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(短編集)
クリスマス・プレゼント
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クリスマス・プレゼントの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 1~20 1/3ページ
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短編ですが、気を抜くと登場人物の関係がわからなくなるので、一編一編読み切ることができる時間の余裕が必要です。ひねりまくるので、読み飛ばすと結局冒頭から読み直す羽目になる。もっとも、「三角関係」だけは丁寧に読み終えた直後に再読を余儀なくされました。再読するとヒントはちゃんと混ぜており、なるほどこう来たか、という感じです。著者のしたり顔が脳裏に浮かんでちょっと悔しい。 | ||||
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初の海外ミステリーですが、とても面白くて読みやすいです。 翻訳の方の力もあるのかもしれないですね。どの話もわくわくしながら読みすすめる事が出来ました!また、ディーバーさんの短編を読むつもりです。 | ||||
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ステイホーム用で買ったが、期待したほどではなかったです。あくまで私の好みということです。 短編なのに眠くなりました。 | ||||
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しばらくジェフリー・デーバーの本を読まなかったので久しぶりに本書『クリスマス・プレゼント』を入手して読むことにした。 著者ジェフリー・デーバーの初めての短編集であったから興味を持ったので読むことにしたのである。 評者が以前に読んだ短編集『ポーカー・レッスン」の序文と全く同じことを本書の「まえがき」で著者が書いていたので下の・・・・・内に転載したい。 ・・・・・ 短編小説の醍醐味は、ジェットコースターみたいな波瀾万丈のストーリー展開ではない。登場人物について時間をかけて学び、その人物を愛し、あるいは憎むことでもない。舞台となった土地の、入念な描写によって作り上げられた独特の雰囲気でもない。短編小説は、たとえるなら、狙撃手の放った銃弾だ。速くてショッキングなものだ。そこでは、善を悪として、悪をさらなる悪として、そして何より痛快なことには、究極の善を究極の悪として描くことさえできる。 ・・・・・ 『ポーカー・レッスン』を読んだときに評者が書いたレビューと同じことを書くことになるが、本書の16編掲載されてどの作品もたしかに著者の意図したようなストーリーであり、多分ミステリ好きではない読者でも楽しめるだろう。 が、裏返して言わせてもらえばミステリ好きには、作品としてあまり評価されないかもしれない。 評者が本書中の作品でトップとして挙げたいのは『この世はすべてひとつの舞台』でした。 評者の好みだけかも知れないが、この作品はシェクスピア時代のロンドンを背景にした奇抜なアイデアとエスプリの効いた作品である。 次に挙げたいのは、『ノックターン』だった。 新米の警官の機転で読者に与えるエンディングのカタルシスは、これぞ短編と評価したい作品であった。 『三角関係』でのピートの最期の言葉「ハイキングはどうかな。コロラドに行こうよ。二人きりで」という言葉に読者は背筋が寒くなったのではないだろうか。 評者がこの短編集で評価したのは、この三作品(星5ヶ進呈)であった。 | ||||
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この歳になってくると、上・下刊の分厚い長編推理小説には、手が出しにくい。その点、本書は短編集なので読みやすい。 ここに収められた短編すべてが傑作、という訳ではないが、それなりに水準は高い。私のお気に入りは、「三角関係」という一編。英語には、尊敬語も謙譲語も、男性言葉も女性言葉も、区別が無い。目上の人には、最後に「サー」を付ける。丁寧語は語尾に、「プリーズ」を付けるといった具合だ。 推理小説の叙述トリックで、男女の性別を混同させるというのがある。日本語は男女の言葉遣いで、性別の区別が付くので、性別を誤解させる、というトリックを使う場合は、例えば女性に男っぽい言葉遣いをさせて、男性と誤解させて、種明かしで、実はこの女性は、男の子が欲しかった両親から、男性として育てられた、とかなんとか最後の種明かしで、苦しい?言い訳を作者がすることになる。 その点、英文はこうしたトリックが使いやすい。この「三角関係」では、ある種の叙述トリックが使われていて、このトリックは絶対に、小説でしか有効でないトリックである。 いけないけない、これ以上はネタバラシになるので、本書を読んで、騙される快感に浸ってください。 | ||||
