二流小説家

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評判

二流小説家の評価:

3.55/5点 レビュー 100件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.55pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全193件 121〜140 7/10ページ
No.73
(4pt)

ハラハラして読んだけれど真相に難あり

読後からしばらく経っています。
それでもレビューは一応しておこうかと思い、書く事にしました。
評判の高さが気になったので、読もうかどうか迷っている方の参考になればと思って。

最後のほうまでドキドキハラハラして読みました。
読み終えるのが惜しいような気すらしました。

純粋に、おもしろい。

ミステリーとして読まなければ。

真相が明かされて感じたのは、残念な気持ち。
意外性はあった。
でも、その意外性の理由は、その犯人には一連の事件の実行は不可能だっただろうから。
その人物でも犯行が可能であった理由のようなものが述べられていますが、あの程度では、時間的余裕がたいして無い中であれだけの事をしてのけられる説明にはなっていないと思います。
率直な感想は、あの人には無理でしょ、です。

上記の理由で、ミステリーファンにはおすすめできない一冊です。
新書にしては、確かに分厚いですが、高いし。
でも、最後のほうまではおもしろく読んだので、個人的には損をしたとは思っていません。
だから、満点ではないけれど高評価させていただきます。

しかし、あくまでもエンターテインメント作品です。
文学的作品としては読めません。
そのくせミステリーとしても読めない。
この作者はどこに行きたいのか、と思ったりもします。
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151795014
No.72
(4pt)

ハラハラして読んだけれど真相に難あり

読後からしばらく経っています。
それでもレビューは一応しておこうかと思い、書く事にしました。
評判の高さが気になったので、読もうかどうか迷っている方の参考になればと思って。

最後のほうまでドキドキハラハラして読みました。
読み終えるのが惜しいような気すらしました。

純粋に、おもしろい。

ミステリーとして読まなければ。

真相が明かされて感じたのは、残念な気持ち。
意外性はあった。
でも、その意外性の理由は、その犯人には一連の事件の実行は不可能だっただろうから。
その人物でも犯行が可能であった理由のようなものが述べられていますが、あの程度では、時間的余裕がたいして無い中であれだけの事をしてのけられる説明にはなっていないと思います。
率直な感想は、あの人には無理でしょ、です。

上記の理由で、ミステリーファンにはおすすめできない一冊です。
新書にしては、確かに分厚いですが、高いし。
でも、最後のほうまではおもしろく読んだので、個人的には損をしたとは思っていません。
だから、満点ではないけれど高評価させていただきます。

しかし、あくまでもエンターテインメント作品です。
文学的作品としては読めません。
そのくせミステリーとしても読めない。
この作者はどこに行きたいのか、と思ったりもします。
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018456
No.71
(1pt)

アメリカの良識

最優秀新人賞「候補作」。
つまり新人賞にノミネートされたが落選した作品。
これがこの本の正当な評価であり、この評価を下したアメリカの良識を称えたい。

この年の「新人」の中でも次点以下でしかないこの作品を日本の出版社は異常なベタぼめしまくりで、
宝島社「このミス」1位、週刊文春でも年間1位、版元早川の「ミステリ読みたい」でも年間1位だという。
本当かよ、それじゃ他のミステリは全部これ以下だってことなのか?
日本の出版社のミステリ評がいかにアテにならないか、を如実に示すサンプルとしての価値は高い。

タイトルどおり、どうってことのない二流ミステリ。
新刊で買う価値はありません。
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151795014
No.70
(1pt)

アメリカの良識

最優秀新人賞「候補作」。
つまり新人賞にノミネートされたが落選した作品。
これがこの本の正当な評価であり、この評価を下したアメリカの良識を称えたい。

この年の「新人」の中でも次点以下でしかないこの作品を日本の出版社は異常なベタぼめしまくりで、
宝島社「このミス」1位、週刊文春でも年間1位、版元早川の「ミステリ読みたい」でも年間1位だという。
本当かよ、それじゃ他のミステリは全部これ以下だってことなのか?
日本の出版社のミステリ評がいかにアテにならないか、を如実に示すサンプルとしての価値は高い。

