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チャイナ・レイク
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チャイナ・レイクの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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前半は悪くないが、後半は一人称小説の欠点がモロに出た。 主人公女性の言葉(脳内思考も含めて)よけいなおしゃべりが過ぎる。 皮肉ったジョークなど緊急時に語ること、思うことではない。 ラスト50ページは彼女の言葉にイライラのし通しである。 | ||||
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最初の10ページで 止めた 馬鹿馬鹿しい 日本人には合わない | ||||
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大好きなスティーブン・キングが推薦しているし、賞も獲ったとのことなので 読んでみたが、おもしろくなかった。 系統としては、パトリシア・コーンウェルのスカーペッタシリーズに似ていると思ったが、 スカーペッタが魅力的な人物であり、その人間関係も気になるところであるのに対し、 本書の登場人物にはまったく魅力を感じず親近感がわかないため、全然感情移入ができなかった。 期待はずれで残念。 | ||||
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メグ・ガーディナーのデビュー作である本書は、アメリカにおけるミステリーの最高峰、「MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞」’09年度ベスト・ペイパーバック・オリジナル(最優秀オリジナル・ペイパーバック賞)受賞作である。メグ・ガーディナーはもともとアメリカ生まれで結婚後夫の母国イギリスに移住、’02年に本書を発表するが、7年の後、巨匠スティーヴン・キングに絶賛されアメリカでようやく刊行され、この栄誉に輝いた。 ‘わたし’ことエヴァン・ディレイニーは、カリフォルニア州サンタバーバラ在住の弁護士兼SF作家。米海軍戦闘機パイロットである兄ブライアンのひとり息子6才のルークを預かっていた。ここに<レムナント(“生き残りし者”)>という狂信的カルト教団が現れ、2年前にブライアンとルークを捨てて出て行って今は教団に入信したタビサを先頭にルークを誘拐しようとする。エヴァンは、旧友や恋人で弁護士のジェシーや兄たちの力を借りてルークを必死に守ろうとする。 ストーリーは、執拗にルークを狙う<レムナント>とエヴァンの文字通り血みどろの闘いを描いてゆく。次々にエヴァンに襲いかかる“事件”。徐々に明かされてゆく、「世界終末論」を教義とする<レムナント>の姿と最終目的・・・。 兄やジェシーも無力化されて、警察やFBI、軍などの官憲もあてにならないなか、エヴァンはたったひとりで敵に立ち向かってゆく。とにかく危機、また危機、たたみかけるようなスリリングなシーンの連続、そしてカリフォルニアの山火事の業火のクライマックスへとなだれ込んでゆく。 本書は、文庫にして645ページもの大作だが、とてもデビュー作とは思えないガーディナーの見事な筆さばきで、その長さをものともせず一気に読ませるリーダビリティーを持った第一級のサスペンスである。 | ||||
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カルト教団に甥っ子を誘拐されそうになるヒロイン、エヴァンの活躍劇、といったストーリー。 カルト教団を中心にすえてストーリーを組み立てているから、どれだけ荒唐無稽、トンチンカン、支離滅裂なストーリーを書いても、ある意味なんでもありになるわけだし、聖書をどのように解釈してもありなわけで、実際、聖書の引用と解釈がこれでもか、と出てくるのだが、正直、東洋人の私には感情移入できないし、理解できないし、辟易もの。西洋人は違うのかもしれないが。 「S・キング絶賛」とあって、ガッカリしたのはこれが最初ではない。どうも彼氏の推薦は肌にあわない。 それでも600ページ超の本書を読み切ったのは、アクションものの書き方を著者がいくらかは心得ているらしいことに救われたため。 これでアクション、冒険・ミステリ小説の作法を知らない著者の作品だったら10ページで投げ出していた。 あまり辛口採点はしないほうなんですが…。ごめんなさい。 | ||||
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ヒロインが幼い少年を悪質カルト集団から守るために、戦うという話は今までもあった。しかしこのヒロインは別に鋼の女ではないし、戦う覚悟を決めてるわけでもない。 弁護士をしながらSFを書いてて、戦闘機パイロットの兄と身体障害者の弁護士の彼氏がいる女性。 つまりは普通の高学歴専門職の女性である。ムカつけば怒鳴りこみにいって、帰りに蜂にさされたりしてる。 敵対する宗教団体は、負け犬連合。 アメリカの負け犬ってのは、最底辺まで落ちるんだなあ…と思った。 そして究極の勝ち組というのは、戦闘機パイロットかもしれん、とも思った。 戦闘機パイロットの兄貴はこれといって活躍するわけではないんですが、いかにも勝ち組らしい行動様式で今まで生きてきた。彼は負け犬に情け容赦ない。それが事件の背景にはある。 だからヒロインが戦って、少年を守りました、という単純な話ではない。孤軍奮闘では何もできない彼女は、友達の助けを借りまくる。その友人たちが、いかにも普通の市民で、普通の生活が透けてみえてくるんですよ。 ラストは広げた風呂敷をたたみきれてませんでしたが、アメリカの現実が浮かびあがる話で、何度も読み返したくなります。 | ||||
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狂信者集団とくれば、カルト的犯罪とくるのが定石(裏表紙にも そんな事を匂わす粗筋)ですが、本書が書かれたのが9.11直後 と言うのが影響しているのか、この教団は、もっとテロリスト見たいな 自爆的犯罪を目論んでいました。そこに子供が絡んでくるんですが、 一番の悪の一人と、この子供の親との私怨があったりと、狭い所で そこそこ、ひねったプロットになっています。 450ページ過ぎからは、結構 波乱、怒涛の展開が待ち受けており、 料金分は手堅く楽しめると思います。 ただ、出てくる警官がどれも「間抜け」な設定で、まったく 頼りになりません。警官の一人ぐらいは主人公側について 事件を解決していくのかと思ったのですが... 兄の友人の軍人も、あまり役にはたってくれません。 女性主人公の恋人も、これも事故で負傷を負っており 満足には動けず、敵に拉致されたりします。 役に立つのは女性の友人ばかりです。 とことん、女性主人公の獅子奮迅の奮闘を描いた作品。 続編が読みたいかは内容次第。無条件にとは... | ||||
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受賞作で、キングがほめてる作品。 どっちも、いまやあんまり信用できない(笑)保証だけど 今回のこれは、面白いです。 タイトルのチャイナ・レイクは「中国の湖」ではなくて、 (それは、ポケミスで出た『水底の妖』) アメリカ海軍の大きな基地がある町の名ですが 「エリア51」の近くですよね。 といってもSFではなく、ヒロインが活躍するサスペンス小説です。 タフで頑張り屋のヒロインの活躍の続きを 読みたくなりました。 | ||||
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