながら、執筆は出来ないだろうし。 発表する作品数を多くするという方向で書いてるように思えます。 それでも、このクオリティーを保ててるわけだし。 「東野作品を、ドラマ化or映画化したい」と考える関係者は多いだろうし、 だから、ホテルという、映像化しやすい設定にしたんだろうし。 苦労人の東野さんが、肩の力が抜けてきて、 サラサラっと書いたら、こういう作品になった、という印象を受けました。 批判的なレビューも多いようにお見受けしましたし、 まー、たしかに、気持ちは分からなくもないんですが、 十分楽しめる作品だと、私は思いましたねー。 一つ気になったのは、 名古屋市瑞穂区ミョウオンドオリに住むボンボンって所で。 本当のボンボンなら、 同じ瑞穂区だとすると、田辺通か、汐路町か、そのあたりに住んでそうな気がしちゃいましたね。 | ||||
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| 世間で作者の名前を良く目にするので、一定の水準を保った作品を書き続けているのだと思いこの作品を買いました。 しかし、実際読んでみると、これはミステリーというよりは出来の悪い少年漫画を文章化しただけの作品という印象を受けました。犯人を推察する材料が読者に対して与えられず、「そうだったのか」と納得させるだけのカタルシスも得られませんでした。 | ||||
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| 東野圭吾の良いところはとても読み易く、すらすらページが進むところ。 発売日順でいくと逆なのだがエピソードにあたる「マスカレード・イブ」から 読んだため、新田刑事の成長を2冊に亘って味わえたのも自分的には良かった。 しかし「マスカレード・ホテル」一冊としてみた場合には内容にかなり不満が残る。 犯罪者は用意周到な人物と前半、中盤で振っておきながら、 トリック設定にはかなり無理があり、読み終えたときの爽快感が少なく、 おかしな部分も多々あり、首をかしげる結末にはとても残念だった。 そういった意味では、色々な性格の人物、 高級ファッションで着飾った人物、 色々な理由でホテルに宿泊する人物が 宿泊中に起こす事件を短編で追った 「マスカレード・イブ」の方が違和感なく楽しめた。 | ||||
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| 内容も入りやすいし、面白いです。 主人公、誰が似合うのかな? 駿河太郎と夏菜かな? とか考えて読んでいました。 | ||||
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| 東野圭吾さんの大ファンです。でも、ミステリー色が無くなってから?、売れ始めてから?、読んでも全く面白く思えず…。夢中で読んだ、「仮面山荘…」や「名探偵の掟」の頃の東野さんにはもう会えないのか?!と思っていた矢先に、久しぶりに手にとったのが「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。「秘密」を彷彿とさせる内容がとても面白く、一気に読み終えました。その後に購入したのが、この「マスカレードホテル」でした。。 前置きが長くなりましたが、要するに、昔の東野さんが戻って来てるのかも?という期待感で購入しました。 他の方々のレビューにもありますが、その期待はもろくも崩れ去りました。 と言うか、ほんの序盤の段階で、読み進むことができなくなってしまった。会議室で主人公らしき男女が出会う場面、そこから先に進む気になれないんです。 いきなり違和感を覚えたのは、女性クラークの異様なほどの驚き具合。読んでないので分かりませんが、これで彼女が犯人とかならあまりに単純なんですが…どうなんでしょう? そして、ご都合主義の男女の出会い。ここまでされると、ガリレオがテレビ化された際に原作には居なかった女性警官が現れたけど、そういうことを防止するために、最初からテレビ受けするような設定にしているんじゃないかと疑ってしまうほど。 東野さん、どうして純粋なミステリーを書かなくなったんですか? まさか、今はテレビ化や映画化のための小説しか興味ない、なんてこと無いですよね? 最近のファンにはしっくり来るのかもしれません。でも、売れっ子になる前から支えてきたファンにとっては、残念でしかないです。 すみません、批判するつもりでは無かったのですが、余りにもガッカリして、こんな内容になってしまいました。 また当分、昔の小説を読み返すことになりそうです。。 | ||||
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| 面白いが、この方ますます多作ライト化している感じ。稼いでますね。貢献しました。 | ||||
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| 「連続殺人事件で犯人は同一人物」「被害者には何らかの共通点がある」「各被害者と加害者には、何らかの接点がある」 と思って読んでいったら、全く予想外の結末だった。 未読の方は、サスペンス小説だと思って読まないでくださいね。 | ||||