タイトルどおり、どうってことのない二流ミステリ。
新刊で買う価値はありません。
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018456
No.69
(4pt)

サービスが盛りだくさん

ポルノ・SF・ヴァンパイア・ハードボイルドと色々なペンネームでハリー・ブロックが死刑囚から告白本を依頼されたものの、殺人事件に巻き込まれていく。

文中に入れ子の様に差し込まれるハリーによる色々なジャンルの小説がおもしろく、これだけでもう数編小説が書けるのではと思わせるサービスぶり。

ハリーを取り巻く女性がとても魅力的。しっかりものの女子高校生、被害者の双子の姉であるストリッパー、ヴァンパイア小説ファンの弁護士助手。

事件解決語のちょっとくどいかなぁと思わせるエピソードが作者の更なるサービス精神なのだろう。

知的で凝った作風なので、2作目、3作目が更に楽しみな作家です。
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151795014
No.68
(4pt)

サービスが盛りだくさん

ポルノ・SF・ヴァンパイア・ハードボイルドと色々なペンネームでハリー・ブロックが死刑囚から告白本を依頼されたものの、殺人事件に巻き込まれていく。

文中に入れ子の様に差し込まれるハリーによる色々なジャンルの小説がおもしろく、これだけでもう数編小説が書けるのではと思わせるサービスぶり。

ハリーを取り巻く女性がとても魅力的。しっかりものの女子高校生、被害者の双子の姉であるストリッパー、ヴァンパイア小説ファンの弁護士助手。

事件解決語のちょっとくどいかなぁと思わせるエピソードが作者の更なるサービス精神なのだろう。

知的で凝った作風なので、2作目、3作目が更に楽しみな作家です。
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018456
No.67
(1pt)

ミステリーという程ではない

レビューに多さに期待して購入。
翻訳家のフィルターを通しているからか、文章がすらすらと頭の中に入って来辛い印象。
それでも、何かとてつもない 大どんでん返しが有るのではないかと、最後まで我慢して
読み進めて行きましたが、胸をすく様な仕掛けは何処にも見当たらず……。
私の理解力が無いのか…または原文で読んだら面白い言葉遊びなどが在るのかも知れませんが。

これは1900円も掛けて購入する意味がなかったなぁ…と思ってしまいました。
主人公に特に魅力も感じませんでしたし、話中、唯一魅力的だと感じたのはクレア(女子高校生)でした。

装幀はお洒落なので本棚のオブジェとして使用するには良いかもしれません。
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151795014
No.66
(1pt)

ミステリーという程ではない

レビューに多さに期待して購入。
翻訳家のフィルターを通しているからか、文章がすらすらと頭の中に入って来辛い印象。
それでも、何かとてつもない 大どんでん返しが有るのではないかと、最後まで我慢して
読み進めて行きましたが、胸をすく様な仕掛けは何処にも見当たらず……。
私の理解力が無いのか…または原文で読んだら面白い言葉遊びなどが在るのかも知れませんが。

これは1900円も掛けて購入する意味がなかったなぁ…と思ってしまいました。
主人公に特に魅力も感じませんでしたし、話中、唯一魅力的だと感じたのはクレア(女子高校生)でした。

装幀はお洒落なので本棚のオブジェとして使用するには良いかもしれません。
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018456
No.65
(4pt)

この饒舌さは心地よい

一人称語りの饒舌さと軽いノリの展開に戸惑いを覚えつつ、それでも9年も付き合ったジェインとの別れ方(捨てられ方)はそうだよなと同情し、頁を繰る速度が快調なのはひょっとして面白いかも知れないなという期待を持たせた。

ポケミスを読むのは久しぶりだったので、この快調さは良い意味でも悪い意味でも驚いた。これは章の短さと、青木千鶴さんの訳の上手さも大いに貢献していると思う。

饒舌さが揺りかごに乗っているような心地よさを感じた頃、不意に目を覚ませる事件が発生し、改めてミステリを読んでいたのだと納得する。

本書の登場人物は少ないが、女子高生やストリッパーや弁護士助手の女性が魅力的に描かれている反面、どうもいけ好かない奴等は本当に悪人だったりして、そういうところが判り易かった。

