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偉大なる、しゅららぼん
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偉大なる、しゅららぼんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全104件 1~20 1/6ページ
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この著者らしい荒唐無稽な話だが、面白い。 | ||||
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時に大笑い、時にほろり、最後に余韻…と万城目学氏の全てが詰まっている作品。自宅で読んでいて良かったと自分を褒めるほど、たくさんの場面で声が出てしまった。オススメです! | ||||
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琵琶湖の竜伝説、湖の恩恵を受けて繁栄してきた人々は本当にあるんだろう。歴史と民族をからめ、リアリティを少し匂わせながら、どこまでも面白く、時々可笑しくて、最後に甘酸っぱい物語を堪能しました。 日出清子、淡十郎の姉弟、棗広海。主人公以外でこんなにキャラが立ってそれぞれ暴走しがちなのに、収れんさせ方が上手です。最後の転校生が誰か。読者側に預けたのも有難い。勝手に続きを想像出来るのが嬉しい余韻です。 | ||||
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以前、日経の土曜日の夕刊の『文学周遊』に本書が紹介されていた。先日、彦根市にあるコンフォート・ホテルに泊まったらライブラリー・カフェがあって滋賀県と彦根市関連の本が置いてあり、本書もあった。それで興味を持って、購入した。 内容は青春SFエンターテインメントといった感じで、気楽に読める。とはいえ、滋賀県や彦根市と湖東をよく研究しており、その魅力が伝わる作品である。彦根駅前の井伊直政像、彦根城の堀、平和堂などをモデルにしていることが窺える。また、カロムという彦根市ゆかりのゲームも出てくる。なお、著者は大阪府出身で、滋賀県内に住んだことはないようである。観察力が非常に高く、素材を活かせる人物である。 | ||||
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鴨川ホルモー、鹿男あをによし、プリンセストヨトミを持って万城目三部作と言われることが多いみたいですが、自分はトヨトミより偉大なるしゅららぼんの方が三部作に相応しいと思ってます。 それくらいに万城目ワールド全開の面白い作品でした。 | ||||
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最近、万城目学さんの作品を貪るように読んできた。京都、奈良、大阪、そして滋賀。他の地方から関西に引っ越してきた自分はまだ掴みきれていない地理感覚を養おうというぐらいの気持ちだった。滋賀、巨大な琵琶湖をいだきぐるっと色んな街が取り囲む県。どんな話になるだろうか、楽しみだった。文句なしに面白かった。 | ||||
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琵琶湖を舞台に、〈力〉を使う一族の波瀾万丈の物語が展開されてゆく。超能力ものと言ってもいいでしょうか。先が読めないその物語は、滅茶苦茶面白く、わくわく、はらはらが最後の最後まで止まらないものでした。 主要登場人物は、四人。日出(ひので)家側からは、涼介(りょうすけ)、淡十郎(たんじゅうろう)、清子(きよこ)の三人。棗(なつめ)家側からは、広海(ひろみ)。日出家と棗家。琵琶湖を舞台にした千年以上にわたる両家の抗争がまあ、あれよあれよと予期せぬ方向へと転がっていく面白さったらなかったです。 淡十郎と清子の姉弟が、お互いに付けたあだ名──「ブタん十郎」に「清コング」!──ていうのにも受けたけど、やはり、一等インパクトがあった呪文の如き言葉は、これ。 《「しゅらららららららららららららららららららららっ、ぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼんんんんんんん」》 問答無用、破壊力マックスのこの音が弾ける縦書き二行の、なんという爽快感! なんというお下品さ! この凄まじい音のルーツが明かされた時、「 | ||||
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ヒトコブラクダ層Zのレビューに「しゅららぼんに似てる」とあったので読んでみた。 ヒトコブラクダは自分の能力の仕様をしっかり知って使っているのに対し、 こちらは力の制御を修行中、思わぬ事態の展開にアワアワ対処していく感じが ハリーポッターぽいかもと思いました。 映画の予告編を見たら大変小説のイメージに近いので映画も観てみたい。 琵琶湖ってそんなに神秘的なのか、関西人なのに知らなかった、じっくり訪問したいと思った。 そうめん流しのシーンがほっこりいいなあと思ったのですが、 そういえばバベル九朔でもそうめん流ししてたような覚えが。やってみたいです。 | ||||
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歴史や文化が織り込まれており、ありえない話のはずなのに本当にありそうな気持ちになってきます。とにかくわくわくしながら読みました。胸に迫る場面もあり何度も読みたい一冊になりました。 | ||||
