メモリー・コレクター 心理検死官ジョー・ベケット2
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メモリー・コレクター 心理検死官ジョー・ベケット2の総合評価:
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最初は面白かったんです、ドキドキして読むくらい。 | ||||
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面白いし一気に読みました。 特別秀でたサスペンスであるとは思いませんが、 十分読み応えのある作品だと思います。 アメリカ物に多い、気が強いわ、激しいわ、引かんわ…… な女の主人公は苦手なのですが、 この主人公は楽に読めました(日本人の血が入ってるからとは言わないが)。 ほとんど主人公が捜査して事件を解決していくので、警察はお飾り?的なのは少々残念ではありますが。 ゲイブ・キンタナがかっこ良いから読んでるというのもあるんですが、 女性の皆さんはどうでしょう。 面白かったのでまた続きは読むと思います。 | ||||
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ミステリーの主人公は警官か、警察関係者か、弁護士か。その辺りで大体決まっているが、本書は精神科医である。 精神科医が主人公であるミステリーは前にも読んだことがあり、面白かったので、前作も手に取ってみた。で、面白かったので、これも読んだ。 精神科医の女性が、敵(?)である前向性健忘症患者の元軍人(特殊部隊)と渡り合って、生き延びることが出来るのか? …という不合理さはさておき、設定はとても面白い。 前向性健忘症のせいですぐに記憶がリセットされてしまう魅力的な敵役(?)と、どうやってコンタクトを取って、攻撃をやめさせるのか? また、彼の本当の敵が誰なのかを知らせる方法は?…その辺りが見ものかと思ってワクワクしながら読み進めていたが、ちょっとばかりご都合主義の展開に興ざめした部分があったのは確か。でも、文句なく面白い。 ご都合主義も面白さのうちさ。と、自分を納得させてしまう。 ディーバーほどの緻密な組み立ても、どんでん返しもないけれど、その分、最後までジェットコースターに乗せて突っ走ってくれる飽きさせない面白さがある。 最後の展開は、ミステリーものの読者ならばみんな「あぁ、お約束だよね」というような安直さがあったけど、それでも許せるのは登場人物の性格がきちんと細かく描き分けられているから納得出来てしまうためか。 タングとジョーの丁々発止のやりとりは前作もそうだったけど、クスリと笑わせてくれる。 下調べもきちんとされていて、背景もしっかりしている読み応えのある作品でした。ロマンスもちゃんとあり、どちらかと言うと女性のミステリーファン向けかな。お勧めです。 | ||||
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俗にいう女性が主人公の米国サスペンス小説。女性作家による(例えばパトリシアコーンウェルの検視官シリーズ等)、女性が主人公の名シリーズは数あれど、Jディーバーが絶賛、そして私が敬愛してやまない児玉清さんが賞賛したシリーズが理由で読んでみました。 主人公は心理検死官という精神科の医者であるジョー・ベケット、物語のながれとしては、主人公が飛行機の中で暴れた記憶障害の男の対応の依頼を受け、物語はそこから徐々に速度を増して、結末まで展開していきます。ディーバーの一連の作品群のような、どんでん返しの連続とはいきませんが、作品の組み立ては精緻で上手いと思います。(この作品は、主人公以上に、敵方登場人物:イアン・ケンナンの描写がお見事です。)予想外の結末で、こう来たかと、唸ってしまいます。読むものに語りかけるような、丹念にまとめた、キリッとした文体は私好みです。山田久美子さんはいい翻訳家ですね。ディーバーファンには推薦できるでしょう。今回、シリーズ2作目から読みましたが、1作目も読んでみようと思います。 | ||||
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