とはいえ、ラスト辺りの77章で意想外の展開になるのだが、この人物が「おもな登場人物」に記載されていなのはやや公平さを欠くのではないか。ペンネームを省き、被害者遺族の面々を入れた方が目眩ましの効果があったのではないかと思う。

ただ、最後まで饒舌さは健在で、結局また一人になるものの、一皮剥けたというか、逞しくなった印象が読後感を爽やかにしている。
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151795014
No.64
(4pt)

この饒舌さは心地よい

一人称語りの饒舌さと軽いノリの展開に戸惑いを覚えつつ、それでも9年も付き合ったジェインとの別れ方(捨てられ方)はそうだよなと同情し、頁を繰る速度が快調なのはひょっとして面白いかも知れないなという期待を持たせた。

ポケミスを読むのは久しぶりだったので、この快調さは良い意味でも悪い意味でも驚いた。これは章の短さと、青木千鶴さんの訳の上手さも大いに貢献していると思う。

饒舌さが揺りかごに乗っているような心地よさを感じた頃、不意に目を覚ませる事件が発生し、改めてミステリを読んでいたのだと納得する。

本書の登場人物は少ないが、女子高生やストリッパーや弁護士助手の女性が魅力的に描かれている反面、どうもいけ好かない奴等は本当に悪人だったりして、そういうところが判り易かった。

とはいえ、ラスト辺りの77章で意想外の展開になるのだが、この人物が「おもな登場人物」に記載されていなのはやや公平さを欠くのではないか。ペンネームを省き、被害者遺族の面々を入れた方が目眩ましの効果があったのではないかと思う。

ただ、最後まで饒舌さは健在で、結局また一人になるものの、一皮剥けたというか、逞しくなった印象が読後感を爽やかにしている。
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018456
No.63
(1pt)

斜め読み

エンターテイメント系の前評判のあてにならないことと言ったら!
ああ、だまされた、もう2度と書評も帯の文句も信じないぞ、と何度思ったことか。
本書で、だまされるのは最後にしよう。
つまり、もうエンタメ系、読むのやめようっと。日本のものも、海外のものも。
好きな作家・尊敬する作家が薦めているときだけ例外的に読もうっと。
書評家や編集者の言葉はいっさい信じないことにします。
人生の貴重な時間の無駄遣い。
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151795014
No.62
(1pt)

斜め読み

エンターテイメント系の前評判のあてにならないことと言ったら!
ああ、だまされた、もう2度と書評も帯の文句も信じないぞ、と何度思ったことか。
本書で、だまされるのは最後にしよう。
つまり、もうエンタメ系、読むのやめようっと。日本のものも、海外のものも。
好きな作家・尊敬する作家が薦めているときだけ例外的に読もうっと。
書評家や編集者の言葉はいっさい信じないことにします。
人生の貴重な時間の無駄遣い。
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018456
No.61
(4pt)

魅力的な登場人物たち。

登場人物も魅力的で、ハッとさせられるような文もあり
最後まで楽しく読めました。

冴えない二流小説家ハリーに共感できるか、
作中に散りばめられた作家論や芸術論に引き込まれるかどうか、が評価の分かれ目ではないでしょうか。
サスペンス部分にもうひと驚きがあったり、作中のSFやヴァンパイア小説が事件や登場人物の関係にリンクされていれば
最高だったんですが。(墓場で美女に裏切られる小説は事件のミスリードを匂わせて素敵でした)

ラストの主人公の言葉について疑問を持たれたレビューがありましたが、自分も一読した時はよく解らなかったのですが、
あれは現実の読者である私たちに向けた言葉ではなくハリーの小説を読んでいるであろう作中の読者に向けて
これはフィクションではなく、本当に起きた物語だと示唆する言葉だったのではないでしょうか。

つまり、この小説自体がハリーの書いた小説であって、冒頭からハリーは私たちにではなく作中の読者に語りかけていたのではないかと・・・、
思ったのですがどうでしょうか。
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151795014
No.60
(4pt)

