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(短編集)

クリスマス・プレゼント



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【この小説が収録されている参考書籍】
クリスマス・プレゼント (文春文庫)

クリスマス・プレゼントの評価: 4.09/5点 レビュー 58件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.09pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 1~20 1/3ページ
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No.45:
(4pt)

前半の方が粒ぞろいかなあ

短編ですが、気を抜くと登場人物の関係がわからなくなるので、一編一編読み切ることができる時間の余裕が必要です。ひねりまくるので、読み飛ばすと結局冒頭から読み直す羽目になる。もっとも、「三角関係」だけは丁寧に読み終えた直後に再読を余儀なくされました。再読するとヒントはちゃんと混ぜており、なるほどこう来たか、という感じです。著者のしたり顔が脳裏に浮かんでちょっと悔しい。
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No.44:
(5pt)

初の海外ミステリーに挑戦!!

初の海外ミステリーですが、とても面白くて読みやすいです。
翻訳の方の力もあるのかもしれないですね。どの話もわくわくしながら読みすすめる事が出来ました!また、ディーバーさんの短編を読むつもりです。
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No.43:
(4pt)

短編集だから読みやすい

この歳になってくると、上・下刊の分厚い長編推理小説には、手が出しにくい。その点、本書は短編集なので読みやすい。
ここに収められた短編すべてが傑作、という訳ではないが、それなりに水準は高い。私のお気に入りは、「三角関係」という一編。英語には、尊敬語も謙譲語も、男性言葉も女性言葉も、区別が無い。目上の人には、最後に「サー」を付ける。丁寧語は語尾に、「プリーズ」を付けるといった具合だ。
推理小説の叙述トリックで、男女の性別を混同させるというのがある。日本語は男女の言葉遣いで、性別の区別が付くので、性別を誤解させる、というトリックを使う場合は、例えば女性に男っぽい言葉遣いをさせて、男性と誤解させて、種明かしで、実はこの女性は、男の子が欲しかった両親から、男性として育てられた、とかなんとか最後の種明かしで、苦しい?言い訳を作者がすることになる。
その点、英文はこうしたトリックが使いやすい。この「三角関係」では、ある種の叙述トリックが使われていて、このトリックは絶対に、小説でしか有効でないトリックである。
いけないけない、これ以上はネタバラシになるので、本書を読んで、騙される快感に浸ってください。
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No.42:
(5pt)

捻りが最高!

あの「ボーン・コレクター」のジェフリー・ディーヴァーの作品だと知らずに読み始めて、ほぼ全身麻痺の犯罪学者が登場して初めて気づきました!うわー、そうだったのか!私はこの短編集大好きです。
本当に捻りが効いていて、さすが!という感じです。こんなにワクワスするミステリーは久しぶりだったので星5つです!
私の一番のお気に入りは「被包含犯罪」です。通勤中の読み物として読んでいましたが、電車を降りたくなくなってしまいました。笑
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No.41:
(5pt)

全部面白い

作者はもともと長編を得意とすると聞きますが、この短編集はどれもが面白く、そんなことは感じさせませんでした。
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No.40:
(5pt)

どれも面白くて一気読みしました

話に聞く通り、どの作品も意外なドンデン返しばかりで、あっという間に読み終えました。
最後が分かっても、また読み返したくなるのが、本当の良い推理小説ではないかと思うのですが、
これはそんな一冊だと思います。短編集なので、ちょっとした時間の合間にも読めるし
どこからでも読めるのが良いところですね。
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No.39:
(5pt)

騙される快感

海外ミステリーを紹介する時に何作品か頭に浮かぶが、ジェフリー・ディーヴァーの「クリスマス・プレゼント」もその一冊だ。
外国人の名前が覚えられない。一冊が長い。敬遠されることの多い海外文学だが、どんでん返しの名士が送る珠玉の短編集はそれらの問題を解消してくれる。
一編が短く、登場人物の数はコンパクト、最後には予測不能の結末が待ち受ける。
映画「ボーンコレクター」(1999年)を観た人にはキャラクターがイメージしやすいので気軽に手に取ってもらえた。映画から20年ほど経ってこの紹介の仕方は厳しくなったが、ディーヴァー作品の面白さに陰りはない。
軽快でユーモラス、意味深な語りで読む側を物語に引き込む。人間味溢れるキャラクターが織り成す物語は残り数ページで予測不可能な結末を迎える。ぐにゃりと世界が引っ繰り返る様はまさに原題の「twisted」。「三角関係」の結末にはやられた!と膝を打った。

致命的な難点が一つある。
どう説明しても作中のどんでん返しを台無しにしそうで作品紹介ができないことだ。
面白さを伝えたいが、読む人のために語るまい。
騙される快感を味わってほしい。
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No.38:
(4pt)