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あの「ボーン・コレクター」のジェフリー・ディーヴァーの作品だと知らずに読み始めて、ほぼ全身麻痺の犯罪学者が登場して初めて気づきました!うわー、そうだったのか!私はこの短編集大好きです。 本当に捻りが効いていて、さすが!という感じです。こんなにワクワスするミステリーは久しぶりだったので星5つです! 私の一番のお気に入りは「被包含犯罪」です。通勤中の読み物として読んでいましたが、電車を降りたくなくなってしまいました。笑 | ||||
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作者はもともと長編を得意とすると聞きますが、この短編集はどれもが面白く、そんなことは感じさせませんでした。 | ||||
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話に聞く通り、どの作品も意外なドンデン返しばかりで、あっという間に読み終えました。 最後が分かっても、また読み返したくなるのが、本当の良い推理小説ではないかと思うのですが、 これはそんな一冊だと思います。短編集なので、ちょっとした時間の合間にも読めるし どこからでも読めるのが良いところですね。 | ||||
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海外ミステリーを紹介する時に何作品か頭に浮かぶが、ジェフリー・ディーヴァーの「クリスマス・プレゼント」もその一冊だ。 外国人の名前が覚えられない。一冊が長い。敬遠されることの多い海外文学だが、どんでん返しの名士が送る珠玉の短編集はそれらの問題を解消してくれる。 一編が短く、登場人物の数はコンパクト、最後には予測不能の結末が待ち受ける。 映画「ボーンコレクター」(1999年)を観た人にはキャラクターがイメージしやすいので気軽に手に取ってもらえた。映画から20年ほど経ってこの紹介の仕方は厳しくなったが、ディーヴァー作品の面白さに陰りはない。 軽快でユーモラス、意味深な語りで読む側を物語に引き込む。人間味溢れるキャラクターが織り成す物語は残り数ページで予測不可能な結末を迎える。ぐにゃりと世界が引っ繰り返る様はまさに原題の「twisted」。「三角関係」の結末にはやられた!と膝を打った。 致命的な難点が一つある。 どう説明しても作中のどんでん返しを台無しにしそうで作品紹介ができないことだ。 面白さを伝えたいが、読む人のために語るまい。 騙される快感を味わってほしい。 | ||||
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やっぱ、長編のがすきだな。と言ってしまおう。 本書は本書で楽しいが、自分の場合「ジェフリー・ディヴァー」に期待するのは「緻密な積み上げ」の上での「どんでん返し」らしい。 文を味わう前にオチが来てしまう感じが物足りず。 が、「長編と短編と言うのは別の系統」と思っている自分としては「短編でもこれだけの水準で書けるなんて」の感嘆と賛辞は惜しまない | ||||
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どんでん返しに期待しましたが、 やっぱり外国の短編ミステリーって読みずらいんです、 一つか二つくらいでした、何とか驚いたのは。 | ||||
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リンカーンライムシリーズでおなじみのディーヴァー氏の短編集。 洋題「ツイステッド」。 16作品、すべてハズレなし!どの短編もひねりがきいていて味わい深いです。 1つずつの作品が短いので読みやすく、通勤中のお供などに良いと思います。 私が気に入った作品は、「サービス料として」「三角関係」「釣り日和」です。 | ||||
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どんでん返しばかりの短編集ということがまず念頭にあり、騙されないぞと思って挑んだにも関わらず完敗でした。 この作者の小説は初めてですがこんなに短いページ数でここまで痛快に騙されるといっそ清々しいくらいです。 短編でどんでん返しというと無理やりな力業のストーリーが多い中、本作はどれも納得いく形で騙してくれるので読後にあまりモヤモヤしないのも好印象。ただトリックの面でモヤモヤしないというだけで後味が悪い話はけっこうあります(笑) 一番面白かったのはリンカーンライム番外編のクリスマスプレゼント。シリーズは未読ですがそっちにも手をつけてみたいと思わせるほど短編ながら展開が二転三転する骨太なストーリーです。 次点でパインクリークの未亡人、三角関係でしょうか。個人的には一番最初の話がやや期待外れだったのですが、二話、三話と話が重なるごとにどんどん面白くなり目が離せなくなっていきました。 短編は10作以上収録されていますがどれも甲乙つけがたい作品ばかりです。短時間で濃密な世界を楽しみたい方におすすめ。 | ||||