魅力的な登場人物たち。

登場人物も魅力的で、ハッとさせられるような文もあり
最後まで楽しく読めました。

冴えない二流小説家ハリーに共感できるか、
作中に散りばめられた作家論や芸術論に引き込まれるかどうか、が評価の分かれ目ではないでしょうか。
サスペンス部分にもうひと驚きがあったり、作中のSFやヴァンパイア小説が事件や登場人物の関係にリンクされていれば
最高だったんですが。(墓場で美女に裏切られる小説は事件のミスリードを匂わせて素敵でした)

ラストの主人公の言葉について疑問を持たれたレビューがありましたが、自分も一読した時はよく解らなかったのですが、
あれは現実の読者である私たちに向けた言葉ではなくハリーの小説を読んでいるであろう作中の読者に向けて
これはフィクションではなく、本当に起きた物語だと示唆する言葉だったのではないでしょうか。

つまり、この小説自体がハリーの書いた小説であって、冒頭からハリーは私たちにではなく作中の読者に語りかけていたのではないかと・・・、
思ったのですがどうでしょうか。
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018456
No.59
(1pt)

前評判が高い分だけ、落胆も大きかった。残酷でグロテスクな描写も、度を越している

私は、NHK『週刊ブックレビュー』の『おすすめの一冊』で本書を知ったのだが、そこでは、「冗長ぎりぎりのところで本筋に戻ってくる」、「最後には、そんな一見、本筋とは全く無関係な話にも、意味があったことに気付かされる」というような趣旨のことが語られていた記憶がある。 

そんな訳で、私は、読む前からある程度の我慢は覚悟していたのだが、実際に読んでみると、「冗長ぎりぎり」どころか、しばしばうんざりさせられるほど冗長そのものだったし、二度読みしても、本筋にも作中作にも、冗長さの中に格別の意味を見い出せるようなものはなかった。 

また、残酷でグロテスクな描写も、度を越している。アメリカでは、テレビや映画でのこうした描写は厳しく規制されていると思うのだが、本書のような出版物は、誰でも買えてしまうのだろうか?私は、途中から、不快・気持ち悪いを通り越して正視に耐えないこうした描写は読み飛ばすようにしたのだが、青少年や繊細な人は、本書は読まない方がいいと思う。 

ミステリ的に見ても、「史上初の三冠達成」という本書の触れ込みに、どんなあっと驚く結末が待っているのだろうと、冗長さを我慢して、最終ページまで期待をかけて読んでみたのだが、結局は何もなく、ありふれた結末のまま終わってしまった。前評判が高い分だけ、落胆も大きかったといわざるを得ない。率直にいって、この程度の結末で史上初の三冠というのでは、どんなに評価が高い他の海外新作ミステリも、読む気がしなくなってしまう。 

ところで、最終ページの本当の最後の最後にある思わせ振りな記述がどうしても気になるのだが、これが『週刊ブックレビュー』でいうところの「思いもかけない結末」だとはとても思えない。念のため、インターネットで検索を掛けて相当数の書評を読んでみたのだが、この記述については、スルーしているか「よくわからない」といっているのが大半で、少なくとも、この意味を解説している書評は一つもなかった。
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151795014
No.58
(1pt)

前評判が高い分だけ、落胆も大きかった。残酷でグロテスクな描写も、度を越している

私は、NHK『週刊ブックレビュー』の『おすすめの一冊』で本書を知ったのだが、そこでは、「冗長ぎりぎりのところで本筋に戻ってくる」、「最後には、そんな一見、本筋とは全く無関係な話にも、意味があったことに気付かされる」というような趣旨のことが語られていた記憶がある。 

そんな訳で、私は、読む前からある程度の我慢は覚悟していたのだが、実際に読んでみると、「冗長ぎりぎり」どころか、しばしばうんざりさせられるほど冗長そのものだったし、二度読みしても、本筋にも作中作にも、冗長さの中に格別の意味を見い出せるようなものはなかった。 

また、残酷でグロテスクな描写も、度を越している。アメリカでは、テレビや映画でのこうした描写は厳しく規制されていると思うのだが、本書のような出版物は、誰でも買えてしまうのだろうか?私は、途中から、不快・気持ち悪いを通り越して正視に耐えないこうした描写は読み飛ばすようにしたのだが、青少年や繊細な人は、本書は読まない方がいいと思う。 

