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D‐ブリッジ・テープ
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D‐ブリッジ・テープの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.51pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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予定よりも早く到着したし、何の問題もありません!合格! | ||||
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盲目の少女の死までは、テンポは遅いまでも引き込まれる。会議の意味が最初の方では不明だったが。 自分的には最後 少女を供養のため食べちゃうんかなと予想したが、結末は少年が仕組んだ仕掛けなのかもハッキリしておらず。スッキリとしなかった。 | ||||
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ただ、向き不向きが大きく別れる作品だと思うので一応 向かない人 ・グロいのが苦手 ・作品の粗を探してしまう ・前評判や読んだ人の感想を見てから読む 向いてる人 ・グロ表現OK ・作品の世界に入り込見やすい とだけ書いておきます | ||||
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装飾0、剥き出しの文体で綴られる少年の叫び。全てが等身大。だからこそ純粋であり、心惹かれる。 この本はとても好みが分かれる。 | ||||
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文章か上手いとは思えないが、作者の思う壺にはまりました。 ホラーで泣くなんて? あの橋を見る度に思い出すでしょう。そして、もしかしたらこんな 二人がそこで生きているのかも…と。 | ||||
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この本を読んだときは、本当に衝撃でした。単なるグロいというだけではなく、見捨てられる孤独というもの がこれほど心を苛むものという事が知れて怖かったのです。だからこそ、女の子との出会いとそして別れが とても切なかったです。「おれはここにいる」の文章、お気に入りです。 | ||||
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スリル感やゾッとするような恐怖があり、度肝抜かれるようなラスト・・ というような角川のお決まりのホラー小説では全くないです でもホラーなのは確かです この小説の中の世界は終始ブレず、とても生々しい 生々しすぎて、気持ち悪いと思う人もいると思います でも、この小説の面白いところはそこにあると思います SF感が全然なく、この小説のリアルな世界観の中に、ある種のホラー感覚があるのでしょう 日本が将来歩んでほしくない姿がこの小説には描かれています | ||||
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でも 閉じずに 吸い込まれていきました … ただ… あんまり 寝る前に読む本ではないかもしれません (汗)私が大人だから耐えられたってだけの話ですから … 。 もう二度と読みたくないです。でも たぶん ずっと忘れられない 作品になりました(苦笑)あたなならどうしますか? | ||||
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よく腹こわさないな〜、と思った。 正直ゴキブリも平気で喰っちゃう少年(?)だから。 矛盾点もホラーには必要だが、著者は見事にそれを表現している。要するに後から考えて納得でなく疑問が出てくる作品程完成されている、と私は思います。 | ||||
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一つの完成形なんだろうか。 初め「詩」っぽくて、なんじゃこりゃって思いましたわ。せめて5ページぐら いと読み続けたら、すぐ読み切ってしまった。不思議だなぁ。それほど興味を そそる設定でもないし、魅力的な文章でもない。 主人公の笑い声には狙い過ぎ感もあるし、設定も色々と「ありえねぇよなぁ」 と思いつつ、ホントに自分も聞いているような現実味がある。 すごいわ、これ・・。 余計な修飾をとっぱらって「伝えたいことだけを必死に伝える」という主人公 の姿勢が設定にマッチしてるからだろうなぁ。 ちなみにグロい、グロいって話ですが・・・、かき集めた食えるもの食ってる だけですよ。この手の話ならゴロゴロ現実に転がってる。というかそれが日常 の国すら・・・。 ああ、そうか、そういう意味でもリアルなのか。キレイ事で包み隠してない。 | ||||
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読む前に、昔、書店で表紙を見たことがあったような記憶が 蘇ってきたような気がしましたが、その時は本を取るだけで本を開くことはしなかったです。 161ページと薄くて、本文もセリフが8,9割で活字量は多くないです。 描写なども淡々としていて、情報量は明らかに少ないのですが 映像のようにD-ブリッジの現実を見してくれます。 プロットがやや秀逸なだけで、話の展開もありきたり。と冷めた見方が出来るのですが 読ませる力がありますね。 名もなき少年の存在感を感じてしまいました。 | ||||
