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ジェノサイド
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ジェノサイドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全390件 301~320 16/20ページ
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この作品の魅力は、とにかくスケールの大きさ、臨場感あふれる描写、そして著者の魂が込められたであろう綿密な構成力です。地球全体を舞台に、日本、アメリカ、アフリカとはじめはそれぞれ別々に進んでいくストーリーが螺旋のように絡み合いながら1本の太い線となってつながっていきます。ジェノサイドの見所の一つとして、人類を圧倒的に上回る超人類(ヌース)の知性が挙げられるでしょう。ヌースの計画がアメリカのネメシス作戦司令官のルーベンスによってしだいに明らかにされていく過程と、彼の思考描写がとても印象に残っています。その計画に気づいたときに圧倒されることでしょう。 | ||||
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著者は、P.24で「人間は、宇宙で作られた原素から成る。」旨を表しつつ、サイエンス、(本来の意味の)アート、ヒューマニティ等について織り交ぜながら、P.355で「強い人間原理」を一蹴しています。「人間原理」自体は人間を含む知的生命体と宇宙創成との関係性についての原理ですが、ここまでの空想的展開で、現実の宇宙物理学についての結論を導いてしまっているところについては疑問が残ります。P.51で「論理的に考えると、・・・・・・。」との記述がありますが、四句分別の方がより強固な気がします。 読者の方々は、科学技術の空想的記述に惑わされずに、あくまでも小説と割り切って読むと良いでしょう。 確かに完成度の高い不世出の作品であるとは思いますが、描写の生々しいところは辛かったので、星4つとしました。 なお、宇宙について詳しく知りたい方には、「宇宙創成、サイモン・シン、青木薫 訳、新潮文庫、2009」をお勧めしておきます。 | ||||
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新人類に対する恐怖と人間の自尊心の戦いと言えるのかもしれない。 大統領とは、自分の感情で物事を決定できる独裁者。 そんな現実買いまでも存在しているのだ。 そんな中であり得ないことを作ることができるフィクションの世界。 これは結構以上に面白いのだ。 | ||||
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スケールの大きなミステリーSF大作。 物語の組み立て、世界観も今年一番の秀作です。 「失われた環」Missing Linkは、進化の過程ですが過去のものとは限りませんよね。未だ人類が目の当たりにしたことがない「失われた環」が、もし人類に起こったら・・・・ 590ページの長さを感じさせない展開の速とスリルがあります。 しかも、進化した人類が発生すると現人類が滅ぼされる可能性を現人類が原人に行ってきたであろう大虐殺(ジェノサイド)がテーマです。 日本人が行った?南京大虐殺を取り上げ、朝鮮人に協力させるという心配りもしていますが、海外で映画化でもされることを考えているのでしょうか・・・・ 穿った見方をする読者は、それが許せないとしていますが、私には、この壮大な物語に中では日本人であるとか朝鮮人であるとかヤンキーであるという違いは些細なものであると感じました。 映像化すると超大作ですね。アバター並みの映像が期待できますよ。 残念なのは、余りにリアルになりすぎた虐殺描写は、必要なのかもしれませんが本当に吐きそうなくらい人間の残虐さを思い知らされます。 帯の評価に偽りなしです!!!!! | ||||
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ハリウッド映画を見ているようでした。素直に面白く一気に読めます。 私は他のレビューにあるような、政治的な意図はそんなに感じませんでしたし、戦争描写のむごさも村上龍の「5分後の世界」や山崎豊子の「運命の人」の3巻目と比べるとそんなにきつくなかったです。 「もうひとつ見落としてること」が、明かされるまではわからなかったので、私は素直に楽しめました。 私は映画化されるような気がします!! | ||||