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まず、この「しゅららぼん」という響きに惹かれますね。 現代和風ファンタジーとでも言いましょうか。 「鴨川ホルモー」も読みましたが、登場人物も、人物名も、地名も、使われる単語の一つひとつ全部好きです。 「偉大なる、しゅららぼん」のいいところは美男美女が大活躍しないところですね(笑) ヒロインの清子さんは、太め体格に、パーカージャージにサンダル姿、タバコ吸いつつ、白馬に乗って現れます!! これがめちゃくちゃ魅力的。 趣もあって笑えて、素敵な本です。 | ||||
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ってみんな思ったと思います。私も思いました。滋賀県の石走をテーマにした超能力をつかさどる、棗家と、日出家のライバル関係の話や、力を合わせて問題を解決するお話です。グレート清子が個人的には好きなキャラだなぁ。 皆さん是非手にとって読んでみて、心温まりますよ〜。 | ||||
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最後に思いもかけない人が、絡んできて大どんでん返しで、ハラハラしました。滋賀の不思議な世界にしばらく浸っていました。 | ||||
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滋賀県の琵琶湖周辺を舞台にした、神から与えられし力を持ったエスパー一族の活躍を描いた現代日本ファンタジー小説。万城目ワールド全開!しゅららららららららぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼんんんんんんんんんんんん! | ||||
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万城目学氏の作品は、映画「プリンセス・トヨトミ」→ドラマ「鹿男あをによし」→映画「偉大なるしゅららぼん」→映画「鴨川ホルモー」→小説「ホルモー六景」→小説「鴨川ホルモー」→エッセイ「ザ・万歩計」、そしてこの小説「偉大なるしゅららぼん」と進めてきました。つまり、最初は映像作品ばかりで、最近になって小説に手をつけ始めたのです。映像だけでいいと思っていたのですが、原作も読むきっかけになったのは、映画「鴨川ホルモー」があまりにもアホらしすぎて受けつけなかったのに、小説「ホルモー六景」にはいたく感心してしまったからです。本体「鴨川ホルモー」も、映画よりも小説の方がずっとよかったです。 というわけで、この「偉大なるしゅららぼん」も、映画はいまひとつでしたが小説も読んでみようと思いました。最初、583ページもある分厚さにたじろぎましたが、なんと、まさかの一気読み。自分でもびっくり(笑)。中盤まではわりとだらだらと話が進むのでいまいちかなと思ったのですが、後半になって怪しい校長がお家滅亡をたくらむあたりから一気にスリリングな展開に。そのまま止らなくなってしまいました。 琵琶湖には実は不思議なパワーを持つ何かがあって・・というのはありがちな話ではありますが、太古からの古い古い成り立ち、そして日本一大きい湖、それなりに説得力があります。また、関西人の万城目氏が関西を舞台に描かれているので、浮いた所がなく実感がこもっています。舞台となる石走は架空の町ですが、城があることでやっぱり長浜のイメージでしょうか。 映画を先に見た方がたいていはわかりやすいのですが、万城目氏作品は、原作→映像の方がいいような気がします。話があまりにもアホなので(笑)映像だけ見ると、本当にアホらしく見えてしまいます(注:ここで言う”アホ”は、関西人がよく”アホやなあ・・・”という時の、あの愛情のこもったいい意味でのアホです)。原作では人物の気持ちも詳細に描かれていますし、風景描写も目に浮かんでくるようでとても美しいです。 | ||||
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琵琶湖に行きたくなる。 | ||||
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この緻密で現実味を感じるファンタジーのファンでした。 自分の知らない処で、実際に存在するのかもしれないと感じさせるワクワク感が堪らなく好きです。 最初から最後まで、食い入るように読み切りました! | ||||
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万城目学先生(ちなみに森見登美彦先生も)ファンなので、購入して読みました。 万城目ワールド全開。完全なるファンタジーで、終始わくわくしながら読み進めることができました。 あまりにも好きだったので、映画や漫画も見ました。 万城目先生の作品が好き、ファンタジーが好き、琵琶湖が好きな方には絶対に読んで欲しい作品。 | ||||
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この世に、くだらないものほど面白く尊い。そんな『あをによし』、『ホルモー』の精神をここでも万城目さんは発揮しています。そんなくだらなくも真剣な人間たちを翻弄する琵琶湖、素敵です。 | ||||
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流石、万城目学さんワールドですね | ||||
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鴨川ホルモーでは、最初から一気に話に引き込まれたのだが、今作にはそれほどの吸引力を感じなかった。 少し話も間延びしていた気がする。 | ||||
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