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白の祝宴
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白の祝宴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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どうせならやっぱり「源氏物語」の方をテーマにしてくれた方が嬉しかったかな…。 「日記」の方は「つまらなくて途中で挫折」し、そのまま読んでないんでw 本書だけで充分推察は出来るし、内容が「日記」を読んでなくては分からないって訳ではないのですが、「源氏」テーマで「実は…」を期待したんで、ちょっとあてを外された読後感です。 | ||||
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前作(千年の黙 異本源氏物語 (創元推理文庫))に続いて読んでみました。物語の展開や形式は前作と同じです。プロットの込み入り方とわかりにくさも前作と似ています。もっともこの題名と副題が2重の謎を暗示しているといっていいでしょう。 時代は前作に含まれた二つの作品の間にはさまれた時代です。つまり紫式部日記の時期を舞台としています。そして紫式部日記の成立並びに作品自体に含まれている謎の作者による創造的な解読です。ミステリーに伴う事件の謎は込み入っており、たどっていくのが一筋縄ではいきません。でも事件を超えた大きな謎の解読は見事な仮説と解釈です。そんなことより、作者のスタイルで気に入っているのは、序章と終章で呈示される広い歴史的なパースペクティヴです。ここでは、紫式部日記という作品が作者の手を離れて持った運命が見事に位置づけられています。ところで、紫式部を舞台した次の作品は出るのかな。 | ||||
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