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逃亡のガルヴェストン
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逃亡のガルヴェストンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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ラストがあまりにも誰もがまず予想する終わり方で、一番倒して欲しい悪役も 無傷で生き延びており、読み終わってカタストロフィーが得られないもどかしさ... 話自体は、昔の彼女が今も忘れられない結構気のいい40歳がらみのマフイアの取立屋が病を抱えながら、 ボスのリストラの罠を辛くも逃れ、その罠がらみで助けたティーン・エイジャー育成の為 金が必要になり、 なんとかボスに意趣返ししてやろうとするんだが、相手のほうが一枚上手でボコボコに、それなら裁判で、と決意したら、 さらにボコにされ、堪忍袋もこれまで....てな話なんだが、前述の様な終わり方なんで読後感が私にとっては ひどく苦い(悪い、面白くない、つまらん)ものだった。 最後の章なんか、視点を一変させティファニーの視点で、彼女にロイの行動を解き明かさせるとかして<実は彼はヒーローだったんだ!> と感動を盛り上げさせても良し、ティファニーがロイの行方を追う事で最後の事実が明らかになるハードボイルド・ミステリー色を強く打ち出しても良し、 色々工夫出来たと思うのだが、結局 叙情風の最も詰まらん終わり方だった気がする。 まァ、そういった物語の構成力も作家の資質であろうし、今後改善を期待したい。 | ||||
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