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ディーヴァーには「コフィン・ダンサー」の壮絶などんでん返しにあっと言わされたものだが、この短篇集でもどんでん返しを味わえるということで、読んでみた。でも短編のどんでん返しなら、日本には連城三紀彦がいたからなぁ。はたして…。 結果、3割ぐらいは投げ飛ばされた。ヒット率としては標準的だが、すごいホームランが2,3編あったので、星4つ。ただ構成を反転させるだけでなく、さらに二転三転させたりどんでん返しを活かすための演出が上手かった。他のはどんでん返しに注意して読むとそんなに驚けないので内容紹介の文句を見なおしたほうが良いと思う。ポーカーレッスンはさらにワンパターンになってるとの評もあり、どうするか迷うな。 以下、寸評。 「ジョナサンがいない」一行でストーリーを覆す手腕がすごい。 「ウィークエンダー」凡作。 「サービス料として」これも好きだな。そういう方向に話を持っていくのかーと感嘆した。 「ビューティフル」騙すためのセリフが不自然だし、オチが完全に読めるので、興ざめ。 「身代わり」この短篇集のコンセプトを考えれば、オチは読めてしまう。 「見解」だからどうした。という展開。 「三角関係」確かに騙されるが、ミスディレクションの王道だからなー。あまり良い出来とは思わない。でもいくつか伏線が綺麗にはられている点は高評価。 「この世はすべてひとつの舞台」驚きとかはないが、シェイクスピアをうまく題材に使っている。 「釣り日和」これもオチは読めるが、つり場で男と対峙するシーンの空気感や、娘の扱いがものすごくうまい。 「ノクターン」登場人物もイキイキしてるし、いい話なんだけど、それだけ。 「被包含犯罪」最後の切り札は唐突すぎるのでは?評価できない。 「宛名のないカード」そんな上手くいくわけないだろー、と思ってしまう。話としては好きだが。 「クリスマスプレゼント」ライム&アメリアシリーズは短編には向かないな。。。悪くないのだがキャラクタのやりとりに比重が置かれてしまう気がする。 「超越した愛」凡作。ほとんど印象に残ってない。 「パインクリートの未亡人」短編でここまで2転3転させてくれるとにんまりしてしまう。 「ひざまずく兵士」この作品の中ではベスト3に入る。どんでん返し自体よりも最後の少女のセリフに驚愕!! | ||||
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「ひねり」が二転三転あたりまえのジェフリー・ディーヴァーによる短編集です。ディーヴァーの長編は読んだこがありましたが、短編は初めてです。さすがディーヴァーらしく、短編でも二転三転するプロットは見事です。個人的には、最後まで読者をうまくミスリードさせてくれる「三角関係」と、みずみずしいニューヨークの夜の雰囲気を感じさせ、優れた余韻を残す「ノクターン」が好きですね。 しかしながら、若干、期待はずれのような感じがしなくもありません。どれもこれも良くできてはいるのですが、悪く言えば、職人的巧みさで、イメージの豊かな広がりはありません(唯一、良かったのが上にあげた「ノクターン」)。比べるのは野暮なのですが、自分にとっては思い出深いクライブ・バーカーの『ミッドナイト・ミートトレイン』収録のツイストとユーモアがきいた「下級悪魔とジャック」や圧倒的なイメージの「丘に、町が」なんかを期待してしまうと、どうしても淡白な味わいです。それでも、それなりに面白いことには変わりありませんが。 | ||||
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少し前に出版された本だったので、痛んでいても仕方ないと考えていましたが、良い状態で受け取りました。 このため、楽しんで読むことが出来ました。 | ||||
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また機会があればよろしくお願いします。 完璧!でした。 GOOD! エクセレント! | ||||
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ほとんどの物語が家族を中心とした記事かな人々の出来事をテーマに扱っている(もちろん違うものもある)。 最後のどんでん返しは、保守的な家族像の予断をことごとく裏切るもので、若干身構えながら読むようになる(今度はだまされないぞ!)。でもしてやられるのである。見事。自分がいかに先入観の多い人間か再認識させられる。 筆者の言うように読後感の良い作品ばかりではない。その点、同じ筆者の長編作とは違うようだ。 翻訳もこなれて読みやすい。 | ||||
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無理、無駄なトリックを重ねる長編よりも短編がJ.ディーヴァーにはふさわしい。暇つぶしにはもってこいの作品が多い。 S.キングの好短編集の作品に少しタッチが似ていなくもないところがいい。 | ||||
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評価が高かったのでこの作者の小説を初めて読みましたが、ありきたりでつまらない。 どんでん返しと言うけれど、どこが? 人物像も捻りがなさすぎる。 単調で、ラストに辿り着くたびに「だから?」と言いたくなるオチ。 期待して読み始めたけど、残念。 | ||||
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