どの作品もキレ味が良い

リンカーンライムシリーズでおなじみのディーヴァー氏の短編集。 洋題「ツイステッド」。 16作品、すべてハズレなし!どの短編もひねりがきいていて味わい深いです。 1つずつの作品が短いので読みやすく、通勤中のお供などに良いと思います。 私が気に入った作品は、「サービス料として」「三角関係」「釣り日和」です。
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No.37:
(4pt)

短編ながらクオリティの高い驚きあり

どんでん返しばかりの短編集ということがまず念頭にあり、騙されないぞと思って挑んだにも関わらず完敗でした。
この作者の小説は初めてですがこんなに短いページ数でここまで痛快に騙されるといっそ清々しいくらいです。
短編でどんでん返しというと無理やりな力業のストーリーが多い中、本作はどれも納得いく形で騙してくれるので読後にあまりモヤモヤしないのも好印象。ただトリックの面でモヤモヤしないというだけで後味が悪い話はけっこうあります(笑)
一番面白かったのはリンカーンライム番外編のクリスマスプレゼント。シリーズは未読ですがそっちにも手をつけてみたいと思わせるほど短編ながら展開が二転三転する骨太なストーリーです。
次点でパインクリークの未亡人、三角関係でしょうか。個人的には一番最初の話がやや期待外れだったのですが、二話、三話と話が重なるごとにどんどん面白くなり目が離せなくなっていきました。
短編は10作以上収録されていますがどれも甲乙つけがたい作品ばかりです。短時間で濃密な世界を楽しみたい方におすすめ。
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No.36:
(4pt)

玉石混交だが、玉のレベルは高い

ディーヴァーには「コフィン・ダンサー」の壮絶などんでん返しにあっと言わされたものだが、この短篇集でもどんでん返しを味わえるということで、読んでみた。でも短編のどんでん返しなら、日本には連城三紀彦がいたからなぁ。はたして…。

結果、3割ぐらいは投げ飛ばされた。ヒット率としては標準的だが、すごいホームランが2,3編あったので、星4つ。ただ構成を反転させるだけでなく、さらに二転三転させたりどんでん返しを活かすための演出が上手かった。他のはどんでん返しに注意して読むとそんなに驚けないので内容紹介の文句を見なおしたほうが良いと思う。ポーカーレッスンはさらにワンパターンになってるとの評もあり、どうするか迷うな。

以下、寸評。
「ジョナサンがいない」一行でストーリーを覆す手腕がすごい。
「ウィークエンダー」凡作。
「サービス料として」これも好きだな。そういう方向に話を持っていくのかーと感嘆した。
「ビューティフル」騙すためのセリフが不自然だし、オチが完全に読めるので、興ざめ。
「身代わり」この短篇集のコンセプトを考えれば、オチは読めてしまう。
「見解」だからどうした。という展開。
「三角関係」確かに騙されるが、ミスディレクションの王道だからなー。あまり良い出来とは思わない。でもいくつか伏線が綺麗にはられている点は高評価。
「この世はすべてひとつの舞台」驚きとかはないが、シェイクスピアをうまく題材に使っている。
「釣り日和」これもオチは読めるが、つり場で男と対峙するシーンの空気感や、娘の扱いがものすごくうまい。
「ノクターン」登場人物もイキイキしてるし、いい話なんだけど、それだけ。
「被包含犯罪」最後の切り札は唐突すぎるのでは?評価できない。
「宛名のないカード」そんな上手くいくわけないだろー、と思ってしまう。話としては好きだが。
「クリスマスプレゼント」ライム&アメリアシリーズは短編には向かないな。。。悪くないのだがキャラクタのやりとりに比重が置かれてしまう気がする。
「超越した愛」凡作。ほとんど印象に残ってない。
「パインクリートの未亡人」短編でここまで2転3転させてくれるとにんまりしてしまう。
「ひざまずく兵士」この作品の中ではベスト3に入る。どんでん返し自体よりも最後の少女のセリフに驚愕!!
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No.35:
(4pt)

いい状態でした

少し前に出版された本だったので、痛んでいても仕方ないと考えていましたが、良い状態で受け取りました。
このため、楽しんで読むことが出来ました。
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No.34:
(5pt)

完璧!

また機会があればよろしくお願いします。
完璧!でした。
GOOD!
エクセレント!
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No.33:
(4pt)

切れ味の良い佳作多し

ほとんどの物語が家族を中心とした記事かな人々の出来事をテーマに扱っている(もちろん違うものもある)。
 最後のどんでん返しは、保守的な家族像の予断をことごとく裏切るもので、若干身構えながら読むようになる(今度はだまされないぞ!)。でもしてやられるのである。見事。自分がいかに先入観の多い人間か再認識させられる。
 
 筆者の言うように読後感の良い作品ばかりではない。その点、同じ筆者の長編作とは違うようだ。

 翻訳もこなれて読みやすい。
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No.32:
(4pt)