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休みに、そういえばこんな本を買ってたなと、朝から読み始め、終わったら0時でした。 ひさしぶりの一気読みです。 細部の細かさがリアリティとなり、ノンフィクションを読んでいる気分にさせられます。 ずいぶん資料を読んだんだろうなと、それを消化し、読ませる小説に作り上げる力がすごいと読みながら感心しました。 いつもなら超人類がでたところで、「なんだよぉ」と思ってしまう私も、この作品では、その超人類が話の一部として気にならず、すらっと読めました。 アメリカ、アフリカの悪行、超人類を守り抜くアメリカ人、アフリカの人。のバランスでいくと、研人の善、日本人の悪行を書いてバランスを取ろうと思ったのはわかるのですが やや、日本を落としすぎな気もしました。 最後にルーベンスが、駅のホーム云々は、アメリカ人に言わせるには不自然です。もし言わせるなら、もう一つぐらい、別の国の似たようなローカルな英雄談もならべるべきでは。 こういう箇所で、書いた日本人の悪行が、読書の不快感に変わるのではないでしょうか。バランスが悪いです。人種、国を超えた現人類の素晴らしさを書きあげるには、ここは細部に落ちすぎ。 これは個人的意見。 アフリカの状況はリアリティがありました。特に少年兵の箇所、短い中に抑えをきかせ、読むほうもつらいけど、書く作者も大変だっただろうなと。 前に、アフリカの内戦に巻き込まれた外国人の本を読みました。やはりこのような、人を超えた行為があったようです。アフリカだけでなく、他でも。 そんな現状を読むたび、いやらしく、無責任と承知で、日本に生まれてよかったと思います。 自分には、N賞とった作品より、こちらのほうがあってました。(個人的な好み) 同時に、この作品ではN賞はとれないだろうなと思いました。 メッセージが強すぎ、やや偏りすぎです。 でもこれからも無難な作品ではなく、がしがし、星二つから五つまである、とがった作品を書いてください。 | ||||
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「下町ロケット」を買いに行き、書店で横に並べてあったこの本の帯「本の雑誌2011年上半期ベスト10第1位世界水準の超弩級エンタメ小説!!」に惹かれ購入。『スリル・サスペンスそして何より大冒険!ボクの好きなすべてが詰まった最高の小説!(中略)ハリウッド映画の超大作とか好きな人は、これを読むべし!究極のエンターテイメント小説』という書店の方の推奨コメント通りで一気に読了。お薦め通り面白かった。 よく勉強して細部まで丁寧に書き込まれているのですが、歴史観や一部登場人物のストーリー上の必然性が理解できず違和感が残ったのが残念な点。冒険小説でSF小説でちょっと人類史なんか勉強できてお得な本。 | ||||
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前評判どおりかなり楽しく読ませてもらいました。 いろいろな要素が絡まりあっていて、 かつディテールも細かく、分かりやすく解説されていたと思います (細かい部分の齟齬があるのか分からないくらい、いろんな分野の話が盛り込まれています)。 読んでいて感じたのは、映画を見ているようだと思ったこと。 話が壮大なので、まるでハリウッド映画のようです。 ここまで鮮明に場面が想像できた本は久しぶりです。 ぜひ映画で見たいところですが、結末が結末だけにきっとアメリカでは受け入れられないんでしょうね。 アフリカ問題やイデオロギー問題に良い意味で無頓着な日本人だからこそ、 書けて、読める本なのだと感じました。 | ||||
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日本人が書いたとは思えないほど、各国々の人々の描写が所謂日本人的な外国人としてではなく、鮮明で現実味がある。世界感も広大で、語彙の豊富さは流石だなと感じる。 場面場面の移り変わりと、それが交差する点は良く書いたなとは思う。エンターテイメント作品としては面白かった。ただ、面白かった、それだけ。 帯であれだけ絶賛される程の深みは無かったというのが正直な感想。単に私の読解力不足かもしれないが。 ネット上で直木賞最有力候補と騒がれていただけあって、それを逃してしまったのにはいささか残念な気持ちである。 | ||||
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もう「圧巻」の一言です。 超一級のエンターテインメント。良い意味で「ハリウッド的な」作品だと思います。それこそハリウッド級の制作費を投じれば,間違いなくおもしろい映画になるような気がします。(ちなみに,イエーガーを演じるのはシュワルツェネッガーで決まりです。もちろん,若き日の。) 物語は2人の主人公(と私は思った)の視点で進行します。傭兵のジョナサン・イエーガーと大学院生の古賀研人です。2人のストーリーが次々と切り替わって展開されるのでスピード感があり,一気に読ませます。 個人的な印象としては,「イエーガー・サイド」がとにかく迫力満点で凄まじいリアリティであるのに対して,「古賀・サイド」がややインパクトに欠けており,バランスが取れていないかな,という感じです。 (本書より,ハイズマン博士の言葉) 「私は人間という生物が嫌いなんだ。すべての生物種の中で,人間だけが同種間の大量殺戮(ジェノサイド)を行なう唯一の動物だからだ。それがヒトという生き物の定義だよ。人間性とは,残虐性なのさ。」 | ||||