ミステリ的に見ても、「史上初の三冠達成」という本書の触れ込みに、どんなあっと驚く結末が待っているのだろうと、冗長さを我慢して、最終ページまで期待をかけて読んでみたのだが、結局は何もなく、ありふれた結末のまま終わってしまった。前評判が高い分だけ、落胆も大きかったといわざるを得ない。率直にいって、この程度の結末で史上初の三冠というのでは、どんなに評価が高い他の海外新作ミステリも、読む気がしなくなってしまう。 

ところで、最終ページの本当の最後の最後にある思わせ振りな記述がどうしても気になるのだが、これが『週刊ブックレビュー』でいうところの「思いもかけない結末」だとはとても思えない。念のため、インターネットで検索を掛けて相当数の書評を読んでみたのだが、この記述については、スルーしているか「よくわからない」といっているのが大半で、少なくとも、この意味を解説している書評は一つもなかった。
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018456
No.57
(5pt)

日本の翻訳ミステリーの各賞を総なめした傑作

海外ミステリーを総なめにした作品だが、噂にたがわぬ傑作だった。 売れない作家である主人公が連続殺人犯として服役中の囚人から告白本の出版を頼まれることからストーリーが始まる。 作中作として、主人公ハリーのSF小説、ポルノ小説などが組み合わされてストーリーが展開していくことになるが、全体としていろいろとてんこ盛りだがバラバラ感がなく、読者を離さない力はさすがなもの。 とはいえ、これほどこった構成にする必要があったかは疑問。 これが処女作とはすごい作家が現れたと思う。 2作目を期待して待ちたい。
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151795014
No.56
(5pt)

日本の翻訳ミステリーの各賞を総なめした傑作

海外ミステリーを総なめにした作品だが、噂にたがわぬ傑作だった。 売れない作家である主人公が連続殺人犯として服役中の囚人から告白本の出版を頼まれることからストーリーが始まる。 作中作として、主人公ハリーのSF小説、ポルノ小説などが組み合わされてストーリーが展開していくことになるが、全体としていろいろとてんこ盛りだがバラバラ感がなく、読者を離さない力はさすがなもの。 とはいえ、これほどこった構成にする必要があったかは疑問。 これが処女作とはすごい作家が現れたと思う。 2作目を期待して待ちたい。
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018456
No.55
(5pt)

ミステリー賞を総なめした傑作

海外ミステリーを総なめにした作品だが、噂にたがわぬ傑作だった。 売れない作家である主人公が連続殺人犯として服役中の囚人から告白本の出版を頼まれることからストーリーが始まる。 作中作として、主人公ハリーのSF小説、ポルノ小説などが組み合わされてストーリーが展開していくことになるが、全体としていろいろとてんこ盛りだがバラバラ感がなく、読者を離さない力はさすがなもの。 とはいえ、これほどこった構成にする必要があったかは疑問。 これが処女作とはすごい作家が現れたと思う。 2作目を期待して待ちたい。
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018456
No.54
(4pt)

クイーンズの狂気

映画を見ているように、ニューヨークや主人公ハリーをはじめとする登場人物が臨場感溢れて迫ってくる。大都会に暮らす現代人のストレスや孤独感と巧みに仕掛けられたトリック。死刑執行が迫っているダリアン・クレイの狂気。それぞれの生い立ちが丁寧に書かれていて犯罪小説でありながら現代社会の病巣を描きだし、知らず知らずに主人公に感情移入してしまう。二流小説家を自認?する主人公が執筆しているSF小説やバンパイア小説なども同時進行していて、一冊で多くの楽しみ方ができる。殺害シーンなどはあまりにリアルで、日本人作家のレベルとは明らかに違う。社会の底辺で喘ぐ人々が大都会ニューヨークで生きぬいていく厳しい現実を思うと、社会環境が犯罪の芽を生んでいる側面があると感じないではいられない。.
二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕 Amazon書評・レビュー: 二流小説家 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕より
4151795014