短編作家に転向を勧める

無理、無駄なトリックを重ねる長編よりも短編がJ.ディーヴァーにはふさわしい。暇つぶしにはもってこいの作品が多い。
 S.キングの好短編集の作品に少しタッチが似ていなくもないところがいい。
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No.31:
(5pt)

表題作ほか、モラルハラスメントを如実に描く作品群に拍手

表題作ほか「ジョナサンがいない」、「三角関係」など、モラルハラスメントあるいはDVに耐え抜いた女とその子どもの複雑な心理描写を取り上げた作品が多いところに興味もちました。
離婚率急上昇のなか、家族のありかたと子どもの気持ちについて考えさせられるところの多い短編集。ミステリーに手に汗握るというよりも、人生観変わる1冊です。
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No.30:
(5pt)

A lot of fun...

I am a huge Jeffery Deaver fan, and I thoroughly enjoyed this one. It is a bunch of short stories with excellent twists as the book title suggests, and each story features coloful characters. I actually read the part two, More Twisted, before I read this one, and both are equally stunning. I am currently reading "The Burning Wire" and love all his novels but short stories can be a real treat to read once in a while and "Twisted" series certainly do not disappoint.
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No.29:
(5pt)

短編小説に魅せられた最初の一冊

内容の濃いお話が16篇も収められて10ドルにも満たないこの1冊は、今世紀最大のお値打ち品、それを手にした私は世界一の果報者。例えばタイトル Triangle での経験を私勝手にお話しいたしますと、ときどき感じる文章表現の違和感にアレ?アレ?と思いながらも立ち止り、手お休め、内容吟味、熟考するゆとりを与えることなく次の展開へと導く作者のテクニック、もしもこれが著者と読者の戦いだとしたら私の完敗でした。そんな作品が16篇も詰まった1冊。ものすごく魅力的ではありませんか?もちろん次作品 More Twisted も衝動的に買ってしまった私がいます。
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No.28:
(4pt)

短編も良い

まえがきに書いてあるが、米国の短編TVドラマシリーズ「ミステリーゾーン」を彷彿とさせます。
各作品が異なった趣をもっており、それぞれ楽しめます。リンカーン・ライムシリーズファンとしては、クリスマス・プレゼントも読めますし。ただし、お得意のドンデン返しが、読めてしまうものもあったので、マイナス1点です。
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No.27:
(5pt)

デーヴァー初心者には一番かも

今まで読んだ短編ものの中で、一番楽しめました。
デーヴァーは、まだ読んだことが無いので
何も先入観も無かったのが、良かったのかもしれません。

まず、一番最初の
『ジョナサンがいない』で、アッパーを喰らい。
『三角関係』では、裏切られた!!と、イイ意味でにんまりとさせられ
『ひざまづく兵士』は、あーそう来るか!!と唸り
『釣り日和』では、なんだ、そうだったのか!!と。

初心者だからこそかもしれませんが、16編全て楽しめました。
噂にたがわぬデーヴァー作品です。
気負い無く読める短編集としては、買って正解の一冊でした。

今度は、長編を読みたいと言う気持ちにさせられました。
作品の順を追って、読んでいきたいと思います。
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No.26:
(4pt)

短篇ミステリーを書きたい人には最高の教科書です!

どの作品もうまく練られた短篇ばかりです。「意外性」と「ひねり」というミステリー短篇にはかかせない要素がふんだんです。もちろん、「どんでん返し」という決め技もあります。後で読み返してみると、作者の短篇ミステリーにつぎ込んだ技術に触れることができます。長編ミステリーならばひとつのストーリーだけですが、短篇集となるとストーリーがたくさんあるので、何度か読み返すと自然に作者のミステリーの技の数々、ストーリーの作り方まで見ることができます。

どの話もうまくできています。そして、どのストーリーもいかにもアメリカ(ハリウッド)的です。いい意味でも悪い意味でも、アメリカのミステリーであり、間違ってもヨーロッパ的ではありません。娯楽としてのハリウッド(アメリカ)は、やはり作りかたはさすがです。そういった良質のアメリカン・ショート・ミステリーの見本的な作品集だと思います。そういった意味でこの本は、どちらかというとショート・ミステリーを書きたい人がどんどんと読むといい本なのではないでしょうか。小説を書きたい人にとっては、最高の教科書になると思います。ディーン・クーンツの「ミステリーの書き方」と合わせて読んだらもっといいでしょう。

ただ楽しみに読みたいという人はちょっときついかもしれません。ちょっと憂鬱になるような話ばかりです。最後の「ひざまずく兵士」などその典型で、ストーリーだけを追えばとてもやりせない話で、家族には救いがありません。ですが、ストーリーは置いておいて、意外なストーリー展開、伏線の張り方、うまい結末のつけかたなど、高度なミステリー技術の数々は舌をうならせるほどに絶妙です。そういう読み方ができる人にとっては本書は最良です。
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