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娘は娘



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【この小説が収録されている参考書籍】
娘は娘 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

娘は娘の評価: 4.33/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

こいつらはバカなのか?

ウェストマコット名義作品はこれで三作目。ファンの方には申し訳ないが、どの作品も登場人物の行動や心理が理解できず、共感もできず、したがっておもしろくなかった。

たとえば本作の主人公(母親の方)の婚約者は、母親の連れ子(娘)とまったく相性が合わず、大喧嘩ばかりしている。こんな事態になったらその母親と結婚してもうまくいくわけないんだからさっさと諦めた方がいいと思うんだが、グダグダと関係を続けて、結局大破局を迎える。

その当の母親も、娘と婚約者の二者択一を迫られて婚約者を振ったことをいつまでもグジグジと悩んで、以後の人生をすさんだものにしてしまう。あげく、婚約者を捨てるに至ったのは娘のせいだと信じて、娘の不幸を半ば無意識に期待する。そんな、すんだことをいつまでも悩んでいても何も良いことないのに。早く忘れて次の一歩を考えた方がよっぽど生産的ではないか。

前向きに生きられない、考えられない人もいるだろうし、それに同情はするが、そんな人たちのウジウジ、グジグジを読まされても、いらいらが募るばかりでおもしろくない。なんでこんな不愉快な話に付き合わされなくちゃ行けないのか、というのが正直な感想。

後半、本人たちが己の愚かさにやっと気づいてからは少し読めるようになったのと、友人と家政婦さんが良いキャラなので★2つ。
娘は娘 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:娘は娘 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300899

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