さまよう記憶
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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この作者のサンドラ・ブラウンという人はロマンスサスペンス、略してロマサスの代表的な作家の一人だということです。私はロマサスというものは読んだことはなかったのですが、この作品に関してはロマンスというよりもサスペンスいやミステリーの要素は非常に強いと思いました。解説にもありますようにどんでん返しがあるということで、期待して読んだんですが、途中まで読んでもあまりどんでん返し的なものは出てきません。ところが最後の最後に見事などんでん返しがありまして、騙されないように気を付けていた私もまんまと騙されてしまいました。それほど見事などんでん返しでした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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全般的におもしろく、いつもながらノンストップで引き込まれます。 私も、粗野で孤独な彼がエモリ-の小物をこっそり懐に入れるところは「なんかかわいくて素敵…」とときめきました。 ただ今回のオチ(彼の正体、いきさつ)が、理由がわからないわけではないけど、でもやはり納得もできず、読者を引っ掛け、引き込みたかった著者の企みなんでしょうけど、今回の出来は今一つでした。 表題もピンときません。 ストーリーの内容はよく、彼はもちろん渋くてロマンスは素敵ですが。 | ||||
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起きたら頭痛と得体のしれない男と、霧深い山小屋の中。 医者のエモリーは独りランニングをしていたところを男に「双眼鏡でみていた」「見失ったので確認すべきだと思った」「気絶している君を見つけて」山小屋まで運び助けられたという。肝心なことは何も語らぬ男、血のついた石、電話線もひかれておらず孤立した山小屋あからさまな状況証拠が全て揃う中、エモリーの葛藤が始まり、そしてFBIが動き出す! 作者の仕掛けた罠にはまる? いえいえ。 迷路を作られてはいるものの、作者が見せたいものだけしか読者は見ることができません。 ストックホルム症候群なぞ吹き飛びそうなこの軽い筋書。 サンドラ・ブラウンなら、もっと濃厚なサスペンスが描けるのでは? と、ツッコミを入れてはいるのですが、人の描き方は魅力的です。 エモリーも読者も猜疑心しかない出だしあたりで、謎の彼がエモリーの持ち物を密かにジーンズのポケットに忍ばせてとっておくというセンチメンタルなところが、なんとなく「うわ、この彼、かわいいかも」と母性本能をくすぐるようなかんじあり。 ただ、それだけに、人物構築と物語構成が何となくかみあわない、そんな違和感もあります。 楽しかったですけどね。 | ||||
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