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ある少女にまつわる殺人の告白
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ある少女にまつわる殺人の告白の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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購入した晩に読み始め、止まらなくなり、翌日の朝の通勤中に読み終わってしまいました。 ミステリーマニアではないので、ミステリのプロットの斬新さとか、テクニックのうまさと言う評価軸はわかりません。 そんな素人でもわかるのは、ある少女はほんとの最後の最後に語るだけなのですけれども、 実はそのタイトルの理解も含めてひっくり返すどんでん返しが、 この小説の深くつらい本当のテーマを一気にあばきだすという構成は見事だということです。 悲痛、激痛ものです。 どうも力を失った純文学よりも、よっぽどミステリのほうが力を持ちうるようですね。 | ||||
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二日で二度読みました。 様々な「語り手」のうちナビゲーター的役割を担う長崎県南児童相談所の隈部所長の 長崎県弁の醸し出す心地良さの中、読者は、社会問題としての虐待の知識を得ながら、 徐々に語り手たちの世界に「親しみ」引き込まれて行きます。 一度しか登場しない語り手達も、単なる「手段」ではなく、しっかりと書き込まれているため、 気が付くと、その舞台に立ち、いつの間にか「聞き手」と同化しているのですが、 聞き手は謎を究明しようとしているのではなく、むしろ、 たどりつきたくない結論に刻々と近づいているのです。 そして、その結論は、この物語の終わりではありません。 二度目に読んだ時は、涙が止まらなくなりました。 登場人物たちが心の中で生き始めていたからです。 「語り手の真実」を探るのではなく、語り手を「決め付ける」のでもなく、 単に「語られた言葉」が漂う世界の中で、 語り手たちの生きた日々、生きた土地の上を浮遊し始めていました。 終わりのない浮遊を。 最後に、、、 今、本に出てきた「トルコライス」を、無性に食したくなっております(笑)。 ある少女にまつわる殺人の告白 | ||||
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だんだんと読むスピードが増してくる しおりを挟んで今日はここまで・・・とできない・・・・もう少し・・・もうちょっと・・・と読んでしまう展開。 最近こうなる本はあまりなかっただけに☆五つ! 『告白』とよく比較されてるようですが 私はこちらの方がよりドキュメント性が高いと思います。 最近ニュースを見ても 似たような年齢の似たような環境の事件を見ると そういう背景にこの話が重なりますから。 二作目 三作目が楽しみです。 | ||||
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他の方と同じように引き込まれてしまいました。私は純粋に読んでよかったと思いました。人間の負の連鎖というのでしょうか,切なく哀しい物語だなと。登場人物それぞれの想いは肝心の人には伝わらず,結局自分を納得させるだけのものでしかないような,どこにも行き先がないようなところが印象に残りました。肝心の本人も囚われてしまっていることに気づかず,また他人を傷つけようとしていることも最後から予感でき,これが運命なら救われないなぁと思いました。次の作品も期待してます。 | ||||
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表紙のデザインとタイトルで損をしているように思う。しかし作品としては申し分のない、破綻のない、それでいて意外性と怖さの余韻も見事に生み出している第一級の作品である。テレビ化しても映画化しても、スタッフやキャストに恵まれれば、この作品は、非常にいいものになるだろう。少なくとも私には湊かなえ氏の「告白」よりも遥かに面白かった。多くのことを考えさせられた作品である。 題材は全く異なるが、私は本作を読んで、松本清張の「影の車」を思い浮かべた。久々の大型新人と申し上げていいと思っている。東野圭吾氏の「白夜行」同様、気が早いかもしれないが、私としては続篇を期待したい。 | ||||
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表紙のデザインとタイトルで損をしているように思う。しかし作品としては申し分のない、破綻のない、それでいて意外性と怖さの余韻も見事に生み出している第一級の作品である。テレビ化しても映画化しても、スタッフやキャストに恵まれれば、この作品は、非常にいいものになるだろう。少なくとも私には湊かなえ氏の「告白」よりも遥かに面白かった。多くのことを考えさせられた作品である。 題材は全く異なるが、私は本作を読んで、松本清張の「影の車」を思い浮かべた。久々の大型新人と申し上げていいと思っている。東野圭吾氏の「白夜行」同様、気が早いかもしれないが、私としては続篇を期待したい。 | ||||
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とてもおもしろいです!ぜひ他の人にも読んで ほしいな〜 | ||||
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とてもおもしろいです!ぜひ他の人にも読んで ほしいな〜 | ||||
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テーマも手法もオーソドックスなもの。 (この手のテーマがオーソドックスにはなって欲しくありませんが。) 読んでいると「告白」や「白夜行」を思い出します。 それでも面白いと感じるのは、伏線と回収の上手さか? 少女はどうなってしまうのか? 「私」とは一体誰なのか? 納得してしまいますが、納得したくない様な、それでいて読後感はそれほど悪くもない不思議な作品です。 きっと総合的なバランスに優れているんだと思います。 | ||||
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児童虐待がテーマで、正直読むのが辛いのではないかと思いつつ読みはじめました。インタビュー形式で色々な人物が入れ替わり登場し、前半は登場人物の相関に頭をめぐらしましたが、後半は話の展開にぐいぐい引き込まれてしまいました。登場人物がつながりはじめ、シナリオが読めてきたと思っていたら、まさかの展開に…。テーマには派手さや目新しさはないのかもしれませんが、解決困難であり、時代と共にますます増え続けている社会問題とミステリーを見事なバランスで書いた作品だと思います。いや、これはミステリーではなく、どこかで現実に起こっている話なのかもしれません…。 | ||||
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テーマも手法もオーソドックスなもの。 (この手のテーマがオーソドックスにはなって欲しくありませんが。) 読んでいると「告白」や「白夜行」を思い出します。 それでも面白いと感じるのは、伏線と回収の上手さか? 少女はどうなってしまうのか? 「私」とは一体誰なのか? 納得してしまいますが、納得したくない様な、それでいて読後感はそれほど悪くもない不思議な作品です。 きっと総合的なバランスに優れているんだと思います。 | ||||
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児童虐待がテーマで、正直読むのが辛いのではないかと思いつつ読みはじめました。インタビュー形式で色々な人物が入れ替わり登場し、前半は登場人物の相関に頭をめぐらしましたが、後半は話の展開にぐいぐい引き込まれてしまいました。登場人物がつながりはじめ、シナリオが読めてきたと思っていたら、まさかの展開に…。テーマには派手さや目新しさはないのかもしれませんが、解決困難であり、時代と共にますます増え続けている社会問題とミステリーを見事なバランスで書いた作品だと思います。いや、これはミステリーではなく、どこかで現実に起こっている話なのかもしれません…。 | ||||
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ページ数も多くなく、一気に読める作品。インタビュー形式で本当に読みやすいです。内容も話しが繋がったと思うと、予想のつかない展開になっていたり、こういうことだったのか…と思うこともあったり。児童虐待という、現在ニュースでもよく見掛ける身近な題材のミステリー…。読んでいて恐怖すら感じました。色々と考えさせられました。負の連鎖とはまさにこのことですね。短い割に内容が濃い作品です。 | ||||
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ページ数も多くなく、一気に読める作品。インタビュー形式で本当に読みやすいです。内容も話しが繋がったと思うと、予想のつかない展開になっていたり、こういうことだったのか…と思うこともあったり。児童虐待という、現在ニュースでもよく見掛ける身近な題材のミステリー…。読んでいて恐怖すら感じました。色々と考えさせられました。負の連鎖とはまさにこのことですね。短い割に内容が濃い作品です。 | ||||
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