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| 結末までが長い!私の中の東野作品では最下位です。期待しただけに残念。 | ||||
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| 面白かったです。スリル満点の本で、同作者作品を読むきっかけとなりました。 | ||||
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| 東京出張の往復の機内で読みました。 1年ほど前に購入し読まずに眠っていたもの。 読み始めるといつも通り読みやすいために一気に完読。 新田刑事はどこか初期の頃の不器用な加賀刑事に似たような錯覚を感じつつも 徐々に彼自身が成長していく姿も描かれており非常にうまくまとまっている。 事件は始めアガサクリスティのABC殺人事件を彷彿とさせるような展開かと思いきや 最後は現代的にうまくまとまっている。 東野圭吾氏の近年の作品は人情ものの要素と最後にきれいに伏線を回収する 非常に万人受けしやすい作品が多く、この作品もまさにそういう作風と思われる。 新田刑事と山岸尚美のコンビはまた別作で見てみたいけどさすがにシリーズ化は厳しいでしょう。 他の方のレビューにあるように映画や特別ドラマを意識して書かれているような気もするが 東野氏の今のスタイルはこういうものだと思えば別に悪い気もしない。 普通に楽しめる作品です。 最近発売されたマスカレードイブを帰りに買って帰ったのは言うまでもない(笑) | ||||
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| 少し傷がありましたが、ほとんど気にならずに、一気に完読出来ました。 | ||||
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| 発表順は本作のほうが先ですが、「マスカレード・イブ」の方が時系列的に先だし、「~ホテル」に繋がる伏線が張られているので、まず「マスカレード・イブ」を読むことをお勧めします。その方が楽しめます。 | ||||
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| 書店で見かけて思わず買ってしまったけど、あまりに分厚くてためらってました。 しかし、実際に読み始めるとどんどん止まらなくなります。加速度の付く展開に引き込まれていくのです。 主人公はホテルの優秀なフロントクロークの山岸尚美と、若手の敏腕刑事 新田浩介。 連続殺人事件を追う警察が次の現場と予告されたホテルの協力のもと、潜入捜査を行うという筋書きで、新田刑事がフロントクロークの業務を山岸に教わりながら、人間模様と犯人を追うストーリーです。 ホテルに新しい宿泊客が来るたびに、こいつが犯人だろうか?と思わせながら、ホテル独自の人間模様が描かれて行きます。新田刑事もすっかりホテル側の人間みたいになって行きます。 そうやって読者を振り回しながら、徐々に核心に近づきます。伏線がどこにあるか分からなくさせるためですね。 トリックというか犯人側のいきさつはネット時代らしいというもので、既にありそうなものです。暗号もそんなに難しくなくされています。 小難しい科学的なトリックではなく、仮面の下に隠された人間の心と行動そのものがミステリーという感じです。 最終的に主役の二人が近づきつつも、お互いの職域を守ろうと反発しあうのは良いとして、色々と歯がゆさが残ります。 これは続きを書くのは難しいかなと思ってましたが、続巻がありますね。(時間は戻ってますが) キャラクターとしては面白い二人なので、また別の展開が楽しみではあります。 | ||||
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| 面白かったです。ちょっとシチュエーションが不自然かな?と思う箇所もありましたが、ま、小説ですから。 ただ、文章自体に、再読したい、もう一度味わいたいと思うほどの魅力を感じませんでしたので、星は一つ、減らさせていただきます。 | ||||
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| ホテルで仕事をしていますが、著者のしっかりした取材で内容が細部にわたってリアリティがあります。面白かった。 | ||||
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| 東野圭吾さんの作品は大好きで何作も読んでます。実は私自身がホテルのベルスタッフなので、尚美の接客や仕事への態度や生き様、本当に尊敬します。こんなに怪しいお客様はいらっしゃらないですが。笑 私自身が【誤った情報や不快な態度でお客様に接しないこと→クレームに繋がるから】と口酸っぱく言われてきていますが、それと今回の最終結末がなんだか似ていて、とても考えさせられる本でした。あまりにも身近すぎて、推理小説よりは仕事本として読んでいました。わたしも尚美目指して頑張ります! | ||||
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