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読み終わった時の感想は、久々に本当に久々に面白い和製SFを 読まさせて頂いたという。感謝の念でいっぱいです。 奇しくも、日本SF界の父祖、小松左京先生の没後に読んだのですが、 人類滅亡の着眼点として今作品はとても新鮮でした。 少年の成長物語としても爽やかに読めます。 日本人作家が描くからなのでしょうか、外国人キャラクター達が、 ちらほら日本人的になるんですよね不思議です。 お気に入りのキャラクターは、頭はすこぶるいいのに、天才的発想 に恵まれない、怪物に裏かかれっぱなしの、好青年アーサー君です。 最後にF22の墜落は愛嬌なんですよね。うふふ。サルガッソー! 中年SFファンにはたまらないキーワードです。 | ||||
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スケール感といいリアリティといい申し分はないと思うのですが、 様々な視点で描きすぎてしまっていてその視点チェンジの効果があまりなかった気がします。 端役の人間にまで視点を持って行ってしまっているので、 なんか読みたい部分のスピード感に欠けてしまった気がします。 あまり面白みのない側のエピソードは、とばしてやりたくなってしまいました。 でも、基本は面白いですよ! | ||||
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とにかくすごい作品です! 正直、日本人に書かれたSF小説は海外で書かれたものと比べてスケールが小さく、陳腐なものばかりだと思っていました。 しかし、この本を読んで日本にも圧倒的スケールのSF小説を書ける人がいるのだと驚きました! 読めば読むほど先が気になり、子供の頃に海外ファンタジーを読んでいた時のワクワク感が蘇りました! 物語終盤ではあまりの興奮に、得体の知れない恐怖を感じてしまいました(^_^;) 本の最後に、物語に使われている戦争心理学や子供兵などに関する参考文献が記されていたのはありがたかったです。 次作にも期待してます! | ||||
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久々に一気読みしてしまった。 日本、アメリカ、アフリカを舞台としたグローバルな展開に息つく暇なし。 本の題名になっているジェノサイドは、平和な日本ではあまり実感できないが ある意味、人間の欲望から生まれてくるもの。 ある人の欲望を満たす為に、別のところでは犠牲が出てもいいという考えが 蔓延しているのが当たり前の時代なのか。 それを陵駕するほどの未知の生物が現れる... 人間の今ある姿について、改めて考えさせられる作品だった。 | ||||
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良い! 久々の読み応えでした。複雑に絡み合う事象とアメリカ、日本、アフリカを舞台にめまぐるしく動くストーリー展開。一見、破綻するのでは?っと思わせるストーリーもそつなく組み立てられており、最後までハラハラしつつも引き込まれっぱなしでした。まるで映画化を前提にしたような作品で頭の中で映像が浮かぶようでしたね。さすがにここまで壮大なドラマとなると、日本で映像化は難しいと思いますのでハリウッドでの作品化を期待したいですね。難しいかな? 読み応え有り。オススメです。 | ||||
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人が持つ二面性を現した作品。グロテスクな描写に堪え抜けば、研人の父が遺したメッセージに、共感・感動することもできるでしょう(570頁のモノ)。 史実の捉え方は、色々あってイイと思います。 小説ゆえ致し方なし。 読後感は最初は良い。 だが、作者からのメッセージが重くのしかかってきます。 だんだんこの作品へのイメージは、変わってきました。 | ||||
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意欲作ですね。すごいスケールのでかい話でした。ストーリーにも凝っていてリアルなので、大変驚きました。 話の流れはよくあるパターンなのでしょうが、際立ったいる冒険譚です。すごいです。 しかしながら本当に長いので、2日間かかりました。 けれど読後は満足感・充実感でいっぱいですね。下手なSF映画よりずっと面白かったです。最高です。 | ||||
