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三題噺 示現流幽霊 神田紅梅亭寄席物帳
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三題噺 示現流幽霊 神田紅梅亭寄席物帳の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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落語が好きなひとには、面白いのかもしれない。 私は「笑点」くらいしか見ないから、あんまり落語は得意じゃない。 でも、著者の作品は好きだから、手にとってみた。 ネットでの評判も、結構良いみたいだからね。 でも、これは私の琴線には触れなかった。 なんていうんだろうか、「日常の謎」系? でも、同じ「日常の謎」だったら北村作品や倉知作品のほうが、相性が良い。 落語を扱った作品なら、大倉作品だって面白く読んだ。 何故か? 本作で提示されている謎が、私にはまったく解決したいという興味がわかないからだ。 おそらく著者には、落語を知らない、興味のない、という人にも面白い、分かる作品にしようという意図は十分にあったと思う。 それは、よく分かる。 しかし、その謎が、とにかく強烈に引きつけられるものではない、というのが正直なところであり、それは落語を知っているかいないかには関係ないものである。 これは単に、個人的な好き嫌いの問題である。 だから、本作を絶賛する人がいるのもまた事実だし、ミステリとしての出来はけっして悪いものではない。 でも、ミステリは謎に惹かれる、引きつけられるというのが魅力なのだから、私には本作は今ひとつだった。 著者の他の作品は「化身」から根津愛ものまで楽しく読んではいるのだが・・・ ただし、本シリーズは最初の「道具屋〜」から読んでいるわけではない。 本書が最初というのが、今回の読後感になっている原因かもしれない。 機会があったら、本シリーズの他の作品も読んでみよう。 なんといっても、嫌いな作家ではないんだから。 | ||||
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