封印された愛の闇を
- アリバイ (477)
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おもしろくて内容に引き込まれたのですが、主人公の行動やストーリー運びにすっきりと受け入れられない点も残りました。 アレックスの若気の至りともとれる四角四面な追求により、結果的にいくつかの不幸な出来事が起こり、いくら“正義”を掲げていても、その行動に賛同しきれませんでした。 エピローグでの登場人物の取りまとめ方も、単純で都合よくしすぎです。 小説の中でも何事にも白黒つけることの可否や多少のわだかまりが残ることを認めていますが、何だかその締めが甘くて軽い印象をもちました。ある登場人物のわだかまりはきっとかなり残ると思われます。 確かに最終的には真実を明らかにできたのですが、それでよしと単純に思えない作品でした。 ロマンスに関して言えばそこはさすがサンドラで、今回も素敵でした。アレックスが生まれる前からの彼の関わりが、結果として運命の相手になったように思えて、とてもロマンティックです。 私も新潮文庫や集英社文庫の過去のサンドラ作品の装画を好みません(最近のものはいいですが)。 せっかく内容は素晴らしいのにもったいない。今からでもカバー表紙を改訂すればもっと読者が増えるのではないかと思います。 | ||||
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サンドラの作品はいつも上下巻ともにすぐに読めてしまう魅力があります。 保安官リードもお坊ちゃまのジュニアもそれぞれ魅力的な男性ですが、 不遇な人生を生き抜いてきたリードに惹かれるアレックスの気持ちは 痛いほどわかります。 読み終わった後の余韻に浸る時間が、なんとも言えず好きです。 | ||||
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5年前の母の死の真相を検事アレックスは、解明しようとします。 怪しい人物として実業家アンガス、保安官リード、検事長のパットが 集まった。 はたしてこの中にアレックスの母を殺した犯人がいるのか? そして捜査が進む中で、判事が自殺をしてしまう…これも事件に何か関係があるのか? さまざまな伏線をまじえながら、あっと言わせる結末。さすがはサンドラ。 夢中になって読んでしまいました。 | ||||
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「母の死の原因は自分にある」と言われて育った少女は検事になり、過去を掘りかえす。しかし真実によって一番傷つくのは本人で、経済的にも悪影響が出るとあって、関係者は一様に非協力的で、あえてグレーゾーンの現状維持を望む。若さゆえの正義感と、自己の確立に為にも、がむしゃらに真実を求めたヒロインは、やはり深く傷ついてしまう。 原題“Best Kept Secrets”、邦題「封印された愛の闇を」。両方とも内容をよく表していると思います。 ヒロインと一緒に真実に近づけるような展開になっているので、ヒーローを含めて描写が微妙で、気を散らせるエピソードも散りばめてあり、一読めは謎解きに終止してしまいます。真実を知ったうえで再読して初めて、ロマンスが実感できました。 18歳も年上の、母の恋人だった人と結ばれるなんて、無理な展開かと思いきや、ラブシーンは胸キュンもので、さすがサンドラです。特に最後のセリフが泣かせます。 ところで、新潮文庫の分も含めて、サンドラの作品は装丁で損をしている、と思うのは私だけでしょうか? | ||||
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間違いないヒットを飛ばし続けるサンドラブラウン。この本を読みのがしているなら勿体ない。是非読むべきだ。上下巻あってもあなたはあっという間に一日を有意義に過ごせる事は間違いない。主人公の女性は自分のキャリアを伴い母親の過去をさかのぼり始める。母の死に関わっているかもしれない男達。自分も母と同じ運命をたどってしまうのか。母と同じように恋もしてしまうのか。ハ-レクインからのしあがったサンドラだが彼女の素晴らしい作品はロマンス以外にどんとん読者を退屈させないシーンをつぎつぎと描き、読んでいる私たちは次がどうなるか気になるのをやめられない状態にさせてしまうことだ。この本ではそれが主人公と一緒に推理小説のように展開していく。 退屈な飛行機で過ごす時間、どうしても家にいなくてはいけない体調不良のとき、あなたをロマンスと推理の充実した一日に変えてしまう事間違いない。上下巻揃えて買わないと、下巻を読めるまで眠れませんよ。 | ||||
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