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まず最初に率直な感想を言えば。話しの展開や構成などを総合すると、日本人作家が書いた近々のエンターティメント小説としてはずば抜けて面白いと思います。 最初はそれぞれ離れた位置で、それぞれの境遇。それぞれの考えを持って行動している人物達が、読み進めていくうちにひとつの目的に手繰り寄せられ。収束していく様は非常に気持が良かったです。 また、ページあたりの文章量は多いのですが、テンポある文体のおかげでさくさくと読み勧める事ができます。本編590ページほどありますが読書慣れしている人なら二、三日あれば読み終えられるのではないでしょうか。 全体的に見れば。良い部分のほうが多い小説なのですが。数点読んでいて気になった部分もありました。 まずこの作品にはいくつかの登場人物視点に何度か移動して描かれているのですが。 外人部隊の傭兵が戦時中の日本軍が行った南京大虐殺の〜といった部分があります。 もちろん、これは傭兵自体が外国人であり。そういう視点でみれば海外では南京大虐殺は「あった」事として捉えられているからそういう感情が出てきたのかな? とひっかかりながらも納得した部分もありました。 もうひとつに 他の視点として薬学研究をしている大学院生の視点の場合。 協力者に韓国人の大学生が出てきます。 ここで関東大震災のデマによって当時の在日朝鮮人が虐殺された。という部分に触れます。 これは私の主観では(資料を調べた結果ですが)「なかった」少なくとも虐殺とよべるものはなく、囚人脱獄などによる治安悪化による治安維持だと思っているところがあるので、違和感を感じました。 私の見解を抜きにして、仮に大虐殺が「あった」とした場合でも、そこに触れるのであれば終戦当時の朝鮮人による朝鮮進駐軍の事などにも触れなければフェアじゃない。と思いました。 もちろん、これはフィクションなので。歴史の論争をしたいわけではないのは十分承知していますし。 また、大学院生という視点の登場人物の思考は当然それまで受けてきた教育が反映されていてもなんら不思議ではありません。 上記に書いた傭兵視点と同じく。その人物がそう感じた。そう思っている。という事になれば、それはすべて作品内では読者はこの人物はそういう思考の人物なのだと納得して読まなくてはいけません。 しかし、この作者において。ルワンダのフツ続とツチ族の間で起こったルワンダ大虐殺。白人主義のアメリカ政府がいかに事を影で進め。表舞台にはわからないように暗部を闇に葬り。自らを世界の警察たらしめているのか。 など、現在の民族、宗教対立。大小さまざまに起こる紛争の書き方など、よく勉強して書かれているな。と思うだけに。上にあげた読んでいてひっかかる感じが、どうにも最後まで違和感を感じ。 ところどころ物語りに集中できない部分があったと私は感じました。 また、傭兵部隊には日本人の人物も出てきますが。あまり良い描写のされ方とはいえません。 ただ、これには意図があるのかないのかは残念ながら読み解く事はできませんでした。 こういった部分はちょっと作者の思想というか、考えの我が強すぎて。若干物語りから心が一歩距離を置いてしまいました。 タイトルのジェノサイド。とは物語りを読み進めれば意味はわかるのですが。それとは別にルワンダ。南京。関東大震災。といった現在までに様々な国で起こった虐殺に対しての作者の怒りも含まれているのではないか? その感情の高い部分が先ほども書いた描写に対して、作者の冷静さを欠かせたのではないのか? と私は深読みしてしまいました。色々と書きましたが。話の構成や先が気になりぐいぐいと読者をひっぱる力を持った物語りであるのは確かです。今年読んだ小説の中ではダントツで面白いと思います。 しかし、あえて注文をつけるならば。正しい情報の取捨選択をもっと繊細に行い。エンターティメントに徹してほしかったなと思います。 あまりに脈絡なく日本人に対してのレッテル、自虐史観を挟み込んでくるのはちょっと勘弁してほしかったです。 | ||||
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この本は、「アメリカとはそういう国家である」ということを非常に的確に表現した本である。 NSA、CIA、エシュロン、FBIが米国内、そして世界中でいかなる活動をしているか、フィクションではあるがかなり突っ込んで取材していると思う。 出てくる米国政府のトップ層も、名前は変えてあるが、「ああ、これはアイツだ」と顔が浮かんでくる奴ばかり^^;) 世界中でジェノサイドばっかしやって自滅しようとしている人類を、外の視点から見せつける仕掛けも見事。 これまで、ベストセラーなどと言われて読みはじめ、途中でドブに捨てた本は数限りないが、この本なら人にも勧められる。 エンターテイメントのためのフィクションといえばそれまでだが、作者がこの作品に込めたメッセージは深く、そのへんの小説を超えた本だと思う。 ぜひとも読むべし! | ||||
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今日の昼頃から読み始めてやめられなくなり、一気に読破しました。現在夜中の2時半、興奮冷めらずここに来てしまいました…。 私の稚拙な表現力ではとても参考になるレビューなんて書けませんので他の方にお任せしますが、とにかく圧巻の一言。 目まぐるしく変わるシーンがまるで映像の様に頭の中に入って来て、正に一流のエンターテイメントである一方、世界が抱えている色々な問題を突きつけて来て何とも言えない読後感です。 (あえてこうつけたタイトルが意味深です…) 安易に映画化とか絶対にしてもらいたくないですね! 翻訳して世界中で読んでもらいたい一作です。(アメリカじゃ無理ですかね?) | ||||
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