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まず、すごく個人的などうでもいいような意見から言わせていただくと、 本書は文庫本の表紙よりも断然単行本の表紙がいいです。 表紙などの装丁も本の感想のうちに含む方には、単行本で読んでもらいたいです。 第4回日本ホラー小説大賞短編賞(長い名前だな〜)を受賞した本作品ですが、 ライトノベル感覚で読める点が特徴ではないでしょうか。 顔をしかめたくなるような表現も多々出てきますが、 これぐらいなら許容範囲な人も多いだろうな、というのが率直な感想です。 約8割が少年の語り口調で綴られているので、 読み終わるのに1時間かかるかかからないかの作品。 ちょっと寝る前に背筋が寒くなるものが読みたくなった時にオススメですね。 ただ、悪食や殺生の描写を好まない方は読まないように! | ||||
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途中で何度か読むのを止めようかと思いました。 これほど人に嫌悪感を抱かせる作品も珍しいと思う。 たしかに、グロテスクな表現をする作品は結構ある。 しかしこの作品はあたかも自分がこの主人公の少年になってしまったような錯覚に陥らせてしまう。 明日もあさってもこれ以上ないほどの悪夢の中を生きていかなければいけないことを思い途方にくれてしまった。 それほどのものを書くことのできる作者はすごい! | ||||
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当初本書は行間が少し広く、各行の下が空いていて、文字の少ないスカスカの本だという印象を受けた。しかし、その印象は正しくはなかった。内容は60分テープに収められた横浜ベイブリッジにゴミとともに捨てられた少年の語りであるが、実質50分程度しか収められていないと書かれている。本当に50分で読み終えてしまった。しかし本書は、見た目に反して、非常に密度の濃い内容を著している。 読後感は決して平穏ではない。こんなにひたむきな「生」が他にどれだけあろうか。想像もしたくない様な壮絶な方法で衣食住を満たす。それは少女エリハの生に対しても、己に対して以上にひたむきだ。エリハの食糧の調達のために自らの腕までも切り落とす。 荒れた都会の外れで短い人生を最大限に生きた少年の「生」の物語だ。 それを表現する著者の才能は尋常ではない。 | ||||
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グロテスクな描写がとてもリアルで読んでいて気持ち悪くなりそうでした。 しかし、頻繁に行を変える形の文に引き込まれて、読むのを止められませんでした。悲しいラストも良かったです。 グロテスクな描写に耐性のある人には読んでもらいたいと思いました。 | ||||
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やりました、23歳の奇跡! 貴志祐介の陰に隠れて今まで読み飛ばしてたけど、めちゃくちゃ面白い。 前半はグログロ描写が続いて(虫食ったり、食われたり)、そういうのが駄目な人は読まないほうがいいけど、わりと平気な人は読んだほうがいい。 ゴミとして捨てられた少年、少女。最後の魂の叫びは本当に感動した。 | ||||
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グロい描写があまりにもリアル。 まさにその場にあるように感じ取れるほど・・・ボリュームは少なく、あっという間に読み終える事が出来る。読んでいる間はあまりのグロさに吐き気を催すほど不快感を感じる。これほど不快な気分にさせる著者に対して嫌悪感すら覚えるほどである。しかし、この読後感はいったい・・・これほど不快な思いをさせられ、嫌悪の対象であったはずの著者に対し て読後抱いてしまっている感情はなぜかその才能に対する畏怖の念のような物。洗脳でもされてしまったのかと思った。 | ||||
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D-ブリッジという橋のもとに捨てられた少年が残したテープ。それが橋の再開発の会議室で聞かれている。少年の独白にその短くも凄まじい生が明かされていく。描かれていることは確かに顔をしかめたくなるような気持ち悪いこともあり、それについての描写自体がホラーだと思った。けど、それ以上に胸が軋んだ。読み終えた後こんなに心が痛かったのは初めてだ。 | ||||
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主人公は誰からも必要とされず、ゴミ集積場に捨てられてしまった少年。 助けてくれる人も居ず食べる物もろくに無く、それでも必死に生きようとして死んで逝くしかなかった、カセットテープに録音された彼の独白がストーリーの根幹。 テープに刻まれた彼の絶望や悲しみと、テープを聴く大人達の我関せずといった対比が、胸に痛い。全てを失いながらそれでも生き続ける事を語っている作品。 | ||||
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不法投棄のゴミの山に捨てられた少年。彼はそこで一人たくましく生きていく。しかし、生きると言うことはなんと壮絶で過酷なことなのだろうかと、あらためて思い知らされる。「D‐ブリッジ・テープ」とは、その少年の独白が録音されたカセットテープであるが、それから発せられるエネルギーは凄まじく、読むと魂が揺さぶられ、最後に心臓を貫かれたような衝撃が残る。 | ||||
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